野尻湖水中散歩:岸辺の生き物にはどんなものがいるの?【春の野尻湖水中映像】

野尻湖水中散歩:岸辺の生き物にはどんなものがいるの?【春の野尻湖水中映像】

4月の暖かい日、ひとり野尻湖へ散歩に出掛けました。水中映像を撮影しましたので、探検気分でご覧いただければと思います。また、現在における自分自身や他者との向き合い方も自分なりに考えてみました。お時間のあるときにご覧いただければと思います。

こんにちは!店長の小山です!

本日は野尻湖へ散歩に出かけた時の様子をお伝えさせていただきます。

現在の野尻湖のようす

この時期、野尻湖の様子はどうなのでしょうか?バス釣り解禁を待っているアングラーさんにとっては気になることかもしれません。

ということで、家で空のペットボトルに麦茶を入れ、カメラを持ってひとり野尻湖へドライブ&散歩がてら様子を見に行ってきました。

野尻湖に到着すると、この時期の野尻湖は通常ですと駐車場などに除雪された雪が山になっているのですが、今年はほとんどありません。今年だけでなく、ここ数年かなり少なくなりました。

暖かい日を選んで出掛けたのですが、それでもこの日の野尻湖の最高気温は15℃程度で、まあまあ寒いです。桜も全く咲いていません。

春はもう少しだけ先のようです。

では、水中はどうなのでしょうか?

ということで、水中にカメラを入れてみました。探検気分で息抜き程度にご覧いただければと思います。

映像には収められなかったのですが、個人的に気になっていたのはウィードのことでした。

冬でも枯れずに残っているウィードがあるだろうと踏んでいたのですが、思ったより少なかったです。

しかし、種は分かりませんが、大きなウィードパッチもありました。今年も各ポイントでウィードが繁茂することでしょう。問題は程度ですね。

今年が実質的な「ウィードレイク野尻湖」元年となるかと思いますので、釣りがどのように変化するのか、気になるところです。

お出掛けには最大限の配慮を

2020年4月8日現在、野尻湖のレンタルボート店はすべて、解禁日から営業をするようです。

私自身も、釣りはストレスの軽減、解消の助けになると考えますので、釣りをすること自体は賛成です。しかし、気を付けなければならない時期なのも間違いありません。

野尻湖のレンタルボート店の多くはご高齢の方が経営・運営されている傾向がありますから、利用する側が最大限配慮する必要があります。

自分が感染を広げてしまうかもしれないという自覚を持って行動するようにしましょうね。

  • 複数人での車の乗り合いで釣りに行かない
  • 途中のコンビニや飲食店等はなるべく寄らない
  • 釣り以外の時はマスクをする
  • レンタルボートの使用前後は手で触れる部分をアルコール消毒する
  • 自分のスマホを手渡して他の人に写真を撮ってもらわない

このような行動に気を付けたいと思います。

ストレスに負けないように

私は専門家ではありませんので断言できることはないのですが、自分なりに考えていることを挙げていきます。気を付けたいことは、ストレスが原因で自分自身が他の病にかかってしまわないことだと思います。そうならないために、次のことを実践します。

  • 釣りに出掛けるための食料などはわざわざ買いに行かず、 (日常やっている) 最小限の買い物の時にあらかじめ買っておく
  • 1人で行く
  • マスクをし、アルコール消毒剤を持ち歩く
  • 公衆トイレは使わない
  • 釣り人が多いようなら、釣りを諦める
  • 今は医療機関へ負担を掛けてはいけません。したがって道中の交通事故、釣りや散歩中のケガや熱中症などの病気で医療機関の手を煩わせないように最大限の注意を払う

これが実践できそうもない状況や釣り場であれば、残念ですが行かないようにします。

1人暮らしでない方、特にお年寄りやお子様のいるご家庭は私なんかよりも気遣いが多くなっていることかと思いますが、新鮮な空気を吸い、また運動不足にならないために、私からご提案させていただくとすれば次のようなことがあります。

  • 天体観測・・・先日はスーパームーンでしたが、これを期に夜の天体に興味を持つのはいいことだと思います。人が出歩かない夜間、月や星が一番きれいに見えるところはどこか、探してみるのもいいのではないでしょうか。ご存知かもしれませんが、現在はオリオン座の左上の赤い星(ペテルギウス)がかなり暗い状態です。オリオン座ってこんな形だっけ?と話し合うのも面白いかもしれません。
  • 散歩やハイキング・・・普通の散歩ではなく、まずは大人の方が(人の少なそうな)目的地の候補をいくつか決めたら、あとは子供さんにすべてを計画させてみてはどうでしょうか。散歩という名目ではなく、目的のある冒険です。一緒にお弁当のメニューを考え、一緒に作り、食べる場所も計画してもらい、道中のナビゲートもお願いしてみるなどすると、子供さんのポジティブな思い出になるのではないかと思います。目的は、誰が一番きれいな石を拾うことができるか、誰が一番良い写真を撮れるかなど、些細なものでいいと思います。
  • 宝さがしゲーム・・・自宅に庭がある場合は、庭のどこかに宝を隠し、宝の地図を謎解き風に書き、子供に探させたり、逆に子供にそれをしてもらう遊びはどうでしょうか。ゲームの画面ではなく、実際に欲しいアイテムを入手するためには、手が土で汚れたり、葉っぱで手を切るという危険があるんだということが楽しみながら理解できるかもしれません。

他にも、なにか一家で楽しめる屋外での遊びを考えてみてはいかがでしょうか。

他者に対して出来ること

これをご覧の皆様におかれましても、大なり小なり行動が制限されている状況だと思います。みなさま本当におつかれさまです。みなさまの行動のおかげで、亡くならずに済んだ命が必ずあると私は信じています。

しかしながら、それがストレスになり自分自身が他の病気になったりすることもよろしくありません。

これに対する私の考えは次の通りです。

  • 3密を守ることは自宅にいることだけではないことを理解し、慌てず冷静に考え、感情的にならない
  • ストレスに押しつぶされそうになるのを防ぐための外出は不要不急ではなく必要なこと(ただし保健機関のガイドラインには従う)
  • 外出している方がどのような理由でしているのかは外からは分からない(死ぬほど悩んで苦しんで迷った上での外出かもしれない)
  • 外出している人の理由も知らずに批判をするのは自分のストレスが増すだけなので、自分にできることに集中する

毎日毎日、コロナウィルスの情報に目を奪われ、感染や死の恐怖と向かい合っていることで心身ともに疲れ切ってしまいます。

しかし、自分が感染しているかどうかを確認する方法は残念ながらありません。

それならば逆に、自分がすでに感染していると仮定して「どのようにしたら自分のせいで感染拡大をさせないようにできるか」という考えに切り替えることも、今ある自分の中の恐怖を克服する一つの手段なのではないでしょうか。

ウィルスの感染拡大を遅らせることは、今、私たちがするべき義務で、そのために社会的距離を置くということが最も効果的な手段ではありますが、そのために個人や社会が壊れてしまっては死んだも同然です。

人間として正しくあるために、ガイドラインに従った適切な行動をしたり他人との距離を守りながら、釣りやちょっとしたアウトドアを個人や家族で正しく楽しむようにしましょう。

釣り人であれば、水面を眺めるだけでもかなり癒されますからね。自分を大事にしてくださいね。