プリスポーンのスモールマウスバスの釣り方:カナダ・エリー湖に学ぶ

プリスポーンのスモールマウスバスの釣り方:カナダ・エリー湖に学ぶ
Photo by wired2fish.com

プリスポーンのスモールマウスバス釣りといっても、この時期の野尻湖や桧原湖にはまだ釣り人もそう多くありませんので、情報が少ない時期でもあります。ということで、スモールマウスバスのふるさと、カナダから学んでみましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”4 Part System to Prespawn Lake Erie Smallies”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com ”4 Part System to Prespawn Lake Erie Smallies”By Tim Allard •Apr 29, 2015

プリスポーンのスモールマウスバス釣りというのは、これまでで最高のスモールが釣れる可能性のある釣りです。

バスの長さと重さ、そしてコンディションに関してすべてがいい感じに揃ったバスが釣れやすい時期ですよね。

プリスポーンのバスを釣ることに慣れている方や得意な方については、どんな風に釣ればいいのかというのはもうご存知のことかもしれません。しかし、プリスポーンのバスというのがどういう生活をしているのかが分からない場合は、かなり苦労する季節だと思います。

プリスポーンのスモールマウスバス釣りというのは言い換えれば、春のなかでもまだネストが出来ていないタイミングでの釣りということになるかと思うのですが、そのタイミングの野尻湖や桧原湖というのはまだ釣り人もそう多くありませんので、情報が少ない時期でもあります。

そこで参考にしたいのが、スモールマウスバスのふるさと、カナダの5大湖のうちのひとつ、エリー湖でのプリスポーンの釣りというわけです。

ご存知の通り、エリー湖は5大湖の中では4番目の大きさで小さいほうですが、その面積は25,000㎢以上あり、長野県と岐阜県を足してもまだ足りないほど巨大な湖です。

そんな巨大すぎる湖の釣りを参考にしても仕方ないのではないかという気持ちもなくはありません。

巨大な湖の難しいところは、バスは居るところには居るけど、いないところにはとことんいないということです。そんなこと、日本の湖ではほとんどありませんからね。

しかし、それって実は、小さな湖であってもプリスポーンの時期はそのまま当てはまることなんですよね。

この時期は湖の大小にかかわらず、いるところにはいる、いないところにはいない、です。その条件が同じなら、バスを釣るのに大事なことも共通しているはずですから、充分参考になるのではないかと思うんです。

ということで、エリー湖のプリスポーンのスモールマウスバスの釣り方が、非常に気になるわけなんですよね。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、カナダのスモールマウスバスのスペシャリストの一人、デレック・ストゥリュー氏にインタビューされたものです。

彼のプリスポーンのスモールマウスバスの釣り方というのはどんなものなのでしょうか。

ぜひ読んでみましょう。

プリスポーンスモールの動き

引用文(タップすると開きます)
“Spring is the only time of year when we know exactly where smallmouth bass are headed,” Strub said. “We know they have to move from deep to shallow.”

As with other lakes, smallmouth prespawn locations vary as the water temperatures increase in spring. Bass move from deep, soft-bottom wintering areas onto structures acting as rest stops and travel routes on their way to shallow, spawning sites. But, on Lake Erie, the spawn migration occurs on a massive scale. Huge numbers of smallmouth are coming from deep flats and pushing towards colossal shoreline bays and flats. As an example, Strub’s biggest Lake Erie smallmouth, a 7-pound, 1-ounce brute, was caught within a “bay” roughly 4 miles wide between its points.

“None of this happens to all the fish all at once,” Strub said. “There will be one main push to spawn, and there will be males that race-up shallow early, but there’s going to be two to three main movements each spring.”

Strub searches based on water temperature.

The following are 4 temp-driven smallmouth movements he’s observed on Erie:

42 to 45 degrees – Smallmouth are moving from deep, mud flats where they’ve spent the winter and are collecting on transition areas. Strub focuses on bottom composition changes where mud gives way to rock or sand in 30 to 40 feet. In other areas comprised mostly of rock, fish move up to the first significant outside ledge or drop.

“During my early trips in April on Erie, we’re catching a lot of fish with mud stuck on their bellies,” Strub said. “They’ve actually be laying in the mud in winter. Anywhere there’s clay mixed in with the mud, it gets stuck to them.”

46 to 49 degrees – Deep edges, ledges and bottom transitions, like where sand meets broken rock or gravel, concentrate smallmouth. Fish relate to these edges as they push towards spawning bays. Strub often fishes 20 to 30 feet.

50 to 54 degrees – Smallmouth hold on the last outside edge leading into spawning bays and flats. Strub frequently fishes Erie’s ancient shoreline break found in 12 to 15 of water at this time.

“Smallmouth come in, they bump into it, and they sit off it anywhere from 10 to 20 feet from the edge out, relating to bottom,” Strub said.

55 to 60 degrees – As the full moon approaches, smallmouth move to shallow, spawning flats. Strub’s observed this often occurs around mid May on eastern Erie.

Strub doesn’t pursue smallmouth scattered on flats or the actual spawning bass. Instead, he focuses on late-to-the-party smallmouth relating to defined edges in front of spawning bays. These edges tend to be subtle and may only be a drop of a foot or two.

“For me, spring is trophy season,” Strub said. “I’m looking for giant prespawn smallmouth and I’m looking for numbers where I have a better chance of getting those big fish.”

「春は、スモールマウスバスがどこに向かっているのかを正確に知ることができる唯一の季節です。私たちはバスが深いところから浅いところへ移動しなければならないことを知っていますよね。」

他の湖と同様に、春に水温が上昇すると、プリスポーンのスモールマウスの居場所は変わります。バスは、越冬地であるディープのソフトボトムエリアから、シャローの産卵場所を目指し、途中にある地形変化を利用して休憩しながら移動していきます。そしてエリー湖では、産卵のための移動は大きな規模で発生します。多数のスモールマウスがディープフラットから、大きなワンドやフラットを目指して押し寄せます。一例として、スタブ氏のエリー湖の自己記録の7ポンド1オンスのモンスタースモールは、岬から岬までの距離が約6キロもある巨大なワンド内で釣りました。

「ただし、すべてのバスが一斉に動くということはありません。 スポーニングが進む理由がひとつでもあると、シャローへ早く上がるオスもいますが、春のスポーニングが進むには主に2つ〜3つの理由があります。」

ストゥリュー氏は水温を基準にしてバスを探します

以下は、彼がエリーで観察してわかった4段階の水温によるスモールマウスの動きです。

5.5℃~7.2℃-スモールマウスは、冬を過ごしたディープの泥のボトムから移動し、移動途中のエリアに集まっています。 ストゥリューは、水深9~12メートルのボトムが泥から岩や砂に変わる変化に注目しています。ほとんどが岩で構成されているようなエリアでは、バスは最初の棚(水深の段差)のアウトサイドや急なカケアガリまで移動します。

「4月のエリーでは移動し始めたばかりのバスでお腹に泥が付いているのがたくさん釣れています。 実は彼らは冬は泥にお腹を付けてじっとしています。泥と粘土が混ざっているようなところにいるバスには、泥がくっつくのです。」

7.7℃~9.4℃-棚のエッジや、ボトムが砂利や小石から砂に変わる境い目には、スモールマウスが集中します。バスはスポーニングワンドに向かって移動するまでに、これらのエッジに居着きます。ストゥリューはだいたい水深6~9メートルを釣ります。

10℃〜12.2℃-スモールマウスは、スポーニングワンドやフラットエリアに向かう最後の棚のアウトサイドエッジにいます。 ストゥリュー は、昔はショアラインで現在は水中に沈んだ昔のショアラインの境い目、水深で言うと3.6~4.5メートルを釣ります。

「スモールマウスが上がって来てこの場所に当たると、みんなここの水深3~6メートルの間にたまるようになるんです。」と ストゥリューは言います。

12.7℃〜15.5℃-満月が近づくと、スモールマウスはシャローのスポーニングエリアに移動します。 ストゥリュー の観察によると、これはエリー湖の東部では5月中旬頃に当たります。

ストゥリュー は、フラットに散ったスモールマウスや、産卵しようとしているバスを追いません。代わりに、彼はスポーニングワンドに入る前のこれから産卵しようとしているスモールマウスに狙いを定めています。しかしこの棚(ボトムの段差)というのは非常に微妙である傾向があり、30センチから60センチしかないこともあります。

「私にとって春は、巨大スモールのシーズンです。 私は巨大なプリスポーンのスモールマウスを探しています。そのビッグフィッシュが数も釣れる可能性が高いところを探しています。」

プリスポーンのスモールマウスバスの釣り方:カナダ・エリー湖に学ぶ
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重要な場所を探す

引用文(タップすると開きます)
Knowing prespawn smallmouth stall and collect around bottom transitions and breaks is one thing. Pinpointing the areas holding herds of smallmouth over miles of open-water and fishing these spots with precision is another game entirely. To do so, Strub’s relies on his Humminbird units to locate smallmouth, while the i-Pilot Link system and his Minn Kota Terrova trolling motor are used to maintain precise boat position along edges.

Start with 2D sonar – “All of these transitions I’m fishing are usually found on color sonar while moving on plane,” Strub said.

See fish – Slowing down, Humminbird’s Side Imaging is used to fine-tune and waypoint the transitions, while a color sonar is used to locate large concentrations of smallmouth along these edges.

Look for lots – “We’re looking for massive, massive movements of fish here,” Strub said. “We’re not looking for the odd fish. We’re looking for large numbers of fish bunched up.”

Fine tuning – Prespawn smallmouth hug edges. Being off by a boat length can reduce the number of fish dramatically. Strub uses Humminbird’s 360 Imaging to look forward and see direction changes along the edge, tweaking boat position with his Terrova accordingly to ensure his rig is always where it should be as he cruises between waypoints.

Accurate casts – Using 360 to spy ahead, Strub’s casts to high-percentage spots. Precision’s a big advantage when up against sluggish or spawn-focused smallmouths.

Staying on fish – When Strub finds a pack of smallmouths, he uses i-Pilot’s Spot-Lock to hover in place and work the fish. In Erie’s wavy, open-water conditions, he finds this feature indispensable.

Cruise edges – When it’s time to move on, he’ll either work the Terrova manually, or use i-Pilot Link’s navigational features, such as custom routes, iTracks and Cruise Control, to follow a fish-holding edge at a precise speed. Also, using the record track feature when drifting, Strub’s able to go back upwind and then replicate the successful drift within 10 feet.

プリスポーンのスモールマウスが立ち寄る場所というのが、ボトムの質の変化やブレイク周りであるということを知っただけではまだ第1段階です。何キロもある場所の中からスモールマウスバスの群れがいるエリアを特定し、そこを正確に釣るというのは、まったく別のゲームです。これを行うために、 ストゥリュー はハミンバードの魚探を駆使してスモールマウスを探し、アイ・パイロットリンクシステムとミンコタ・スポットロックエレキを使用して、エッジに沿って正確にボートの位置をキープします。

まずは通常の2D魚探から-「私が釣りをする変化はすべて、プレーニング中(ボートの高速走行中)に通常の2D魚探で探しています。」と ストゥリュー 氏は言います。

バスを探す-2D魚探でバスが溜まりそうな変化をおおまかに探したらスローダウンし、ハミンバードのサイドイメージでより詳細にボトムの質の境い目にウェイポイントを打って行きます。

大量のバスを見つける-「ここでは大規模なビッグバスの群れを探しています。一匹狼のようなバスを探しているのではありません。大量のバスを探してください。」

微調整する-プリスポーンのスモールマウスは変化の境い目に着きます。その上をボートが通ってしまうと、釣れるバスの数は劇的に減ってしまいます。 ストゥリュー はハミンバード360イメージングを使用して前方を見て、エッジの変化のある方向を確認し、それに応じてエレキでボートの位置を微調整して、打ち込んだウェイポイントの間を通る時も常にリグが良い場所を通るようにしています。

正確なキャスト-360イメージを使用して前方を見てから、 ストゥリュー は良さそうな場所へキャストします。動きが鈍いスモール、またはスポーニングを意識したスモールマウスを釣る時、キャスト精度は大きなメリットとなります。

良い場所に居座る– ストゥリュー はスモールマウスの群れを見つけると、アイ・パイロットのスポットロックを使用して一定の位置にアンカーリングし、釣りをします。エリー湖の大きな波、そしてオープンウォーターで釣るときは、この機能が不可欠であると考えています。

正確な移動-移動するときは、エレキをリモコンで手動で操作するか、カスタムルート、クルーズコントロールなどアイ・パイロットのナビゲーション機能を使用して、バスがいるエッジを正確になぞっていきます。また、風に流されるドリフトで釣っている時はトラックレコード機能を使用することで、風上に戻ったとき、誤差10フィート以内でそのドリフトを再現できます。

ビッグスモールマウスを釣る戦略

引用文(タップすると開きます)
Strub uses several presentations. This begins with slow, subtle tactics for lethargic, early prespawn smallmouth.

Jig early – “I use baits that don’t have a lot of action and fish them slowly, meandering them along the bottom,” Strub said. “The big thing is maintaining bottom contact. Get them down and keep them down.”

Watermelon and green pumpkin Jackall iShads, Poor Boy Baits Erie Darters and tubes with 3/8-ounce to 3/4-ounce football heads work well. Strub also fishes bucktail jigs for bottom-hugging bronzebacks in water under 45 degrees.

“Bites can be incredibly light in these temperature, so the PowerPro braid is a must to feel those deep light pick ups,” Strub said.

Reaction bites – A slow, meandering jig catches smallmouth mid prespawn, but a faster, snapping retrieve is more effective many days. It covers more water and triggers reaction bites from big fish. Jigging intensity increases with water temps.

“It might only be a slow, 6-inch lift off bottom when the water’s 45, but we get into a pretty aggressive snap when the waters aaproach 50,” Strub said.

A Bass Pro Shops XPS Lazer Blade or a Johnson ThinFisher blade bait are top picks. Erie smallmouth favor silver, perch and firetiger finishes. Jigging spoons and tube jigs are also used. Weights range from 1/2 ounce to 1 ounce.

Wrap-up with jerkbaits – Late prespawn smallmouth are generally tough to catch, but a lazy retrieve with a jerkbait is irresistible to bronzebacks. Strub uses the Jackall Squad Minnow 115 or Squirrel 79 in Super Shad, Tennessee Shad and Clown.

“When smallmouth get up and are sitting on those 13 to 15 foot edges, that’s when we start casting baits and working each side of that edge,” Strub said. “It’s tap-tap, and then 45 seconds pause. We fish really slow jerkbaits and catch giants, but it’s a very painstaking way to fish. They aren’t chasing it, but if you kill it, they will eventually swim up, eat it and turn. On a calm day, when conditions are right, this technique will catch giants.”

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ストゥリュー はいくつかのプレゼンテーションを使いわけています。まずは、無気力な初期のプリスポーンのスモールマウスに対してゆっくりとしたフィネスな戦術から始まります。

初期はジグ-「あまり動きのないルアーを使用し、ゆっくりと、ボトムに沿って泳がせます。 一番重要なのは、常にボトムコンタクトをさせることです。ボトムを、常にボトムを取っていきます。」

3/8ozから3/4ozのフットボールジグにジャッカル・アイシャッド、Poor Boy BaitsのErie Dartersやチューブワームのウォーターメロンやグリーンパンプキンが有効です。 ストゥリュー はまた、水温7℃以下のボトムにぴったり寄り添っているスモール用としてバックテールジグ(ヘアジグ)で釣ります。

「この低水温では非常にバイトが弱いため、特にディープでのバイトを取るにはPEラインの使用が不可欠です。」と ストゥリュー 氏は言います。

リアクションバイト – プリスポーン中期のスモールマウスバスを相手にするなら、スローなジグヘッドスイミングでも釣れますが、より速く、トゥイッチを入れてリトリーブする方が効果的な日が増えてきます。その方法だとより広い範囲を探れて、ビッグフィッシュのリアクションバイトも誘えます。トゥイッチの強さは水温とともに上げていきます。

「水温が7℃のときは、ボトムから15センチ離すだけのゆっくりとしたリトリーブだけかもしれませんが、水温が10℃に近づくと、かなり攻撃的なリトリーブが効いてきます。」と ストゥリュー は言います。

バスプロショップス・XPS Lazer Bladeや、Johnson ThinFisherブレードベイト(どちらもメタルバイブ)がかなり有効です。エリー湖のスモールマウスは、シルバー、パーチ、ファイヤータイガーのカラーを好むようです。メタルジグやチューブジグでもそのカラーを使います。ウェイトは1/2オンスから1オンスです。

ジャークベイト – プリスポーンも後期になると一般的にスモールマウスは釣れにくくなりますが、ジャークベイトでのリトリーブにはスモールは抵抗できません。 ストゥリュー は、ジャッカル・スカッドミノー115、またはスクワレル79のスーパーシャッド、テネシーシャッド、クラウンカラーを使用します。

「スモールマウスが上がってきて水深3.6から4.5メートルのエッジに溜まっているときがこのルアーの出番で、変化の両サイドへキャストして使います。 ジャークとジャークの間は45秒間ポーズします。私たちは本当にスローにジャークベイトを使って巨大スモールを釣りますが、これは非常に骨の折れる釣り方です。バスはルアーを追いかけるほど元気はありませんが、しっかりポーズを入れれば、バスは最終的には泳いできて、ルアーを食べ、そして反転します。穏やかな日など、条件が良ければ、このテクニックはジャイアントスモールをキャッチするでしょう。」

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一番は安全であること

引用文(タップすると開きます)
Anglers must be extremely cautious on the Great Lakes in spring. Falling into cold and cool water is a life threatening mistake and rarely are there many boats around to assist you. Strub wears a survival suit when water’s under 50 degrees and when the lake’s rough.

“All of these giant rivers that empty into the Great Lakes in April and May are spewing horrendous amounts of debris, so this is not for the faint of heart,” Strub said. “If you’re driving out there in the spring you need to be very, very cautious of what’s ahead of you. Massive stumps, 50-foot trees, we’re talking about big nasties.”

Early spring, when waters are in the high 30s and low 40s, remaining ice is also a hazard. Ice can be very hard to see.

“In rough water you have to be twice as cautious,” Strub said. “Driver and passenger should both always be looking. I have a Triton 215X Walleye boat, so I’m able to stand for better visibility.”

Consider Derek Strub’s approach for big, prespawn smallmouth on Lake Erie and other Great Lakes. Use sonar to sniff-out concentrations of bass, and carry a range of baits to appeal to the many moods of prespawn smallmouth. And above all else, be safe.

アングラーは春の五大湖ではかなり慎重でなければなりません。冷たい水に落ちることは命を脅かすことであり、あなたを助けるためのボートは周りには多くはありません。 ストゥリュー は、水温が10℃未満で、荒れているときにはサバイバルスーツを着ています。

「4月と5月に五大湖に流れ込む巨大な川はすべて、ものすごい量の漂流物を連れてきているので、気弱な人には向いていません。 春にここでボートを運転する場合、あなたは前方に何があるかを常に気にかけている必要があります。巨大なスタンプ、15メートルの大木、こんなものが山ほどあります。」

早春、水温が3℃~4℃くらいの時は、流氷も危険です。氷というものは非常に見にくい場合があります。

「荒れたエリアでは、2倍の注意が必要です。 ドライバーと同乗者も常に前方を見る必要があります。私はトライトン 215Xというウォールアイ用のボートに乗っているので、視認性を高めるために立って運転することができます。」

エリー湖や他の五大湖のプリスポーンのビッグなスモールマウスバス用のデレック・ ストゥリュー のアプローチをまとめてみます。魚探を使用してバスのたまり場を見つけ、幅広いルアーを使いこなし、気まぐれなプリスポーンのスモールマウスにアピールします。そして何よりも安全に、ですね。

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記事の途中にハミンバードの高性能魚探の話ばかり書いてありましたので、そういう魚探をお持ちでない方は「こりゃマネ出来ないわ」と思ってしまったかもしれません。

たしかに高性能魚探は有利でしょう、エリー湖のような巨大すぎるフィールドではむしろ必須かもしれません。しかし、野尻湖や桧原湖の規模であれば、必須とまでは言わなくてもいいかと思います。

重要なのは、釣りをする水深と、ボトムの質だと思います。

魚探がなくても、例えば足下にジグヘッドリグを落として、1メートルフォールするのに何秒かかるか、もしくは1カウントで何センチフォールするかを知っておけば、キャストした場所で着底するまでカウントすれば水深がだいたい合分かります。

ストゥリュー 氏が言うように、6メートルより深いところは釣る必要がないと思います。私の例を言わせてもらえれば、この時期はサーモクラインが水深4.5メートルくらいにできることが多いので、4.5メートルよりも深いところは釣りません。

これだけでもかなり釣りをする場所が絞れます。

また、ハードボトムを釣ることも重要で、ボトムを半分根掛かりさせながらジグヘッドで釣るようになりますが、固いものがボトムにある感触を確かめながら釣ることが重要かと思います。

泥か砂しかないようなエリアではちょっと厳しいかもしれません。

これの見極めが難しいようであれば、水深4.5メートルまでしか釣りをしない前提であれば、岸を見ればだいたいこのエリアのボトムが何で出来ているかがわかると思います。

これでさらにかなりのエリアが消去できると思います。

あとは、そこに本当にバスがいるのか、バスがいるとしてルアーを食うバスなのか、ということが問題になるのですが、それは高性能魚探がないと、やってみないと分からない、ということになりますかね…。

やってみないと分からない、それがいちばん難しいんですけどね…。

天気や水質でコロコロ気分が変わるプリスポーンのスモールマウスですが、釣りをするエリアさえ決まればあとは釣り方とルアーだけです。

バスに正解を教えてもらう気持ちで、いろいろ試してみるしかありませんね。

あとは本当、安全には最新の注意をもって釣りをしましょうね。解禁の野尻湖となれば数か月ぶりですから、気持ちがはやってしまうのは仕方ありませんが、安全第一ですね。

私も慣れに油断しないように気を付けます。

それではまた。

毎度ありがとうございます!