バス釣りトーナメントに負けるとき:ケビン・バンダム
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”KEVIN VANDAM: WHAT CAUSES HIM TO LOSE A BASS TOURNAMENT”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:mossyoak.com ”KEVIN VANDAM: WHAT CAUSES HIM TO LOSE A BASS TOURNAMENT”August 23, 2019
皆さんは、バス釣りのトーナメントや大会に参加されたことがございますでしょうか。
私はこれまで、釣りを他の人と競うものとは考えてこなかったため、そういったものには個人としては興味がありませんでした。
スポーツとしてバス釣りを観るのは好きでしたので、日本ではJBやバサーオールスタークラシック、アメリカでのトーナメント、雑誌などのメディアによる対決企画ものなどは良く見ていましたし、楽しんでもいました。
ところがここ最近、今の仕事をするようになると、バス釣りに関わる色々なことに参加させていただくことが多くなり、バス釣り大会にも参加することになってきました。
私が参加するのはプロの頂点を目指すようなものではなく、どちらかというとゆるいお祭り的な大会なのですが、参加してみて思うのは、どんな大会でも、参加してみないと、その場にいないと分からない学びがあるということでした。
トーナメントや大会で勝つことができるのはたった一人。喜ぶことができるのもほんの数人で、後のほとんどは悔しい思いをしています。
学びというのは、勝った人から学べることはもちろん、負けた時でもいい反省ができるという点です。
普段の釣りでは、釣れなかった時に反省したとしても、それは自分の思い込みでしかない場合がありますが、参加者さんと話をすることでいろんな角度から精度の高い反省ができるということが言えると思います。
これは悔しいことですが、ありがたいことだと思います。
さて、私なんかのレベルでは、そんなことは当たり前の話なのですが、では、プロの世界ではどうなのでしょうか。
トッププロというのは、これまで色々なトーナメントを勝ち抜いてきた勝ち組です。
そんな彼らでも、トップオブトップの世界ではやはり勝つのは一人。ほとんどが負けて悔しい思いをしているはずですよね。
この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングの専門メディア「MOSSY OAK」の記事で、アメリカのトッププロ、ケビンバンダム氏が、トーナメントに負けるときのことについて語ってくれています。
あのケビンバンダムが、試合に負けることを考えることなどあるのでしょうか。
普段は見ることのできない、アメリカのトッププロの反省会です。興味のある方はぜひ読んでみてください。
ケビンバンダムがトーナメントを負ける原因
バス釣りトーナメントが終了した後、私たちは皆トーナメントのパフォーマンスを確認し、順位をより良くしたり、勝つためには何をすべきだったかを知ることができます。ほとんどの場合、問題は、バスを釣った場所に滞在するべきだったのに移動してしまったこと、または水や天気の変化、船団になってしまった、または正しいゲームプランではないと思ったときに移動すればよかったのにしなかった、ということです。
トーナメントのアングラーが考えなければならないことの1つは、トーナメントに勝つには最終日にどれだけのバスが必要かということです。たとえば、私は過去のトーナメントでリードしていました。このときは、キーパーサイズのバスをたくさん見つけ、2日間にわたって釣りまくったからです。しかし3日目に、私が釣ったバスの数やサイズがかなり下がったのです。
「この場所から移動して、もっと大きなバスを探す必要があるだろう。」と自分に言いました。しかしもう1人の自分が、「ケビン、あなたはキーパーバスをキャッチしています。このままここにいたらもっといいことが起きるかもしれない。」と言いました。ウェイインしに帰着した時、順位が落ちていたらどうしようという不安もありましたが、しかし計量が終了すると、私は2ポンド差で勝ちました。それから私は、「そこにいるバスを釣りきらないで他の魚を探そうとしないでください」という古い格言を思い出しました。
いつも自分にあきれてしまうことは、バス釣りでは調子の悪い日を過ごしているとき、だいたい他の選手も調子が悪い日を過ごしていることを忘れがちになってしまうということです。ですから、キーパーサイズのバスをキャッチできているなら、そのエリアを放棄してより大きなバスが釣れる場所を探すのではなく、そのエリアにとどまるほうがいいかもしれない、ということです。
さすがはケビンバンダムです。
調子が悪くても勝ちきることができるというのが、やはりケビンバンダムなんだなということを感じる記事でしたね。
トーナメントでは優勝ウエイトがどれくらいかを考え、それに沿って自分の行動を変えるということでした。
それができる人たちが集まっている世界なんですよね。すごい世界です。
しかしこうも言っていました。
「トーナメントではもっといい順位や勝つために自分が何をすべきだったかを知ることができる」ということです。
こんな世界のトッププロたちでも、いまだに学び続けているということですよね。
そういうプロの姿勢こそ、私たちも学び取らなければなりませんね。
私の場合は大会に出るようになっても相変わらず他の人と競い合うことには集中せず、順位にこだわったりはしていません。
しかし、バス釣りが上手になりたいと思う気持ちは、実は大会に出るようになってからのほうがむしろ強くなったかもしれません。
こんな私ですら一人の参加者としてライバル視してくれたり、終わった後はウソ偽りのない情報交換をしてくれる方がいることに感謝し、今後も大会や試合もバス釣りのひとつとして、自分なりに楽しめるように過ごしていきたいと思います。
バス釣りって本当、何をやっても楽しいですね。
それではまた。
毎度ありがとうございます!