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バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】

バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

ラージもスモールもよく釣れるダウンショットリグ。最近はやや下火なリグというイメージもありますが、実際のところはそんなことはなく、皆さん使っててバスも釣れているのではないでしょうか。今回はこのダウンショットリグについて、少し掘り下げてみましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Why Drop Shot Bass Fishing Isn’t Always Vertical”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”Why Drop Shot Bass Fishing Isn’t Always Vertical”By Rob Jordan •Apr 2, 2021

私の釣りの中では欠かすことのできない重要なリグのひとつ、ダウンショットリグ。

なんとなーく、ここ数年では他のリグや釣り方がブレイクしたこともあってか、ダウンショットはやや下火なイメージがあります。

ただ他のリグが話題になっているからそう感じるだけで、実際は皆さん使ってらっしゃるのでしょうか。

そういえば先の木崎湖での大会では、ダウンショットを投げた方が優勝していました。

それと水野浩聡プロのYoutubeチャンネル「水の旅」の4/30にアップされた動画でも、ダウンショットで50アップが釣られていましたね。

ダウンショットはリグが登場してからしばらくの間、ピンポイントでの1点シェイクの釣りに最大の効果を発揮するという見方をされていました。

もちろんそれは今でもその通りです。

また、この日本発祥のライトリグは広く世界中でも愛用されているのですが、バス釣りの本場アメリカではボートの真下でバーチカルに使うことがメインの使い方と見られています。

これもその通りで、リグの特性が生かされた理にかなった使い方ですよね。

こうして時が経つにつれ、リグのことが理解され、使い方が確立されていくものなのですが、実際は使い方が限定されていくわけではなく、用途は広がっていくものではないでしょうか。

たとえばネコリグも初めはオープンウォーター向きのリグだと思われましたが、パワーフィネスやカバーネコは今や一般的ですし、キャロライナリグもヘビキャロから始まり、超ライトキャロまで広がりました。

そしてこのダウンショットはといいますと、シンカーの重さからリーダーの長さを変えることで、今やかなりの汎用性のあるリグとして使われていますよね。

先ほどはアメリカではボートの真下を狙う専用のリグと紹介しましたが、そのアメリカではこのリグの使い方がどのように広がっていったのかを、ここではご紹介したいと思います。

この記事は、アメリカのバス釣り専門メディア「Wired 2 fish」の記事で、ライターでありプロフィッシングガイドであるロブ・ジョーダン氏が、ダウンショットリグの汎用性(バーサタイル性)について解説してくれています。

ラージもスモールも大好きなダウンショットリグの汎用性について、少し掘り下げてみましょう。

キャストして使う

引用文(タップすると開きます)
We know the rig has proven itself to be a staple for vertical fishing, so it would only make sense it would also work casting to the same fish once they stop biting under the boat, right? Maybe the fish are set up a little too shallow to fish vertically or are scattered due changing weather conditions or increased boat pressure. The fish on the lakes I guide on (Lake Lanier, Hartwell & Chatuge) have taught me many things over the years. But one of the most important things is that they are very aware of your presence most times. I’d say they are more wary of shadows and sonar noise than any bass I’ve experienced anywhere in the country. I know many of my friends on tour will attest to that as well. With these lakes being constantly pressured and the regional headquarters for guys trying out the latest and greatest electronics, they can certainly be fickle sometimes. Anglers often view fish in 20 or 30 feet of water as “deep" or “far away". When in reality, it’s not much different that you standing at the trolling motor and catching a fish right behind the outboard. Let that sink in for second. They’re not far away. You’ll find that casting and working the areas thoroughly where you’ve marked fish can be highly effective while showing them a different look from traditional bottom baits. I’ll often use this casting method to target boat docks, isolated grass beds, bridge columns or other vertical structure around which fish may suspend during the year. I’ll also use it to cover flats where spawning bass set up a little too deep to see, all the way out to the structure-oriented fish I referred to above that have simply had enough pressure from fancy electronics all year long. Regardless of the depth you’re fishing , showing them something different that naturally rests right above the bottom can unlock schools of bass that seem unresponsive to anything else. The key part to this is to use a variety of retrieve styles to determine how they want it. I’ll try a slow drag-and-stop if there’s wave action or current available or a light shake-and-pause if it’s fairly calm. Often times the one key factor is making sure the weight always stays in contact with the bottom and the rig isn’t being pulled around too much. Mix it up but always pay close attention to how you’re fishing it when the bites occur.
バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

このリグはボートの真下を釣るときの定番であることはご存知の通りですが、ボートの下でバイトがなくなったら、そのバスの群れに対してキャストして狙うのも意味がありますよね?釣るには水深が足りなくて真下で釣るには向かなかったり、気象の変化やフィッシングプレッシャーによりバスが散ってしまったのかもしれませんから。

私がガイドしている湖(ラニアレイク、ハートウェル、チャトゥージ)のバスは、何年にもわたって私に多くのことを教えてくれました。なかでも最も重要なことの1つは、バスは多くの場合、あなたの存在をかなり認識しているということです。ここのバスは私が経験した限り、他の湖のバスよりも人影や魚探のノイズを警戒していると思います。トーナメントツアーをしている友達の多くもそれに同意するでしょう。これらの湖は絶えずフィッシングプレッシャーをかけられており、あるメーカーの最新かつ最高機種の魚探をテストするためのフィールドにもなっているため、非常にスレていると考えることができます。

釣り人によっては、水深6mや9mにいるバスのことを「深い」または「遠い」と見られることがよくあります。実際には、エレキの前に立って、エンジンのすぐ後ろあたりくらいの距離ですから、たいした距離ではありません。

着底まで少し我慢しましょう。バスは遠くないです。

あなたが目を付けたバスに対してダウンショットリグをキャストで狙っていくことは、従来のボトム系リグとは別のプロファイルであり、非常に効果的であることがわかります。私はダウンショットのキャスティングを使って、ボート桟橋、ウィードパッチ、橋脚、その他の縦ストラクチャーにサスペンドするバスを年間を通して狙っています。また、深すぎて見えないフラットにいるスポーニングバスを狙うためにも使用します。しかし縦ストラクチャーに着くバスすらも、一年中高性能魚探による高いプレッシャーがかかっています。

釣りをする水深に関係なく、ボトムの上でナチュラルにアクションするものを見せることは、他では何も反応しなかったバスの群れに反応させることができます。このときに重要なのは、さまざまなアクションやスピードを試し、何が有効かを判断することです。波のうねりや水流を利用する場合はスローにズル引きしたり、静かな水面の場合は軽くシェイクの後にポーズしたりします。多くの場合、重要な要素の1つは、シンカーが常にボトムに接触していることと、ラインテンションを掛け過ぎないことです。色々試す中で、どんな釣り方の時にバイトがあったかに細心の注意を払ってください。

シャローで使う

引用文(タップすると開きます)
Another option for branching out with the drop shot is keeping it handy for picking off bass in just a few feet of water. When fish are up shallow, they can often be wary of larger, heavier baits especially if the water and sky conditions are calm and clear. No matter if they’re up cruising, spawning or patrolling a bluegill bed, wacky rigging a 4-inch stick worm on a 3/16-ounce weight is a way to catch bass that don’t seem to respond to anything else. In most cases, I’ll keep a shallow-water drop shot rigged on a spinning rod with an 8- or 10-pound test fluorocarbon leader simply for the accuracy and ability to make as subtle of a presentation as possible. I’ll also typically keep the distance between the weight and hook a little shorter than I would for deeper water. In most cases I’ll make it 6 to 10 inches so the bait settles in as natural as possible, even in just a foot or two of water. The 6-pound largemouth in this picture was caught on a 6-inch drop shot worm from Z-Man last summer called the Long ShotZ. I had it rigged on a light-action rod with 6-pound test for fishing deep-water brush piles for spotted bass earlier in the day on a client trip. After working a shallow area throughly with topwater lures and jigs, we were both left with the unexplainable feeling to which all fishermen can relate. “There has to be some fish up there." One cast after turning the boat around to revisit the area resulted in a heck of a fight on a light-action setup. But perhaps more importantly, it opened our eyes that day that a different approach can change the outcome of a day on the water.
バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

ドロップショットの他のオプションは、水深わずか数センチというところにいるバスを釣るのに使うというものです。バスがシャローにいるとき、特に天気も水面も穏やかでクリアな場合、バスは大きくて重いルアーに警戒しがちになります。バスが産卵するブルーギルのネストのまわりを回遊しているような場合でも、4インチのストレートワームをワッキー掛けにした軽めのシンカーのドロップショットを投げるのは、他に何も反応しないバスが釣れる方法です。

私はほとんどの場合、スピニングタックルに8ポンドから10ポンドのフロロカーボンリーダーを使ってシャローにドロップショットを投げ、できるだけ繊細なプレゼンテーションをするようにします。また通常、フックとシンカーの間は、ディープで使うよりも少し短くします。ほとんどの場合、私は15~25センチにして、水深が30~60センチであっても、ワームができるだけナチュラルに存在できるようにします。

上の写真の6ポンドのラージマウスバスは、昨年の夏にZ-Manから発売中のロングショットZと呼ばれる6インチのドロップショットワームで釣りました。ガイド釣行で、ディープのオダに着くスポッテッドバスを狙う用にライトアクションのロッドに6ポンドラインを使ってそれをリグっておきましたが、ますは朝イチはシャローでトップウォーターやラバージグを使って徹底的に探りました。しかし私たち2人のアングラーは共通して、ある説明のつかない感覚を覚えました。

「そこにバスがいるはずなのに、おかしい」

また後で入り直してみようとボートの向きを変えたとき、お客さんがシャローにキャストしたライトアクションのダウンショットロッドに写真のバスが食ってきたのです。そう、重要なことは、その日、別のアプローチをすることで1日の釣果を変える可能性があるということを知った私たちの目からウロコが落ちたということです。

ヘビーカバーで使う?

引用文(タップすると開きます)
Often referred to as “power shotting", fishing a drop shot on heavier tackle can be a game changer in heavy cover. Laydowns, stump fields, fixed-post boat docks and even vegetation are all places you can have great success with this type of modified drop shot rig. Make sure to adjust your line size and weight accordingly and don’t hesitate to fish it on a casting rod. The main objective is to show them something different and this is also highly effective in situations where the fish don’t sit right on the bottom such as areas where bass relate to cover but are often suspended due to soft mud and silt like tidal rivers. Bass don’t like soft bottom composition most times. Silt and sediment in the water is like us sitting in a smoke-filled room. It’s hard to breathe and other forage species will suspend off the bottom as well, making a modified drop shot a deadly approach in those scenarios. This also applies to lakes or ponds that have a bottom that’s covered in short grass or moss. They will stay just above that in most cases. I’ll fish this primarily rigged Texas-style with a variety of plastics. Everything from a traditional 6-inch straight worm all the way up to beefier creature baits and 10-inch worms. I typically prefer a straight-shank hook with a small keeper but I’ve also had great success fishing bigger plastics on heavier EWG-style hooks in some of the thickest cover around, even on straight braid in heavy vegetation at times.
バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

パワーダウンショットと呼ばれるヘビータックルでのドロップショットの釣りは、ヘビーカバーの釣りを変える可能性があります。レイダウン、スタンプエリア、桟橋、ウィードなどは、ヘビーカバー用にアレンジされたドロップショットリグで大きな成功を収めることができる場所です。

ベイトロッドでキャストしやすいように、ラインの太さやシンカーの重さを調整することを恐れないでください。主な目的は、バスになにか見慣れないものを見せることであり、これは、タイダルリバーなどのソフトボトムのエリアでよく見られるような、バスがカバーに着いているものの、ちゃんとつかずにサスペンドしているような状況でも非常に効果的です。

バスはほとんどの場合、ソフトボトムが好きではありません。水中の泥や堆積物というのは、人間で言うと煙が充満した部屋に座っているようなものです。息もしにくく、ベイトフィッシュ達も底から離れてしまうため、この状況ではそれ用にアレンジしたドロップショットが有効なアプローチになります。これは、ボトムが背丈の低いウィードやコケで覆われている湖や池にも当てはまります。ほとんどの場合、バスはそのすぐ上に乗っています。

こういったところでは様々なワームをオフセットフックを使ったダウンショットで釣ります。6インチから10インチのストレートワームから、強い波動のクリーチャー系ワームまですべてです。通常はワームキーパー部の小さいストレートオフセットフックを好みますが、時にはエクストラワイドゲイプのヘビーオフセットフックにPEライン直結で、ウィード周りやヘビーカバー周りで使って大きな成功をしました。

リグセッティング

引用文(タップすると開きます)
No matter what part of the country you’re in or what species you’re targeting, there are ways to think outside of the box when it comes to drop shot fishing. My tackle setup will vary somewhat when it comes to line size, hook style and even the bait I choose to use, but here are a few general rules I go by when rigging up . I use a Palomar knot every time. Leaving a long tag end, looped back through the hook eye from the top-down. Then I’ll trim it to the appropriate length for the weight below the bait. Generally around 12 inches is a good all around length which leaves you a little extra in case you need shorten up. On the opposite end of things, I’ve caught fish many times with up to a 4-foot gap between my hook and weight in deep-water situations for spots and smallmouth. Just mix it up until you find the right length. I’m always fishing this on fluorocarbon and will adjust the line size from 6- and 8-pound for clear water up to 15- and 20-pound leaders for heavy cover. Lastly, the weight size is critical for presenting your plastic as natural as possible. Contrary to what many may believe, heavy isn’t always best. My favorite weight for all scenarios from shallow to deep is a 1/4-ounce cylinder-style weight for versatility and a quick descent to the bottom. I will bump up to a 3/8- or 1/2-ounce in strong current and waves while fishing deep water or in thicker cover when needed. Bottom line… think outside of the box when it comes to the drop shot rig. Put in a little time with it and you’ll find that it can be a player in almost every bass-fishing scenario.
バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

地域やバスの種類を問わず、ドロップショットの釣りに関しては、枠にとらわれずに考えるようにしたいものです。私のタックルのセッティングは、ラインの太さ、フックの形状、さらには使用するワームによって多少異なりますが、おおまかなルールがあります。

フックは毎回パロマーノットを使います。結んだら長く残したラインの端をもって、フックのラインアイの上から下に向かって再び通します(フックが常に上向きになる)。次に、リーダーを適した長さにカットします。リーダーは短くしたい場合はカットすることができるので、少し長めのだいたい30センチくらいでいいと思います。逆に、スポッテッドバスやスモールマウスバスを釣るディープでは、リーダーが最大1.2メートルもあるリグで何度もバスを釣っています。適切な長さが見つかるまで色々試すべきです。

私はいつもフロロカーボンで使っていますが、太さはクリアウォーターなら6ポンドから8ポンド、ヘビーカバーならPEラインに15ポンドから20ポンドのリーダーという風に調整します。

最後にシンカーですが、これはワームのアクションをできるだけナチュラルに見せるために重要です。多くの人が思っているような、重いほうがいいとは限りません。私が考えるシャローからディープまで使えるシンカーや重さは、汎用性の高さやボトムまでのフォールスピードを考えると、1/4オンスのスティックタイプのシンカーです。ディープでの釣りや、ヘビーカバーでの釣り、強い流れや波がある場合などは、必要に応じて3/8オンスから1/2オンスまで重くします。

結論…ダウンショットリグに関しては、固定概念を捨てて考えてください。少し時間をつかって考えてみると、ほとんどすべてのシナリオで使えることがお分かりいただけるはずです。

バーサタイルなダウンショットリグ【高い汎用性】
Photo by wired2fish.com

アメリカの記事を読むといつも思うのですが、タックルに関してはかなりヘビーなように感じます。

日本で当てはめて考える場合は、もっとライトなイメージのほうが良いでしょう。

しかし、リグに対する考え方についてはさすがという感じです。

このリグはフックからリーダーの間があるため、ヘビーカバーの中へ入れて釣るには向いていません。

シンカーとフックの一体感がないため、カバーの中に入れるときや外へ出す時にシンカーがカバーに巻き付いてしまったり、フックが引っ掛かってしまいやすいんですよね。

カバー周りや、複雑すぎないヘビーカバーであれば問題なく使えますし、オープンエリアでのスイミングでも使えますし、ロングリーダーでウィードの上にワームだけ出して漂わせることもできます。

ほかにも、ちょっとイレギュラーな使い方ですが、ロングリーダーのシンカーだけを陸地に乗せて、ワームだけを水面にチョンチョンと当てるといった使い方もできます。オーバーハングする草やブッシュや木の枝がないところでのちょうちん釣りという感じで。

最初に紹介させていただいた水野プロの動画では、30センチくらいのリーダーで、ラインを張ってはゆるめて何度もフォールさせて誘うということをしていました。

ダウンショットの使い方などは今さら私がいうより皆さんの方がご存知のことと思いますが、広い意味で捉えれば、ダウンショットに限らずあらゆるリグで柔軟に考えていったほうが、今後ますます警戒心が強くなっていくであろうスレたバスに対して有効な戦法が見つかるように思うんです。

日本とアメリカ、ラージとスモール、クリアとマッディーなど、場所やシチュエーションは変われど、リグを工夫して使うと新たな発見があることに変わりはありません。

思い込みをなくし、いろいろ試すことを恐れないアングラーになりたいものですね。

皆さんも新しいダウンショットの使い方があれば、よろしければぜひ教えていただければと思います!

それではまた。

毎度ありがとうございます!