【徹底解説】スキッピングでバス釣りを攻略!初心者でも簡単に釣れる3つの方法
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Three Tips for Skipping Bass Lures”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:fieldandstream.com ”Three Tips for Skipping Bass Lures”By Ben Duchesney 2016年7月8日
例年ですと、もうそろそろ梅雨明けというところでしょうか。
日本は南北に長いですから、地域によってだいぶ時期に差がありますので何とも言えませんが、梅雨が明ければ本格的な夏シーズンの始まりですね!
夏が嫌いという方にとっては大変な季節が来てしまいますが、夏が嫌いという理由は、やはり「暑いから」でしょうか。
夏が好きという方が夏が好きな理由は、やはり「暑いから」ですよね(笑)
暑い夏はバスの居場所をより明確にしてくれるというメリットがありますから、狙いのスポットにルアーを入れることができれば、バスは釣りやすいというわけです。
夏の代表的なポイントと言えば、そのひとつに「シェード」があります。シェードとは日陰のことを言いますが、このシェードが濃ければ濃いほど、シェード内の水温が低くなる目安となります。
つまり桟橋や水面スレスレに広がるオーバハングツリーなど、水面近くまで何かのカバーがある方がバスにとっては涼しく、居心地がいい場所と言えます。
ただし、水面近くまでカバーがありますので、キャストしてルアーを入れるにはそれ用の技術が必要なんですよね。
それが、スキッピングという技術です。
ルアーをサイドハンドキャストで水面と並行に投げ、水面に刺さらずにジャンプさせてあげることで、水面近くまで迫るカバーをかわしながら奥まで入れるというテクニック。
しかし、ひとまず理屈ですとかやり方なんかはなんとなくわかるものの、やってみると上手くいかないことも多いものです。
この記事は、アメリカの総合アウトドアメディア「Field&Stream」の記事で、そんなスキッピングが上手になるコツを3人のプロからひとつずつで合計3つ、紹介してくれています。
すでに基本をマスターされている方も、新たな発見やレベルアップにつながるかもしれません。ぜひ読んでみてください。
ショートロッドでやってみる
プロ:ケーシー・アシュリー
ホームウォーター:サウスカロライナ州ハートウェル湖
2015年のバスマスタークラシックチャンピオンであるアシュリーは、まず最初に正しいロッドを使うことだと言います。 「ルアーを無理矢理投げるのではなく、滑らかな動きでロッドからルアーが飛んでいくような柔らかいティップのロッドを使うといいでしょう。」と彼は説明します。 短いロッド(7フィート以下)の方が操作しやすく、スキッピングしやすくなります。 彼はまた、フックの頭をワームの中までねじ込むことで、普通にやるよりもリグがコンパクトになり、よりスムーズにスキッピングするのを助け、水面に叩きつけられて急に失速する可能性を減らすと言います。
フロッグを使う
プロ:スコッティ・ペニントン
ホームウォーター:アーカンソー州チコット湖
「スキッピングするとき、多くの釣り人は最初にジグを使おうとします。しかし、フィッシングプレッシャーの高いフィールドで釣るならば、あまりよろしくありません。」とペニントンは言います。 「スキッピングのためのルアーで見落とされがちで簡単にできるルアーの1つは、フロッグです。 フロッグには充分なウェイトがありながらもフローティングですから、間違っても水中に沈みこんでしまうということはありません。 フロッグにはかなり高いウィードレス性能があることも、ここでは理想的な選択肢になります。 「フロッグは相当厳しいところにでも投げることができますし、ロープや金属製の柱に巻きついたとしても、ルアーを回収することができます。」
スピニングタックルを使う
プロ:スティーブ・ライトル
ホームウォーター:スワンソンリザーバー、ネブラスカ
多くの方の意見に反して、ライトルが言うには、特にZoom フルークのような流線型のワームとスピニングロッドの組み合わせは、より完璧なスキッピングキャストを決めやすいと言います。 「だれもがベイトタックルに慣れ親しんでいるわけではありません。」と彼は言います。 「スピニングリールのベイルを開いたまま指で放出するラインを止めることで、バックラッシュすることなくベイトタックルと同じコントロール性能が得られます。」ライトルはノーシンカーで釣るとき、シェードの中で起きるバイトを検知するため、ラインを鋭く見張っています。「トゥイッチしたらラインをたるませておいてください。そのラインがピンと張ってきたら、ルアーを食ったサインです。」
スキッピングはコツをつかむまでは練習が必要だと思います。
練習するにはスピニングタックルが良いかと思います。
スピニングタックルはベイトタックルに比べて正確なコントロールをつけるのが難しいとされていますので、ベイトタックルでやった方がいいところに決まりやすいのではありますが、ベイトタックルの最大の敵はバックラッシュで、スキッピングはルアーを手前のほうから水面に付けていくので非常にバックラッシュしやすいテクニックです。
投げるたびにバックラッシュしてしまっては直すのにも時間がかかっていまうため、効率的ではありません。まずルアーをスキップさせる感覚をつかむということであれば、スピニングタックルの方が向いていると思います。
スティーブ・ライトルは記事の中で、出ていくラインを指で押さえれば(フェザリングと言います)、ベイトタックル並みのコントロールができると言っていますが、私もその通りだと思います。
ベイトタックルでのスキッピングがやりたいのであっても、ルアーが跳ねて水面を滑るようなキャストの感覚をつかんでから、次はベイトタックルで正確さを練習すればいいのではないかと思います。
ベイトロッドもやわらかいもので長すぎないものを使い、ワームも5インチ以上で手足などのパーツが少ないもの、または平べったいワームで、そして表面がツルンとしたもので練習すると上手くいきやすいのではないかと思います。
バスがシェードの中に入る夏。
これはすなわち、スキッピングを使う夏と言えると思います。
スキッピングを覚えれば夏の強力な武器となるのは間違いないと思いますので、ぜひ練習してモノにして、良い夏のバス釣りにつなげたいところですね。
こんなこと偉そうに言ってますが私、ベイトタックルのスキッピングがめちゃくちゃ下手なんですよね。
いい勉強になりました。練習します!
それではまた。
毎度ありがとうございます!