もっとバスが釣れるようになる!10の方法

もっとバスが釣れるようになる!10の方法
Photo by field and stream.com

もっとバスを釣りたい!この気持は初心者から上級者まで変わらないものだと思います。自分のレベルなりに、新しい技術や考え方を加えていって、レベルアップする。これができるから、バス釣りって楽しいんですよね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”10 Ways to Catch More Largemouth Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:fieldandstream.com ”10 Ways to Catch More Largemouth Bass”By Mark Hicks
: June 15, 2020

バスをどうやって釣るか考えるのって、楽しいですよね。

皆さんがある程度経験を持っている方でしたら、バスを釣ること自体は、そう難しくないとお考えかと思います。(うらやましい限りです)

しかしながら、「もっとバスを釣る」と考えた時はどうでしょうか。

これは個人のレベルやスキルに関係なく、誰にとっても難しい考えになるのではないかと思います。今の自分に対しての「もっと」ですからね。

そしてそれが叶ったとき、その時こそ、アングラーとしてレベルアップした瞬間ではないかと思います。

こんな私でも、その瞬間がいくつかあります。

例えばウィードトップが2メートルくらいのウィードエリアでジャークベイトで釣っていた時、メガバスのワンテンを使っていると、25~30センチのバスがそこそこ釣れてくれます。これはこれで嬉しかったのですが、ためしにもう少し潜るワンテンプラスワンに切り替えてみたら、ウィードに引っ掛かりやすくはなりましたが、40アップのバスが混じるようになったのです。

たいしたレベルアップじゃないなと笑われてしまうかもしれませんが、私にとってはウィードトップをかすめるようにルアーを通すことが大事だということを身を持って痛感し、ウィードエリアが大好きになった瞬間でもあります。

まあ、私の例はいいとして(笑)、例えばこんな些細なことでも、後々になって大きな差になっていくことが、バス釣りのいいところなのだということが言いたいんです。

初心者は初心者なりに、上級者は上級者なりに、いろいろ勉強し、自分のスキルに新しいことを追加していく必要があるということですよね。

では、実際にそういうこととは、具体的にどんなことがあるのでしょうか。

この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングを中心としたアウトドアメディア「FIELD & STREAM」の記事で、アウトドア記者のマーク・ヒックス氏が、バス釣りをレベルアップさせるための10の提案をしてくれています。

とてもためになる記事だと思います。ぜひ読んでみてください。

魔法のルアーなど存在しないことを知ろう

引用文(タップすると開きます)
Bass fishing success doesn’t start inside your tackle box. Your focus must expand beyond lure selection to encompass the whole environment in which bass live. Study how bass relate to the cover and structure available to them in different seasons and under varying conditions. When and where do bass spawn? What do they feed on? What are the seasonal movements of their forage? The answers to those questions will guide you to the proper choice of lures and presentations.

バスを釣るのに、タックルボックスの中に答えを求めることはできません。あなたの考えは、バスの生息している環境全体を含めて、単なるルアー選びということを越えて拡大していかなければなりません。 さまざまな季節やさまざまな条件下で、バスがカバーやストラクチャーにどのように関係しているかを調べます。 バスはいつどこでスポーニングするのか? バスは何を食べているのか? バスが食べているベイトの季節的な動きはどうか? これらの疑問の答えこそが、ルアーやアプローチの適切な選択にあなたを導くでしょう。
魔法のルアーなどないということを理解してください。

得意なバーサタイルルアーを1つマスターしよう

引用文(タップすると開きます)
The lure you choose should complement your personality. A spinnerbait is a good choice for aggressive anglers. Meticulous casters tend to adopt Texas-rigged worms or jigs. Although some accomplished bass fishermen choose crankbaits, jerkbaits, and even topwater plugs as their fishing lure counterparts, you’ll have better results if your chosen lure can cover water from the shallows to the depths. Whatever lure you select, decipher its every nuance to increase its effectiveness.

あなたが好きなルアーは、そのままあなたの個性となるはずです。 スピナーベイトはアグレッシブなアングラーに好まれ、用心深いアングラーは、テキサスリグやラバージグを選ぶ傾向があります。 他のアングラーは、クランクベイト、ジャークベイト、またはトップウォータープラグを好きなルアーとして選んでいますが、そのルアーがシャローからディープまであらゆる水深をカバーできれば、より良い結果が得られます。 どんなルアーを選ぶにしても、そのルアーの種類の中でそれぞれの微妙な違いをよく理解することで、その効果を高めます。

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さまざまなルアーを使いこなせるようになろう

引用文(タップすると開きます)
Your basic tool selection should fit into a small tackle box. It could include spinnerbaits, shallow- to deep-running crankbaits, plastic worms, topwater lures, jerkbaits, weedless jigs and jig trailers, jigging spoons, and a soft weedless frog or rat—one for every type of bass habitat. When your confidence bait fails, these lures offer other paths to success. Be leery of expanding your basic selection; too many lures dilute proficiency.

小さなタックルボックスに、基本的なルアーだけを選べるようにしてみてください。 これには、スピナーベイト、シャロー&ディープクランク、ワーム、トップウォータールアー、ジャークベイト、ラバージグ&トレーラー、メタルジグ、フロッグが含まれます。 あなたの自信のあるルアーで釣れない時、これらのルアーは成功への他の道を提供してくれます。 この基本的なルアー選びを拡大することに対しては慎重になってください。 選択できるルアーが多すぎると、習熟度はかえって低下します。

基本のルアーカラーにこだわってみよう

引用文(タップすると開きます)
Some proven lure-color choices include chartreuse-and-white spinnerbaits with gold and nickel tandem blades, Firetiger and Tennessee-Shad crankbaits, black-and-blue jig-and-pig combos, Junebug worms for murky water, Watermelon-Seed worms for clear water, and both silver and gold jerkbaits with black backs.

Keep in mind that when, say, a purple plastic worm fails to draw strikes, a pumpkinseed worm isn’t likely to turn things around. Instead, switch to a different lure, or try another location. Dramatic changes beget dramatic results. But once you start catching bass, you may find color swapping beneficial.

実績のあるルアーのカラーというのは、たとえばスピナーベイトならチャート&ホワイトのスカートにゴールドとシルバーブレードのもの、クランクならファイヤータイガーやテネシーシャッド、ラバージグならブラック/ブルーのジグとポーク、濁った水ならジュンバグのワーム、 クリアウォーターならウォーターメロン、ジャークベイトならキンクロやギンクロなど。

たとえば、パープルのワームでバイトが出ない場合、パンプキンシードのワームに替えたとしても、それほど結果は変わらないということを覚えておいてください。 代わりに、別のルアーに切り替えるか、別の場所を試してください。 劇的な変化が劇的な結果を生みます。 ただし、バスが釣れ始めたなら、カラーチェンジが有効であると感じるかもしれません。

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別のフィールドへも行ってみよう

引用文(タップすると開きます)
You can’t get on the path to bass nirvana until you get off the trail to nowhere. Fishing familiar places is hit-or-miss and doesn’t challenge you to consider the many options that may yield better catches. Tap your proven fishing holes only when conditions for them are favorable. Spend a portion of every fishing trip exploring new places and experimenting with different approaches. Only by expanding your knowledge of habitat and how bass relate to it will you reach a higher level of fishing.

今釣りをしているところから出ていかないと、バス釣り上達の階段を上ることはできません。 おなじみの場所でおなじみの釣りをするということは、釣れるか釣れないかの結果だけになり、もっと釣るにはどうしたらいいかと考えることへの挑戦にはなかなかなりません。 特定の良い条件の時にだけ、そこへ行けば釣れるということを証明できるからです。 釣りに使えるすべての時間のなかの少しだけでも、新しい場所を探し、さまざまなアプローチを試してみましょう。 バスとその生息地との関係についての知識を深めることによってのみ、より高いレベルの釣りに到達できます。

他のアングラーに影響されないでください

引用文(タップすると開きます)
When you’re not getting bites, you may be tempted to try what someone else is doing. That guy fishing in the middle of the lake may look like he’s onto something, but he may not have had a bite all day. Strive to find your own fishing patterns.

Be especially leery of dock talk. Strangers who loudly tout their bass fishing expertise are usually full of hot air. Good fishermen tend to keep things to themselves. All the tools you need to catch bass lie within your grasp, the most powerful tool being your mind.

バイトがない時というのは、他のアングラーがやっていることを試してみたくなるかもしれません。 湖の真ん中で釣りをしているアングラーがいたら、もしかしたら何かのポイントなのかもしれないと思うかもしれませんが、もしかした彼も全くバイトがないかもしれません。 あなた自身のパターンを見つけることに努力してください。

アングラー同士の情報交換には特に注意が必要です。 見知らぬ人がバス釣りの専門知識を声高にしゃべっているようなときは、熱心で良く見えるものです。 よく釣っているアングラーこそ、そういうことは秘密にする傾向があります。 バスを釣るために必要なすべてのことはあなた自身の情報の中にあり、最も強力な道具はあなたの心です。

コンディションの変化にアジャストしよう

引用文(タップすると開きます)
Let current conditions determine how and where you fish. Wind and overcast skies generally put bass on the attack. Their strike zone enlarges and they are more responsive to aggressive presentations. A lure that covers water quickly, such as a spinnerbait, is likely to draw hard strikes.

High pressure and a cloudless sky curb bass activity and shrink the strike zone. Pick cover apart with worms or jigs, and give bass plenty of time to react. Be mindful of the weather throughout the day. Even a subtle change, such as a slight breeze after a period of dead calm, can turn passive bass into aggressive feeders.

あなたの釣り方を現在の場所とコンディションに合わせましょう。 風や曇りの天気は通常、バスを積極的にします。 バスのストライクゾーンは拡大し、積極的なプレゼンテーションに対してより反応が良くなります。 スピナーベイトのように広く早く探れるルアーが、バイトを引き出す可能性があります。

高気圧や雲ひとつない快晴はバスの活動を抑制し、ストライクゾーンを狭めます。 ワームやジグでカバーを細かく探り、バスが反応するのに十分な時間を与えます。 一日中、天気には気をつけましょう。 ベタ凪の後ならそよ風のような微妙な変化でさえ、低活性のバスをアグレッシブに変えることがあります。

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逆のことをやってみよう

引用文(タップすると開きます)
You don’t have to find a theoretical best pattern, just one of several viable options. When one method isn’t working, even though it appears to be the right choice, be willing to make bold moves. For example, if bass ignore worms and other bottom-bouncing baits, you may get their attention with a topwater plug. Or, if deep dropoffs and ledges on the lower end of an impoundment fail to turn up bass, consider running far up a major tributary and fishing shallow cover in murky water.

あなたは理論的に最高のパターンを見つける必要はありません。実行できるなかでひとつのことをやってみるだけす。 1つの方法でうまくいかない場合、それが正しいことであるように見えても、大胆な変更をしてみましょう。 たとえば、バスがワームやその他のボトム系のルアーを無視する場合は、トップウォータープラグで注意を引いてみる。 または、リザーバーの下流のディープのカケアガリでバスが釣れない場合は、メインリバーを上り、マッディシャローカバーを釣ってみることを考えてみてください。

バスの反応があるまで、アプローチを変えてみよう

引用文(タップすると開きます)
Every cast asks bass the question: Is this what you want? When you repeatedly fish a lure the same way, you ask the same question over and over. If you’re not getting strikes, the answer is a reverberating “No!”

The difference between a big catch and meager results can be something as subtle as letting a spinnerbait drop 6 inches next to the shady side of stumps as opposed to making a steady retrieve, or dragging a worm on bottom instead of hopping it. Give bass options, and they’ll tell you what they want.

すべてのキャストが、バスに対しての質問です。「これはあなたが求めているものですか?」 同じ方法でルアーを繰り返しキャストして釣るということは、同じ質問を何度も繰り返しているということです。 バイトがない場合、返ってきている答えは「いいえ」です。

よく釣れるのとあまり釣れない時の違いには、スピナーベイトを安定したリトリーブを行うことではなく、スタンプの日陰側10センチ以内に10センチフォールさせることであったり、またはワームのリフト&フォールではなくボトムをズル引きする、など、微妙な場合もあります。 バスに対する質問を変えることで、バスは自分が望むものを教えてくれます。

釣れたバスから情報収集をしよう

引用文(タップすると開きます)
Your thinking must oscillate between an awareness of the whole fishing environment and a focus on your lure. Lose concentration and you’ll miss soft bites and overlook important clues. When a bass strikes, especially the first fish of the day, you must garner every bit of information. Where was the lure in relation to the cover or structure? Exactly what was the lure doing when the bass hit? What was its depth? Keen awareness at this crucial moment can clue you into a pattern that will have you catching fish all day—and one that you can add to your list of productive presentations in the future.

考えれば考えるほど、釣りをする環境などへの意識と、使うべきルアーに対する意識の間で迷いが生じます。 集中力を失うと、小さなバイトにも気づかず、重要な手がかりを見逃してしまいます。 バスのバイトがあった時、特にその日の最初のバスを釣った時、あなたはあらゆる情報を集めなければなりません。 カバーやストラクチャーに対してルアーはどこを通したのか? バスがヒットしたときにルアーは正確にどんな状態だったのか? 深さはどれくらいだったか? この重要な瞬間にちゃんと気づくことで、1日中バスが釣れるパターンに近づくばかりか、将来にわたって有効なプレゼンテーションの引き出しをひとつ増やすことができます。

もっとバスが釣れるようになる!10の方法
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こうして記事を読んでみると、レベルアップというのはすなわち「挑戦」なんだなと、思わされますよね。

自分に対してどれくらい厳しくできるか、という感じもします。

そんな中で、最後の項目「釣れたバスから情報収集する」ということに関しては「~しよう」という感じのニュアンスではなく、「見落とさないように」という感じで、レベルアップに対する視点がちょっと違う感じがしました。

しかし、現実的にはこれがかなり重要だと個人的には感じています。

私の場合、当店のYoutube動画を見ていただくと分かるのですが、釣れたバスの魚体をチラッと見るシーンがあるんですね。

もっとバスが釣れるようになる!10の方法

これは私のクセなのですが、一応、この短い時間で色々な情報収集をしているんです。

例えば喉の奥からなにかベイトが出てきていないか、体に傷がないか、皮膚病などはないか、肛門から何か出ていないか、などです。

喉から出るベイトはそのままルアー選びのヒントになりますし、体の傷はどんなところに住んでいるか(キズがあれば岩や木のそばにいたのかな?とか)、皮膚病は水質の変化があったのかな?と考えますし、肛門から出ているのは例えばワームが飛び出ているとしたら、痛々しい姿ですがどんなワームで釣れたバスかのヒントになりますよね。

まあ私の例はいいとして(笑)、これはプロの動画を見ても結構やっているプロの方が多いのではないかと思います。私もそれに影響されているんですけどね。

この記事にもあったように、こういうちょっとした発見が、もう1本のバスに繋がったり、来年のバスに繋がったりるすものなんだなあと、改めて思いました。

プロの真似をするのは、やっぱりいいことだと思います。プロがやってることの意味が分からなくても、真似をしていればいつかその意味に気付くかもしれませんしね。

この記事は他にも、私にとって耳の痛い話ばかりでしたが、レベルアップするチャンスがまだまだあるということでもありますので、ちょっと心掛けてみようと思います。

皆さんにとっても耳の痛い話であれば、逆に幸いです。

それではまた。

毎度ありがとうございます!