秋のスモールマウスバスを釣る
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こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより”How To Catch Fall Smallmouth Bass 101”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:shopkarls.com”How To Catch Fall Smallmouth Bass 101”(海外サイトです)
※この記事は2016年10月17日の記事を再編集しています
秋が深まっていくにつれ、野尻湖の湖上のボートの数は段々と減っていきます。
世間で言われているほどの「秋の荒食い」に遭遇することがなかなかないためか、どうしても春・夏シーズンに比べて釣果が落ちてしまうというのが大きな理由ではないかと思います。
イメージと現実のギャップが大きいということでしょうか。
しかし秋の荒食いは確かに現実的に起きていまして、野尻湖に関していいますと、「秋はボイルの季節」だと私は思っています。
これまで岸寄りの虫パターンが効き、真夏になると少し深場のダウンショットで釣れて、秋は沖でのボイル撃ちという風に、季節が進むと段々と釣るエリアが沖になるのが大きな変化なのですが、この「沖」というのが厄介で、「あんなところでボイルしてる!」というくらい思ってる以上に沖であるために、あんな魚はターゲットにならないと思われてしまうということも起きているかもしれません。
それでも良く見ていると、すごく沖なのですが、いつも同じところでボイルしていることも多く、そうなると狙うことも可能なわけで、ああいう魚を狙うのは非常にスリリングで楽しいものです。
ただ、これはあくまでも私の主観によるところかもしれません。もっと一般的な、秋のスモールマウスバスを釣る方法について知りたいというのが皆様の意見だと思います。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、秋のスモールマウスバスを釣る基本的な内容が書かれています。
秋の荒食いを実際に体験するため、ぜひ読んでいただきたいと思います。
秋のスモールマウスバス
Fall is here and it’s one of my favorite times of the year because it’s transition fishing time for fall smallmouth bass. When the water starts to cool down in mid to late September, the fall smallmouth start to feed up for the winter months. Fall smallmouth can be found across the United States and Canada and the fishing can be absolutely awesome through the month of October and sometimes even into November, depending on the weather.
秋が来ました。秋はスモールマウスバスの移行期間であり、私の大好きな時期のひとつでもあります。9月中旬から下旬にかけて水温が下がり始めると、スモールマウスバスは冬に備え始めます。スモールマウスバスはアメリカおよびカナダ全土で見つけることができ、釣りは天気次第で10月中から時には11月まで素晴らしい釣りになることがあります。
秋のスモールのポイント
The areas I look for fall smallmouth are flats that have sharp drop-offs nearby or scattered rocks and riprap. These flats will hold fish that are roaming around looking for prey. At this time of year, the rivers are absolutely full of shad minnows which the fall smallmouth feed on to get ready for the winter. So look for similar baitfish in your area and use baits that mimic that pattern.
Another area that can be very productive are points and weed lines that have a strong water current, effectively pushing the baitfish directly into the path of smallmouth ready to ambush their prey. An example would be points or ends of islands which create current breaks and allow the smallmouth to remain out of the current and wait for baitfish to wash down to them. If fall smallmouth are hiding in an eddy or deep patch just at the end of some thick current, fish those points and lines like your supper is almost ready.
Fall is one of my favorite times of the year for fishing, and can be yours too. Look for areas with an abundance of weed lines, drop-offs and scattered rocks. And remember, most importantly, be patient! You may not get many bites, but the fish you catch can be big and it’s possible to catch the trophy fish of a lifetime in the fall!
秋のスモールマウスバスを探すために注目するのは、急なブレイクのあるフラット、または岩が点在したりリップラップのあるフラットです。これらのフラットには、フィーディングのための魚が回遊します。この季節、川では冬の準備に入ったスモールマウスが食べるシャッドなどの小魚でいっぱいです。ですのであなたのフィールドでも同様にエサとなる小魚を探し、そのベイトフィッシュにそっくりなルアーを使ってください。
よく釣れるもう一つのエリアとして、強い流れの当たる岬やウィードエッジがあり、そこでは獲物を待ち伏せしているスモールマウスに直接効果的にベイトフィッシュが押し流されてきます。例としては岬や島の端など流れを遮るものがあるところでスモールマウスバスは流れの外側に待機し、ベイトフィッシュが流されてくるのを待ちます。秋のスモールマウスバスが太い流れの終わりにできる反転流やディープのウィードパッチに隠れているようであれば、お膳立てはできていますので、そんな岬やウィードエッジを釣ってください。
秋は私が1年の中で最も好きな季節のひとつであり、あなたもそうなり得ます。豊富なウィード、急なブレイクと点在する岩のあるフラットエリアを探してください。そして覚えておいてください。最も大事なのは「我慢すること!」 多くのバイトを得ることはないかもしれませんが、釣れる魚は大きいのです。秋は自己記録を塗り替えることが可能なのです!
秋のスモールマウス、いかがでしたか。
やはり「秋はベイト」とい言葉がある通り、日本もアメリカも秋のバスを釣るにはベイトフィッシュを意識したほうがいいということなんですね。
この記事をまとめてみると、
- 急なブレイクがあるフラットエリア
- 岩が点在するフラットエリア
- そのフィールドのベイトフィッシュに似せる
- 流れのある場所は流れを遮る岬や島にできる反転流やウィードエッジ
そして最大のキモが「我慢すること」
だったんですね(笑)
秋のバスはこのほかにもいろいろなところに散らばっているとおもわれますので、これがすべてというわけではないと思うのですが、ベイトフィッシュを待ち伏せているバスはスイッチが入りやすいということを、この記事は教えてくれているのだと思います。
野尻湖で見る秋のボイルがだいたい同じ場所で起きているのも、こういうことなのでしょうか。
また、秋は岸際に小さなスモールマウスバスが多くいますので、小さめのミノーやシャッド、小さ目のワームをつかうことで数釣りが楽しめる季節です。夏も同じような感じなのですが、秋は涼しくて快適、しかもボートも少ないという状態ですから、数釣りがお好きな方にとっても秋は良い季節だと思います。
大きなバスを狙うにはたしかに我慢が必要かもしれませんが、ウェイト的には自己記録級が飛び出すこの時期、そんなバスを釣った日には絶対に秋の荒食いという言葉が信じられるようになるはずですので、タックルボックスの中に「がまん」という名のタックルも詰め込んで、フィールドに出ようかと思います(笑)
それでは、また。
毎度ありがとうございます!