ネストを作る前のバスを釣る6つのルアー【プリスポーンバス攻略】

春爆、Xデーなどと言われる日をピンポイントで狙うのもいいのですが、Xデーから実際にネストができ始めるまでが、いわゆる第1陣のビッグバスを釣るプリスポーンのチャンス期間ですから、慌てることはありません。この時に有効なルアーを予習しておきましょう。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”The 6 Best Prespawn Baits To Throw Before Bass Are Bedding”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:shopkarls.com ”The 6 Best Prespawn Baits To Throw Before Bass Are Bedding”
いよいよ私の住んでいる長野県北部という地域も春を意識する段階、いえ、春を意識しなければいけない段階に入っています。
人間とバスは別の生き物ですが、人間が春を待ち遠しく思うのと同じように、バスもなんとなく、春を楽しみにしているような感覚って、ありますよね。
春には「Xデー」などと言われるような爆発的にバイトが多くなる日があるもので、それが何なのかはよくわからないのですが、それまで冬の感じだったフィールドが、その日を境に一気に春のバイトが出始めるということが、確かにあると私も感じます。
まるで新しいiphoneの発売日にアップルストアに行列を作って開店と同時に店内に流れ込む人間のように、バスも何かを楽しみにしているような、そんなイメージに近いです。
アップルストアに行列を作るのも、やる気のある人間から先に先頭近くにいるものですが、バスもやる気のある個体から先に良い場所を陣取って、スイッチが入るのかもしれませんね。
さて、このXデーをピンポイントで予想して狙うという楽しみ方もあるのですが、だいたいはこの日以降からよく釣れるようになってくるので、別に慌てることはないと思います。
このXデーから実際にバスがネストを作り始めるまでが、プリスポーンの第1陣ということで、釣れるバスのサイズがでかく、空腹かつスレてないため釣りやすく、さらに釣れるエリアが読みやすい状態ですので、大チャンスなんです。
だからといって何でもかんでも投げれば釣れるというわけでもありません。
よりこの時期に効果的なルアーを選んで、より効率的な釣りをした方が、チャンスは最大化できます。
では具体的に、このタイミングで投げるべきルアーとは何でしょうか。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s bait & Tackle」ホームページのブログ記事で、まだネストを作る前のプリスポーンバスに有効なルアーを6つ、紹介してくれています。
早速、読んでいきましょう。
ネストを作る前のバスを釣る6つのルアー
プリスポーンルアー:バイブレーション
Photo by shopkarls.com
多くの湖では、プリスポーンのバスはシャローのウィードフラットに集まり、産卵すべき条件が整うのを待っています。 こんなときがバイブレーションの出番です。ロングキャストでき、すばやく探ることができ、できるだけ多くのプリスポーンのメスのビッグバスをバイトさせるのにこれほど適したルアーはありません。 産卵前のフラットを探したら、キャストをしまくり、ルアーを早巻きしていくのですが、早巻きといっても、ウィードやボトムや沈みものには触れるようなスピードです。 ルアーが障害物に当たった時にバスも当たってくることが多いので、たまに根掛かりしてしまうような場合は、正しいと考えてください。
プリスポーンルアー:ジャークベイト
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低水温とジャークベイトは、バス釣りで言うところの「ビールと枝豆」です。 本物の魚のようなリアルな見た目にイレギュラーなアクションを持ち、ポーズを入れるとピタッと停止する。これは、水温10℃未満のプリスポーンバスには非常に魅力的です。 ジャークベイトは、岬、ミオ筋、垂直岩盤、その他のオープンウォーターの地形変化で待機しているプリスポーンバスに特に効果的となる可能性があります。 水温が低いほど、長めのポーズをとるようにします。 バスがバイトして来るまで、さまざまなリズムを試してみてください。
プリスポーンルアー:フィネスクランク
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プリスポーンという低水温期のクランキングというのは、適切なクランクベイトさえ選択できれば、非常に効果的になる可能性があります。 理想的なフィネスクランクはウッド素材で、フラットサイドでタイトなアクションをし、見た目もリアルなものです。 スタンプ、リップラップ、橋、岬などのシャローカバー周りを細めのラインで釣ります。 まずはミディアムスローリトリーブから始めて、バイトがないと感じたら色々なスピードを試します。
プリスポーンルアー:キャスティングジグ
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プリスポーンのバスは移動中のバスでもあるので、それを探し出すには1日のなかでさまざまなストラクチャーを釣ることになるかもしれません。 キャスティングジグは、ジグの中でも王道なもので、フリッピング、キャスティング、ピッチングなど、すべてにおいてかなりのカバーの回避能力が高いものです。 プリスポーン中は、常にボートに積んでおく必要があります。 レイダウン、岩場の岬、桟橋を見つけたとき、またはそういったポイントで数匹のバスを釣ってバイトが落ちたころ、ジグを投げてみます。
プリスポーンルアー:チャターベイト
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2018年のバスマスタークラシックを見ればお分かりの通り、チャターベイトはトップ10アングラーの何人かのメインルアーになっていたのですが、このルアーは何にでも模倣することができ、強い波動を出し、根掛かりの心配もありません。これらはすべて、プリスポーンバスのバイトを得るために共通する必要な特徴です。 チャターのカラーは、桟橋まわりではベイトフィッシュ系のカラーを、バックウォーターが風などで濁りが入った場合はブラックやグリーンパンプキンをカバー周りで使うのが有効です。プリスポーンバスはこのアクションと波動に耐えきれません。
プリスポーンルアー:アラバマリグ
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プリスポーンのバスは通常は積極的にフィーディングしており、ゆっくりと泳いでいるベイトフィッシュの群れによく襲い掛かっています。 毎年、アラバマリグで巨大なバスが釣れていることが、それを証明しています。つまりバスがベイトフィッシュを食べている時は、非常に有効なルアーだということです。 小さな岬、流れ込みのヨレなど、回遊するバスが待ち伏せに使いそうなところでは、アラバマリグを試してみて下さい。

プリスポーンのバスといいますと、スポーニングの前にどこかで待機しているというフレーズをよく耳にしますので、なんとなくじっとしているようなイメージがあるのですが、実際はかなり動き回っているようです。
これは私の実感レベルの話になってしまいますが、ひとつのポイントでバスが釣れたとして、連発しないのでちょっとだけ隣へ移動して、ちょっとしたらさっきの場所へ戻ると、またすぐに釣れたなんてことがあります。
もちろんこれはそのポイントが良かったからなのですが、良い場所には、わりと頻繁に別のバスが出入りしているようで、これは言い換えれば多くのバスが移動し続けているということにもなりますもんね。
動き回っているバスでもあり、エサを待ち伏せしているバスでもあるというのがプリスポーンバスの特徴ということであれば、確かにこの記事に出てきた6つのルアーは、積極的かつ根掛かりしにくいものが多かったという意味で、理にかなっています。
あともうひとつ、これはクリアウォーターが条件になってしまうかもしれませんが、I字系ルアーも非常に効果的です。
クリアウォーターならではのバスの性質は「目で食べ物を探す」ですから、I字系ルアーのようなスローで微波動なルアーには、バスの方から見つけてくれる傾向があるんですよね。
オープンウォーターでロングキャストができる条件であれば、ぜひ試してみてください。
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この記事に出てきたプリスポーン用ルアー6種、それから当店おすすめのI字系ルアー、これらがタックルボックスに入っているかどうか、確認してから釣りに出かけるようにしましょうね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!