秋の野尻湖:五十嵐誠を倒せ!?カップバス釣りレポート
こんにちは!店長の小山です!
本日は2019年9月1日に野尻湖で開催されました「第16回五十嵐誠を倒せ!?カップ」の模様をレポートさせていただきます。
9月1日の野尻湖の様子
この日の朝の最低気温は19℃、最高気温は30℃くらいと涼しい1日となりました。天気は曇り時々晴れ、水温は25℃前後。
水質はターンオーバーが起きはじめ、水面に泡が残る状態でしたが、水質はターンオーバーではなく、どちらかというと前日までの雨によって薄濁りが入っているような状態でした。
今回も大会の様子をお伝えするための撮影のお手伝いということで、五十嵐誠プロを倒せない立場になってしまいましたが、もともと倒せるわけではないので、五十嵐さんの順位を少しでも上げるためにがんばりつつ、勉強させていただこうと思います。
9月1日野尻湖バス釣りの作戦
事前の作戦打ち合わせなどはしておらず、当然、五十嵐さんの作戦に乗っかるのが一番の得策なわけですので、結果としてこの日におこなった釣りの流れをお伝えいたします。
まず朝イチはボイルフィッシュを探して菅川エリアや金山~プリンスワンドのシャローをやったようで、デカい見えバスのバラシがあったようです。
ここから私が合流して乗船させていただいたのですが、朝イチの流れから引き続き難しいディープは後回しにしてサイトフィッシングをした方がいいと判断し、琵琶島や青学ワンド、琵琶ヶ崎~水道局周辺までを流しましたが、琵琶島の風裏側で五十嵐さんが釣った1本のみでだいたい11時。
五十嵐艇はみんなより30分は早く帰着しないといけないため、ここはそろそろリミットを揃えようということでディープの魚を探しに行きました。
ここまでまわりの釣れ方を見ていてもフィネスでは厳しそうだったので、キャロシャッドをすることに決定。
「面倒臭いけどリーダーから結び直しましょう」と五十嵐さんに促され、キャロシャッドをリグります。
メインラインをカットするところからリーダー結束、シンカー取りつけ、下リーダー結束、シャッドを結ぶまで五十嵐さんはだいたい2~3分、私は6~7分かかりました。
この時間の差、これでドラッギングひと流し分の時間を私は損しています。ノットの結束時間ひとつとっても違いが生まれますね。
すごい釣果でした
結局キャロシャッドの作戦が当たり、五十嵐さんはもちろん、私にもヒットが続きました。
魚探を見ていい感じにベイトとバスがリンクしているところを通過すると、必ずと言っていいほどバイトが出ました。ただしどの魚もリアフックのみのフッキングで、バイトは浅い感じでした。
乗らないショートバイトも何度かあり、魚のサイズも選べない感じでしたがいい感じにリミットメイクです。
私も1度はライブウェルに入る魚を釣りましたが、その後あっけなく五十嵐さんにキッカーが来て即入れ替えられました(笑)
その後、何本か釣りましたが入れ替えはできず、帰着となりました。
2人の差は何だったのか
しかし不思議です。
五十嵐さんも私も同じルアーを使い、同じ速さの船に乗り、同じロッド操作やリズム、出すラインの長さも同じ、ラインの太さも同じにしているのに、五十嵐さんの方が先にヒットし、サイズも軒並み大きいのです。
「この差ってなんなんですかね?」と五十嵐さんに聞いてみたところ、「ロッドの差じゃないですか(笑)」と言われてしまいました。
がまかつより新発売のゼフィロス、五十嵐さんがこのために開発されたロッドですから、釣果に差が出て当然だと言わんばかりです。
しかしそれは皮肉でも意地悪でもなく、同じ条件で釣果に差が出た原因のひとつだと思います。
ロッドの違いが、同じと思っていたラインの先のルアーのアクションに大きな違いを生んでいたのだと思います。
専用ロッドを使うことのアドバンテージを知るいい勉強になりました。
しかしスパットというシャッドは春から秋までよく釣れるシャッドです!
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000001996&brandcode=000000001996&search=%A5%B9%A5%D1%A5%C3%A5%C8&sort=
野尻湖へお越しの際はぜひタックルボックスに忍ばせておくことをおすすめいたしますよ!
五十嵐さんは今週末に野尻湖チャプターを控えているため、今の時点であまりに詳しいことを書くのは控えさせていただきましたが、今後五十嵐さんのブログ等で発表があるかもしれませんし、五十嵐さんのブランド「FOLLOW」さんのYoutubeチャンネルでこの日の動画をアップする予定ですので、気になる方はそちらをチェックしていただければと思います。
https://ameblo.jp/08530312/
五十嵐誠: FOLLOW LURES チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC2nFKU-uxKC1e6yU98leKiQ
終わってみれば五十嵐・小山ペアはペアの部で第2位となりました。3本で3000グラムジャストという、五十嵐さんの釣果だけで2位というのは個人的には微妙な心境ですが、試合の1日の立ち回り方、考え方、決定の判断の仕方など、今回も学ぶことが多かったため、甘んじて受け入れさせていただきます!
ところで、キャロシャッドで釣った魚は全体的に明るい色をしていて、引きも強い傾向がありました。リーダーはフロロ8lbです。4lbとかを使うと切られます…。
そしていただいたこの盾、土台部分が野尻湖を形どられていましてとてもカッコイイ出来なんですよね!
次は自分の実力で取れるように頑張りたいと思います。
また、今回より、試験的に(?)五十嵐誠を倒せカップは平日も開催されるようになりました。
平日しか休みが取れない方にとっては朗報なのではないでしょうか。
大会ルールはJBNBCチャプター等に準拠するものではなく、一般の野尻湖ルールで行われますので、私のような一般アングラーでも有意義な情報交換ができる大会です。
今回は期日も迫っていますので参加枠の空きがあるか分かりませんが、今後も平日に行われるかどうか、私も参加者としてチェックしていきたいと思います。
https://ameblo.jp/08530312/entry-12491660411.html
最後に、この場をお借りいたしまして五十嵐誠プロ、運営の皆様、協賛いただきました皆様、参加者の皆様、大変おつかれさまでした。皆様との情報交換も大変勉強になり、今回も楽しませていただきました。ありがとうございました。
野尻湖のバス釣りをより深く理解されたい方、もしよろしければ参加を検討されてみてはいかがでしょうか。
それではまた。
毎度ありがとうございます!