釣れるバス釣りルアー:スパイベイトは1年中釣れます!【ジェイコブ・ウィーラー】
スパイベイトでのバス釣りは徐々に広がってきているものの、まだまだ使っているアングラーさんは少ないと思います。使い方が分からない場合、アメリカのトッププロ、ジェイコブウィーラーに聞いてみましょう。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外YouTubeチャンネルより”Spinbait (spybait) all year for bass”という動画をご紹介いたします。
引用先:Jay Kumar’s BassBlaster”Spinbait (spybait) all year for bass”
バス釣り界でも段々と、じわじわと市民権を得つつあるスパイベイト。
私が思うに、このルアーは1本釣るまでは「面白くない」と感じるルアーだと思います。
これは正直なところ、そうだと思います。
ですので、1本釣れる前に使うのをやめてしまう人が多いのですが、一方では、1本釣れると「これは釣れるわ」と一気に信頼を得られるという、まさに賛否両論あるルアーなのです。
いま、スパイベイトが誕生してから数年もたちますが、徐々に使う人が増えてきて、ようやく定番といえるまでの市民権を得るところまできているのはやはり、実は釣れるということが分かってきたということなのでしょう。
しかしまだまだ、まだまだ使う人は少ないです。
私はこのスパイベイトというジャンルが大好きなのですが、それは今まで使ってきてちゃんと釣れるから好きなだけで、使い方や釣り方に詳しいわけではありません。
ということで、解説はバスプロさんにお願いしたいところです。
次にご紹介させていただく動画は、アメリカのYouTubeチャンネル「Jay Kumar’s BassBlaster」の動画で、メジャーリーガーでありトッププロ中のトッププロのジェイコブ・ウィーラー氏が、スパイベイトの基礎的なことを解説してくれています。
ちなみに、このチャンネルを運営するジェイ・クマール氏は、バスマスターのライターを務めた後、BassFan.comというサイトの創設し、現在はBassBlasterというサイトを運営している方なんですね。
スパイベイトは1年を通して有効である
それでは動画をご覧いただこうと思うのですが、やはり英語ですので理解するのが難しいです。
一応、私なりに翻訳してみましたが、正直、どれくらい理解できているか分かりません。
そんな感じで申し訳ないのですが、よろしければご覧くださいませ。
どういうわけか、スピンベイトは低水温用のルアーだと言う人がいます。
それは正しくないことをこれからご説明します。
たしかに、低水温で釣れることは間違いありませんが、実際は色々なシチュエーションで釣ることができます。
これは本当に釣れるルアーです。
私がこのルアーで釣るときというのは、かなり具体的な意図がある時です。私にとってこれはサーチベイトとして使うようなものではありません。
これはバンク沿いを流しながら投げるようなルアーではありませんし、バンク沿いのバスを探すためのルアーでもありません。
では、私が実際にどのような狙いをもってこのルアーを投げているか、これからご説明します。
これは、流れを遮るもの、河川のブレイク、湖にあるオダ、ベイトフィッシュの群れなどなど、これらはすべてスパイベイトを投げるに値する状況です。
使用するタックルも非常に重要です。
個人的には遠投することが大事だと思っています。
たとえば私の場合、「サフィックス ナノPE」のようなPEラインにフロロカーボンの8ポンドから6ポンドをリーダーにするなど、細いフロロカーボンに細いPEを使用することで、このルアーは正しく機能させることが可能になります。
もしこれを10ポンドや12ポンドのラインで使ってしまうと、市場に発売されているどんなスパイベイトかに関係なく、アクションがやや殺されていまい台無しになってしまうかもしれません。
これが、より多くのバスを釣るためにアドバイスすることのひとつです。
次に、私がこのルアーを使って釣っているとき、それはすべて釣り方次第です。
結論からいいますと、これはシンキングルアーなので、カウントダウンが重要だということです。
このルアーがデビューしたころは、疑いの気持ちがあったため、しっかりカウントダウンしていなかった人が多いでしょう。
私もはじめて使うときは、まあまあ適当にカウントをしていました。
今ではしっかりと狙いのレンジを通るようにカウントダウンしています。
たとえば、スパイベイトでバスを釣る方法のひとつに、オダに着くスポッテッドバスを釣ることがあります。
オダに着くバスを釣るとき、あなたはどんなルアーを使うでしょうか?
スパイベイトをオダで使うなんて、もしかしたら考えないかもしれません。
1秒で何センチフォールするか知らなければ、キャストしてオダの中に引っ掛けて、1000円以上するルアーをロストしてしまう可能性があるからです。
ですので、ルアーがどれくらいの速さでフォールするかを知ることが非常に重要です。
しかし実際には、スピンベイトはゆっくりとオダの上を通しことができ、バスはオダの上にサスペンドしている傾向があるため効果的です。
こういうことが、多くのバスを釣るために最適な方法であることがあるのです。
今、私が一番好きなスピンベイトはストームのアラシスピンベイトです。
今年もストームのアラシでよく釣っています。
私が気に入っている点は、フロントに3枚羽根のプロペラがあることです。
それによりどうなるのかというと、自分の手により多くの振動が伝わってくるということです。
他のスパイベイトをキャストしても、その多くはあまり振動を感じないため、何が何だかわからないということが言えます。
これは、小さなスピナーベイトのような、少しの振動を感じます。
たしかに、言うほど手ごたえがあるわけではありませんし、アクションに生命感がないように見えますが、それでも多くのバイトがありますので、良いアクションが起こっているのです。
非常に繊細なルアーのように感じると思いますが、多くのグッドフィッシュが釣れます。
ぜひ試してみてください。きっと驚くはずですよ。
スパイベイトは自分次第
ジェイコブ・ウィーラーが言う通り、今やスパイベイトはただ何となく投げるようなルアーではありません。
まずは自分の足元に落として、1秒で何センチ沈むかをしっかり見極めます。
その後、魚探を使ってカバーを見つけます。ウィードエリアならウィードの先端が水面からどれくらい離れているか、レイダウンはどんな角度で水中へ延びているかを見ます。
またベイトフィッシュの群れに着くバスを狙う場合、バスのレンジ(実際はバスがベイトフィッシュを襲っているレンジ)はどれくらいかを見ます。
そしてキャストしたら狙いのレンジまで秒数を数えて、リトリーブを開始する。
このような作業は、スピナーベイトやバイブレーションやメタルバイブなんかでは当然のようにやっていることだと思うのです。
しかし、スパイベイトだとフォールが遅いことで、どうしてもそれがやりにくいんですよね。
そしてリトリーブしてもブルブルという手ごたえもなく、釣りをしている感じがしない。
この感じをクリアしないと、なかなか釣れるまで使い続ける気にはなれないのかもしれません。
スパイベイトの通販は当店で
ジェイコブウィーラーは1年中使えるルアーと言いますが、これからの季節、ベイトフィッシュを求めてオープンウォーターをうろつくバスにはかなり有効になってきます。
オープンウォーターで使う分には根掛かりもほとんどありませんから、まだスパイベイトで釣ったことがない方は、ロストを恐れることなく、ルアーを信じて使い倒してみてはいかがでしょうか。
当店おすすめのスパイベイトはこちら
DUO REALIS スピンベイト80&スピンベイト80G-Fix
レアリス・スピンベイト80と80G-Fixです。
スパイベイトの元祖、スピンベイト80、そしてよりディープ攻略に特化した80G-Fixは、サイズ感、フォールスピード、アクションのバランスがよく、スパイベイトとして優等生だと思います。
ジェイコブウィーラーが言った遠投性能も申し分なしで、遠くのボイルにも届くのがありがたいポイントです。(ボイル撃ちはこのルアーの真骨頂ではありませんが)
もうひとつがこちら
ニシネルアーワークス ベビーアビノー70S
ニシネルアーワークス・ベビーアビノー70Sです。
こちらはボディに付いたブレードによって左右にロールする仕組みで、通常のスパイベイトよりもアピール力があり、リトリーブ時の手ごたえも充分ですので非常に使いやすいのが特徴です。
こちらも遠投性能は充分ですので、ベイトフィッシュを襲っている時期にはボイル狙いで必ずロッドに結んでおきたいルアーではないでしょうか。
いずれもおすすめのルアーですので、ぜひお試しくださいませ。
気になる方は今すぐ!ご注文をお待ちしております!
それではまた。
毎度ありがとうございます!