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ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】
Photo by mepps.com

「あなたが見えている色が、そのまま見えているとは限らない!」とアメリカのルアーメーカー「Mepps」のマイク・シェルドンは言います。ルアーに多くのカラーが存在しているのには、ちゃんと理由があります。ルアーのカラーの応用技術を学びましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより”COLOR TECHNOLOGY – WHAT YOU SEE IS NOT WHAT YOU GET!”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mepps.com”COLOR TECHNOLOGY – WHAT YOU SEE IS NOT WHAT YOU GET!”by Mike Sheldon

あなたにとってバスがよく釣れるカラーは何でしょうか?

グリパン、ブラック/ブルー、チャート、ワカサギ、ミミズ…釣れるルアーカラーというのは人それぞれあるかと思います。

同じ魚を釣るのに、不思議なものですよね。

どのメーカーのルアーを見ても、カラーが1つしかないものはほとんどありません。

ひとつのルアーに少なくとも5色、平均で10色以上、多ければ100色以上もラインナップされているルアーまであるくらいです。

あなたはお気に入りのルアーがあれば、すべてのカラーを揃えたいアングラーですか?すべてのカラーを使いこなしますか?100色あったとしても全カラー買って、すべて使い切りますか?

「イエス」と答えそうな方が私のフォロワーさんの中に心当たりがあるのですが(笑)、普通はそんな人はいません。

だいたいのアングラーさんは、よく使うカラーが数種類あって、中でも特に信頼しているカラーというと3~4色とかそんな感じではないでしょうか。

ではなぜ、そのわずかなカラーに行き着いたのでしょうか?

おそらくですが、多くのアングラーさんは過去に釣ったことがあるカラーをよく釣れるカラーだと感じるからでしょう。ええ、自分の実績なのだからそれでいいんです、間違いありません。

ただしそれだと、そのカラーが常に最高の釣果をもたらすとは限らないんですよね。

その色よりもよく釣れるカラーが本当は存在しているのに、知らないものだから使っていない。使う気にもならない。

そんなことはないですか?

もしそうだとすれば、それは自分の釣果を知らず知らずのうちに引き下げているということになってしまいますので、よろしくありませんよね。

この記事は、フランス生まれのアメリカ育ち、世界最大級のルアーブランドのひとつ「Mepps」社のHPのコラム記事で、経営者のマイク・シェルドンが、ルアーのカラーの応用技術について解説してくれています。

マイク・シェルドンは「あなたが目にする色がそのまま見えているとは限らない!」と言います。

さて、どんな話が聞けるのでしょうか。

偏光サングラス

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Everybody has worn sunglasses sometime in their life. Did you ever notice when you wear green glasses, things look different than they do when you wear glasses with amber or brown lenses? You were probably really surprised if you ever put on a pair of glasses with rose-colored lenses. It really changes the appearance of colors. Have you ever worn glasses with yellow lenses on a dark, cloudy day and seen how bright everything becomes? This happens because colored lenses filter the incoming light. For example, if an object appears red to your eyes, it’s because light rays on the red end of the spectrum have hit that object, and are reflected back to your eyes. If there is no red light hitting the object, it cannot reflect red back to you.

誰もが釣りの時にはサングラスをかけていると思います。 グリーンのレンズのときと、アンバーやブラウンのレンズをかけたときとでは色の見え方が違うことに気づいたことがありますか? ローズカラーのレンズをかけた時にはきっと驚いたことでしょう。 それは本当に見た目の色を変えました。

曇りの日などローライトコンディションで黄色いレンズの偏光グラスを掛けたとき、すごく明るく見えるのを見たことがありますか? こういったことは、入ってくる光をカラーレンズがフィルタリングするために起きるのです。 たとえば、赤く見える何かがあるということは、光の中の赤色の成分がその何かに当たって、反射して目に入ってくるためです。 その何かに当たる光に赤い成分がない場合は、赤が反射して目に入ることはありません(赤に見えない)。

空気中にあるルアーの色の見え方

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】
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Note how vivid these lure colors are when viewed out of the water. These bright colors change considerably when they are viewed under water. Water acts as the “colored lenses" fish “wear." However, instead of being a thin glass lens, water is a thick liquid lens. The deeper the water or the farther a fish is from the object it is viewing, the stronger the filtering effect. There are three “lens" colors of water, blue, green and brownish-red. So when a fish is looking through the water, it is similar to wearing blue, green or brownish-red glasses.

水中で見たときのルアーの色の鮮やかさには注意する必要があります。 明るい色は、水中で見るとかなり変化します。

水は、魚にとってのサングラスのような働きをします。 しかも水は薄いガラスレンズではなく、厚い液体レンズです。 水深が深いほど、または魚が見ている物体から遠くなるほど、フィルター効果は強くなります。 水には、青、緑、赤茶色の3つのレンズカラー(水の色)がありますよね。 それはつまり、魚が水中にいるときは、青、緑、赤茶色サングラスをかけているのに似ているということです。

青色の水の中で見える色

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】
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Blue water filters out red, so red lures become almost black and white in blue water. The red-and-white Aglia® blade is a good example of what happens to a red lure in blue water. Let’s use a red lure as an example. Red is the first color to be filtered by any water color. If I hold a Mepps red-and-white Aglia® in my hand, I distinctly see a red and white blade. If I jump into Lake Superior’s blue water and swim down ten or fifteen feet, however, all of the red light rays are filtered out and the red turns black. My lure is now a black and white Aglia. When I return to the surface, it’s red and white again.

青い水は赤をフィルタリングするため、赤いルアーは青い水でほとんど白黒になります。 青い水の中で赤いルアーがどうなるかについては、赤と白のメップスアグリアのブレードに何が起こるのかをみるのが良いでしょう。

赤というのは、どんな水の色でもまず最初にフィルタリングされています色です。 赤白カラーのメップスアグリアを手に持って見れば、ブレードの赤と白の色ははっきりと見えます。 しかし、青い水の色をしたスペリオル湖にキャストして3~4メートルほど沈ませて泳がせてみると、赤い光がフィルターで除去され、赤だった色が黒くなります。 このとき、私のルアーは白黒のアグリアになっています。表層までリトリーブすると、また赤と白になります。

緑色の水の中で見える色

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Green water filters out red so quickly, just below under the surface a red lure appears black and white. Again, the red-and-white Aglia® blade is a good example of what happens to a red lure in green water. If I jump in one of our inland lakes with a summer algae growth coloring the water green, the green water becomes a much stronger filter and the red light is filtered out in just a few feet. Again, the lure appears black-and-white because the red light rays have all been filtered out. When I swim back to the surface I have a red-and-white lure again.

緑の水はかなり早い段階で赤をフィルタリングし、水面からすぐ下の赤いルアーでも白黒になってしまいます。 ここでも、赤と白のアグリアのブレードが緑の水の中の赤いルアーに何が起こるかを示す良い例になります。

夏に藻類(植物プランクトン)が増えて水を緑色に変色させているような内陸の湖にキャストすると、赤色のルアーに対して緑色の水は強力なフィルターとなり、赤色の光はわずか数十センチで除去されます。 繰り返しますが、赤い光線がフィルターによってかなりの量を除去されてしまうため、ルアーは白黒に見えます。 水面から出すと、再び赤と白のルアーになります。

赤茶色の水の中で見える色

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Stained (reddish/brown) water filters out red, so red lures lighten up considerably in stained water. Note how washed out the red-and-white Aglia® becomes in stained water. It’s strange what reddish brown water does. River water that drains out of swampy, boggy areas gets stained red from the tannic acid present in the water. Reservoirs that flood swampy areas can be the same. Most fishermen have seen and fished these “red" waters. Red water filters out red light rays quickly and completely, so the red-and-white blade on my Aglia quickly becomes a white blade.

ステインウォーター(赤みがかった茶色)は、赤をフィルタリングするので、赤いルアーはステインウォーターではかなり明るくなります。 ステインウォーターで赤と白のアグリアがどのように退色するのかに注意してください。

赤褐色の水というのはなんとも奇妙な色ですよね。 湿地帯の沼から流れ出ている水は、水中に存在するタンニン酸によって赤く染まります。湿地帯の沼から流れ出た水がたまっているリザーバーも同じ可能性があります。多くのアングラーはこの赤い水を見たことがあると思います。 赤い水は赤い光線をすばやく完全にフィルタリングして除去されるので、アグリアの赤と白のブレードは白くなります。

水の色によるルアーの色の視認性

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This is why contrast is so important when selecting a lure color. The pictures you see here do a good job of illustrating this. Notice, for example, how the contrasting dots of the fluorescent dot Black Fury® stand out. The yellow dot Black Fury, which is very bright to our eyes in normal daylight conditions, does not stand out in clear blue water or green-colored water, but it’s outstanding in red water. Chartreuse is a terrific color in clear blue water, even at great depth. However, in green water, it is almost invisible. id-77-9The photos also illustrate why hot firetiger is such a popular and useful color. At least one of this blade’s colors is visible in any water color, so this lure can easily be seen by the fish under many different fishing conditions. Start paying attention to water conditions and colors next time you’re fishing. Put some thought into your selection of lure color. What is the tint of the water… clear blue, green, reddish brown? Lower your lure to the bottom in shallow water. Do you notice any tint changes? How about brightness of the surrounding light? Is it bright sunny, or cloudy? If it’s cloudy, is it still bright or a darker cloudy? What time of day? Early? Mid-day? Late? Light affects the strength of the filtering effect of the water. In bright light, more light will transmit and it will transmit deeper. Low light will mean everything is dimmer and darker. Also, keep in mind your lure is in a colored haze. Visualize what color your lure needs to be to stand out in this colored fog. id-77-10Many Mepps® lures, with their carefully selected blade, body and bead colors, provide optimum visibility under a wide variety of water conditions. This is Mepps® Color Technology. All of our XD spinners, for example, feature Mepps® Color Technology. The XD illustrated features a genuine silver plated blade and body for maximum flash and visibility. The message, while it may seem confusing at first, is simple. Start paying more attention to water, light and lure colors, and begin catching more fish.

これが、ルアーのカラーを選ぶときにコントラストが重要である理由です。上で使われている3色の写真は、それがうまく表現できています。たとえば、蛍光ドットのブラックフューリー(黒いブレードのスピナー)のコントラストの強いドットがどれほど目立っているかちょっと見てください。通常の日光の下で私たちの目に見える明るい黄色のドットのブラックフューリーは、澄んだ青い水や緑色の水では目立ちませんが、赤い水では際立っています。 チャートは、ディープでもクリアな青い水で有効な色です。しかし、緑色の水ではほとんど見えません。

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】

また、ホットファイアタイガーがなぜとても人気があり「使える色」であるかも写真でわかります(赤・黄・緑のブレード)。このブレードの色の少なくともどれか1つは、どの水質でもよく見えるため、さまざまなコンディションで魚から簡単に見つけることができます。次回釣りをするときは、水の状態と色に注意してみてください。ルアーカラーの選択にこのような考えを加えてみてください。水の色合いは何色か…クリアで青、緑、赤褐色? シャローでルアーをボトムまで沈めてみる。色の変化はあるか?周囲の光の明るさはどうですか?明るく晴れているのか、それとも曇りでローライトですか?曇りといっても明るい曇りか、それとも暗い曇りですか?時間は何時ですか?早朝?正午?夕方?

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】

光は水のろ過効果の強さに影響を与えます。光が明るければより多くの光が水中に入り、より深くまで入り込みます。ローライトのときはすべてが暗くなっていくか暗いことを意味します。また、ルアーは色付きのモヤのなかを通ってくるようなイメージを忘れないでください。その色のモヤの中でどんな色ならルアーが目立つのかをイメージしてください。

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】

多くのメップスルアーは、ブレード、ボディ、ビーズの色を慎重に選ぶことで、さまざまなコンディションで最適な視認性を提供します。これがMepps®カラーテクノロジーです。たとえばXDスピナーは、メップスカラーテクノロジーが実装されています。XDという表示は、最大のフラッシングと視認性を実現するために、本物の銀メッキのブレードとボディを使っています。

最初はちょっと混乱してしまうかもしれませんが、言いたいことは単純です。水、光、ルアーの色にもっと注意すれば、より多くの魚が釣れるということです。

ルアーのカラーの応用技術!【水の色と光の色とルアーの色】
Photo by mepps.com

バス釣りではそこまでルアーの色の優先順位は高くないのですが、色によく注意すれば、魚はもっと釣れる。ということでしたね。

ただしここでは、色といってもルアーの色だけじゃないですよ、水の色、光の色、そしてルアーの色ですからね。

以前私も、このブログの何かの記事で「水の色と反対のルアーの色がアピールカラーになるのではないか」という仮説というか持論を展開したことがあります。

それとなんとなく同じことを言ってるようで嬉しいような、それではまだ足りなかったようで悔しいような、いえやっぱりうれしいです(笑)

ちなみに、このメップスというメーカーのルアー、ルアーのことをルアーと呼んでいるんですよね。

ちょっとした豆知識なんですが、日本では疑似餌のことをルアーと呼ぶのが一般的なのですが、アメリカでは疑似餌(いわゆるルアーのこと)を「ベイト」と呼ぶんです。

クランクベイト、スイムベイト、ジャークベイト、スピナーベイトみたいな感じです。ワームだったらソフトベイトとか。

ベイトというのは「餌」を表す単語なので、実在する何かの生き物(バスにとってのエサ・獲物)を模したものをベイトと呼ぶんですね。

それに対してメップスは、自社のルアーのことをベイトとは呼ばず、ルアーと呼んでいるんです。

ルアーというのは「誘惑する」という意味。

つまりメップスのルアーは実在するものを模倣したものではなく、実在しないもので魚を誘惑するもの、と位置付けているんですね。

ちなみに生き物を模倣せず実在しないルアーと呼べるものってスピナー以外にあるのか考えてみたのですが、ラバージグくらいですかね…?あとは管理釣り場でトラウト釣る用のらせんのやつとか?うーん意外と思いつかず…。スピナーを考え出したメップスやっぱりすごい…!

そこで思ったのですが、実在する生き物を模倣せず、実在しないもので誘惑して魚を釣るのだから、色や形や動きの質というものが余計に重要になるのではないでしょうか。

バスフィッシングではルアーの色というのは優先順位としてはそんなに高くないですから、ここで「ベイト」と「ルアー」の違いが出るのかもしれません。

そう考えるとすごく面白い記事だと思いました。

今まで色の優先順位が低かった、または色はあまり気にしてなかったとしても、こんなの読んだらやっぱり水の色とルアーの色の関係は無視できなくなっちゃいますよね!

あなたはどう思いましたか?

それではまた。

毎度ありがとうございます!