メタルジグでディープの大物ゲット! バス釣りの秘密兵器

メタルジグが冬のルアーだと思ったら大間違い、なんです。ベイトフィッシュがディープに集結し出す夏、このシーズンもメタルジグの有効になるタイミングです。正直マイナーなジャンルですが、ぜひ学んでおきましょう。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Your Guide to Fishing Jigging Spoons for Multiple Species”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:lurenet.com”Your Guide to Fishing Jigging Spoons for Multiple Species”By Keith Sutton Jul 2, 2021
皆さんはメタルジグというルアーを使われたことはありますでしょうか。
そう、私は海釣りも大好きで、年に数回しか行けないのですがそのときはここぞとばかりにメタルジグを投…いえいえ、そうではありません。
バス釣りでメタルジグを使うことについてお話しています…ああ、もちろんお分かりでしたよね(笑)
メタルジグというジャンルはバス業界の中では最もマイナーなジャンルのひとつと言えるでしょう。
とはいえ、ルアー全体のジャンルとなるとかなり広いですから、それこそまだバス業界に参入していないルアーも含めればマイナーとは言えないかもしれませんので、メジャーマイナーという表現、またはニッチと表現したほうが良いのかもしれません。
似たようなジャンルでは近年ではビッグスプーンというジャンルが開拓され、今ではむしろそちらの方がメジャーですもんね。
メタルジグでバスが釣れるということは分かっている、知っているけども、あまり使う人がいないのはなぜかと考えてみると、メインのシーズンが晩秋から冬というほぼオフシーズンのようなタイミングということで、メディアでなかなか露出されないこと。
もうひとつは、メタルジグはルアー単価が安く、これがいくら売れてもメーカー的にはあまりうま味がないため、大々的にプロモーションする優先順位が低いというのがあるのかもしれません(あくまでも個人の考えです)。
しかし、メタルジグは冬のルアーではありません。
特にベイトフィッシュがかたまってラージマウスバスもスモールマウスバスもディープに集中する夏以降は、使っている人は使っている、釣っている人は釣っている魔法のルアーのひとつなんですよね。
ディープの釣りを得意とするアングラーさんのタックルボックスには、夏、必ずと言っていいほどメタルジグが入っています。
まさにニッチ。
では、具体的にメタルジグの釣りにはどのようなメリットがあり、どのように使うことでバスを釣ることができるのでしょうか。
この記事は、アメリカのルアー通販専門店「LURE NET」のブログ記事で、夏のメタルジグの紹介とバスを釣る方法が解説されています。
バスでメタルジグって、そういえばやったことないな、という方はぜひ読んでみてください。
シンプルでバーサタイルなメタルジグ

コットンコーデル・CCスプーン、この由緒あるルアーは、ハンマーでたたいたような金属片の端にトレブルフックを取付けられただけという構成でできています。カラーはシルバーとゴールドの2色、サイズは1.5インチから3インチまで4つのサイズしかありません(重さは1/4oz~3/4oz)。
CCスプーンにはたったこれだけの選択肢しかありませんが、この地味なルアーをストライクゾーンに落とすことができるアングラーは、ホワイトバスやクラッピーなどのパンフィッシュからブラックバスやトラウト、さらにはソルトウォーターのサメやマグロに至るまで、ありとあらゆる魚種を釣ることができます。
ウォーイーグル・ジギングスプーンも同様の働きをもたらします。ただし、形状が異なるため、視覚効果とアクションは別ものです。 こちらは1/2ozと7/8ozの2つのサイズに7色のカラーがあり、あらかじめスイベルが装着されています。
CCスプーンとウォーイーグルジギングスプーンは、ディープの魚をターゲットにするときに最高のルアーです。ルアーそのものがシンカーのようなものであるため、スーパーディープのストライクゾーンまで急速に沈み、夏には理想的な選択肢になります(もちろん冬も有効ですが、それはまた別の話です)。
とは言うものの、シャローでも、マッディでもクリアウォーターでも、そしてあらゆるカバーの周りで、シーズンを通してメタルジグは効果的に釣ることができます。
水中の立木でバーチカルにメタルジグを試してみたり、橋脚にサスペンドするバスにカウントダウンでアプローチしたり、ワンド内にいるベイトフィッシュなどに向かってルアーをボトムから跳ね上げたりしてください。あなたの想像力しだいで、このメタルジグの釣りは無限に広がります。
ディープのバス

夏の間、ラージマウスバス、スモールマウスバスの多くは、通常はバンクのカバーから離れ、急なブレイク、橋脚、岩場など、湖の沖のエリアにあるディープレンジに移動します。等深線マップや魚探を使ってディープのスポットを見つけだし、ボートをその地形変化の上または横にポジショニングします。
メタルジグを入れたら着底するまで、または魚探で見つけたバスがサスペンドしているレンジまでフォールさせます。リールのクラッチを入れて糸フケをとり、ロッドティップを30~90センチほどしゃくりあげたら、ロッドティップをゆっくりと下げ、スプーンをフリーフォールさせつつも常に「感じる」ようにします。あとはこれの繰り返しです。
ルアーが落ちるときのバイトに集中してください。通常、ラインが微妙に「ツン」と入ったりするのがサインになります。
時々は、メタルジグを水面に向かって素早く巻き上げてみます。これは、逃げ惑うベイトフィッシュに似ており、バスが我慢できないアクションになります。
とはいえ、最も効果的なジギングアクションを見つけるには、その日ごとにいろいろ試してみる必要があります。場合によっては、短くて速いロッドアクションが最も効果的かもしれませんし、他の日には、大きなリフトにロングポーズといったアクションがうまくいくかもしれません。

メタルジグの人気があまりない原因のもうひとつに、根掛かりしやすそうというイメージがあるかもしれません。
あんな重そうな本体にむき出しのトレブルフックという見た目では当然ですよね。
たしかにメタルジグのフォールというのは、実はストレートに落ちるものは少なく、左右にダートしながらフォールするものが多いので(そこがキモなんですが)、たとえば立木の際に垂直に落としたつもりでも、ルアーの方から勝手に掛かりに行ってしまうことがあります。
性能上、根掛かりしやすいという事実は確かにありますが、使うシチュエーションがディープフラットのベイトフィッシュ狙いであれば、根掛かりするリスクはほとんどありません。
そして、思い出してください。
そのような根掛かりしそうなカバーがない場所、または地形変化の少ないところにいるバス、またはボトムのカバーから浮いてサスペンドしているバスこそルアーに反応しにくいということ、そしてそれこそが、メタルジグの出番であることを。
ただし、メタルジグというルアー自体がバス専用ではないため、あらゆる魚種を釣り上げてしまいます。
バスを狙っていてもウグイやニゴイやハスやギルなど、多くの魚がゲストとしてやってきますが(笑)、メタルジグフィッシングはそこも含めて釣りを楽しむためのルアーでもありますので、ぜひこの夏、メタルジグを手にして出かけてみてください。
当店ではJACKALLのリジンというメタルジグがございます。
当店のリジンには7gと5gがありますが、このメタルジグ、フックがシングルフックの2本仕様で根掛かり率の軽減がされていますので、シャローからディープまで使いやすいメタルジグだと思います。
初めてのメタルジグとしていかがでしょうか!
ご注文、お待ちしております!