キャロライナリグが釣れない!? 季節ごとの覚えるべきセッティング&ワームを完全解説

2021年8月2日

キャロライナリグが釣れない!? 季節ごとの覚えるべきセッティング&ワームを完全解説
Photo by lurenet.com

バス釣りは季節やエリアごとに釣り方を変えていくのがその楽しさのひとつなのですが、いつでもどこでもよく釣れるリグというものも存在します。そのひとつが、キャロライナリグです。キャロを覚えておけば、バス釣りが有利になるはずですよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”A Complete Guide to Carolina Rig Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com”A Complete Guide to Carolina Rig Fishing”By David A. Brown Jul 21, 2021

バス釣りの楽しさというのは、ひとつには、季節ごと、フィールドごと、エリアごと、時間帯ごとなどの理由でこちらの攻め手を替え、アジャストしていくところにあると思います。

たとえば、早春にジグヘッドリグのスイミングで釣れていたとしても、スポーニングが終われば反応が悪くなったりして、代わりにI字系ルアーが効果的になってくるなどです。

バスの好みの変化に合わせて自分たちも変化させた釣りがハマったりするとたまらなく楽しいものですよね。

しかし、だいたいどのフィールドでも、どんな季節でも有効になるリグがあったりするものです。

それが、キャロライナリグです。

私のホームフィールドである野尻湖や木崎湖では、まさに年間を通して出番のあるリグですし、よく釣れます。

よく釣れる理由が、私のホームフィールドがスモールマウスバスレイクだからでしょ、ということもないと思うんです。ラージマウスバスが住むフィールドでも、キャロライナリグは年間を通して出番の多いリグなのではないでしょうか。

ただし、キャロライナリグが年間を通して有効とは言っても、さすがにすべての状況で同じセッティング、同じワームが有効という意味ではありません。

季節やエリアによってセッティングを変化させ、キャロライナリグでも状況によってアジャストさせていく必要はあるでしょう、それでもひとつのリグでシーズンを通して有効だということに変わりはなく、やはりこのリグを覚えておくことはバス釣りが有利になることだと思います。

では、そんなキャロライナリグをどのように覚えていけばいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのルアー通販店「LURE NET」のブログ記事で、ライターのデビッドAブラウン氏が、プロアングラーでありプロガイドのジミー・メイソン氏にキャロライナリグについて取材したものです。

ジミー・メイソンのキャロライナリグの解説とはどのようなものか、早速読んでいきましょう。

季節ごとのキャロライナリグ

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引用文(タップすると開きます)
Spring — Great search bass fishing tool for locating pre-spawners staging in grass or on points and secondary points. Also effective for fish spawning on offshore bars. Summer — When lethargic post-spawners first depart the spawning areas, the Carolina rig makes a very convincing presentation through transition zones with deeper grass. Fall — While bass are schooling on bait over flats and bars, Mason can often catch some of the bigger fish on the bottom. These older, wiser fish typically hold below the smaller ones and pick off wounded baitfish that flutter through the water column. Winter — Mason uses the C-rig least during the coldest months. However, he will strategically employ this technique when the water temperatures are falling into the 50s to target fish that are pulling out of the creeks and onto the edge of the main river channel grass. Particular targets include shell beds, creek channel intersections, points and high spots blocking current.

ウィードや大小の岬で産卵のために待機しているプリスポーンバスを見つけるための優れたサーチ酔うリグです。 沖で産卵しようとしているバスに対しても有効です。

スポーニングを終え、産卵場所を離れてディープのウィード地帯に行ってしまった無気力なバスに対し、キャロライナリグは非常に実績のあるプレゼンテーションになります。

バスがフラットやサンドバーの上でフィーディングしているようなとき、メイソンはボトムにいるビッグバスを狙い撃ちすることがよくあります。 高齢で賢くなったバスは通常、小バスの下に留まり、水中をさまよう弱ったベイトフィッシュを狙っています。

メイソンでも、最も寒い時期にはあまりキャロライナリグは使用しなくなります。 しかし彼は、水温が10℃代に下がったころにこのリグを戦略的に使い、クリークチャンネルからメインリバーのチャンネルのウィードエッジなどに移動してきたバスをターゲットにしています。 その他に狙っているポイントは、シェルベッド、クリークチャンネルとメインチャンネルとの交差点、岬、流れをブロックするものがある場所などがあります。

キャロライナリグのメリット

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引用文(タップすると開きます)
Presenting a bait on a leader that trails behind a heavy weight delivers an elevated, and therefore, highly visible presentation, while maintaining the bottom contact that ensures maximum sensitivity. The latter point proves essential for keeping the bait in high-percentage hard spots. “This presentation also lets the bait flow more naturally,” Mason said. “With no weight on the bait to restrict its movement, the current works the bait for you.” Mason also likes the ability to make a long cast and get his bait down quickly. Cool thing about the C-rig is its thoroughness: “This is a rig that lets you fish slow, fast. You can cover lots of water, but do so thoroughly.”

シンカーの後ろのリーダーの最後にワームが付いているということは、高い感度で常にボトムとのコンタクトをキープしつつ、ワームは浮き気味、したがって非常に目立つプレゼンテーションとなっています。 シンカーよりもワームが後ろにあるということは、ワームをハードボトムなどバイトの可能性が高い場所に置いておけるということです。

「このプレゼンテーションはまた、ルアーがよりナチュラルにドリフトしてくれます。 シンカーがワームのアクションを損なうことがなく、水の流れがうまくワームをアクションさせてくれます。」

メイソンはまた、ロングキャストをしたときの素早いフォール性能も気に入っています。 キャロライナリグのすごいところは、その完璧さです。「これは、ゆっくり速く釣りをすることができるリグです。 広く早くサーチすることができながらも、完全に探ることができます。」

キャロライナリグのセッティング

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引用文(タップすると開きます)
Starting with 17- to 20-pound fluorocarbon main line, Mason uses a No. 7 brass swivel to attach a 15-pound fluorocarbon leader (copolymer if he needs maximum buoyancy around grass). Standard leader length is 4 feet, but Mason extends that to 5-6 feet in spring scenarios, when he needs to float his bait above new growth grass. Mason generally fits his main line with 3/4 to 1 ounce in total weight, but he divides this into two tungsten bullet weights (two 3/8- or two 1/2-ounce weights). Positioning one of the weights facing up and one facing down keeps the broad ends opposing one another for maximum clacking noise. For maximum sound appeal, Mason adds one glass bead and one plastic bead between his lower weight and the swivel. Glass impacting tungsten creates a water-piercing sound, but that’s also a fragile relationship prone to knot damaging fractures. “That’s why I use a plastic bead with a wide (interior diameter),” Mason said. “When I put it on the main line, it’s shielding my knot. Over the course of the day, as you’re dragging it, there are no chips of glass touching the knot.”

まずメイソンのメインラインは17ポンドから20ポンドのフロロカーボンラインに、7番の真ちゅう製スイベルを介して15ポンドのフロロカーボンリーダー(ウィード周りなど浮力が必要な場合はナイロン)を結びます。リーダーの長さはだいたい1.2メートルですが、ウィードの新芽が成長する春、ウィードの上にルアーを置く必要がある状況では、1.5~1.8メートルまで伸ばします。

メイソンは通常、メインラインにかかる総重量が3/4oz〜1ozになるように、タングステンバレットシンカーを2つに分けて使います(1つのシンカーが3/8ozから1/2oz)。シンカーの1つは上に向け、もう1つを下に向けてつけると、広い方が互いに向かい合うようになり、シンカー同士が当たった時の音が最大になります。

さらにその音を最大限にアピールするために、メイソンはシンカーとスイベルの間にガラスビーズとプラスチックのビーズを1つずつ付けています。ガラスビーズとタングステンシンカー同士が当たる音は非常にいい音が出ますが、それはまた、ノットを傷つけてブレイクさせてしまいやすいという関係でもあります。

「そのため、穴の大きいプラスチックビーズも合わせて使用しています。 メインライン側に配置することで、ノットが守られます。 1日を通してズル引きを続けたときでも、ガラスの破片がノットを傷つけることがありません。」

キャロライナリグのワーム

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引用文(タップすると開きます)
As Mason explains, the key to maximizing a Carolina rig’s year-round potential is varying your baits. Unlike flipping cover, where bait size and style may impact penetration and efficiency, Carolina rigging is much more accommodating to a variety of bait styles. Mason’s favorites include: Gene Larew HooDaddy Jr. — His most common bait choice, Mason most often uses this one for deep structure. He particularly likes the HooDaddy Jr. because its rings catch air to keep the bait up in the water column, while collapsing on the bite for clean hook ups. YUM Christie Craw – If he believes the fish are feeding on craws (livewell regurgitations often show this), Mason will have at least one of his anglers throwing the Carolina rig. Considering how the rig’s bottom-bumping, start-and-stop motion creates a darting, surging bait presentation, Mason believes this looks a lot like a fleeing crawfish. When Mason’s hosting anglers uncomfortable with the flipping technique, he’ll fish the Christie Craw – or the YUM Spine Craw – on a finesse Carolina Rig with an 18- to 24-inch leader. “This smaller Carolina rig is good for bedding bass and for bream beds,” Mason said. “When you can’t see the fish, it’s a dynamite way to fish." YUM Christie Critter — This one’s never a bad idea, but it seems to excel during pre-spawn, when fish are ganged up on bars outside spawning areas; or in the summertime when they congregate on main river bars. “I also like this bait when the water is dirtier, because the bigger bulk creates more displacement and makes it easier to find,” Mason said. YUM Dinger (5-inch) — A good bet when you need a more compact profile, especially when fish are keyed on shad style baits. Think: fall schooling. No question, Jimmy Mason believes in the Carolina rig so much so that he said it’s hard to fish it wrong. The key to maximizing this potential, he said, is an effective hook set. “When you go to set the hook, you’ll make a low sweep to the side and just take your time,” Mason said. “Most of the time, the fish are going to have it good, but that low hook set to the side will give you a much higher landing percentage.”

メイソンは、キャロライナリグが年間を通して有効にさせるための鍵は、ワームの使い分けだと説明します。フリッピングで使うような状況とは違い、与えるインパクトや効果の違う多くのサイズやタイプのワームへの適応性がキャロライナリグははるかに多いです。

メイソンのお気に入りは次のとおりです。

ジェーンラルー・HooDaddy Jr. — 彼の最も良く使うワームであり、メイソンはディープの地形変化を攻めるときにこれを最もよく使用します。彼が特にHooDaddyJr.が好きな理由は、ワームに付いたリングが空気含んで中層へ浮かせるため、バスがバイトした時のフッキングが決まりやすいためです。

YUM・クリスティークロウ -バスがザリガニを食べていると思われる場合(ライブウェルに入れたバスが吐いたなど)、メイソンは少なくともアングラーの1人にはキャロライナリグを投げさせます。リグのボトムバンピング、スタートアンドストップモーションをしたときのダートや急浮上するワームのアクションを見て、メイソンはこれが逃げるザリガニによく似ていると考えるためです。

メイソンのガイドのお客さんがフリッピングがあまり好きではないと思われるときなど、彼はクリスティークロウ(またはYUMスパインクロウ)をリーダーの長さ45~60センチのライトキャロで釣ります。

「このライトキャロライナリグは、ベッドのバスやギルネストパターンに有効です。バスが見えないとき、この釣りが爆発する可能性があります。」

YUM・クリスティークリッター —夏にメインリバーのサンドバーにバスが集まっている時や、プリスポーンのバスがスポーニングエリアの外側(深いところ)でフィーディングしているような時、これが効くと考えるのは決して悪い考えではありません。

「私はまた、水に濁りが入った時などにこのワームを使います。なぜなら、この大きなボリューム感が出す波動で、バスが見つけやすくなるからです」とメイソンは言います。

YUM・Dinger(5インチ)—特にバスがシャッドなどのベイトフィッシュを偏食していて、シルエットをよりコンパクトにしたい場合に適しています。秋にいいかもしれません。

ジミー・メイソンはキャロライナリグをかなり信用しているため、間違った釣りをする方が逆に難しいと言います。キャロの釣りで釣果を最大に伸ばす鍵は、効果的なフッキング方法であると彼は言います。

「フッキングのときは、瞬間的ではなく時間をかけて横に低くスイープフッキングをします。 ほとんどの場合、どんな風に釣っていても大丈夫なのですが、低く横にフッキングすることで、よりフッキング率が良くなります。」

キャロライナリグが釣れない!? 季節ごとの覚えるべきセッティング&ワームを完全解説
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ジミー・メイソンがキャロライナリグをお気に入りの理由はよく釣れるから、という非常にわかりやすいものでしたが、リグを詳しく見てみると、ちょっと特徴的なことをしていましたね。

タングステンのバレットシンカーを2個使い、それにプラスしてガラスビーズ、ショック止め用にプラスチックビーズということでした。

音を出すのがカギなんですね。

私の場合ですが、なんとなくですが、スモールマウスを相手にビーズを使うことはほとんどありませんでした。

本当に理由もなくただ使わないだけなのでしたので、次はガラスビーズを試してみたいなと思いました。

タングステンシンカーが石に当たって出す「チキチキ」という感じの音は個人的には大好きなのですが、その音がガラスビーズによって常に出すことができるのに、なぜやっていなかったのだろう…

この記事を読んでいてそんな気持ちになりました。

ガラスビーズを加えるリグはちょっと古風な感じですが、もし他にやっているアングラーさんがいない、または減ってしまっている状況であれば、逆にやるべきですしね。

釣れるかどうかはまた別の話ですが…!

また、これも私の意見になりますが、スモールマウスバスは特にキャロのダートするワームの動きが好きな時があると感じていますので、クロー系のワームよりはよりダートしやすいフィッシュ系かシュリンプ系のワームを使うことが多いです。

私の意見はどうでもいいとしても、つまりキャロライナリグというのは魚種や季節を問わず非常に釣れるリグであるということになると思いますので、今後も出番の多いリグになりそうな、より自信を持たせてくれる記事となりました。

キャロライナリグには、リグるのが面倒、そしてキャストがしにくいという最大の欠点がありますが、そのような欠点があったとしても許せるほど釣れると私は思いますので、キャロ嫌いな方がいらっしゃったとしても、そんなこと言わずにやってみてくださいね(笑)

それではまた。

毎度ありがとうございます!