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バス釣りの基本!? 目の前のカバー、あなたならどう釣りますか?

バス釣りの基本!? 目の前のカバー、あなたならどう釣りますか?
Photo by wired2fish.com

バスが生き残るための戦略のひとつとして、彼らが好んで利用する「カバー」。何も無いところにポツンとあるなら分かりやすいのですが、カバーだらけのフィールドでは、立ち回りかたを知らないと効率がとても悪くなってしまいますね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How to Prioritize Bass Fishing Cover”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”How to Prioritize Bass Fishing Cover”By Shaye Baker •Mar 23,2021

生き物には、いろいろな特徴があります。

たとえば、世界一速く走れるチーター、高い位置の植物を食べられる長い首のキリン、周りの色に合わせて自分の色柄を変化させるカメレオンなどなど、それこそ生き物の数だけ特徴があると言えます。

人間や他の生き物から見て分かりやすいものもあれば、パッと見ではよくわからないけども、確かにある、それぞれの生き物にある特徴。

これらはずべて、自分たちが生き残るため、また種の繁栄を可能にするための特徴であり、彼らのポリシーです。

さて、私たちが日ごろ追いかけているバスという生き物はどうでしょうか。

もちろん彼らにも特徴がありまして、バスという魚は、エサのいる所へそっと忍び寄り、カバーに隠れることで生き残ってきました。

誰にも見つからないところに隠れるというのは、なにかを食べるためにも、誰かに食べられないためにも必要なことだったんですね。

このような彼らの特徴は、彼らにとっては生き残りの手段ではあるのですが、言い方を変えれば、私たちが彼らを発見するための手段にもなってしまいます。

そう、バスを探すなら、ベイトとカバーを探す。これがバスを釣るための基本中の基本になりますよね。

しかし、カバーといっても、これまた様々あります。

何も無いところにポツンとあるカバーならいいのですが、広大なフィールドで端から端までカバーだらけのときや、色々の種類のカバーが多すぎるとき、とてもじゃないですが全部のカバーを釣り切ることはできません。

こんなときは優先順位だったり、釣り方を知らないと、無駄な時間が増えてしまい、釣りの効率は悪くなってしまいますよね。

では、具体的には、カバーだらけのフィールドを釣る場合に気を付けることは、どんなことでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、ライターのシェイ・ベイカー氏が、豊富なカバーのフィールドで、自分の釣りの効率を最大化するための方法を解説してくれています。

ぜひ、バスの気持ちになって読んでみてください。

先を急ぎ過ぎない

引用文(タップすると開きます)
One of the hardest things to do in fishing is to see that perfect piece of cover where you just know you’re about to get a bite and not throw to it right away. But quite often, that restraint will lead to more bites. Here’s an example of this: Say you’re pulling up to a grass bed and you see a hole 40 feet over in the grass that looks perfect to catch one on a frog. If you just pull right up to the edge, bomb a frog back in there and get bit, you’re about to disturb all the other water between you and that fish by dragging it out, kicking and sloshing all the way. And you’re likely to throw backwash all along the edge of the grass with the trolling motor trying to get into position to make that cast. Instead, if you maintain eye discipline and don’t get tempted into throwing at that best piece of cover first, you’ll often times catch a fish or two flipping or frogging the edge and then also catch that one from back in the mat. Similarly, you can look a the same concept when fishing a stumpy point or flat where several stumps are scattered around at different distances from the boat. It’s important to pick apart those stumps in order of the nearest. If you instead cast over a few and then hook a fish and pull it over some of those other stumps, you’re potentially spooking fish you could have caught. You also run the risk of hanging one of the back stumps and then having to disturb those outer stumps with the trolling motor going to get your bait.
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Photo by wired2fish.com

釣りで最も難しいことの1つは、すぐにキャストするのではなく、我慢してカバーを見て、ここでバイトがあるだろうと判断することです。しかし、その我慢ができれば、より多くのバイトにつながるはずです。

次の例を考えてみてください。広大なグラスエリアを釣っている時、その中に12メートルほどの穴があり、フロッグを使えば間違いなく釣れそうだと考えたとします。

グラスの奥のエッジ沿いにフロッグを通せば、フロッグに激しいバイトがあり、バスはこちらに引き寄せられるまで激しくもがき、暴れ、抵抗するでしょう。また、そのキャストをするためのベストなポジションを取るためにエレキで手前のエッジに近付く必要がありますが、これらの行為により、そのバスと自分の間にいた他のバスたちが警戒してしまうことになります。こういう場合は、そのカーバーでいちばん美味しそうなところは温存し、他のエッジにフロッグやフリッピングでバスを数本釣ってから、奥の一番おいしいところを釣るということをします。

同様に、ボートから1キャストの範囲内でおさまらない距離にスタンプがちらばる岬やフラットエリアを釣る時も、同じことが言えます。スタンプは最も近い順に撃っていくことが重要です。何回もキャストしてバスを釣ったり、他のスタンプにルアーを引っ掛けてしまったら、そのルアーを回収しに行くことで他の釣れる可能性のあったバスを警戒させてしまう可能性もあります。

カバーの組み合わせに注目する

引用文(タップすると開きます)
That being said, there are times where something like the opposite will apply as well. Situations where there’s an overabundance of one type of cover and scattered additional cover mixed in. Sometimes, when you’re not getting bit fishing that abundant cover, it’s all about seeking out that combo and focusing on it. An example of this would be a piece of wood along a hard edge of water willow. I see this all the time on some of our local fisheries in Alabama. I’ll be fishing down the hard edge of the grass not getting bit and then anytime I come to a stump, stick or log in the grass, I’ll get a bite. So I begin to focus on that pattern. Instead of worrying about fishing every blade of grass, I’ll kick the trolling motor up on high and cover water. Then as soon as I get within striking distance of a piece of wood, I may even skip over a little of the grass to throw a good clean cast at that cover combination first. The same concept applies when fishing a lily pad field with scattered mats of hyacinth or clumps of reeds. Now, there have been times where I’ll fish the pads and get bit at random. But there there are times too where the bass want that combination of cover. They’re in the pad field, but trying to bed so they want their back to that clump of reeds. Or they’re pre- or post-spawn and want to tuck their eyes under a mat.
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上の項目とは逆のことが言える場合もあります。ひとつの種類のカバー(A)がものすごくあり、その中に別の種類のカバー(B)がポツンとあるような状況です。Aのカバーを釣っていてバスの反応がないときは、Bのカバーとの組み合わせに集中することが重要です。

例としては、水柳などの葉のついたブッシュカバーエリアです。これはアラバマのホームレイクでよく見るカバーです。このブッシュの際をただ釣っていっても、バイトはないでしょう。しかし、このブッシュの下にスタンプやレイダウンなどがあると、バイトがあるのです。そこで私は、それがパターンだと気付きます。ブッシュのエッジをひとつひとつ釣っていくのではなく、エレキを早めに設定してさっさと釣っていき、テンポよく探ります。その先にレイダウンなどを発見したら、そのレイダウンに最高のアプローチができるように、今やっているブッシュ撃ちをやめてそっちへ集中するでしょう。

これと同じことは、リリーパッドエリアに他のウィードマットやアシが絡むような場所を釣るときにも当てはまります。リリーパッドは適当に撃っていてもバイトはあるでしょう。しかし、バスがなんらかのカバーの組み合わせを好んでいる場合もあります。彼らはスポーニングベッドを作る時にはアシの隣に作ったりしますし、プリスポーンやアフタースポーンのときは、ウィードマットの下に入りたがる傾向があります。

カバー撃つ順番も考える

引用文(タップすると開きます)
You’ll also find yourself at times having to pick between two equally enticing opportunities; a situation where neither piece of cover is that much more likely to hold a bass than the other. But still, there’s often some factor that will prioritize one piece of cover over the other. A pine tree laying directly beside a hardwood is a good example of this. Both are likely to hold a fish, but even if I come to the pine slightly before the hardwood, I’ll go ahead and throw to the hardwood first. Why? Because the hardwood is less likely to hang. Fishing line, especially braided line, which I personally like to throw a lot around cover, is notorious for digging into the coarse bark of a pine tree. So since I’m more likely to hang my bait up in the pine and then disturb both pieces of cover by going to retrieve my bait, I’ll just fish the hardwood first and then move to the pine once I’m done. Similarly, if I’m fishing docks I’ll typically pitch to the poles of the dock before trying to skip under it. Even though I catch most of my fishing getting my bait back under a dock, I also realize there’s a risk of banging my bait off the dock on a bad cast and sounding the alarm for every fish in the vicinity. Instead, by casting to the lower-hanging fruit of the dock I stand a better chance of catching a fish before it even knows I’m there. Then, if I don’t get bit or even if I do, I’ll skip the dock before I leave.
バス釣りの基本!? 目の前のカバー、あなたならどう釣りますか?
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また、同じように魅力を感じる2つのカバーが並んでいて、どちらから先に投げようかという選択を迫られることがあります。他よりも明らかにその2ヶ所だけバスがいそうな状況。どっちでも良さそうに見えても、どちらを先に撃つかという要因というものはあります。

例えば、広葉樹のすぐ横に松などの針葉樹がならんでいるとき。どちらにもバスがいる可能性が高いのですが、広葉樹より手前に松があったとしても、先に広葉樹のほうにキャストします。

どうしてだと思いますか? 広葉樹のほうが根掛かりの可能性が低いためです。釣り糸、特に私が個人的にカバー周りで使うのが好きなPEラインは、松の木の粗い樹皮に食い込んでしまうのです。松の木に引っ掛けてしまったらルアーを回収しに行かねばならず、両方の木に着いていたバスをスレさせてしまう可能性がありますので、最初は広葉樹を釣って、その後に松を釣ります。

同じように、桟橋での釣りをする場合、私は通常、桟橋の下へスキッピングでキャストする前に、桟橋の支柱に向けてピッチングします。桟橋の下にスキッピングで入れれば高い確率で釣れるとは思いますが、キャストを失敗して桟橋を荒らしてしまうと、近くのバスをたちまち警戒させてしまうリスクがあるとも思います。ですので、桟橋の手前側にいるかもしれないバスにキャストすることで、もしかしたらバスが釣れるかもしれません。もし釣れなかったとしても、またはそれで釣れたとしても、次にスキッピングでキャストすればいい話です。

最終的には「何を学ぶか」

引用文(タップすると開きます)
Prioritizing cover can and will greatly increase your productivity on the water. Not only will it prevent you from disturbing fish in pursuit of others, but it will also help you develop patterns much quicker. Focusing on the exact pieces of cover that you’re getting bit on in a cover rich environment will open your eyes to all the patterns around you. Suddenly you’ll be able to look around and not just see “grass" everywhere, but instead start to pick out hyacinth, hydrilla, pencil reeds and arrow heads. When I first went to Okeechobee for instance, it looked like I could get a bite just about anywhere. I’d stay on the trolling motor for hours just casting at everything. It wasn’t until I started getting bit and focusing on where those bites were coming from that I was able to really prioritize the cover and seek out those higher percentage places. To the point where I could run around on the big motor and pick out productive areas at 40 miles per hour. Learning what to look for in situations where there’s an overabundance of cover is key. But then making the most of that cover is critical as well. Don’t get ahead of yourself and disturb one fish in pursuit of another when you could have caught both. Always look at two pieces of cover with an intent eye and you’ll find something that sets them apart and makes one either a better opportunity or at least less of a risk. Prioritizing cover is a thought process where you’re constantly having to run numbers, and it’s one that you will constantly improve at as you catch another fish and add new data. If you approach cover with this mindset, you’ll become a better angler each time you hit the water.
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カバーに優先順位を付けることで、フィールドでの釣りの効率を大幅に向上させることができます。他の釣れるはずだったバスをスレさせてしまうのを防ぐだけでなく、パターンをより早く発見することにもつながります。カバーが豊富な状況でどんな時にバイトがあるかを正確につかむことで、あなたの周りに広がる光景からパターンを絞り込むことができます。

周りを見回した時に広大なウィードがある場合は、はじめからホテイアオイ、カナダ藻、アシなど他の複合要素に絞ってもいいのです。たとえば、はじめてレイクオケチョビーに行ったときは、どこでもバイトがありそうに見えました。私は何時間もエレキを踏み、片っ端からキャストしていきました。いくつかバイトがあると、どんな時にバイトがあるかの傾向がつかみ始めたので、カバーに優先順位を付けて、より確率の高い場所を探すことができました。こうなると、エレキだけでなく、エンジンで走っていても有効なエリアを選ぶことができるようになります。

カバーが多すぎる状況では、何を探すべきかを学ぶことが重要です。また、そこにあるカバーを最大限に活用することも重要です。1本のバスを優先しすぎて、他の釣れるバスをスレさせないこと。2つの良いカバーが並んでいる時は、意図的にどちらが良いかを見出すか、少なくともリスクを少なくする要素を見つける。カバーに優先順位を付けることは、より多くのバスを手にするための思考プロセスであり、多くのバスを釣ることは、新しいデータを追加し、釣りをより改善するためのプロセスです。カバーにはこのような考え方でアプローチすると、釣りをするたびにより良いアングラーへと成長できます。

バス釣りの基本!? 目の前のカバー、あなたならどう釣りますか?
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バスはカバーが好き…バスを釣る人ならばほとんどの方が知っていることだとは思うのですが、それはそれで、またひとつの疑問や悩みに繋がるんですよね。

同じカバーだとしても季節や時間帯によっても別ものに見えますし、バスにも好みや性格といった個性もあるので、これがまた話をややこしくします。

人間を例にしてみても分かるのですが、例えば天ぷらとざるそばのセットを食べるとき、夏だったら冷たいそばから食べ始めるかもしれませんし、冬なら温かいうちに天ぷらから食べ始めるかもしれません。

また、好きなものは先に食べるタイプ・後で食べるタイプでも違うかもしれません。

バレンタインのチョコをひとつしかもらえなければそれを食べますが、大量のチョコをもらった場合は、ビターチョコから食べようかなとか、どれから食べるか決めますよね。

まあそんな贅沢なことはないのですが(笑)、こういうのはわりと無意識にやっているものだと思います。

バスにアプローチする場合は、いろんなことをやりまくって正解に近づくパターンと、最初からある程度の当たりを付けておいてから判断するパターンがあるかと思いますが、いずれにしても、バスがなぜそこにいるかについては、必ず理由があります。

カバーをひとつ釣るだけでも「なぜ」という部分を考えながら釣ることがバス釣りの楽しい部分のひとつとしてあると思いますので、無意識ではなく、しっかり意識してやることで、アングラーとしてもって成長することができそうだと思いました。

みなさんは、天ぷらそばの天ぷらとお蕎麦、どちらから箸を付けますか?(そこじゃない)

それではまた。

毎度ありがとうございます!