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伊藤巧プロのフリーリグ【アメリカで大注目】

伊藤巧フリーリグ
Photo by the fishing wire.com

現在のアメリカではフィールドのハイプレッシャー化に伴って日本のアングラーやテクニックに注目が集まっているのですが、アメリカがいま伊藤巧プロに注目しているのは、フリーリグのようです。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”THE FREE RIG: BASS FISHING’S NEXT BIG BAIT”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com”THE FREE RIG: BASS FISHING’S NEXT BIG BAIT”JUNE 21, 2022

2022年現在、アメリカバスマスターのトーナメントに参戦し、最高峰のエリートクラスで戦っている伊藤巧プロ。

彼のバスフィッシングの実力と人柄の良さで、アメリカでの評価はぐんぐん上がっているようです。

私にとっても伊藤プロは、彼の動画を見たりすると、バス釣りがしたい!という気にさせてくれるプロのひとりで、学ぶことが多いと思っています。

しかし現在、アメリカで注目されているのは伊藤プロだけではありません。

日本のバス釣りそのものが、アメリカで注目されています。

それは30年ほど前の常吉リグ(ドロップショットリグ)から始まり、ネコリグ、ジカリグ、チェリーリグ、S字系ビッグベイト、スパイベイトなどなど、日本からアメリカに渡ったテクニックやルアーがどんどん受け入れられやすくなり、今やハイプレッシャー化が進むアメリカでは「次に日本で流行るのはなんだ」と常に日本のバス釣りに目が向けられている状態なんですね。

そのような背景もあり、アメリカでは日本人プロアングラーの動向を気にしてくれたり、支えてくれる流れが生まれていると思います。

そして、エリートシリーズ挑戦の2年目で優勝、10位以内に7回も入っている伊藤巧プロの実力は本物ですから、彼が使っているテクニックには当然のように注目が集まるのです。

アメリカが今、目を付けているのは伊藤巧プロの「フリーリグ」のようです。

この記事は、アメリカの釣り専門ウェブ新聞「The fishing wire」の記事で、伊藤巧プロのフリーリグについて書かれています。

人気プロアングラーですので伊藤巧プロの釣りについてはご存知の方も多いかと思いますが、アメリカ人バスアングラーが学ぶ姿勢とともに、私たちもおさらいしていきましょう。

フリーリグとつかいかた

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
The free rig is a hybrid rig that shares some aspects of the ultra-popular Texas and Carolina rigs. Using a weight with a hole at the top, anglers thread their line through the hole, tie their hook, and then rig their soft plastic bait. As the rig is cast out, the weight falls first and the soft plastic falls slowly behind it in a free-flowing and unpredictable way. Ito says this falling action is what makes it so deadly. “The free rig is similar to the Texas-Rig, but not the same,” says Ito. “The Texas-Rig is much better for heavy cover, but the free rig is the best for suspended fish. It started to get popular in Japan around five years ago on Lake Biwa, which has a lot of grass like Lake Guntersville in Alabama. The bass suspended over the grass and were hard to catch until they started to use the free rig.” Suspended bass are hard to target effectively and the free rig is a perfect solution for fooling these tricky fish. Ito says it’s best during the post-spawn period, all summer long, and into the fall. “It can work all four seasons, but the toughest fishing times are the best,” he says. “It works around grass, brush piles, and when bass suspend under docks. Most of the time, it’s done between 5 and 25-feet of water. Any shallower and the bass don’t suspend as much and the bait falls too fast. 15-feet is the average depth I use it in and it’s better in warm water because when the water is cold, the bass mostly rest right on the bottom and don’t suspend.” Fishing the rig is similar to any soft-plastic rig, but Ito says letting it fall on a slack line is vital. “Having slack in your line is very important to get the right fall because as the weight falls first, you want the plastic to free fall behind it,” Ito affirms. “The fish will bite it as the bait falls and you will see your line swimming away, or with forward-facing sonar, you can see the fish eat the bait. I let the bait fall to the bottom, shake it a few times, and make another cast. You make a lot of casts with it because the fall is when you get the bites.”

フリーリグは、定番であるテキサスリグとキャロライナリグの性質を持ち合せたハイブリッドリグです。上部にアイのあるシンカーを使用し、ラインをアイに通し、フックを結び、ワームをリギングします。このリグをキャストすると、まずシンカーが沈んでいき、ワームがゆっくりと追いかけ、最後は予測できない方法でフォールします。伊藤は、このフォールアクションがこのリグの最もキモの部分だと言います。

「フリーリグはテキサスリグに似ていますが、同じではありません。 テキサスリグはヘビーカバーに向いていますが、フリーリグはサスペンドバスに最適です。アラバマ州のガンターズビルレイクのようにウィードが多く生える琵琶湖で、5年ほど前から日本で人気が出始めました。バスはウィードの上にサスペンドしていて、彼らはフリーリグを使い始めるまでかなり釣りにくいバスでした。」

サスペンドバスを効果的に狙うのは難しいのですが、フリーリグはそのトリッキーなバスをだますための完璧な手段です。伊藤氏は、アフタースポーン、夏から秋にかけてが最適だと言います。

伊藤巧フリーリグ
Photo by the fishing wire.com

「これはシーズンを通して有効なリグですが、釣りがタフになった時こそ最高です。 たとえばウィード、オダ、桟橋の下でサスペンドしているときが有効です。多くの場合、水深1.5〜7.5メートルトの範囲で使います。浅すぎるとバスがサスペンドしませんし、ルアーのフォールする範囲が短すぎます。 水深4.5メートルが私の平均的なレンジであり、水温は高い方が良いです。なぜなら、水温が低いとバスの多くはボトムに貼りつき、サスペンドしなくなるからです。

フリーリグの釣りは他のワームの釣りと似ていますが、伊藤はラインスラックを使ってフォールさせることが重要だと言います。

ラインをたるませることは、正しくフォールさせるために非常に重要です。シンカーが最初に落ちてから、ワームがその後にフリーフォールするようにするためです。 ワームのフォール中にバスがバイトするので、ラインの動きを見るか、ライブソナーでバスがワームに食いつくのを見ることができます。ルアーがボトムまで落ちて数回シェイクしたら、もう一度キャストします。フォール中にバイトするので、キャスト数が勝負なんです。

フリーリグのタックル

伊藤巧フリーリグ
Photo by the fishing wire.com
引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
When fishing the free rig, Ito prefers a setup similar to what most anglers use for jigs and Texas-rigged plastics, a 7-foot to 7-foot, 3-inch heavy baitcast rod paired with a Shimano Metanium XG reel. For line, he goes on the heavy side with 17 to 25 lb. Seaguar Tatsu Fluorocarbon. Seaguar Tatsu has become a favorite among anglers who want the best fluorocarbon line on the market. Tatsu is the world’s only double-structure fluorocarbon mainline. The double-structure process fuses two custom, 100% fluorocarbon resins, creating the best combination of strength and castability. “Tatsu is so good and a very strong line,” he said. “Usually, I like 20 lb. but will go heavier on a lake with big fish and many trees, like on Lake Fork in Texas. If they are smaller fish and the lake has less cover, I will use 17 lb., but not any less.” Last year, Seaguar introduced 22 lb. Tatsu, which has become another in-between option for Ito. He prefers heavy lines to gain a slower fall from the thicker diameter. “Lighter line makes the bait fall too quickly,” he shares. “You want it to stay in the water column and sink slower so you can suspend the bait for longer.”

フリーリグで釣るとき、伊藤は、多くのアングラーがラバージグやテキサスリグに使うのと同じようなセットアップである7フィートから7フィートの3インチのヘビーロッドとシマノ・メタニウムXGのリールを組み合わせることを好みます。ラインは17~25ポンドのシーガー・Tatsuフロロカーボンでなるべく太いものを使います。

Seaguar Tatsuは、最高のフロロカーボンラインを求めるアングラーの間で人気があります。Tatsuは世界で唯一の二重構造のフロロカーボンのメインラインです。二重構造プロセスは、2つのカスタムの100%フルオロカーボン樹脂を融合し、強度と飛距離という最高の組み合わせを生み出します。

伊藤巧フリーリグ
Photo by the fishing wire.com

「タツは非常に強くて良いラインです。 通常は20ポンドを使っていますが、テキサス州のレイクフォークのように、ビッグバスと多くの立木がある湖ではもっと太くします。バスがそれほど大きくなく、フィールドにカバーが少ない場合は17ポンドを使用しますが、それ以下は使いません。」

昨年、Seaguarは22ポンドのTatsuを発表しました。これは伊藤のもう1つのオプションになりました。彼はラインの直径が太いことで、細いラインよりフォールスピードが遅くなることを好みます。
「ラインが細いと、ワームがすぐに落ちてしまいます。 できるだけ中層に留まり、ゆっくり沈むほうが望ましい。なすべく長くワームをフォールさせたいんです。」

フリーリグのワームとシンカー

引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
While many Japanese imports are finesse techniques with downsized baits, Ito prefers large soft plastic baits with curly trails or plenty of appendages. This helps add time for the bait to fall and attract fish. “I like baits like the Zoom Ol’ Monster 10-inch worm with a big curly tail or a big creature bait with a lot of appendages to slow it down,” Ito shares. “You want the bait to grab water and fall slowly. Baits like a Senko or fluke fall too fast since they have straight tails. I also don’t like anything less than 4-inches long because they also fall too fast.” A simple lead bass casting sinker will work for the technique as it has a large opening for the line to flow through and has the perfect teardrop shape for the best fall, but Ito uses free rig specific weights from Japan. He prefers the Fuji Rig Suberu, that’s made of tungsten with a line guide that allows for smooth line movement. The weight is made by the same Fuji that makes rod guides for many rod brands and the name roughly translates from Japanese as “easy rig slipper” in English. “Normally, I like 1/4-ounce but will use 3/16- for shallower water and 3/8-ounce for deeper brush,” he adds. Ito will also use a bobber stop, adding two of the Ryugi Rubber Stoppers just above his hook. “Without those, the weight can get stuck to the knot sometimes,” he adds. The free rig just might be the next big thing in bass fishing. It’s already proved its worth in Japan for tricking difficult suspended bass and has slowly been making its way onto the radar of bass anglers in North America. The rig is simple and gives anglers yet another effective way to rig soft plastic baits for bass.

日本から入ってきたテクニックの多くは小さなルアーを使ったフィネステクニックですが、伊藤はカーリーテールやパーツが多くついたワームを好みます。これは、バスが引き寄せられるフォールの時間を稼ぐのに役立つためです。

「私は、大きなカーリーテールがあるズームのオールドモンスター10インチ、またはフォールを遅らせるためのパーツがたくさんある大きなクリーチャーワームが好きです。 しっかりと水をつかんでゆっくりとフォールさせること。センコーやフルークのようなワームはストレートなのでフォールが速すぎます。また、フォールが速いという意味では4インチ未満のワームもあまり使いません。」

シンカーはシンプルなリードバスキャスティングシンカー(アメリカで定番の涙型のシンカー)で、ラインが通りやすい大きなアイがあり、フォールにも適したティアドロップ形状をしているのでフリーリグには有効なのですが、伊藤は日本でフリーリグ専用に開発されたシンカーを使用しています。

彼は、スムーズなラインの動きを可能にするラインアイのあるFuji・リグスベルを好みます。これは多くのロッドメーカーが採用するロッドガイドを作っているあのFijiで開発され、スベルという名前は日本語から英語にすると「スリッピー」という感じでしょうか。
「私は1/4オンスを好んで使います、シャローでは3/16オンス、ディープのオダには3/8オンスを使用します。」と彼は付け加えます。

伊藤は浮き止めを使用しており、フックのすぐ上にRyugi・ラバーストッパーを2つ付けています。 「これがないと、シンカーがフックのノットに引っかかることがあるんです。」と彼は言います。

フリーリグはバスフィッシングのネクストブレイクになるでしょう。日本では難しいサスペンドバスを釣るための手段であることがすでに証明されており、アメリカのバスアングラーのアンテナにも徐々にキャッチされ始めています。リグはシンプルで、アングラーにワームの新しいプレゼンテーションをもたらしています。

伊藤巧フリーリグ
Photo by the fishing wire.com

私は伊藤巧プロの話を聞くたびに思うことがあるんです。

それは、彼はスポンサーへの感謝がすごく大きく、スポンサー製品の宣伝を欠かさないということなんです。

スポンサー製品の宣伝をすることはプロとして当然の行為と言えばそうなのかもしれませんが、それは同時に、トーナメントのライバル選手にもすべて手の内を明かすことになってしまうんですよね。

私が知らないだけで本当のシークレットがあるのかもしれませんが、この前も「巧漬け」のことを全部話していましたし、自分を有利にすることよりも、教えられることは教えて、業界の発展やファンがバスを釣ることを重要視しているような、そんな感じが伊藤プロから伝わってくるんです。

そんな伊藤プロが紹介してくれたフリーリグですが、まだフリーリグにそれほどなじみのないアメリカのアングラーに向けて、とてもわかりやすい解説でした。

私もまだフリーリグが全然ダメダメでしたので、とってもやってみたくなりました。

また伊藤巧プロをはじめ、アメリカの日本人アングラーさんの記事がありましたら逆輸入紹介していきたいと思います!

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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