野尻湖釣具店セール

ディープだけでいいの!?秋のバス釣り

ディープだけでいいの!?秋のバス釣り
Photo by wired2fish.com

秋のバス釣りはディープレンジが主戦場となるのが一般的のような気がしますが、ディープの釣りをすれば必ず釣れるというものでもありません。秋のディープのバス釣りとは一体何なのか、改めて知ることが重要なんですね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”The Importance of Deep Water in Fall Bass Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”The Importance of Deep Water in Fall Bass Fishing”By Walker Smith •oct 22,2020

私の場合なのですが、秋のバス釣りといって主にイメージすることと言えば、ディープの釣りです。

魚探を掛ければ、ベイトフィッシュの周りに多くのバスが着いています。

ある調べ(BIG BASS FOREVERというビデオの冒頭の言葉)によれば、バスが活きエサに反応する確率は1/10、バスがルアーに反応する確率は1/100と言っていたような記憶があります。

これが正しいとすれば、単純な確率論で言えば、より多くのバスがいるエリアを釣った方が有利になりますよね。

より大きなベイトフィッシュの群れを探せば、より多くのバスの群れが見つかる、これが、私の秋のバス釣りの軸となる部分です。

幸いなことに(一方では残念なことに)、秋のバス釣りは湖がほぼ貸切状態になることが多く、いつでも好きなポイントに入れるということが言えますので、ここまでは簡単なんですよね。

しかしここから先、実際にバスを釣るということになると、本当にバスがいっぱいいるのか、本当にこれはバスなのかと怪しんでしまうくらい、厳しくなることがあります。

今年(2020年)の10月16日から行われたバスマスターエリートシリーズ・チカマウガレイク戦では、優勝ウエイトこそ58lbnとなりましたが、トップ10まで見ると4日間トータルで31lbほど(1匹平均1ポンドちょい)ですから、なかなかのロースコアとなりました。

アメリカのトーナメントは日本とは違い、フィッシングプレッシャーの低いバスの群れというのがどこかにいるもので(しかしそれが難しい)、そういうバスたちの居場所を見つけて大釣りしていくのが優勝パターンになりやすい感じです。

そういう釣りができるフィールドで、80名以上のトッププロが競った結果がこうなるということは、この時期の試合というのはまずは5本リミットを揃えられるかどうかという、タフな内容になるということなのでしょう。

では、秋はバス釣りをする価値がないのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありませんよね。

なぜなら、これも私の話になってしまって申し訳ないのですが、私のラージマウスバス自己記録の上から3本は、(自慢できるほど巨大ではありませんが)全て秋に釣っているからです。

秋は私にとって最高のバス釣りシーズンのひとつであり、皆さんにもぜひおすすめしたい季節でもあるんですよね。

確かに、ボッコボコに釣れる季節ではないのかもしれませんが、秋のビッグバスを釣る方法を知れば、また考えは変わると思うんです。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、秋のバス釣りの方向性について改めて考えられたことを解説してくれています。

さて、どんな秋の戦略が有効なのか、読んでみることにしましょう。

ディープを釣る意味とは何なのか?

引用文(タップすると開きます)
Big bass don’t grow big by being dumb. As a bass ages, it begins to change its habits and becomes more aware of its surrounding environment. Those big females are very well aware that there’s a shad migration happening. But the older and more ornery they become, they have absolutely zero interest in fighting hundreds of small bass for an insignificant meal. Why would they burn a bunch of calories chasing tiny chicken nuggets when they could sit next to a stump, expend very little energy and practically have a steak (bluegill) delivered to them? This is why I started targeting shallow, isolated cover with adjacent deep water. Big bass like to “own" a piece of cover. They’ll let the youngsters battle it out in the backs of creeks. If they can find some shallow cover next to deep water, they’ll live there for most, if not the entire year. Deep water is much more important in the fall than some may think. As the water cools, older bass know that cold fronts are going to happen and they need a way to quickly and easily adjust to these abrupt changes in weather. Nearby deep water allows them to do just that. On those warmer fall afternoons, that big ol’ bass can snug up next to that stump in just a few feet of water and be perfectly content. When a cold snap happens, however, all that bass has to do is kick its tail a time or two and it’s in 15 feet of water. Again, older bass love efficiency and that’s what shallow cover with adjacent deep water offers them. They can hang out and pick off passing bluegill when the weather’s nice and they can slide out to deeper water to wait out a cold front… all while exerting very little energy.
ディープだけでいいの!?秋のバス釣り
Photo by wired2fish.com

ビッグバスだって賢くなければ大きくはなれません。バスは年齢を重ねるにつれて、習慣を変え始め、周囲の環境をより意識するようになります。ビッグバスは、ベイトフィッシュが回遊していることは当然よく知っています。しかし、彼らが年をとり、より賢くなるにつれて、ほんの小さな食料のために多くの小バスたちと競い合うことには全く興味がなくなります。スタンプの隣に陣取っておけば、エネルギーをほとんど消費せずにごちそう(ブルーギル)にありつくことができるのに、なぜ小さなおやつ程度の物にたくさんのカロリーを消費しようというのでしょうか?

これが、私がディープが隣接するシャローの孤立したカバーを釣り始めた理由です。ビッグバスはカバーの一部を「ナワバリ」にするのが好きです。彼らは若いころからクリークの上流でポジション争いを繰り広げ、ディープが隣接するシャローカバーをゲットしたら、そこで一年ではないにしても、ほとんどの期間をそこで過ごすでしょう。

秋は思っているよりもずっと、ディープは重要です。水温が下がると、ビッグバスは寒冷前線がやってくることを知っており、急激な天候の変化にすばやく簡単に適応する方法を求めます。ディープが近くにあるということが、まさにそれを可能にします。

暖かい秋の日中には、ビッグバスは超シャローのスタンプにぴったりと寄り添い、非常にご満悦です。しかし、急な冷え込みになった時、バスに必要なのは、尾びれを1〜2回振るだけで5メートルより深くへ行けるということです。繰り返しになりますが、ビッグバスというのは効率的なことが大好きであり、ディープが隣接するシャローカバーというのはそれを叶えます。天気が良ければ、彼らは通り過ぎるブルーギルを待ち伏せて食い、寒冷前線が来ればディープへさっさと移動します…これでほとんどエネルギーを使いません。

秋スポーンを見逃すな

ディープだけでいいの!?秋のバス釣り
Photo by wired2fish.com
引用文(タップすると開きます)
As the calendar gets closer to November and December, it’s imperative to keep a close eye out for a fall spawn. The large majority of anglers would tell you that bass only spawn in the spring, but that’s simply not true. According to nationally renowned fisheries biologist Steven Bardin, it’s much more common than you’d think, especially with Florida-genetic bass. And guess what? Florida-genetic bass are becoming increasingly prevalent throughout the country. “We all know that the spawn starts in the spring," Bardin said. “Those bass will come to bed when the water temperatures reach around 65 degrees. The largest females spawn first, but they don’t drop all of their eggs initially. They only drop 50 percent of their eggs at first. They they’ll leave that bed and find another bed about a month later. Then they’ll do it a third time. “When summer rolls around, they start producing eggs for the next year. If we have a fall with a prolonged warm stretch, those eggs will ripen and they’ll go ahead and spawn. You’ll see this more often in low bass-density fisheries when competition is low. So when a one- or two-week warm snap occurs and combines with low density, you’ll see a lot of fall spawning." For the longevity of the hatched fry, this fall spawn has its pros and cons. “When a bass spawns early, such as in the late fall, their fry will be bigger when all of the other bass spawn in the spring," Bardin said. “That fry will be nearly 3 inches and now it can outcompete the spring fry and even eat them. On the other hand, however, a big female with great genetics can spawn in the fall and then a cold front comes and kills all of the fry. It’s a risky proposition." Bardin also notes that if the water is below 70 degrees during the fall and it suddenly spikes above the 70-degree mark for a week or two, a fall spawn will often be triggered. This doesn’t mean you need to go look in dirt-shallow water like you would in the spring, though. Fall spawning activity tends to occur in-you guessed it-shallow areas with adjacent deep water. This explanation makes a lot of sense to me. I caught the biggest bass of my life, a 13.14-pounder, on November 2, 2017 in two feet of water. I had no idea about the fall spawn at that point, to be honest. The water was a little dirty and I was mindlessly flipping a creature bait at the same limb for about 10 minutes while I was having a conversation with a buddy. After countless flips, I felt a little “tick" at the end of my line and it was game-on. Bardin isn’t just a biologist source for Wired2fish; he’s also a friend of mine. So I called him after I caught and released the 13-pounder and he asked me what the weather had been like. I told him it was too warm that week to deer hunt, so I went fishing instead. He simply replied with, “Yep, she was on bed. You caught a fall spawner." I went back and looked at the video of the catch and all of the pictures and sure enough, her tail was bloody and she looked like she was slap-full of eggs. She was also just a few yards from 15 feet of water. Although I didn’t mean to catch her, it was a real eye opener to me. That fish catch changed my approach to fall fishing.

11月と12月に近づくにつれ、秋のスポーニングに注意を払うようにしてください。アングラーの多くは、バスは春にのみ産卵すると思われているでしょうが、それがたったひとつの真実ではありません。全国的に有名な水産生物学者のスティーブン・バーディンによると、特にフロリダ由来のバスは、私たちが思う以上にこの傾向が強いようです。そして、フロリダバスはアメリカ国内全体に増えてきていますから、何が起きるか、わかりますよね?

「スポーニングは春に始まることは誰もが知っています。 バスは、水温が約18℃に達するとベッドを作ります。大きなメスから順にスポーニングしますが、すべての卵を一度に産むわけではありません。最初は50%の卵しか産まず、一旦は立ち去ります。その産卵から約1ヶ月後にまた別のベッドを見つけて産み、それを3回繰り返します。

「夏が来ると、来年の卵を身ごもり始めます。秋に暖かい日が長続きすると、その卵は成熟するため、早い段階で産卵できる状態になります。これはバスの密度が低く、競争率が低いフィールドでよく見られます。したがって、バスの密度が低いフィールドで秋に1週間から2週間の暖かい天気が続くという条件が重なると、多くの産卵が見られます。」

さてしかし、この秋スポーンには、孵化した稚魚の寿命を延ばすための長所と短所があります。

「晩秋などバスが他より早く産卵するということは、他の多くのバスは春に産卵しますので、春の稚魚よりも大きくなっているでしょう。 秋に生まれた稚魚はすでに10センチ前後になり、春に生まれた稚魚を襲って食べることさえできます。しかし一方で、せっかく優れた遺伝学を持つメスのビッグバスが産んだ卵も、一発の寒冷前線によってすべてが殺されるでしょう。これは危険な賭けなのです。」

バーディンはまた、秋に水温が20℃を下回ったあとに、水温が急上昇し20℃を超えて1〜2週間ほど続くと、秋のスポーニングのきっかけとなることが多いと述べています。しかしこれは、春のようにシャローフラットに向かう必要があるという意味ではありません。ここまで読んだ方はもうお察しの通り、秋の産卵活動は、ディープが隣接するシャローエリアで発生する傾向があるということです。

この説明は私には非常に理解がしやすいです。 2017年11月2日、水深60センチのエリアで、人生最大のバスである13ポンドのバスを釣りました。正直なところ、このときはまだ秋スポーンのことを知りませんでした。水質は少し汚りがあり、仲間と話をしながらクリーチャーワームを無意識に10分ほどフリッピングしていました。そして私は、ラインの向こうでわずかな「ツン」を感じました。それが、そのバスです。

バーディンは、当サイトの情報提供者というだけではありません。私の友達でもあります。そこで、その13ポンドのバスをリリースした後、彼に電話をしました。彼は天気はどうだったのかと私に尋ねます。この日は鹿のハンティングに行くには暖かすぎるので、代わりに釣りに来たと言いました。すると彼は「なるほど、じゃあそれはベッドにいた秋スポーンのメスだったのかもね」と答えました。

私は家に帰り、そのときの写真と録画を見ました、確かに、バスの肛門は充血し、お腹も卵が詰まっているように見えました。また、そのバスは、水深4.5メートルのディープエリアからほんの数メートルのところにいました。狙って釣ったものではなかったにしろ、それは私にとって本当に目からウロコの出来事でした。このバスのおかげで、私の秋のバス釣りは変わったのです。

自分を信じて

引用文(タップすると開きます)
This isn’t something you can just try once and give up on. When you don’t get a bite for a few hours, you’re going to be very tempted to bail out and go chase schoolers. Resist that urge the best you can. While you’re not going to catch dozens of fish targeting shallow cover with adjacent deep water, you’ll have a much better chance of catching an absolute giant. I never thought I’d catch a 13-pounder in November of all months, but the same thing could absolutely happen for you if you stick with this strategy.
ディープだけでいいの!?秋のバス釣り
Photo by wired2fish.com

これは、一度やってみてダメだったからといって諦めるようなものではありません。 数時間もバイトがないと、ついついベイトフィッシュの群れを追いかけたくなるでしょう。 できる限り、その衝動に抵抗してください。 ディープが隣接するシャローカバーを狙えば何十匹ものバスが釣れるという話ではありませんが、スーパービッグが来る可能性は高くなります。

毎年毎年11月になれば13ポンドのバスが釣れるとは思っていませんが、この戦略を採用することで、同じことが起こる可能性はあると思います。

ディープだけでいいの!?秋のバス釣り
Photo by wired2fish.com

秋はたしかに、ディープの存在が有効のようです。

しかしこの記事によると、ディープそのものを狙うということではなく、ディープが隣接するシャローエリアのカバーを狙うということで、そういう意味でディープの存在が不可欠と、そう言っているんですね。

彼のようなビッグバスハンターの皆さんにとってはまさにそういうポイントも、また秋スポーンについても、非常にいい情報だったのではないでしょうか。

また、私は常に巨大なバスにこだわっているタイプではないのですが、私と似たようなアングラーさん方にとっても、こういう別の視点で秋の攻め方のパターンが分かると非常に助かりますよね。

ディープフラット一辺倒では、釣りが飽きてしまうと大変ですので、シャローカバーのビッグバス狙いに切り替えるのに良いガイドラインになったかと思います。

正直なところ、個人的には「このバスが秋スポーンのバスかな」と思ったことがあるのは、琵琶湖で釣れたバスでしかないので、日本では全国的にどの程度のバスが秋スポーンをするのか、全く想像ができません。

ですので、この秋スポーンに関してはどの程度有効な情報となるかもわかりませんが、大事なのは、秋はディープ一辺倒ではないという考え方の切り替えなのだと思います。

私もつい数年前までは沖のディープ一辺倒だった野尻湖のバス釣りだったのが、最近は晩秋でもシャローを見に行くようになったんです。

なぜかと言えば、デカいスモールが超シャローをうろついていて、それがカンタンに釣れるからです。

秋に多くのボートや釣り人が減ることで、シャローからフィッシングプレッシャーが完全に消えるのでしょうか、思いのほか簡単にデカいのを選んで釣れるのでびっくりするほどです。

まあ、それはバスがいればの話なんですけどもね、秋の釣りのバリエーションが増えるということは良いことなんだろうなと、この記事の話と似ているなと思ったんです。

もし、秋だからといってディープだけを釣っているという方は、ときにはこの記事のようなシャローも狙ってみてはいかがでしょうか。

また田畑でも二毛作というものがあるように、バスが春と秋に産卵しても不思議ではありません。

心当たりのある方は、ぜひ秋スポーンのバスを探してみてはいかがでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!