トップウォータールアーの選び方
市場に出ているトップウォータールアーは大きくいくつかのタイプに分けれらますが、それぞれに違った特徴やメリットがあり、適材適所で使い分けることで最大の効果を発揮します。トップウォーターで釣るなら、ぜひルアーごとの特徴を覚えましょう。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Choosing the Right Topwater Lure”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:lurenet.com”Choosing the Right Topwater Lure”By Jeff Samsel|Jul 6, 2020
トップウォーターの釣りはバスアングラーの心に残る釣りのひとつですので、お好きな方は多いかと思います。
バス釣りでは必ずこうじゃなきゃダメということもないのですが、トップウォーターで釣るとなると、一般的には夏に近い時期で、ローライトのときというのが好条件となっていますよね。
まさに今、梅雨時の雨のローライトからお盆ごろまでの朝晩のローライトが狙い目で、最盛期となるのではないでしょうか。
いつもはあまりトップの釣りをしないという方でも、他の時期よりは釣りやすくなるタイミングがある今は、トップルアーを必ずタックルボックスに入れているかもしれませんね。
私も、そうするべきだと思います!
しかし、トップウォーターのルアーにも大きくいくつかに分類され、さらに細かく分けていくとかなりのタイプがあるものです。
形、素材、アクション、パーツ類、サウンド…これらの組み合わせでルアーは分類されていきます。
これはそれぞれのタイプごとに違った特徴やメリットを持っているためで、適材適所で使い分けることでその効果を最大化できるということになります。
そうです。これらトップウォータールアーの特徴を理解して、釣果に繋げたいものですよね。
この記事は、アメリカのルアー通販専門店「Lure Net」のブログ記事で、トップウォータールアーのタイプごとの特徴をいくつか紹介してくれています。
適材適所のルアー選びは、ルアーの特徴を覚えることから始まります。
ぜひ読んで行ってください。
ペンシルベイト
ヘドン・ザラスプークシリーズなどのペンシルベイトは、ロングキャストで広く探り、フラットや岬やハンプといった地形変化の水面までバスを誘い出すのに最適です。 安定した左右のドッグウォーク、それにより発生する引き波、多くのモデルに内蔵するラトルやノック音が組み合わさってバスを引き付け、夢中になって攻撃してきます。 空気抵抗の少ないボディ形状によってロングキャストに適しているため、ペンシルはバスの群れにキャストしたり、オカッパリので釣りにも非常に適しています。
バズベイト
バズベイトも広い範囲を効果的にカバーするため、手っ取り早く反応をつかみたい場合に非常に優れています。 普通のトップウォータープラグよりもはるかにウィードレス性能が高いので、濃いカバーにキャストし、うるさいサウンドでバスをカバーの隙間から誘い出してバイトさせます。
ポッパー
ポッパーは必要に応じてスローダウンし、岸やカバーの近くのピンポイントを徹底的に攻めることができます。 カバーのすぐ近くへキャストし、数秒待ってからルアーをかろうじて動かす程度にアクションさせ、バイトを誘うといった具合です。 もちろん、ポッパーも素早くアクションさせ、ベイトフィッシュが水しぶきを上げて逃げ惑うようにすることもできます。 ポッパーのもう1つのメリットは、ラインテンション、ロッドティップを動かす程度、ロッドアクションの鋭さにより、さまざまなサウンドを出すことができる点です。
スイッシャー
スイッシャー系のルアーは、ポッパーと同様に機能し、同様の状況にマッチします。 ポッパーとは別の音を出したいとき、もう少しフィネス寄りにしたいとき、他のアングラーがポッパーばかり使っている時などに優れています。スイッシャーは、小さな島周り、護岸の角、浮き桟橋といった非常に特殊なゾーンを釣るのに最適なルアーの1つです。これは、ルアーを水平方向に少し動かすだけで音を出すことができるためです。
最後に、別のタイプのルアーの良いとこ取りをしたようなハイブリッドルアーがあったり、フロッグ、ワームフロッグ、スイミングワームなどのワーム系トップウォータールアーも有効です。 しかし、それについてはまた別の機会にしましょう!
この記事にならっていくと、トップウォーターには大きく分けて「速いルアー」と「遅いルアー」に分けられ、さらにペンシル・バズベイトとポッパー・スイッシャーに分けられていましたね。
スピードと音というのがキーワードということでしょう。
あとは、そのスピードと音をどのように使い分けるのかということになります。
一般的には目で見えるクリアウォーター系のフィールドには見切られにくいスピード系のルアー、視界の悪いマッディウォーターやローライトコンディションのときは音を重視したルアーが有効とされていると思うのですが、実際のところ、そういうことはあまり気にしない方が良いような気がします。
バスは私たちが思うよりずっとナーバスでありながら大胆なもので、釣れる自信があったルアーで釣れないかと思えば、思いがけないルアーで釣れたりすることがあるので、結局のところ、何かにこだわらずに投げてみることが良いと思うんですよね。
ですので、今日市場に出ているあまりに多くのルアーを数多く揃えて持って行くよりも、このような4種類のルアーを持って行く方が、スピードや音や投げるカバーの種類による使い分けがしやすく、かえって効率的かもしれません。
特に雨の天気や朝晩のローライトの時間というのは釣りをしていると意外と短いもので、その間に広くキャストしまくって探っていった方が圧倒的に効率が良く、迷っている時間もルアーを付け替える時間ももったいないんですよね。
逆に、これら4つのルアーの使い分けをしたことがなく、4つのうち1つでも持っていないものがあれば、試してみる価値が大いにあります。
使ったことがないルアーがあるのなら、それも楽しみですね!
ぜひ、この夏、トップウォーターの使い分けを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか!
それではまた。
毎度ありがとうございます!