秋のスモールマウスバスの釣り方探し方
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Finding Fall Smallies”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:everything-smallmouth.com ”Finding Fall Smallies”By Christopher Smith
私が良く釣りに行く野尻湖は、1995年ごろにルアーフィッシングが解禁になりました。
当時はバス釣りブームが全盛期だったこともあり、解禁当初のスレてないバスが釣れるパラダイス的なフィールドであること、また、スモールマウスバスという新たなターゲットの出現の情報が広がり、かなり賑わっていたように思います。
正直、私でもよく釣れました。
船舶免許がなかった私は、数年間はオカッパリで野尻湖に通っていましたが、毎年毎年、夏が過ぎ、秋になると、当時の野尻湖でもさすがに釣れなくなりました。
どうやら秋になると、バスは沖へ行ってしまうということを知った私は、フットターボという足こぎボートをレンタルし、初めてのボート釣りを体験しました。
しかしそれでも、秋のスモールマウスは釣れず、あんなに釣れていた魚が大金を出してボートまで借りたのに釣れなくなることにショックを受けたことを覚えています。
それから実に20年以上が経っているのですが、いまだに、秋の野尻湖には苦手意識があります(笑)
秋の野尻湖のバス釣りがちっとも上達しないんです。
まあ、私は釣りが上手なほうではありませんので、私が釣れないのはまだいいのですが、それでも多くの方が「秋はムズい」と言われること、そして湖上に出るボートの少なさが、やはり難しさを物語っているのではないかと思います。
釣り人が少ない=情報も少ない、ということにもなりますから、余計にまずいことになってしまいます。
秋だって野尻湖のバス釣りを楽しみたいと思う方は私だけではないはずです。
そしてできれば、スモールを釣ってこそ楽しいと言いたいものですよね。
この記事は、アメリカのスモールマウスバス情報の専門ウェブサイト「everything-smallmouth.com」の記事で、秋のスモールマウスバスの探し方や釣り方について解説されています。
秋のバス釣りをどう攻略するのか、ぜひ読んでみましょう。
秋のスモールマウスバス探し
多くの情報を見ると、バスはすべて特定のエリア、たとえばシャッドを追ってクリークマウスのシャローにいると言われていますが、この湖はシャッドがないため、ブルーギル、パーチ、最後の脱皮を終えて殻の柔らかいザリガニを食べています。ターンオーバーが起こった時、やっかいなことに私は水深12メートルよりも深いところで体長10センチの小さなスモールマウスバスを見つけました。すべてのスモールマウスが先ほど言われたようなバンクのそばのシャローにいるわけではないということです。ましてビッグフィッシュは、エサを探してどんな水深でも見つけることができます。
シーズン終盤の数回の釣行の時、私はスモールマウスが冬に備えて荒食いをしている場面を見て驚きました。そうです、バスを見つけるのは難しい作業のように思えるかもしれませんが、バスはいつまでもバスであり、ベイトフィッシュはいつまでもベイトフィッシュであるということを覚えておくべきだということです。
彼らは、地形変化のあるボトムに近いところにいるようです。 1回のキャストで水深30センチから15メートルまで釣りができるようなエリアを見つけることで、サーチがすばやくできます。これはつまり、岩、崖、またはボトムの質に大きな変化がある急深のバンクのことを意味しています。 他の急なバンクとは異なる何か を持つ急なバンクを探してください。多くの場合、湖の水位はこの時期は下がっているため、バンクを見れば水面下でどのような変化があるかをつかむヒントがあるはずです。
秋のスモールマウスを釣るルアー
こういった地形変化を釣るのに使う私のお気に入りのルアーの1つはジグです。スカートを取り外し、小型のトレーラーを使用して、コンパクトにしましょう。これにより、警戒心のあるバスでも美味しそうで食べやすそうなルアーに抵抗するのが難しくなります。ボートから岸際に向かって投げ、ジグをゆっくりとズル引きまたは斜面を舐めるように、岩のボトムにできるだけ接触させます。ボートの真下に来るまで釣ります。多くの場合、バンクの斜面からボトムが平らになる場所があれば、リフト&フォールのアクションで釣れます。魚探があればすぐに見つかるかもしれませんが、魚探がなくても心配する必要はありません。これは、魚探なしで魚を見つける最も速い方法の1つなのです!魚探に映ったりバイトがあってもフックアップできなかった場合は、ワームを小さくしたりいろんなアクションを試してみてください。
晩秋になって冷えてきた時期の低活性なバスを探す時、私は極端な釣り方をするのが好きです。最初に、前述のようにディープへ向かう急なバンクを釣り、次にシャローフラットを素早くサーチします。これは少し無駄なことにも思えるかもしれませんが、これをすることで、その日は水深3メートルから12メートルの急なバンクに魚がいることがわかりました。これにより時間を節約できるだけでなく、急なバンクでバスのバイトがない場合に、フラットで釣りをする自信も得られます。フラットで釣りをするときは、ラトルトラップ(バイブレーション)やスピナーベイトを試してみてください。特にここではリズムを試してください。高速リトリーブから始めて、スローダウンします。ポーズを入れると、追ってきたスモールがバイトしてくる場合があります。冬が近づくにつれて、そのリズムをより遅くしたり、より長いポーズを試してみる実験を増やしてみます。
釣りを限定しない
オープンマインドをもってください。またこの時期は、大きなバスが釣れた情報に踊らされないようにしてください。釣りが限られてしまいます。 まずは釣りに行き、今まで釣れなかったスモールマウスを釣りに行きましょう! この時期は、湖全体の水温や酸素レベルの変化が少ないため、スモールマウスやそのエサとなる生き物はどのレンジでも快適に過ごせます。 魚が釣れるまでは、1つのエリアで時間をかけすぎないでください。 もしかしたら、シーズン最高の釣りになるかもしれないので、アンカーを投げることも考えてください。 数匹ほど釣るとバイトが遠のくかもしれません。そんなときはルアーを変えたりして、釣り続けてください!
秋のスモールマウスはベイトに着きます。
沖に行ってしまうんです。
そう思っていましたら、そればかりではないようですね…。
特に晩秋になってくるにつれ、バスは沖の中層ではなく、バンク沿いで釣れるようになるようです。
正確に言うと、沖の中層の魚より釣りやすいバスがバンクに寄る、という感じでしょうか。
この記事では、ボートからバンクに向かってジグをキャストするという釣り方が紹介されていましたが、逆でもいいんです。
ボートを岸ギリギリに着け、沖に投げてアップヒルで誘うんですね。
急なバンクですから、ちょっと投げればもう水深15メートルになります。
ですので、斜め沖に向かって投げて、ポーズを入れながら斜めにゆっくり回収することで、ルアーがボトムから離れず、効率が良くなるといった作戦です。
ただしこれは根掛かりが増える危険が高くなりますので、根掛かりしづらいリグでやらなければなりません。
またこの記事にも書かれていた通り、オープンマインドで挑むことも本当に大事だと思います。
決めつけず、限定せず、そのときに思ったことをやる。
経験が増えてくると、逆にこれがなかなか難しいのですが、とにかく、気まぐれな秋の空とスモールが相手ですので、粘らず、移動し続け、良い場所を見つけるような釣りをしてみたいと思います。
難しいと言われると釣りに行くのがもったいないような気がしてしまいますが、1本の価値が高いと言われる時期です。
それは釣れるバスがデカいという意味もありますが、この時期に釣ることで確実に釣りの腕が上がるという意味もあります。
ご自身のスキルアップを目指し、ぜひスモールマウスを釣りに野尻湖へお出かけいただきたいと思います!
それではまた。
毎度ありがとうございます!