夏バスを釣るための3つの鍵

夏のバス釣りの鍵は「ディープ」「ヘビーカバー」「流れ」の3つです。フィールドでは春に比べると目に見えるバスが減ってしまいますが、目で見えるこれら3つの鍵を探すことで、夏のバスを探し出すことができます。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”3 KEYS TO SUMMER BASS FISHING SUCCESS”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:luckytacklebox.com”3 KEYS TO SUMMER BASS FISHING SUCCESS”
夏へと向かうバスたち。
春はスポーニングの季節で、岸際に多くのバスがいますが、そこから夏へと向かうまでに、そこにいた多くのバスたちは姿を消してしまいます。
そのため、夏はベッドにいたバスを探すよりもはるかに見つけるのが難しくなります。
その分、釣りも難しくなるかもしれません。
ただ、直接目で見るのが難しくなったとしてもバスがいなくなったわけではありません。
バスを直接目で見なくても、フィールドにある目で見えるものを鍵とすることで、夏のバスを探し出すことができます。
その鍵とは、ディープ、ヘビーカバー、流れです。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Lucky tackle box」ホームページのブログ記事で、夏のバスを探すための3つの鍵が共有されています。
夏のバス釣りで迷うことがないよう、ぜひ読んでおきましょう。
ディープゾーン
酸素は、夏のバスの居場所を決める主な要因になります。 水温が21℃を超え始めると、バスはより深く、より涼しく、より酸素が多いエリアを探します。 彼らはまた、食料源がすぐ近くにいる場所に引き寄せられます。 ベイトフィッシュは夏の時期にはディープへ行く傾向があります。
メインレイクでそのような水中岬、ハンプまたはレッジ(棚)を見つけてください。 キャロライナリグ、フットボールジグ、ディープクランクベイト、スイムベイトなどでボトムへのプレゼンテーションを行います。 魚探を使用して、しっかりとした群れを作っているベイトフィッシュを見つけます。その下にバスがおり、水中で狂ったようなフィーディングがいつでも発生する可能性があり、そうなればバスが連発で釣れるチャンスです。
ヘビーカバー
ウィード、アシ、その他の水生植物は、夏のバスを引きつけます。 濃いカバーほど良いです。 バスにとって快適な屋根となり、水温は低く、シャローをうろつくブルーギルやその他のベイトを攻撃するための待ち伏せ場所になるため、完璧なエリアです。
ここでは正しいプレゼンテーションが重要です。 カバーの上を通すフロッグ、マットを撃ち抜くパンチングが良いでしょう。 また、カバーアウトサイドエッジにスティックベイトを投げたり、カバーと平行に巻き物系ルアーを試してください。 ウィードエリアでは、健康なウィードと多くの生命感を探してください。 ウィードが枯れているように見える場合はスルーしてください。
流れ
夏は、酸素と食料源がバスにとって重要であることがお分かり頂いたと思います。このことから、流れに引き付けられるという事も驚くべきことではありません。 流れには生物学的な需要が常にあるのです。 これが、夏に水温が上がったとき、ワンドに流れ込む小川、落ち込み、潮汐による水面の変化、さらには風によってできた流れでさえ、狙うべきポイントになりうる理由です。
水の流れを見つけたら、ジャークベイト、スピナーベイト、スクエアビルクランクベイトを投げてみてください。 流れの中のバスは通常、その流れのなかでも速く動けるベイトを追いかけているため、より活性が高い傾向があります。 それでもバイトがない場合は、流れをブロックしている物の裏側へラバージグやテキサスリグを投げてみてください。 これらは、バスが獲物を攻撃するための重要な待ち伏せスポットになっています。

夏のバスを探すための3つの鍵である「ディープ」「ヘビーカバー」「流れ」。
これらがなぜ鍵となるかは、酸素が豊富で、ベイトがいるからということでした。
水中に含まれる酸素を溶存酸素と言いまして、水温が上がると酸素が減り、水温が下がると酸素が増えます。
その原因のひとつに、水温が上がるとプランクトンが増え、プランクトンの呼吸が増え、酸素が減ってしまうということがあります。
それと合わせて、あまり知られていませんが、二酸化炭素も水温の上昇とともに減るんですね。
水温が上昇するとともに二酸化炭素が減ると、光合成に二酸化炭素を必要とする水生植物たちが光合成できなくなり、ますます酸素が減るという図式です。
夏になると魚の大量死が起きたりしてしまうのをニュースで見ますよね。こういうことが原因なのでしょうね。
これを避けるため、バスもベイトフィッシュも溶存酸素の多い涼しい場所を探すということで、涼しい場所にはバスもベイトもいるということになり、ディープやヘビーカバーや流れにはバスもベイトもいるということなんですね。
私はフィールドの水温を見るのが好きで、特に冬の寒い時期に水温を重要視するのですが、真夏に水温上昇のピークになるころもより水温を気にしたほうが良いかと思います。
ただし冬の水温の差とちょっとニュアンスが違いまして、冬は絶対的な水温の差を重要視するのですが、夏の水温はディープや日陰や流れなど、水温計では差として出にくい体感的な水温が重要になる気がします。
ですので、この記事にある通り、目で見て水温の差がありそうなものを探すことが重要だと思います。
ぜひこの夏、ディープ、ヘビーカバー、流れに注目してバスを釣ってみることにしましょう。
それではまた。
毎度ありがとうございます!