【バス釣り好き必見】釣れるウィードを見つけてデカバスを釣りまくれ!

2019年11月8日

【バス釣り好き必見】釣れるウィードを見つけてデカバスを釣りまくれ!

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Bass Fishing: Identifying Productive Weedlines”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:sportsmansguide.com ”Bass Fishing: Identifying Productive Weedlines”May 15, 2015 By Jim Moynagh

皆さんが良く行くフィールドには、ウィードは生えていますでしょうか。

私が良く行くメジャーフィールドには野尻湖・木崎湖・琵琶湖がありますが、木崎湖と琵琶湖にはウィードがあります。

そして今シーズン(2019年)、野尻湖には豊富なウィードが生い茂るようになりました。

このまだ生えたばかりのウィードは、これまで野尻湖に住むすべてのバスにとって初めて見るものですし、その他の生き物も初めて見るものが多いはずですから、ウィードの存在を活用しているという感じはあまり感じなかったのですが、多くの生き物がこのウィードに慣れてくる来シーズンは、よりウィードを視野に入れた戦略が必要になるのではないかと予想しています。

普段からウィードレイクと呼ばれるようなフィールドをホームとしているアングラーさんは、ウィードの重要さをよく理解されていることでしょう。

私も琵琶湖にたまに遠征に行く身としては、ウィードの重要さを理解してはいるつもりですが、広大なフィールドを前にしたとき、ウィードを利用した戦略というのはなかなかやり切れていないのだろうと痛感するところです。

そして残念なことに、どうやらバス釣りにおいてのウィードというのはただ生えていればいいというわけではなく、一定の条件により釣果が左右されるようですね。

この記事は、アメリカの大手アウトドアショップ「sportsmans guide」のウェブサイトのブログ記事で、FLWのプロアングラー、ジム・モイナー氏が、バス釣りにおいての釣れるウィードについて解説してくれています。

ウィードレイクの釣りが少し苦手という方、またこれからウィードの重要性が増すであろう野尻湖への予想対策として、読んでみてはいかがでしょうか。

ウィードライン(ウィードエッジ)の存在

引用文(タップすると開きます)

The term “weedline” has been around ever since I can remember. I also remember when I was a greenhorn bass fisherman and found myself frustrated trying to catch bass from them. I read magazines on the subject, watched TV shows on it, but found only limited success. This went on for way too many years, until gradually and bit-by-bit, I finally developed an understanding of how bass use weedlines. Now that I understand it, I can confidently and effectively catch bass from this edge habitat.

Commonly in a lake, two weedlines exist — the outside weedline and the inside weedline. I define the outside weedline as the deep transition zone or edge where a weedbed forms an edge with deep water. As the water depth increases, light penetration decreases to a level where weeds can no longer grow, thus an edge is created.

Inside weedlines are weed edges in shallow water. Often there is a shallow zone from the lake shore out to a shallow depth of a few feet or so where the weeds often don’t grow — thus an edge is created. I’m not sure how these shallow edges are created, but I have observed that hard bottom beaches typically have deeper inside weedlines as compared to mucky bottoms.

I also wonder if wind/wave action affects inside weedline depth because as I sit here and write, most deeper inside weedlines I can think of are oriented to larger basins. Whereas it seems shallow, protected bays and so forth often will have weeds growing nearly to shore.

In reservoirs with fluctuating water levels, inside weedlines can be created by drawdowns followed by subsequent rising water levels. Let me explain this. During a drawdown, a reservoir’s water level can lower to the point where weedbeds are left to dry on the newly exposed shoreline. This kills the weeds that are exposed on dry land. Then when the reservoir levels rise again, a zone exists in shallow water where there are no weeds because they had been killed off during the drawdown. This inside weedline will be at the same depth throughout the entire reservoir. Eventually if the higher water levels persist, the aquatic plants will recolonize much of this shallow zone and the inside weedline will be less defined.

「ウィードライン」という用語は、私が物心ついたときからずっと存在しています。また、私がグリーンホーンに住んでいたとき、ウィードラインのバスを釣ろうとしても難しかったことがありました。私はこのテーマに関する雑誌を読み、テレビも見たりしましたが、うまく活かしきることができていませんでした。この状態は長年にわたって続いていましたが、徐々に、少しずつ、バスがウィードラインをどのように利用するかを理解してきました。ようやく理解できたとき、このウィードエッジに住むバスを自信を持って効率的にキャッチすることができます。

一般的な湖では、ウィードのアウトサイドエッジとウィードのインサイドエッジの2つのエッジが存在します。私はウィードのアウトサイドエッジを、ウィードの段差が急に下がるところ、またはディープに移行するにつれてウィードベッドがなくなる際として定義します。水深が深くなると、光が届かなくなり、ウィードが成長しなくなるため、ウィードの境い目ができるのです。

ウィードのインサイドエッジはシャロー側のウィードの生え際です。多くの場合、湖の岸から数十センチ程度の水深の範囲であり、そこにはウィードが生えないことが多いため、エッジが作成されます。これらシャロー側のエッジがどのように形成されるかはわかりませんが、ハードボトムの岸際は、泥底の岸際と比較したときにインサイドエッジがより深いほうにあることが見て取れます。

しかし思い返してみると不思議なのですが、波や風の影響を受けやすい大きなワンドのウィードエッジほど深いところにインサイドエッジがあり、保護されたワンドの多くでは岸際のかなり浅いところにまでウィードが生えています。

水位が変動するリザーバーでは、放水による減水やその後の水位の上昇によってインサイドエッジが決まります。これを説明してみますと、減水中のリザーバーの水位というのは、岸際のウィードが乾燥してしまうほど岸が露出し、放置される可能性があります。これは、乾燥した地面にあるウィードを殺します。その後、リザーバーの水位が再び上昇したとき、減水時に死んでしまったウィードがあった浅いエリアにウィードのないゾーンが存在します。このようにしてできたウィードのインサイドエッジは、リザーバー全体で同じ深さになります。ただし、高い水位がずっと持続する場合、ウィードはこの浅いゾーンに再び生えてくるため、ウィードのインサイドエッジはあまりはっきりとは出ません。

良いウィードライン、悪いウィードラインを知る

引用文(タップすると開きます)

Simply understanding the definition of a weedline isn’t going to help you catch significantly more bass, however. What the real key in weedline fishing is being able to differentiate the good weedlines from the bad ones. And I’ll tell you right now, there’s a whole lot more bad ones than good ones! So let’s go over a few guidelines that will help eliminate unproductive weedlines.

  1.  Understand that inside weedlines are most important during pre-spawn, spawn and again in the fall. Outside weedlines are key during the other seasonal periods.
  2.  Points and inside turns are popular areas that bass collect in. Straight-as-an-arrow weedlines offer lower percentage fishing. Irregularities can’t be stressed enough as you’ll see by reading farther down this list.
  3.  Dead and dying weeds rarely support concentrations of bass. Look for edges bordering healthy weedbeds. If the whole lake’s population of weeds is dying off, then understand that most bass will find other cover such as rock, wood, laydowns, and docks.
  4.  Gradual, slow tapering drop-offs from a weedbed usually aren’t as productive as a weedline that forms a distinct edge along a sharp dropoff.
  5.  Rock and gravel formations interrupting a nondescript weedline will often draw bass like a magnet.
  6.  Understand that bass on outside weedlines are often bunched together rather than sprinkled intermittently along them. For example, your presentation may have to come through an area no bigger than 30 feet x 30 feet. Hit this spot and you catch bass on several consecutive casts — miss it, and you catch nothing! An angler will often have to endure long durations of catching nothing until one of these honeyholes is discovered.
  7.  Bass on inside weedlines won’t be found bunched as tightly, but there’s definitely preferred stretches for them here.

しかし、ウィードラインの定義を理解するだけでは、多くのバスをキャッチすることはできません。ウィードの釣りの本当の鍵は、良いウィードと悪いウィードを区別できることです。そしてひとつ言えることは、良い要素よりも悪い要素の方がずっとたくさんあるということです!それでは、悪いウィードと判断するためのガイドラインを見ていきましょう。

  1. ウィードのインサイドエッジは、プリスポーン、スポーン、そして秋に最も重要であることを理解してください。他の季節は、ウィードのアウトサイドエッジが重要になります。
  2. ウィードの岬や角は、バスが集まる人気のあるエリアです。ただまっすぐなウィードラインは釣れる確率が落ちます。このリストのさらに下を読むと、充分な不規則性が重要であることが分かります。
  3. 枯れ死にかけているウィードにバスが集まることはほとんどありません。健康なウィードが生えているエッジを探します。湖全体でウィードが枯れている場合は、多くのバスは岩、木、レイダウン、桟橋など他のカバーを見つけるべきだと考えてください。
  4. ゆるやかに深くなっていくウィードベッドは通常、急なブレイクにできるはっきりとしたウィードエッジよりも有効ではありません。
  5. きれいなウィードラインの形成を邪魔する岩や砂利といった(ウィードライン沿いにある)ハードボトムの存在は、磁石のようにバスを引きつけます。
  6. ウィードのアウトサイドエッジにいるバスは、それに沿って回遊しているというよりは、多くは一か所にまとまっていると考えてください。たとえば、ある10メートルくらいの領域があるとします。この領域でヒットすると、連続して何匹か釣れることがあります。アングラーは、これらのハニースポットの1つが発見されるまで、何も釣れないという時間に耐えなければならないことがよくあります。
  7. ウィードのインサイドエッジのバスはそれほど密集しているとは限りませんが、それでも間違いなく好ましい領域があるはずです。

バスは異なるウィードを好む

引用文(タップすると開きます)
  1.  Be aware of weed species. Bass will often prefer one over another, or sometimes it’s the combination of two that will draw bass.
  2.  Be aware of weed densities. For example, in a lake choked with weeds, sometimes it’s the area on the weedline that is “broken up” that produces. Conversely in a lake with limited weed production, the weedline with the thickest density often is most productive.
  3.  Read the weather and adjust to it. Bluebird, sunny days after the passing of a cold front will push bass tighter into the weeds. They may still be close to a weedline, but just sucked up in the weeds farther where typically the weeds are denser, offering greater shade. However, cloudy conditions make the bass a bit braver so that they get out of the weeds and position along the sparsest boundaries of the weedline.

There you have it — some quick guidelines to identifying productive weedlines.

Something I always remind myself is that most of the bass are going to be found in a small percentage of the possible weedlines available. So with that in mind, keep your boat moving along the until fish are caught. Oftentimes, it’s only after I catch the fish, do I realize and detect the irregularity that drew it there to begin with.

  1. ウィードの種類に注意してください。バスはすべてのウィードではなく、1つのウィードを好むか、または2つのウィードの組み合わせに引き付けられます。
  2. ウィードの密度に注意してください。たとえば、ウィードがぎっしり詰まった湖では、ウィードが少ないエリアが有効になります。逆に、ウィードが薄い湖では、最も濃く生えたウィードエリアが最も有効になります。
  3. 天気を読み、それにアジャストすること。前線が通り過ぎて晴れた日の日光はバスをよりウィード内に押しやります。ウィードエッジに近いところにもいるかもしれませんが、通常はウィードがより密集し、より濃い日陰となるウィードの中に吸い込まれます。ただし、曇りのときはバスの気分が良くなり、ウィードから抜け出し、ウィードの最もまばらな境界線に沿っていたりします。

有効なウィードを特定するための簡単なガイドラインは次の事だけです。

私が常に考えていることは、バスのほとんどはウィードエリアの中のごく一部で見つかるということです。ということは、バスが釣れるまでボートを動かし続けるということです。多くの場合、バスが釣れて初めて、そこに何らかの不規則性があったことに気付き、認識するのです。

【バス釣り好き必見】釣れるウィードを見つけてデカバスを釣りまくれ!

ウィードの濃さは水深(日光)や水質(酸素)やボトムの質と密接な関係がありますね。

日光が届きやすい(浅い、水がキレイ)ほど、酸素が濃い(水温、適度な流れ)ほど、根が張りやすい(ボトムの質)ほど、ウィードは濃くなると思います。

そして、良いウィードエリアには必ずその端っこ、境い目というものがあるはずですので、それを探せばいいんですね。

魚探がないとなかなか詳しくは分からないかもしれませんが、湖にウィードが生える条件は毎年それほど変わらないはずですから、良いウィードエリアは毎年同じところにできる可能性が高いと思いますので、一度見つけてしまえばいいはずです。

やはりいろいろと見て回ったり、釣り込んでみるといいのではないかと思います。

(琵琶湖のように毎年計画的に藻刈りがされてしまうような湖はその年ごとに変化してしまうので厄介ですね…)

ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジする価値はあるかと思います。見つければパラダイスなんですからね!

ちょっと話がズレてしまうかもしれませんが、この記事にもあった通り、ウィードが濃い湖ではウィードの薄いところ、ウィードの薄い湖では濃いウィードがいいと書かれていました。

バスとは天邪鬼な魚なもので、逆説的なものを好むようです。

上のウィードの例の他にも、たとえばフラットエリアの中の急なブレイク・急なブレイクの中なら傾斜のゆるい所、濁りの中のきれいな水・クリアウォーターの中の濁った場所、水が止まっていれば流れている場所・流れているところでは水が止まっているところ、ベイトが少なければベイトの多い場所・ベイトフィッシュが多いエリアの中のベイトフィッシュの少ない場所、こんなところを好む魚のようです。

周りを良く見て、他は○○なのにここだけ□□、というようなものを発見したらチャンスなのだと思います。

特にウィードについては、ウィードも生き物ですから、生きる場所に好き・嫌いがあるはずなんです。

ということはその条件に何らかの変化がある場所のはずですので、ウィードをよく観察することで、魚探がなくても目視だけである程度釣れるウィードエリアを特定することができるかと思います。

ぜひ挑戦してみてくださいね。

そう、私にとって野尻湖がウィードエリアに変身するというのは挑戦になります。

これまでのノウハウがリセットされるというのは不安材料でもありますが、新しい野尻湖への挑戦という考え方が今のところは強いので、今から楽しみです。

これまでウィードレイクをホームとして釣りをされていた方にとってはもしかしたら野尻湖は楽勝レイクになるかもしれません。

ぜひみなさんで攻略しに来シーズンの野尻湖へお越しいただければと思います。

私も何かいい情報が分かりましたら共有させていただきますね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!