【初心者向け】ディープのバス釣りに挑戦しよう
バス釣り初心者の方にとって難関のひとつになるものが、ディープの釣りではないかと思います。私もかつては、バンクを離れ、目に見えない目標を釣っていく釣りは果てしなく無を感じてしまい、なかなか馴染めませんでした。どうやったらディープの釣りができるようになるのでしょうか。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Starter Deep Bass Fishing Lesson”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:missilebaits.store ”Starter Deep Bass Fishing Lesson”June 22, 2020
皆さんは、ディープのバス釣り、楽しんでらっしゃいますでしょうか。
ディープの釣りと言っても、誰も知らないようなマニアックな世界で楽しむといった意味のディープではないですよ、ディープという文字通り、深い場所の釣りということですね。
「バスはディープにいる」という風に、バスの居場所として表現する場合のディープというのは相対的な言葉ですので、たとえば平均水深が1mのフィールドであれば2mもあればディープと呼ぶんです。しかし今回の場合のディープというのは相対的な深さの話ではなく、例えば水深10mといった、具体的な数値の上での深い場所ということになります。
この深い場所の釣りというのは人によって定義といいますか程度が違うのでなんともはっきりしない話になってしまうのですが、いずれにしても、深い場所を釣るときというのは、バスはもちろん、自分のルアーも見えないことがほとんどですので、イメージの釣りの世界になってきます。
ポイント自体も目で見えていないことが多いですから、どこがいいのか、どこから始めればいいのか、自分は今なにをやっているのか?こんな不安が襲ってくるんですよね。
私も今となっては野尻湖のディープの釣りを抵抗なくやっていますが(きちんとできているかは別として)、ディープの釣りに挑戦しはじめの頃は不安だらけでした。果てしない無の世界が続いているような、そんな感覚なんですもん。
もしこれからディープの釣りに挑戦しようと思ったら、どうやってディープの釣りに慣れていったらいいのでしょうね?
この記事は、アメリカのルアーメーカー「ミサイルベイツ」のブログ記事で、初心者アングラーさん向けにディープの釣りへの取り組み方が解説されています。
私もディープの釣りができてると過信せず、読ませてもらおうと思います。
どこから始めればいいのか?
これからディープの釣りをマスターしたいという場合、岬はどの湖にとっても魚が岸を離れていくための分かりやすい地形変化となるため、いいスタート地点となります。 岬は、バスにとってフィーディングのためのシャローと安全地帯であるディープの間とを移動しやすい地形変化であるため、バスは頻繁に使います。 岬はまた、一部のバスにとってはスーパーディープから水中岬の先端でフィーディングするための立寄り地点ともなります。 どの場合であっても、岬はディープのバスを釣るために向いている場所です。
「手の目」を使うこと
ルアーがボトムで何をしているのかを感じるためには手を使わなければならないわけですので、「手の目」という言葉が私は好きです。 よくやるシャローカバーの釣りとは異なり、これは本当にあなたがマスターしなければならないことのひとつです。 バンクを撃つ釣りであれば、ラバージグが枝の上、桟橋の下、ブッシュの中にあることなどがわかります。 バンクを離れたら、それをラインとロッドを通して感じる必要があります。 そこで、ナイロンよりも密度が高く、感度が非常に高い、フロロカーボンラインを使用することが非常に重要となります。 感度の良いロッドも、ルアーの動きをより感じるために重要です。 バンクを離れて釣りをするときは、良いタックルを使うほど、自分が何をしているのかがよく分かるようになります。 プロアングラーともなれば、自分のルアーが岩、粘土、オダ、スタンプ、ウィードのどこにあるのかというのは、どんなボトム系ルアーを使っていても認識できています。
魚探に頼りすぎてはいけない
沖での釣りに慣れようとするとき、魚探を駆使したゲームフィッシングにすぐ取り掛かるべきではないと思います。 魚探は、沖やディープでバスを見つけるのに最適な機器ですが、それはディープの釣りレッスンでは第2章ということになるでしょう。 第1章では、魚探で何をするかと言えば、深さを見ることだけです。 自分が今いる場所の水深を知ることは重要です。 また、自分がキャストした先のルアーの場所の水深を知ることもまた、多くのアングラーが見落としてしまう重要なことです。 使っているルアーのおおよそのフォールスピードと、キャストごとの着底までの時間をつかみましょう。 これを全てのキャストですることが重要です。 もしバイトがどの水深で来たのかが分かれば、それを再現するのがより簡単になるためです。 この考え方はオカッパリの釣りでも有効です。
まずはボトムのズル引き
キャロライナリグ、テキサスリグ、ダウンショット、チェリーリグ、シェイキーヘッドなどはすべて、ディープのバスをズル引きで釣るのにいい手段です。何を使うにしてもボトムを感じ、深さを知ることが、はじめの一歩として重要です。 ストレートワームを使うのか、ホッグ系ワームを使うのかということもまた、別の重要な決定となります。 どちらのタイプのワームも効果的です。 バスが今望んでいるものをバスに教えてもらいましょう。 使用するリグのシンカーの重さを変えてみることも忘れないでください。ただこれだけで、ズル引きしている時のバイト率が上がる可能性があります。
バンクを離れてのバス釣りというのは、より大きなバス、より大きなバスの群れ、そしてシャローのバスよりプレッシャーの低いバスのバイトを得られることを意味します。 このように、沖へ出てバスを釣る理由はたくさんあります。 きっとあなたならできます。 この記事に書いてあった基本を思い出してください。そうすれば、沖での釣りでより多くのバスが釣れるようになり、沖の釣りでの自信が付き、新たな学びが得られるはずです。
「手の目」という強力なワードが出てきましたね。
ディープの釣りはまさにルアーがラインとロッドを伝って手に感じ取ることがすべてですから、その感触を元に脳内で映像化できるかどうかが、釣果に繋がるんですね。
もちろん、脳内で映像化できなくても釣ることはできます。
むしろ初めは手の感触をもとに映像化なんてことはできないです。私には出来ませんでした。
とりあえず釣ってみて、バスが釣れるたびに段々それができてくるようになってくる感じではないでしょうか。
そうして手の感触をもとに正確なイメージができるようになってくればなるほど、それが再現できるようになってきて、さらに安定した釣果になる、という感じです。
ですので、はじめからそんな「手の目」なんていう能力は備わっていないという前提で取り組んでもらって、でもそのことを意識しているかどうかでディープマスターへの成長の速さが違ってくるはずですので、これは忘れないようにすることが重要だなと思いました。
それからもう一つ重要なのが、これは以前、野尻湖でガイドをされていた川口直人プロもいろいろなところでよく口にされているアドバイスのひとつなのですが、「無理して軽いシンカーを使わずに、ちゃんとボトムを感じる重さのシンカーからまずは使うこと」とおっしゃっています。
この記事に書いてあるのはまずは「ズル引き」となっていますが、これと共通することだと思います。
ボトムがちゃんと取れている、ズル引きも出来ている、そういう実感がなければ、それで釣れたとしても、その釣りを次も再現するのが難しいからです。
これも忘れてはいけない重要なことですね。
さて、そんなことを偉そうに言っている私ですが、実際はまだまだディープの釣りの修行中ですし、他の人より成長スピードは遅い方だと思っています。
それでも続けていれば前より上手になってきたと感じますし、なによりバンク撃ちの釣りとはまた違った別の釣り、別の楽しさが味わえます。
入りたいポイントに入れなかった時、沖の釣りを試してみるといった柔軟な行動をとれるようにもなります。
そういう意味でも、チャレンジする価値はあるのではないかと思います。
もしディープの釣りが苦手な方、また食わず嫌いな方がいらっしゃいましたら、沖のディープフラットの釣りにもってこいの修行の場、野尻湖・木崎湖でチャレンジしていただければと思います!
楽しいですよ!
それではまた。
毎度ありがとうございます!