バスプロになるための8ステップ
バスプロになるのが将来の夢・目標です、というアングラーさんは非常に多いものです。夢や目標に向かっていくというのは困難なことですが、だからといって「やめておけ」という声に耳を貸す気はありません。知りたいのは、「どうやったらバスプロになれるのか」ということですよね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”How to Become a Professional Fisherman”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:wikihow.com ”How to Become a Professional Fisherman”by Kathy Sparrow,April 16, 2020
バスプロになりたい!この想いを持つ方は多くいらっしゃると思います。
バスプロになることにあたっては、賛否両論あるかと思います。色々な意見があります。
しかし、自分の将来や夢や目標に向かって進むとき、それがどんなゴールであれ、誰かしら批判をしてくると思いますし、なにかしら障害として立ちはだかるものでしょう。
人生って、そんなもんです。
私が思うに、重要なのは「その願いがかなわない理由」ではなく、「どうやったら達成できるのか」ということだけです。どうやったらいいのかさえ分かれば、無理かどうかは自分が決めたいのです。
将来の話というと若者向けの話に感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
今の時代、リスタートはいくつになっても可能な世の中になってきていると思いますし、実際にいまだにバスプロになりたいと考えている中高年の方は数多くいらっしゃいます。
これは私がこのブログで記事にしているアメリカのバスフィッシング業界の情報を集めていても定期的に上がっているトピックで、アメリカでも世代を問わず、バスプロになりたいと願うアングラーは増え続けているようですね。
まあ、実際問題として、将来のことを考えるのに無鉄砲に突っ走るだけというのは危険な行為ですし、今までお世話になってきた方々に恩をあだで返すようなことにもなりかねませんから、そこは慎重になった方がいいとは思います。
また、そもそもバスプロとは何だ?という定義の話にもなるのですが、それは難しい話だと思いますし、そんなこともどうでもいいのです。
バスプロを目指す方々にとって重要なのは本当に、どうやったら自分の目指すバスプロ像になれるのか、ということが知りたいだけだったりするんですよね。
この記事は、アメリカの質問&回答サイト「Wiki How」に寄せられたコラムで、フィッシングインストラクターのキャシー・スパロウ氏が、プロアングラーになるための8つのステップという投稿をされています。
このサイトは日本で有名な質問サイトとは違い、各ジャンルのプロがコラムを投稿し、それに対して出た質問に答えていくというスタイルのサイトです。
そこにはどんなことが書かれていたのか、ぜひ読んでみてください。
まずはスキルを磨くこと
釣り方を学ぶ
適切に釣りの技術を学ぶことは、プロアングラーになるための鍵です。 釣りをしている友人や家族に、適切な釣り場所の選び方、適切な道具の選び方、使用するテクニックや、釣る方法を教えてもらいます。 ヒントやアドバイスについては、近所のタックルショップなどで詳しい人に相談することもできます。
- 釣りをするときは公共の場で釣りをするようにしてください。 釣りが許可されていること、釣り禁止でないことなどを調べてください。
- 私有地で釣りをする場合は、その土地の利権を持っている土地所有者または個人から許可を得るようにしてください。
近所のフィールドから始める
釣りを始めたばかりであれば、小さなことから始めることが重要です。 近所の池、湖、川を探すことから始めます。 友人や家族に、どこで魚を釣るか、いつ行くのがよいかを尋ねます。 また、そのフィールドで釣れるルアーについて尋ねてもいいでしょう。
近所の釣りクラブに入会する
地元の釣りクラブなどに入り、他のアングラーと交流しながら学ぶというのは素晴らしい方法です。 多くの地域で、釣り大会などを主催し、他のアングラーと釣りをする機会を提供してくれるクラブやコミュニティがあります。 近所に釣りクラブ的なものがあるかどうか調べてみてください。
魚種をバスに絞る
バスプロは、バスを釣ることに焦点を当てることでキャリアを築いてきました。 魚の種類が異なれば、釣り方も異なります。 バスプロを目指すならバスに焦点を当てて、そのために必要な技術やルアーを習得してください。
プロとしての経験を積むこと
トーナメントに出る
プロアングラーとしての経験を築くには、トーナメントに参加するのが最適です。 大規模なトーナメントに参加する必要はありません。どんな規模のトーナメントでも、スキルを伸ばすために必要な経験が得られるからです。 賞金が少なくても、ローカルトーナメントへの参加を検討してください。
ローカル、地方、全国、そして世界のトーナメントに参加してみてください。
ほとんどのトーナメントでは多少の参加費がかかりますが、コミュニティトーナメントなど、参加者が料金を支払う必要がないものもあります。
- 一部のトーナメントでは、いきなり出場はできず下位のランクから昇格する必要があることに注意してください。
スポンサーを探す
プロアングラーとなれば、通常は大企業がスポンサーとなっています。 これにより、釣りに集中して時間を費やすことができます。 トーナメントで優勝したら、釣り具メーカーなどにアプローチしてみてください。 会社の広報担当者が、あなたをバックアップしてくれるようかけあってくれるかもしれません。
他の仕事も探してください
プロになるにはお金がかかります。移動費、タックル代、エントリー料などを支払うには、安定した収入が必要になります。 経済的に余裕があるか、スポンサーを獲得している場合を除いて、今の仕事を辞めてバスプロになることはできません。 多くのプロアングラーは、他の仕事を見つけることから始め、活動するのに充分な経済的な安全性が確保されてから取り組んでいます。
フィールドの近くへ移住する
湖、川、または狙った魚が住む他のフィールドの近くにまだ住んでいない場合は、引越しすることを検討してください。 フィールドの近くに住むと、プロアングラーになるために必要な量と種類の経験を得ることができます。
非常にあっさりとした内容にまとめられている感じがしますが、これはこれで非常に奥の深い話のように感じます。
私が考えるバスプロといいますと、スポンサーが付き、あらゆるレベルのトーナメントに優勝できるスキルを持っていることという感じがします。
そのために大きな壁となるのが
- トーナメントに勝つこと
- バスプロ生活が維持できること
この2点だと思います。
トーナメンターを目指すアングラーが時代とともに減ったという声も聞きますが、スキルを磨く場所、そしてその優れたスキルをアピールするのにこれほど適した場所はないと思います。トーナメンターを目指す方が減ったのなら、それはチャンスでしょう。
スポンサー企業は、自社のレベルを高めてくれるアングラーを探し続けていますからね。
ただ、どんなレベルであっても、そのトーナメントに優勝するのが大変なんです。これはもう、どの企業に就職したって同じことでしょう。それを目指せないのならやめるべきです。
もうひとつが、バスプロ生活を維持すること。これもまた大変なことなのですが、バスプロになってから、バスプロ生活を維持する気になるのでは遅いんです。
今現在、日本でもアメリカでも、バスプロ1本で生活できているのはほんの一握りのアングラーです。
ほとんどのプロアングラーは生活のための他の収入源があって、何らかのスポンサーさんというバックアップが付いて、ようやくバス釣り生活のほうにも集中できるという環境だと思います。
ということは、今のうちからそういった生活環境を整えておかないと活動できなくなるということになるでしょう。
よく、家庭が裕福でなければバスプロにはなれないと言う方もいますが、家庭が裕福でもトーナメントには勝てません。そんな言葉を信じて誰かの助けをあてにするより、自分で環境を整えるべきでしょう。
しかし、それがまた並大抵なことではありません。
これまで会ってきたバスプロさん方の多くは非常に貧乏 質素な生活をされていた方が多いです。
ガソリン代が捻出できないために三日三晩を水だけ飲んで過ごしたなんて話もザラですし、寝る場所に贅沢も言っていられないなんて話も聞きました。
バスプロは節約のプロでもあります。自動車はディーゼル車にしたり、釣行費や宿泊費は2人で行って費用を折半したり、食事はもちろん自炊する。
収入が充分でないのなら、出費を減らすというくらいの自己管理ができないと、このメンタルスポーツの世界で上昇することは難しいのだと思います。
スポーツや芸能など、エンターテイメントの世界で華々しい業績を残すには並みの努力では難しいと思いますが、誰にもチャンスはあると思います。
ここまでずっとたいした根拠も無いような私の考えばかりを述べ続けてきましたが、私の意見では、やはりコミュニケーション力を高め、プロになるまでに色々なことを学び(節約することも学びです)、正しく適切に実践し続けることで、プロとして自分の求めるスキルとスポンサーが獲得できるのではないかと思います。
険しい道のりだとは思いますが、ぜひ楽しみながら頑張っていただきたいと思います。
よろしければ、他にも当ブログに関連記事がございますので読んでみてください。
それではまた。
毎度ありがとうございます!