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チャターでプリスポーンのスモールマウスバスを釣るには

チャターでプリスポーンのスモールマウスバスを釣るには
Image by bassmaster.com

チャターというルアーはラージマウスバス用のルアーだ。私は最初にそう思ってしまったばっかりに、いまだにスモールマウスバスを釣っていません。もし、イメージだけでそのように決めつけてしまっては損をしてしまっているかもしれないのです。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”A little prespawn chatter”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”A little prespawn chatter”by Gary Maerz|February 20, 2021

みなさんは、スモールマウスバスをチャターで釣られたことはありますでしょうか。

私は、釣ったことがありません。

チャターというと、ラージ用のルアーという感じがするからです。そう感じていたからです。

しかし、数少ない家族であり釣り仲間でもある私の弟は、チャターが好きでよくスモールマウスを釣っています。

それを知って真似をするようになってからもう10年くらいになりますが、いまだに、チャターではスモールマウスバスを釣っていないんですよね。

間違ったイメージが邪魔して、何かが身についていないのでしょうかね。

例えば、夜の空に浮かぶ月を見た時、月は見る場所やタイミングによっては欠けて見えたり存在しないように見えるものですが、実態は変わらずずっとそこにありますよね。

一度見ただけですべてが見えた気になって物事を決めつけず、ずっと見続けること、そして間違った見方があれば素直に認めること、これがバス釣りを上達させるのに欠かせないことだと思うんです。

バスプロの皆さんはこのあたりがすごいです。

自分の理論はしっかりと持ちつつ、足りないことはないかと誰からも何かを吸収しようとしている方が多いんですよね。

ここが、チャターを使う私に足りない部分な気がします。

さて、チャターのことに話を戻します。

私がチャターのことをラージ用のルアーだと決めつけていたことがいまだに解消されず、釣果にもつなげられていないというようなことがもし、皆さんにもあるとしたら、これは一大事です(少なくとも私には)。

なにかひとつ、モチベーションの上がる情報が欲しいところですよね。ね(笑)!

この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのコラム記事で、ライターのゲーリー・マーズ氏が、スモールマウスバスに対するチャターについて解説してくれています。

スモールマウスバスに対してどんな風にチャターを使っていくのか、ぜひ読んでみましょう。

ブレードジグ、またはチャターと呼ばれるもの

引用文(タップすると開きます)
Bladed jigs (or ChatterBaits) are an amalgamation of swim jig, spinnerbait and crankbait. Introduced to the bass fishing world approximately 16 years ago, they have earned notoriety as big-bass catchers and (unsurprisingly) gained in popularity in recent years. Several professional anglers swear by them (cheers, Brian Latimer), while companies and custom lure makers offer a variety of sizes and patterns.

ブレードジグ、またはチャターベイトは、スイムジグ、スピナーベイト、クランクベイトが組み合わさったものです。 約16年前にバス釣り業界にお目見えし、ビッグバス専用ルアーとして有名となり、当然、近年も人気のルアーとなっています。 私が応援するブライアン・ラティマーを含む多くのプロアングラーも使っており、メーカーとカスタムメーカーまで入れるとかなりの数のサイズとカラーにあふれています。

一般的なセットアップとアプローチ

引用文(タップすると開きます)
Typical setup and presentation I mentioned Latimer above. He is to the ChatterBait what David Fritts is to the crankbait: a master. After perusing YouTube videos of interest, usually featuring Latimer, I dedicated one of my setups as a ChatterBait rig. Typically, ChatterBaits work best when retrieved just above, below or along the weedline. This is certainly the case during my annual summer trips to Maine, where most of the quality largemouth (caught by my group) go for a 3/­­8-ounce bladed jig with a grub trailer. A bulky profile and powerfully resonant blade vibration work well on the lateral line of any fish lying in wait. The flash thrown by most blades (some are painted for a subtler presentation) and ability to employ a variety of soft-plastic trailers (craws, swimbaits and grubs) ensure great visibility and versatility. Retrieve speeds can vary, but a slow retrieve (just fast enough to cause the bait to wobble) typically works best. Most often, you will see casting rods as the primary option for bladed jigs. However, a spinning rod is also acceptable. With either rod type, the outfit requires strength and sensitivity. Though it’s generally weedless, you may have to pull the lure through vegetation. Of utmost importance is the power and speed (action) of the rod being paired with the appropriate line. A medium-heavy, fast rod paired with 15- to ­­17-pound fluorocarbon works extremely well for most conditions. Prespawn smallmouth

上に出てきたブライアン・ラティマーについてお話しましょう。彼とチャターベイトの関係は、デビッド・フリッツとクランクベイトのようなもの。つまり、マスターです。ラティマーのYoutubeを見て、チャターのセットアップの1つを学びました。チャターベイトは通常、ウィードラインの上、またはウィードラインに沿ってリトリーブすると一番有効だということです。確かに、毎年夏のメイン州への遠征釣行でそれが当てはまります。そこでは(私の場合はですが)ナイスサイズのラージマウスの多くが3/8ozのチャターにグラブのトレーラーを付けたものに来ました。

大きな造りで強い波動を出すブレードは、そこにいるバスの側線に作用します。ブレードが生み出すフラッシング(一部はフィネス用に塗装されていますが)と、多くのトレーラー(クロー系、スイムベイト、グラブ)が使えることで、優れた視認性とバーサタイル性もあります。リトリーブスピードはさまざまですが、通常はスローリトリーブ(ルアーの振動をギリギリ感じるくらいの速さ)が最適です。

チャターで使われるタックルには、ほとんどがベイトタックルとなっていますが、スピニングタックルでも使用できます。どちらの場合でも、強度と感度が必要になります。もともとウィードレス性能は高いのですが、ウィードの中を通すパワーが必要になるでしょう。最も重要なのは、適切なラインと正しいロッドを組み合わせるということです。ミディアムヘビーのファーストテーパーのロッドに15ポンドから17ポンドのフロロカーボンラインは、あらゆる場面で有効にします。

プリスポーンのスモールマウスバス

引用文(タップすると開きます)
Prespawn smallmouth In northern waters (such as the Catskills region of New York), the warming effects of spring signal the prespawn. As water temperatures move into the 40s (and low 50s), big girls move out of their wintering holes and start feeding in shallower water. The arduous task of piscatorial labor is about to begin. Females go on a caloric binge after the general austerity of winter, before the eggs start to drop. Even males have weight-gain goals to carry them through the period of defending the nest from would-be egg predators. Baitfish and crawfish hold a special place on the menu during the prespawn. Without question, jerkbaits are a top lure choice for prespawn smallmouth. Whether you’re a tournament angler, TV personality or weekend warrior, it is an absolute go-to. The ability to impart erratic action (or a steadier retrieve) while keeping the bait in the strike zone for an extended period results in a great deal of success. For the past several years, my buddy had taken me to a location affectionately dubbed “Money.” The location may be public land surrounding public water, but it is special. The days I joined him on those shores have been equally so. Some of the largest smallmouth bass I have caught over the same time frame (of several years) have been caught while I was standing at “Money,” slinging a jerkbait.

アメリカ北部のフィールドでは、春になり気温が上がり始めることがプリスポーンの兆候です。水温が4℃から10℃になるにつれ、メスのビッグバスは越冬場所から出て、シャローでフィーディングをし始めます。アングラーとして最高の季節が始まろうとしています。メスのバスは冬の断食状態から産卵に備えて、過食症のようにカロリーを摂取し始めます。オスのバスも、ネストを襲う外敵から卵を守り、孵化させる目的のために、食べて体力をつけなければなりません。プリスポーンのバスにとってベイトフィッシュとザリガニは特別な存在になっています。

ジャークベイトは、間違いなくプリスポーンのスモールマウスバスにとって最高のルアーの選択肢です。あなたがトーナメントアングラーかサンデーアングラーかにかかわらず、ジャークベイトは絶対に頼りになります。ルアーをストライクゾーンに長く置いておくこともできつつ、イレギュラーなアクションと逆に安定したリトリーブを持つ能力は、大きな成功をもたらします。ここ数年間で、私のパートナーがジャークベイトを使ったことで、私たちのチームは賞金が与えられる順位に上がることができました。そこはバスの魚影の濃いメジャースポットでしたが、特別な場所です。ずっと前に彼とオカッパリの釣りで出会った場所です。彼は私が何年もかけて釣った最大サイズのスモールマウスバスをジャークベイトで釣り、賞金に手が届きました。

新たなる発見

引用文(タップすると開きます)
New conversation Back to the follow-up bait idea. Unfortunately, my buddy was unable to make the trip this time around (May 2019). After securing his blessing, I went to “Money” for some prespawn action. They. Were. Hungry. In less than one hour, 10 bass went for a jerkbait (Chasing Trophy Fish 4.­­5-inch EOC). For perspective, had it been in season, even the smallest bass was of legal size. More than satisfied with my morning (ecstatic is the appropriate word), the switch was made. After all, it had been five casts since the last bite. It was time for something new. A ChatterBait mimics baitfish and/or crawfish and offers a bulkier profile coupled with significant vibration — just the ticket. I threw a 3/­­8-ounce bladed jig (crappie pattern) with a 4.­­5-inch PTL grub trailer (black and blue) on a medium-heavy fast action (Fenwick HMG) spinning rod. This pattern also resembled a major forage base in the water I was working: rainbow smelt. I downsized line test to ­­12-pound fluorocarbon (instead of 15- to ­­17-pound) since I was fishing open water. In general, lighter line has more flexibility and less memory and is less visible. Visibility concerns are minimized by the characteristics of fluorocarbon (having almost the same refraction point as water), but less is more in certain circumstances. I would not, however, reduce to anything below ­­12-pound test due to line-strength requirements.

チャターの話に戻りましょう。

残念ながら、今回(2019年5月)の釣行はパートナーが不参加でした。彼の激励を受け、私はプリスポーンバスと「賞金」を狙いに行きました。腹を空かせて待ってろよって。

1時間足らずで、10本のバスがジャークベイトで釣れました。しかしこの時期にしては、ナイスなバスとは言えません。これをもっとヤバい状態にするには、何かを変える必要があります。その時は最後に釣ったバスから5投目に来ました。チャターベイトはボリュームと強い波動があり、ベイトフィッシュやザリガニを模している。そうだ、これがカギではないかと。

ミディアムヘビーのファーストテーパーのスピニングロッドに、クラッピーカラーのチャターに4.5インチのグラブトレーラー(ブラック/ブルー)を付けたものを投げました。このカラーは、私がいるエリアのメインベイトとなっているワカサギにも似ています。オープンウォーターで釣りをしていたので、ラインを15ポンドから12ポンドのフロロカーボンに下げました。一般的には、ラインは細いほど柔軟性が高く、巻きグセが付きにくく、水中で見えにくくなります。フロロカーボンの水とほぼ同じ光の屈折率という特性によってラインは見切られにくくなりますので、状況によってはもっと細くすることもあります。ただしここではラインの強度も必要なため、12ポンド未満にはしません。

経験の勝利

引用文(タップすると開きます)
Empirical victory The new offering was immediately successful. The largest bass of the day to that point was the first landed using the ChatterBait. A few casts later, a personal best (lengthwise) found her way to the net; a personal goal was surpassed. Though the reputation as a primary option was proven on this day, these larger bass did not succumb to the jerkbait. The slow, steady retrieve and thumping vibration of the ChatterBait charmed them from their prespawn resting place. The remainder of the day was spent slinging the ChatterBait, initially as a follow-up and then as a search bait in newly scouted locations. Strikes were triggered in each new parcel of water where fish were located, and other large bass were netted. As is often typical of fishing with a ChatterBait, quality reigns supreme over quantity. Though not subtle, maybe the presentation was not that obnoxious. Do not be afraid to try something new. Tight lines.

この挑戦はすぐに結果が出ました。 チャターベイトに変えた1投目で、それまでで最大のバスが釣れたのです。 それから数投すると、自己ベスト(長さで)のバスが釣れました。 自己記録を塗り替えたのです。 この日、ジャークベイトはいつも通りプリスポーンのメイン戦略として機能することが証明されましたが、このビッグバスたちはジャークベイトには反応しませんでした。 チャターベイトのスローステディリトリーブと強烈な波動が、プリスポーンの待機場所にいるバスを魅了したのです。

その日の残りの時間では、最初はフォローベイトとして考えていたものが、次のポイントでのサーチベイトとしてチャターを投げていました。 新しく入るポイントで、ことごとくチャターでのバイトがあり、他のビッグバスを釣ることができました。 チャターで釣りをするとよくあることなのですが、これは量より質の釣りです。 フィネスとは言えないけども、嫌なプレゼンテーションでもないといったところなのでしょう。

新しいことへの挑戦を恐れないでくださいね。

チャターのリトリーブ

引用文(タップすると開きます)
A ChatterBait is an impact bait. During the retrieve, make contact whenever possible with cover or structure, similar to a crankbait. Also, ChatterBaits make a great mud trail when retrieved along the bottom. Don’t overwork it. Allow your rig, trailer and ChatterBait to do their thing.

チャターベイトはインパクトベイトです。 リトリーブのときはクランクベイトと同様に、可能な限りカバーやストラクチャーに当てに行ってください。 またチャターベイトは、ボトムをリトリーブすることで素晴らしい土煙を上げてくれます。

考えすぎることはありません。 チャターベイトとトレーラーにそれぞれの仕事をさせるだけです。

チャターでプリスポーンのスモールマウスバスを釣るには
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ジャークベイトをこよなく愛し、トーナメントでも実績のある彼ですが、ジャークベイトが不調だったときのためのフォローとしておいたチャターが火を噴き、その日のメインルアーになってスモールマウスの自己記録まで更新してしまったということでしたね。

素晴らしいです。

チャターというルアーは、スピナーベイトとスイミングジグを組み合わせたようなルアーなのですから、根掛かりしにくいという特徴から元をたどれば、カバー周りで使うクランクのようなものなのでしょう。

まさにラージマウスバスの釣りにピッタリなのですが、この記事では、オープンウォーターのスモールマウスバスにも釣れたと言います。

これを本当に言葉通りに捉えていいかどうかはまだよくわかりません。

なぜなら、私の弟もスモールを釣った時はコンクリートのハードカバー周りで釣っていましたし、スモールマウスバスがカバーにまったく依存しない魚ではないからです。

プリスポーンのスモールマウスバスを釣る代表的なテクニックのひとつに「ボトスト」がありますが、あれは岩場のボトムを舐めるようにスイミングさせるため、かなり根掛かりの多い釣りなんですよね。

ですので、プリスポーンのスモールマウスバスを狙うにしても、カバーやボトム沿いという厳しいところを果敢に攻めるというのは忘れないほうが良いような気はします。

ただし、メスのでっかいプリスポーンのスモールはもっと上のレンジ、カバーの関係ない完全なる中層で食うことも多いんです。

両より質を狙うルアーだということ、そしてこのルアーひとつでレンジを変えて攻められるという意味でチャターというルアーが重宝したということであれば、超納得です。

そう、やはり、私に足りない要素が詰まったルアーなんですね…!

苦手意識といいますか、いまいちスモールが釣れる気がしないイメージのあるルアーなのですが、このプリスポーン時期、より集中して試してみたくなりました。

新しく挑戦したルアーで自己記録を更新するなんてすばらしすぎますからね。

皆さんもぜひ、試してみてください。

それではまた。

毎度ありがとうございます!