8月の野尻湖:虫パターン(青木虫MID)とダウンショット(ソアリンシャッド)
こんにちは!店長の小山です!
本日は2020年8月4日の野尻湖釣行の様子をお伝えさせていただきます。
ようやく長かった梅雨が開け本格的な虫パターンの開幕か!?というところなのですが、もう8月なんですよね…通常であれば虫パターンのピークは過ぎているタイミングですが、長かった梅雨がどう影響するか、やってみなければ分かりませんからね。
この日の野尻湖の様子
天気:曇りのち晴れ
気温:最低20℃、最高28℃くらい
風:南風1m~午後北風5m
水温:24.5℃~26℃
水質:ところどころ濁りあり
ずっと雨が続いていた割にはちゃっかり水温が上がっているのでびっくりしたのですが、通常の8月の水位よりもまだ大幅に高く、虫パターンをやりたかった私としましてはこれは有利に働くのではないかと期待せざるを得ません!
本当に虫パターンがしたくて仕方がなかったので、朝イチは曇りで反応が悪かったのですが、昼までずっと虫ルアーを投げていました(笑)
それでは動画の方をご覧ください。
朝イチのボイルに惑わされてはいけない
この日、朝イチで気付いたのは、各地で頻繁にボイルが起きていたことです。
虫パターンをやっていたのでもともと水面を気にしていたのですが、それにしても多いのです。これは非常に期待感が大きくなってしまうのですが、このボイルの正体は超ちっちゃいバスかギルだと思います。
かなり派手な音でボイルしていますのですごく気になってしまうのですが、これに向かって投げてもあまりいい結果にならないと思われますので、自分のプランに集中された方が良いかと思います。
気を付けてくださいね!
ヒットルアー
青木虫MID
本日もいい感じに出てくれたのは青木虫MID!
そこそこスレているであろう琵琶島でナイスサイズが連発してくれました!
本来、といいますか、私の経験上でしかないのですが、いつもなら沖のディープブレイクを回遊しながら虫ルアーを食うバスと、岸際の本来の虫食いバスの2通りがいて、沖のブレイクを回遊するバスが出るとほぼナイスサイズ、岸際で食うのは大小半々というのが傾向なのですが、この日は沖のブレイクからバスが浮上してくることが全くありませんでした。
これはとても意外です。
岸際でなんとか食ってくれましたが、バスからはあまりやる気を感じません。もう少し勢いよく出てもいいと思うんですけどね…。
これが残りのシーズンにどう変化するのか、または変化しないのか、とても気になるところです。
それでも、青木虫MIDのサイズ感は小バスを寄せ付けない感じがあり、出ればナイスサイズの確率が高いような気がします。お気に入りポイントです。
ソアリンシャッド1.8インチ
一応、バックアップとして用意しておいたのがソアリンシャッドのダウンショットリグです。
午後から(いつものことですが)強風となり、虫パターンがやりにくくなってしまったので出番がやってまいりましたが、これがうまく行きました。
ナイスサイズは1本に留まりましたが、皆さん苦労されているディープレンジでのナイスサイズでしたので満足度の高い1本になってくれました。
ソアリンシャッドは数種類ありますが、この日は1.8インチを自分で縦割りにして持って行きました。
これからの時期のバスはワカサギの当歳魚(1インチサイズ)の群れを襲うようになりますので、小さくてもアピールできるタイプのルアーが有効になっていきます。
今年はすでにそんな傾向になっていると言って良いかもしれません。
自分で縦割りにする方法も動画がございますので、そちらもご覧いただき、ぜひご用意いただければと思います。
その他の野尻湖情報
ひとつ気付いた点なのですが、ここ数年で、野尻湖の各地にトロロ藻(アオミドロ的なやつ)が色々なところに増えていたのですが、それが段々と減ってきたように思います。
特に町営桟橋から大崎あたり、それから水中島もトロロだらけだったのですが、今回釣ってみて、ほとんどなくなっていました。理由はよく分かりませんが、非常に気分が良い状態です。菅川周辺はまだいくらか多いです。
トロロ藻が嫌で最近は野尻湖釣行を避けていたという方にとっては朗報と言えるかもしれません。
ぜひ、またお出かけください。
トロロ藻がなくなった水中島というポイントは、夏の代表的なポイントのひとつで、これからもっと狙い目になるかもしれません。
水中島の位置がわからないという方は当店のスマホ用マップが便利ですのでご活用ください。
ただ、水中島にも背の高いウィードが生えてきましたから、いずれは水面までウィードが伸びると思いますので、そうしたらマップがなくても誰でもカンタンにアクセスできますけどね…でも、そうしたらバスもスレちゃうんですかねえ…複雑な心境ですね(笑)
もうひとつ、今年は野尻湖のプロガイドさんの数が非常に多いように感じます。
フルタイムガイドさんとパートタイムガイドさんがフル出勤したら結構なボートの数になるかと思うのですが、そうなると野尻湖自体は大規模なフィールドではありませんので、まあまあ手狭な感じがします。
それでバスがスレてしまうということはないと思うのですが、有力なポイントはなかなか入れるタイミングがなくなってきますので、臨機応変な立ち回りをしたり、バックアッププランもいつもより多めに考えてきた方が良いかもしれませんね。
もちろんそれは、誰が悪いとかいう話ではありませんので、臨機応変に対応すること、またプロガイドさんがやっている多種多様な釣りやボートポジションの取りかたなどを見て学ぶというのもいいのではないでしょうか。
というわけで、変わりゆく野尻湖ですが、釣りを楽しみ、楽しい釣りをしていきましょう。
それではまた。
毎度ありがとうございます!