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雪解け増水フィールドのバス釣り

雪解け増水フィールドのバス釣り
Photo by lurenet.com

春が本格的に近づくにつれ、フィールドには雪や氷が溶けたことによる流入の増加が起き、増水傾向になるかと思います。これを毎年起きる単なる自然現象と考えるにとどまるのか、これがバスにどう影響を与えるかというところまで考えるかで、釣果は変わると思います。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Ice Out Patterns for Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com ”Ice Out Patterns for Bass”By Don Gasaway|Feb 19, 2020

2月も下旬となり、立春まで1ヶ月を切ってくると、本当の春の訪れを待つ気持ちがどんどん高ぶってきますよね。

私のホームレイクのひとつである野尻湖は、意図的に水位を上下させてはいるのですが、3月ごろから急に雪解け水が増え始めることもあり、急激に満水に向かっていきます。

そうして野尻湖はバス釣り解禁となりますので、当然のように、この水位の上昇と野尻湖アングラーの方々の心は比例して上がって行きます(笑)

この春の水位上昇は野尻湖に限らず、多くのフィールドで起きることではないかと思います。

それはやはり春の陽気がそのフィールドの最上流域、もっというと山肌の雪や氷を溶かすことによる流入水量の増加が原因ではないでしょうか。

この水位の上昇を、毎年起こる単なる自然現象のひとつとして考えるにとどまるのか、それともこの現象がそのフィールド内にいるバスにどのような影響を与えているのかというところまで考えるのかで、釣果は変わってくると思います。

バスを含む厳しい自然界を生きる動物たちは、人間のように環境を一定の快適さに保つことはできず、天気、水量、水質、日光などさまざまな要因によって自分の行動を変えているためです。

では、実際のところ、この春の増水のバス釣りは、どのように考えればいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのルアー通販専門店「LURE NET」のブログ記事で、春の雪解け水による増水フィールドのバス釣りを解説してくれています。

もうじき春を迎えるフィールドをイメージしながら、読んでみてみださい。

雪解け増水フィールドのバス釣りパターン

引用文(タップすると開きます)
Some anglers mistakenly seem to think fish are like bears and go into hibernation. Large game fish often turn up at this time of the year. The fish are not as aggressive when water temperatures are below 50 degrees. But they still eat and take a properly presented lure. Any current in a body of water increases the oxygen content and fish relate to it. In general, fish are in the 12-to-20 foot range this time of year. On larger impoundments without a warm water discharge, the warmer water is in the section closer to dams. On the main part of a lake, the combination of structure and currents hold promise of good fishing. Fish tend to be just out of the current near structure. The forage fish are there picking up the small plankton that flows with the current. Bass in particular hang around the area close to stumps, beneath undercuts, rocks or just on a sharp breakline. Thawing periods increase river flow and current. The warming trend that occurs signals a feeding frenzy in predator fish. For some reason, the larger fish are the first to react to the action. Often one will have to fish hard for a long time to get bites – but the bites come from the larger fish. Gamefish like to hold on the edge of muddy water concealed from the forage so they can ambush them. The silt attracts the forage fish as it presents a source of food. Disruptions such as noise on shore or in the water make the fish shut down. Light also seems to influence the fishing action. The brighter the day, the closer to the bottom the fish seem to locate. Weedy areas or those with the dark bottom warm sooner and are areas likely to harbor fish. The weeds and the dark, muddy bottom absorb what heat there is available on a sunny day and hold it longer than any other bottom structure. Lures for ice-out fishing fall into two categories jigs and deep-diving crankbaits. The rods should be very sensitive and the line very light. The bite will be just a tic and therefore the light line and sensitive rod are required for the angler to know of the bite. One-piece rods are more sensitive than two-piece rods. Fish all lures slowly. The lure needs to get down to the bottom or at least near the bottom. Crankbaits like a Bandit 300 or Norman DD14 should slowly bounce along the bottom, kicking up small clouds of mud. A loose wobbling crankbait that disturbs the silt on a branch or stump is more likely to attract the fish’s attention than one just passing over his head. Because baitfish are just as slow reacting as the ones you’re trying to catch, the crankbait needs to move in slowly. The idea is to make the crankbait imitate the action of the baitfish. That is to dart, slow down and shimmy in one spot before moving off. The lure is going to have to be right in front of the larger fish for him to react to it. Long retrieves are a must in order to get the crankbait down to the strike zone of fish sitting on the bottom. Jig fishing is a little less complicated. A 1/16th-ounce Lindy Jig fished right below the boat works well. With electronics one can park a boat right on top of the fish and bounce a jig right in front of their noses. It is possible to cover the fishing zone with the jig. The fish will not be more than a foot off the bottom. One can do well with just about any type of jig or jigging spoon as long as it weighs less than an ounce. You also need to fish jigs slowly and right up against any structure available. In the case of both jigs and crankbaits it is important to pay close attention for the tic of the bite. Then set the hook quickly. They will not hold the hook for long. Any variation in the action of the line calls for immediate setting of the hook. This is a game of total concentration on the job at hand.

アングラーの中には、バスはクマのように冬眠する魚だと誤解している人もいます。ビッグバスほど、この時期によく目にすることができます。水温が10℃未満の場合、バスはそれほど攻撃的ではありません。しかし、まだ適切にプレゼンテーションされたルアーであれば、ちゃんと食ってきます。

フィールドに流れが発生すると酸素含有量が増加し、バスはそれに影響されます。一般的に、この時期のバスは水深3.6〜6メートルのレンジに多くいます。大きなリザーバーでは、温排水が流れ込む場所でもないかぎり、より温かい水はダムサイトの近くになります。メインレイクでは、地形変化と流れの関係が良好なところが良い釣りになりやすくなります。バスは流芯から外れた地形変化に着く傾向があります。ベイトフィッシュは、流れに乗ってくる小さなプランクトンを食べています。バスはその近くにあるスタンプ、岸のえぐれ、岩の下、急なブレイクラインにかたまっています。

雪解けが起きる期間は、川の水量と流れを増加させます。暖かくなってくるということは、バスのフィーディングスイッチが入るサインです。どういうわけか、ビッグバスから先に反応して行動します。多くの場合、バイトを得るまでには厳しい時間になるとは思いますが、バイトがあればほぼビッグフィッシュです。

バスたちはベイトフィッシュに見つからないようにマッディーウォーターの境い目で待ち伏せするのが好きなようです。泥にはベイトフィッシュの食料源がいるため、ベイトフィッシュを引き付けます。

岸辺や水中で騒がしくするとバスたちは警戒し、すぐにシャットダウンします。日光もまた、釣果に影響を与えるようです。明るく晴れた日ほど、バスはボトム付近にいるように見えます。

ウィードの多いエリアや暗い色のボトムのエリアは温まりやすく、バスが多く生息する可能性が高いエリアです。ウィードや暗い色のマッディボトムは、晴れた日に当たる日光により熱を吸収し、他の種類のボトムよりも長く熱を保持します。

雪解け増水時のルアー

雪解け水による増水時のルアーは、ジグ系とディープクランクの2つのジャンルが有効です。ロッドは感度の高いもの、ラインはできるだけ細くする必要があります。バイトが非常に小さいため、アングラーがバイトを感知するには、細いラインと高感度ロッドが必要です。ワンピースロッドはツーピースロッドよりも感度が高くなります。

どんなルアーにしても、ゆっくりと釣ります。ルアーはボトムまで、または少なくともボトム付近まで潜らせる必要があります。 バンディッド300やノーマンDD14のようなクランクベイトは、ボトムをゆっくり通してバウンドさせることで、わずかな泥煙を巻き上げます。ゆっくりとウォブリングしながら枝やスタンプを泥煙を上げながら乗り越えていくクランクベイトは、頭上を通過するルアーよりもバスの注意を引く可能性が高くなります。

バスがスローであることと同様に、ベイトフィッシュもまた、スローな時期ですので、クランクベイトはゆっくりと動かす必要があります。これは、クランクベイトにベイトフィッシュの動きを模倣させるためです。つまり、ふらふらとやってきて、何かにぶつかってよろめく様を演出しているということです。

バスがそれに反応するためには、ルアーはそのバスの目の前に来なければならないでしょう。クランクベイトをボトムにいるバスのストライクゾーンまで潜らせるには、長いリトリーブ(潜りしろ)が必要です。

ジグ系の釣りそれほど複雑ではありません。1/16ozのジグヘッドリグをボートの真下へ落とす釣りは有効です。魚探を使用し、バスの真上にボートをポジショニングし、バスの目の前でジグを上下するイメージです。ポイント全体をジグで探っていきます。バスはボトムから30センチ以上浮いていることはありません。重さは1オンス未満のものを使うことさえ守れば、ほぼすべてのタイプのジグやメタルジグでも有効になります。

ただし、どんなボトムの地形変化があったとしても、ゆっくりとしっかりとボトムをとっていく必要があります。

ジグとクランクベイトのいずれの場合も、バイトは小さいため細心の注意を払うことが重要です。フッキングもすばやく行います。バスは長くルアーを口にしていません。ラインの動きに変化を感じたら、素早くフッキングしてください。これは、しっかりと手に集中するゲームです。

雪解け増水フィールドのバス釣り
Photo by lurenet.com

この、雪解け水がフィールドに流入して増水してくるタイミングって、けっこう微妙なタイミングだったりするんですよね。

流れ込みが太くなればフィールド全体の酸素量は増えると思うのですが、雪解け水自体は水温が低い場合が多いので、流れ込んだ水は湖の下の方に潜りこんでいくんですよね。

そうするとディープの水がどんどん冷たくなるので、越冬でディープにいたバスがそれを嫌って浅いレンジに押し上げられるイメージです。

この記事ではそれをリザーバーを例にして3.6~6メートルレンジと書かれていましたが、これには注意が必要で、もともと水深のあるフィールドならそうでしょうけど、水深が平均的に浅いフィールドでは絶対ではありませんよね。

全体的に浅いフィールドでは、ボトムにべったりだったバスが、ボトムの冷たい水を避けてやや浮くイメージの方が近いような気がします。

ただ、いずれにしてもバスはこれまでの冬の状態よりも上にポジショニングすることは間違いなさそうで、この雪解けの増水が始まったころに釣りをするなら、いかに冬のイメージを捨て、より浅いところを意識できるかがカギになるのではないでしょうか。

しかし怖いのは、そういった状態も、冷たい強風と暖かい強風の繰り返し、暖かい日と寒い日の入れ替わりといった春独特の天候によってすぐに崩されてしまうパターンなのではないかというところ。

初めにも書いた通り、バスは色々な要因で行動を変えますので、バス釣りには考えるべき変数が多いものですが、この時期は特に多い気がします。

注意が必要ですね。

それでも、来ればデカいという釣りですから、頭をフル回転して、良い春にしたいものです。

皆さんもぜひ、雪解けの冷たい流入増水を攻略してくださいね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!