簡単でも効果大!クランクベイトのカスタム集

簡単でも効果大!クランクベイトのカスタム集

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”CUSTOMIZING YOUR CRANKBAIT TO CATCH MORE BASS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:anglersclub.com ”CUSTOMIZING YOUR CRANKBAIT TO CATCH MORE BASS”by Ben Team OCTOBER 20, 2016

クランクベイトというルアーは偉大ですね。

若かりし初心者の私に人生で初めてのバスを釣らせてくれたのもクランクベイトですが、少しは成長した今の私でもまったく使いこなせている気がしないという、なんとも使い手の幅の広いルアーであります。

具体的なことを言えば、巻くと潜り、止めると浮いてくるという基本性能は根掛かりしにくく初心者に優しい仕組みだと思いますし、より細かいレンジを刻んで効果的に使いたいという中級者以上のアングラーにも対応しているルアーでもありますよね。

さて、クランクベイトが活きる場面といいますと、そのひとつとしてはザリガニなどがボトムを這っているような場所、またバスが中層や表層で魚を追っているような場面や横方向のルアーが効果的になる秋という季節には有効となるのではないでしょうか。

クランクベイトは丸い形をしていますが、ブルーギルでもアユでもザリガニでも、カラー次第でなんにでも化けてくれる大変融通の利くルアーですよね。

そんなルアーですから、もう一歩踏み込んでみることでさらなる性能アップを望むことができるルアーでもあります。

そうです。カスタムというやつです。

カスタムといいますとちょっと大したことのように感じてしまいますが、かなり簡単なステップで大きな効果を生むカスタムもあります。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門ウェブマガジン「anglersclub.com」の記事で、この便利なクランクベイトを最大限に活用するためのカスタムを3つ、紹介してくれています。

どんなカスタムと効果があるのでしょうか。

ちょっと読んでみましょう。

マジックで色を塗る

引用文(タップすると開きます)

Sometimes a little extra flash is all that is necessary to turn a so-so day of fishing into one for the record books. Paint markers provide an easy (and relatively inexpensive) way to do this on an as-needed basis. For example, you can load up on crankbaits in all of the “standard” colors – silver, white, gold and chartreuse – and then experiment with different accents until you hit upon the magic recipe.

While I am personally skeptical that bass interpret these color accents as eyes or gills, as is so often hinted at on the packaging of these products, there is no doubt that subtle color and pattern changes can have an immense impact on your fishing success.

一瞬のひらめきで行動することで、普通の釣りの1日が自己ベストを更新する日に変わることすらあります。 マジックペンは、必要に応じてこれを行うための簡単で安く済む方法となります。 たとえば、多くのクランクベイトのスタンダードカラーであるシルバー、ホワイト、ゴールド、チャートのクランクベイトに、ワンポイントアクセントを加える実験をすることで、まさに「マジック」となることがあります。

個人的には確信は持てませんが、バスにとってこのワンポイントは目玉またはブルーギルのエラと解釈するようです。また、よくルアーのパッケージに書かれているように、カラーや模様の微妙な変化が釣りの成功に多大な影響を与える可能性があることは間違いありません。

ルアーにシンカーを付ける

引用文(タップすると開きます)

Most anglers alter the presentation depth of a crankbait in either of two ways: They select a lure designed to run at a different depth or they alter their line size, which contributes to the depth of the lure as well (the less resistance created by the line, the deeper the bait will run). However, you can also alter the depth at which your crankbait swims by adding weight to the lure.

There are a variety of different ways to add weight to a crankbait. Some weights are designed to be clipped onto the hook-eyes, while others are akin to a weighted leader – these are simply tied in front of a crankbait. You can also use stick-on weights or add soft solder to the shank of the leading hook to increase the weight of the bait.

But depth isn’t the only reason you may wish to add weight to your lure. You may just need to be able to cast the lure farther. In this case, you’ll need to compensate for the additional weight by making adjustments to your line selection and crankbait choice.

Weight changes also affect the way in which the lure rises (or even sinks) when the retrieve is paused, so be sure to consider how this should alter your lure selection and fishing approach.

クランクの潜行深度を調節したい場合、 多くのアングラーは、あらかじめそのレンジまで潜るように設計されたルアーを使うか、ルアーの深さに影響するラインの太さを変更する(ラインを細くするほど抵抗が減り、ルアーはより深く潜ります) というどちらか2つの方法を選択しますが、あとひとつ、ルアーにシンカーを加えて、クランクベイトが通るレンジを調節することもできます。

クランクベイトにシンカーを追加するにはさまざまな方法があります。シンカーによってはフックのアイに留められるようにできているものもありますが、他にはシンカー付きのリーダーを使ったり(キャロクランク)、糸オモリのようなものもあり、フックのシャンクに巻きつけてルアーの重さを増やすことができます。

しかし、ルアーに重さを加えて変わるのは深さだけではありません。ルアーをより遠くまでキャストする必要があるときにも有効です。この場合、ラインの太さや使うクランクベイトによっても追加する重量を考える必要があります。

ウェイトを変えると、リトリーブを止めたときにルアーが浮くまたは沈むことに影響するため、ルアー選びや釣りのアプローチもどのように変えるべきかも必ず検討してください。

フック交換でアクションを変える

引用文(タップすると開きます)

You can change the hooks on your crankbait to alter its action or weight. For example, by swapping out the stock treble hooks on a crankbait for a pair that are one size larger, you can increase the weight of the lure. Alternatively, if you want a wider wobble out of your crankbait, you may be able to achieve this by downsizing the treble hooks.

You can also swap out the stock treble hooks on your crankbaits for weedless treble hooks to avoid dragging out eight pounds of weeds on each cast or snagging your newly customized lure on an underwater log.

クランクベイトのフックを交換することで、アクションや重量を変更できます。 たとえば、クランクベイトのトレブルフックを2つとも1サイズ大きいものに交換することで、ルアーの重量を増やすことができます。 あるいは、クランクベイトのウォブリング幅をワイドにしたい場合は、トレブルフックを小さくすることでできる場合があります。

また、クランクベイトのトレブルフックをウィードレスフックに交換することで、キャストするたびにウィードがごっそり付いてくることや、水中のオダにカスタムしたばかりのルアーが根掛かりしてしまうのを避けることができます。

クランクベイトのトゥルーチューン

引用文(タップすると開きます)

While it is more of a maintenance technique than a customization, it is important to understand how to tune your crankbait to keep it from veering to the side during the retrieve. Using a pair of needle-nose pliers, bend the lure eye in the opposite direction to which the lure is pulling. For example, if your bait is swimming to its left during the retrieve, bend the eye a little bit to its right.

これはカスタムというよりはメンテナンスですが、リトリーブ中にクランクベイトが横にずれないように調整する方法を知ることが重要です。プライヤーを使用して、ルアーがずれてしまう方向と反対方向にルアーのアイを曲げます。 たとえば、リトリーブ中にルアーが左に泳いでいっていまう場合は、アイをほんの少し右に曲げます。

簡単でも効果大!クランクベイトのカスタム集

マジックペン、シンカー追加、フック交換の3つとトゥルーチューンが出てきましたね。

皆さんはどれかやってみたことがありますでしょうか。

私は…ええ…全部やってますね…でも、効果を実感してすべて使いこなすというほどでもないという情けない状態です(笑)

ちなみに、バス釣りではなくトラウトの管理釣り場なのですが、トラウト用のクランクをいろいろ試してみて(トラウトは特にカラーによって釣果がかなり変わりますので)、黒が一番釣れると分かったのですが黒いクランクをロストしてしまい、持って行った他のクランクをマジックで黒く塗りつぶして使ったところ、引き続きよく釣れたという経験はあります。

一応、シャロークランクをサスペンドチューンして使ったら釣れたということもありました。

私のような釣り人でも、やればそれなりに効果があることはお分かりいただけるかと思います(笑)

また、これが個人的には特に重要だと思うことなのですが、マジックでクランクの顔のそばに大きな点を描くとするじゃないですか、そうするとアラ不思議、めちゃくちゃ釣れそうな顔になるんですよね。

これは自分で描いたからということが一番の原因で、自分で描いた瞬間からそのルアーにより愛着がわくんですね。それが「釣れそう」というモチベーションに変換されて、集中して使い続けることができるんですよね。

私にとってはこの気持ちの部分がとても大事だったりします。その日の釣りがより楽しくなる、そんな感じです。

もちろん釣れないことも多いのですが、そんなときは「おっかしいなあ」といって家でそのクランクをまたきれいにし直すんですけどね。

この記事に書かれていたことは実践して効果はあることと思いますので、やられたことがない方はぜひ試してみてください。

そしてその時の少しの気持ちの高ぶりも感じてみてください。

バス釣りにおいてハートが強くなることがどれほど大事かということはどのプロもおっしゃっていることですので、自分でひと手間カスタムして、ルアーと心まで武装するというイメージです。

楽しいと思いますよ!

それではまた。

毎度ありがとうございます!