【バス釣り初心者向き】ビッグバスを釣るためのルアーカラーの重要性
バス釣りを楽しむものとして無視できないのが、ルアーのカラーです。通説としてはルアーのカラーの優先度はそれほど高くないとされていますが、それならば、自然界の動物たちがこれほど色とりどりでカラフルになるはずがありませんよね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”The Color of Your Bait Matters If You Want to Catch Big Bass”という記事を引用してご紹介いたします。
ルアーフィッシングを楽しむものとしてはどうしても無視できない、ルアーのカラー。
バス釣りにおいてルアーのカラーの優先度はそれほど高くないというのが通説であると思います。
しかしそれは、カラーは重要ではないということを意味しているのではありません。
色が重要でないのなら、自然界に色とりどりの動物たちがいて、保護色を使う動物もいて、襲われやすいリスクがあるのに繁殖・求婚のために派手な色をしているような生き物がいるはずがないからです。
また、たとえばバスプロさんを100人あつめて全員で同じルアーを投げる大会をすれば、最後に勝敗を分けるのはカラーになることもあるはずです。
優先度がどうであれ、ルアーのカラーは間違いなく釣果に影響しています。
では、そのカラー選びにおいて、どのように考えていけばいいのでしょうか。
この記事は、アメリカのアウトドアライフの専門メディア「OutDoor Life」のコラム記事で、バスマスターカヤックにフルタイム参戦するアングラーであり、バスマスターオープンにコアングラーとしても出場している女性プロアングラー、クリスティン・フィッシャー氏が、バス釣りのルアーのカラーについての考えを共有してくれています。
彼女のルアーのカラー選びについて学んでみましょう。
ビッグバスを釣るためのルアーカラーの重要性
どんなレベルのバスアングラーでも、さまざまなルアーを準備しておいた方がいいということは知っています。 スモールマウスやラージマウスがバイトしてくるきっかけが何なのかが正確にはわからないため、さまざまなルアーを使うというのは正しい考えです。 では、ビッグバスを釣るということになると、ルアーの色というのはどれくらい重要なのでしょうか? それについては私もよく質問を受けます。そして私は率直に言います:色によって素晴らしい釣果になりますし、台無しにもなりますと。
ルアーのカラーは、シーズンを通してそのフィールドで起きていることに合わせていく必要があります。 難しく聞こえますか?そんなことはありません。 あなたが知る必要があることはこれだけです。
春バスのキーはザリガニ
早春または水温が10℃前後になると、ザリガニは越冬場所から出てきて、仲間を探し始めます。 このとき、オスのザリガニはめったにしない岩の上を這うという行動を起こすため、非常に狙われやすくなります。 ザリガニの活性が上がることが、レイバーンレッド、ファイヤークロウのチャターベイト、またはその他のザリガニ系ルアーが春先によく釣れるようになる理由です。 バスはこの時期にはザリガニをキーとしているので、アングラーもそれに合わせるべきです。
シャッド(ベイトフィッシュ)やブルーギルの産卵を確認する
シャッド(ルアーではなくアメリカのベイトフィッシュのシャッドのこと)は、特にシャッドの産卵期には、ルアーの重要なカラーとなります。アングラーはシャッドの産卵期とバス釣りをリンクさせるために、シャッドカラー(通常は白またはオフホワイト)を使用する必要があります。 同じことがブルーギルの産卵期にも当てはまります。 ビッグバスがブルーギルを食べるようになると、アングラーはブルーギルを模倣するためにルアーのテールをチャートに塗ったりします。 また、このときは、白や黒ではなく、ブルーギルカラーのフロッグを使う数少ないタイミングの1つです。 これでバスが必ず釣れるという意味ではなく、たった数バイトの違いでしかないかもしれませんが、それが1日の釣りの計画を変更させるような1バイトになるかもしれません。
水質や天気もルアーのカラーに影響を与える
ルアーのカラーの選び方として、マッチザベイトのほかには水の透明度も大きな役割を果たすことがあります。 クリアウォーターであればグリーンパンプキン、ウォーターメロン、ナチュラルシャッドなどのナチュラル系のカラーにこだわることが効果的です。 逆に濁りがある場合は、アングラーはエサとして目立つカラーを選択したいと考えると思います。 チャートや白などの明るい色を使うのはナチュラルカラーよりも効果的ですが、濁りがある時はブラック/ブルーがバスから最も目に見えやすい色になります。
天気も色に大きな影響を与える可能性があります。 曇りの日には、スピナーベイトのブレードはメッキ系ではなく、より落ち着いたマット系のブレードのスピナーベイトを投げることがよくあります。 メッキ系の輝くブレードは、魚と同じように太陽光を反射するため、晴れた日に人気があります。
釣れるカラーを見極めてください
皆さんの知り合いの中にも、1つのルアーに対して全色揃えているアングラーがいると思います。その人は、一度そのルアーで良い釣りができたことで全カラーを買ったのだと思います。 メーカーからは何百色も発売されているので、ルアーのカラーには本当に悩んでしまうこともあると思います。 成功を目指すバスアングラーにとって大切なことは、経験から言うとシンプルに保つことです。 ワームに関しては、白やチャートなどの明るい系、リアルなナチュラル系、黒などのダーク系だけ。 巻き物ルアーであれば、バスが食べているものの色(ベイトフィッシュ、チャート、赤)に絞り、そのカラーだけを使うようにしてみてください。
色が違いを生む場合があることを忘れないでください。しかし残念ながら、メーカーから発売されている多くのカラーは、必ずしも魚ではなく、アングラーを釣るための目的も含まれています。
なるほど、非常にシンプルですよね。
まとめると、
ソフトルアー
- 白(ベイトフィシュの色)
- チャート(ブルーギルの色)
- ナチュラルカラー(クリアウォーター用)
- ダーク系(マッディウォーター用)
巻き物系ルアー
- ベイトフィッシュカラー
- 赤(ザリガニの色)
- チャート(ブルーギルの色)
ということでした。
そして残念ながら、これは私の意見ですが、メーカーから発売されているルアーのカラーというのが釣り人を釣るためのカラーだということも、ある意味では本当だと言えると思います。
これはルアーだけでなく、別サイズ、別バージョンを展開した時なんかもそうです。
特に注意してほしいのは、途中から開発者が変わった場合です。
たとえばバスプロの誰かが開発したルアーがフローティングで6色展開していたとします。
そのルアーの売れ行きが好調だと、翌年から数年後にサイズ違いやサスペンドタイプも出して、カラーも倍の12色に増えたりますが、この時の開発者が初期の開発者と必ず同じかどうかに注意してください。
開発者が変わってしまったのなら、そのルアーはもしかしたら釣り人を釣るためのルアーに成り下がっていると考えても良いかもしれません。
開発者が変わっても、開発期間に新たに多くの年月をかけているのであればいいと思いますが、正直言って、新たに追加された新モデルの信頼度は少し低く見積もるべきかもしれません。
これはロッドなんかも同じことが言えると思います。
コンセプトが同じでも開発者(監修者)が変われば全く別の味付けになると思いますので、イメージのギャップが生まれるかもしれません。
昔から多くのルアーで「ファーストモデルが一番釣れる」というのが多くのアングラーの呪いのようになっていますからね(笑)
ただし、ルアーフィッシングというのはただ釣るだけが楽しみではありません。
ルアーにはコレクター的な楽しみ方もあるわけで、毎年あるルアーの追加カラーが出るのが楽しみだという楽しみ方もあります。
これも全く否定できない、ルアーならではの楽しみ方なんですよね。
1個のルアーで釣ると全カラー欲しくなる、それは私も一緒ですから(笑)
次はこのカラーで釣りたいなーなんて思って持って行くのですが、結局釣れるのはいつも釣れるこのカラーなんて言ったりして。
そうやって、時間をかけて釣れる色というのが絞れていくのもありだと思います。
ただ、釣果を優先したいのであれば、この記事に合った通り少ないカラーに絞って実験し、どんな時にどんなカラーでビッグバスが釣れたかの傾向を出して、そこから発展させていくといいのではないでしょうか。
小バスはだいたいどんなカラーでも釣れますので、問題は、でっかいバスがどんな色で釣れたかのデータを取ることかもしれません。
やってみてください。
良いデータが取れるといいですね!
そうそう、記事ではブルーギルカラーのフロッグの話が出てきましたが、ブルーギルカラーのフロッグって、珍しいですよね。
当店に取り扱いがございます。全国通販OK(送料250円)
ライブターゲットの3インチの中空フロッグです。リアルなブルーギルカラーで、形状もいわゆるフロッグ系ではなく完全にブルーギルを模した扁平型。
アフタースポーンでフロッグが効果的な場面、他の人と違うものを投げたいのであれば、ぜひお試し下さい。
それではまた。
毎度ありがとうございます!