プリスポーンバスを釣るための8つのポイント

プリスポーンバスを釣るための8つのポイント

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより”8 Places You Should Be Looking To Find Prespawn Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com ”8 Places You Should Be Looking To Find Prespawn Bass”

 

プリスポーンバスといいますと産卵を控えたバスなわけですから、体力をつけるためにたくさん食べておかなきゃいけないと考えているとよく聞きますよね。

彼らはただ本能で生きているわけですから、本当にそう考えているかどうかはわかりません。

ひとつの傾向として、冬の最低水温の期間を越え、春に移り変わり水温が上がってくることでバイト数が増え、釣れるバスの数が上がってくることは間違いのないことですから、バスの食欲は上がっていると考えていいはずです。

そして釣れてくるプリスポーンのバスというのはまるまると太っていて体型のいいものばかり。だから春は私たちも気合いが入ってしまうんですよね。

しかしそんな世間とは裏腹に、私のロッドにはそんなバスは掛からないようです。自分が思っていたようなポイントでは釣れないんです。言うほど簡単ではないことを思い知らされることがこれまでに何度あったことか。

 

そうなんです。春と言っても、すべてのバスが同じような行動をとるとは限らないんですよね。

私たち人間と同じように、同じバスでも寒さに強いタイプや、動き回るのが好きなタイプ、好奇心が強いタイプなど色々なタイプがいるようで、フィールドにやっと春の気配が訪れたとしてもみんなが同じタイミングで動き出すわけではありませんし、同じポイントに全てのバスが集まるわけでもありません。

でも、ここに、面白さがあると思います。

春めいてくると動き出すバスのタイミングがそれぞれであることと、バスの付きやすいポイントが様々であるということは、逆に言えばバスの居場所を探してしまえば、ある一定期間はそこにタイミングを変えてやってくるプリスポーンのバスばかり狙って釣ることができるというわけです。

居場所が分かれば、彼らは食欲が上がっている状態で、しかもいい体型をしているんです。

プリスポーンのバスがいる場所はなんとしても知っておきたいところですよね。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、プリスポーンのバスが付きやすい8つのポイントを紹介してくれています。

自分がよく行くフィールドのことを思い浮かべながら、読んでみてはいかがでしょうか。

 

1:リザーバーは変化のあるバンク

Prespawn bass move from their winter bass homes and follow creek and river channels to staging areas along secondary points or main lake bluff ends in the early spring. These spots allow bass to move up shallow to feed during sunny days, then retreat and suspend over deeper water when the weather turns cold and nasty. Examples of transition banks include: a creek channel swing close to the bank; bottom composition changes from bluff walls to chunk rock; or vertical banks that turn into flats.

プリスポーンのバスは、早春になると越冬場所から出て、クリークチャンネルやリバーチャンネルをたどって移動し、支流の岬やメインレイクの崖の端に待機するようになります。 これらのスポットは、晴れた日にはバスはシャローへ上がりフィーディングを行います。そして、寒く厳しい天気になった時は、ディープに落ちてサスペンドするようになります。

変化のあるバンクの例としては次のようなものがあります。:ボトムが岩盤からゴロタ石に変わる変化。または垂直に近いバンクがフラットに変わるなどという感じです。

 

2:砂のショアライン

Sand absorbs heat quickly on a sunny day and the warming sand causes a chain reaction as plankton and shad are attracted to the warmth. Then, bass move in to feed on the baitfish.

砂は晴れた日にすばやく熱を吸収し、暖かくなった砂はプランクトンやシャッドを引き付け、食物連鎖が活発になります。 もちろん、バスはそのベイトフィッシュを食べにやってきます。

 

3:オオカナダモ

Bass are always in grass even in early spring before the aquatic vegetation starts growing. The sparse pieces of vegetation still absorb the sun rays and provide another warm spot for early season bass. Looking for bass in grass is a great place to start when on the hunt for those prespawn fish.

早春のバスはまだ伸びきらないウィードであっても常にウィードの中にいようとします。 わずかなベジテーションであってもそれは太陽光線を吸収し、初期のプリスポーンバスにとっての暖かい場所を提供します。 プリスポーンのバスを釣る時は、そういったウィードエリアから探し始めるのが最適でしょう。

 

4:大岩

Bass flock to boulders and slab rock banks when sunshine beats down on the rocks and warms the water. The fish will remain on those rocky banks even when the weather turns cloudy and cold since the rocks still hold some warmth for a while. Rock riprap around bridges and marinas is another warm spot to look for early season bass.

日差しが岩にあたり水温を上昇させると、バスは岩や岩盤に群がるようになります。 岩はしばらくの間、暖かさを保っているので、天気が曇ったり寒くなっても魚はまだその岩が多いバンクに残っています。 橋やマリーナの周りにあるリップラップもまた暖まりやすく、シーズン初期のバスを探すための場所になります。

 

5:北端のショア

These shorelines warm up quickest in the early spring since the banks receive the most exposure from the sun in the southern part of the sky.

北端のショアラインは南の空に上がった太陽の光を最も受けやすいため、早春は最も早く水温が上がりやすくなります。

 

6:温かい雨

After a warm rain, look for areas where the rainwater flows into the lake and raises the water temperature a couple of degrees. Don’t be afraid to fish in the rain either, as it can lead to some big days out on the water.

温かい雨が降った後は、雨水が湖に流れ込んで水温が数度上昇する場所を探します。 雨の中でも釣りをすることを恐れてはいけません。そんな日がいわゆるX(エックス)デーになったりするものです。

 

7:支流・クリークアーム

The shallower water in this part of the lake warms up faster than the lower lake and the water flowing in from the tributaries is usually warmer than the main lake.

湖の中でもより浅くなるこういったエリアは下流側よりも水温が上がりやすく、さらに支流から流入する水そのものも通常メインレイクより温かいことが多いです。

 

8:水中のオダ

A shallow manmade brush pile blanketed in algae is another heat absorber bass seek in early spring. Try tossing moving baits to search out the fish and wake them up, then toss a big Texas rigged worm in there to get it out.

シャローに人の手によって沈められ藻類で覆われたブラッシュパイル(オダ)は熱を吸収しやすく、春先にバスが付きやすい場所です。 魚が見つけやすくそして魚の目を覚まさせてあげるために巻きモノ系ルアーを入れ、そこから引きずり出すためにビッグワームのテキサスリグを入れてみてください。


 

いかがでしょう、全8つのポイントについて書かれていましたが、皆さんのフィールドには当てはまるものがありましたでしょうか。

この記事に書かれている8個の項目のなかには多くの項目に共通する点が2つありました。

ひとつは、水温が上がりやすい場所や物ということです。

もうひとつは、何かの変化です。

この時期、各フィールドの釣果情報などを見ていても、おそらく書かれているのは釣れたエリアくらいではないでしょうか。

そのエリアにただ行ってみてもだめで、釣っている方というのはきっと、そのエリアの中でも「ここぞ」というところで釣っているのだと思います。それがこの時期は、水温であったり何かの変化に気付いて釣っているのだと思います。

この時期は、水温が上がりやすい場所や物体や素材を知ること、そして温かい雨や日差しなど水温の上がるタイミングを知ること、バンクのちょっとした変化に気付くこと、このあたりが重要なんだと思いました。

しかしそうは言っても、こういうことに気付けるようになるにはある程度の経験が必要で、なかなかすぐにできるようになることでもないと思います。

まずはこの記事に書かれている8つのことを覚えて、ただ単にそういうところで釣りをすることから始めてみればいいのではないでしょうか。

私もそうしてみようと思います。

プリスポーンのいいバス、絶対釣りたいですもんね。

これを読んでご自分のホームのポイントにあらためて心当たりのある方は、早く試してみたいのではないかと思います(笑)

ぜひ出かけてみてくさい。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!