台風前と台風後のバス釣り
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”bass fishing pre and post hurricane by bryecon wright”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:rbbassfishing.net ”bass fishing pre and post hurricane by bryecon wright”October 18, 2016 by Ron Howe
本日のタイトルは台風とバス釣りの関係について。
嫌ですよね、台風。
夏というとカーッと晴れてジリジリとするというイメージが強いのですが、実際は、台風の季節でもあります。
気象庁の統計によると、台風が発生・日本に接近・上陸するのが一番多いのが8月と9月なんだそうです。
台風の他にも夕立やゲリラ豪雨も夏に起きやすいと思いますので、夏というのはそのイメージよりも実はもっと荒れている季節なのかもしれません。
バス釣りをされる皆さんにとっては、台風とはどういう存在でしょうか。
そもそも水辺や水上に立ってする趣味ですから、初めから危険が付きまとっているのがバス釣りです。そこに来て強い風や雨になるわけですから、より一層身の危険を感じるのが台風ですよね。
絶対に、自分から危険に近づいてはいけません。
しかし、その時の台風の影響が少ない地域にとってはバス釣りに変化が出るタイミングでもあります。
台風が来る前と過ぎた後、フィールドではどんなことを気にすればいいのでしょうか。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「RB BASS」の記事で、FLWのバスプロ、ブライスソン・ライト氏が、台風の接近前と通過後のバス釣りについて解説してくれています。
台風がフィールドに起こす良い変化とはどんなところでしょうか。
ちょっと読んでみましょう。
台風の前と後のバス釣り
ここフロリダではハリケーンのシーズンが始まり、すでに2つのハリケーン「ハーマイン」と「マシュー」が通過しています(2016年)。
ハリケーンはバスにどう影響するのかとよく聞かれます。台風が来る前に備えることができていて時間があるならば、報われるかもしれません。魚は気圧の低下を感知し、タイミングが良ければフィーディングが始まり、とんでもない日になることがあります…
過去に台風が通過した時、私のスポンサーであるバスアサシンルアーと一緒にスワニーリバーへ向かった時の話をしますと…
私たちは台風の危険から十分に離れたと判断して釣りをしました。台風は500キロ離れたところにあり、気圧も戻っていましたが、そこでいくつかの素晴らしい点がありました。魚がかなりのフィーディングモードにあったのです。
ご存知の通り台風はいつもとは完全に異なる状況を作り、湖は高い波と風に何度も打たれ、多くの水生植物が抜け、流されます。次の写真でもわかるように、これは有名な「J&Sロック」という最近の台風が通った跡です。
強い風と波により、お気に入りの釣り場が完全に変わってしまう可能性があります。それに加えて流れてくる泥、フロリダのバスはマッディーウォーターを嫌う傾向があります。
しかし、それでもいい部分もあるもので、大きな嵐の後に私が注目している主なものは放水路です。雨によって湖の水位が上昇すると、調節のために水を流し始め、バスも水も動き始めます。これが常に私が狙っているものです!!
大きな嵐の後は、次のルアーを試してみてください。
- Bass assassin Boss Shiner
- Strike king 3xd
- Rattle Trap
- Bass assassin 11″ wormのキャロライナリグ
- Zara spook などのペンシルベイト
- Bass assassin die dapper
- Bass assassin hpc
念のため付け加えておきますが、この記事は台風を狙ってバス釣りに行こう、というものではありませんし、私もそのような狙いでこの記事を紹介しているのではありません。
あくまでも安全第一で行動していただきたいのと、台風の被害に遭われている地域もありますので、派手な情報発信は慎みたいと思っております。
ただし釣りに行ける方が釣りに行くことは不謹慎ではないと思いますので、安全を確認できたら、この記事を参考に、台風前後の釣りをしてもいいかと思います。
台風前、気圧が下がることでバスの活性は上がるようです。タイミング次第ではずっとフィーディングモードになることもあるようですね。
台風後は気圧は戻ってしまうものの、増水により発生する流れがバスの活性を上げるようです。これはダム湖のように人意的に水位を管理するときの流れであっても、自然湖のオーバーフローなどで発生する流れでもどちらでもいいようです。
流れについては、川のようにいつも流れているところよりも、いつもは流れていないところに発生した流れの方が、その恩恵を受けやすいのではないでしょうか。
まあ川についてはバスの活性がどうというよりも、危なくて釣りどころではないですかね。
自然というものは災害レベルになってしまうのは困りものですが、何かが起きればバスたちにも何かが起こることは間違いないようです。
バスという魚は変化というものが好きな魚のようですが、こういう変化も好むようですね。
ぜひ覚えておきたいと思います。
それではまた。
毎度ありがとうございます!