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バス釣りのネット情報は必要か?

バス釣りのネット情報は必要か?
Photo by bayoulifemag.com

現代のバス釣りは情報戦です。有意義な情報があれば釣りの上達も早く、釣果も望めます。しかし、本当にそうでしょうか?多すぎる情報はかえって釣りのハードルを高くしていませんでしょうか?

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”TO MAKE IT EASY, KEEP IT SIMPLE”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bayoulifemag.com”TO MAKE IT EASY, KEEP IT SIMPLE”article by KENNY COVINGTON|May 28, 2021

バス釣りは簡単です。

簡単なのですが、やればやるほど、考えれば考えるほど、難しいです。

おかしなことを言っているようですが、おそらくバス釣りをされる方であれば、これは多くの方が賛成してくれる意見なのではないでしょうか。

バス釣りは、科学的な根拠をもって説明できる範囲の行動をとることで、釣果が左右されます。

例えば、夏の暑い季節であればバスが過ごしやすい早朝や夕方が釣りやすいのに、日中にだけ釣りをしていてはなかなかバスは釣れない、といった具合です。

このように、ある情報をもとに自分の釣りを変えていくことがバス釣りには必要だったりしますよね。

ですので、情報というのはバス釣りにはすごく重要なものになります。

最近はインターネットのなかに重要な情報がたくさんあり、1回タップするだけで、釣果情報や釣りのテクニックが手に入り、動画で見ることもできます。

もう、私が何十年もかけてやっとたどり着いたバス釣りのなんたるかに、すぐさまたどり着ける時代なんです。

しかしこれは、果たして良いことなのでしょうか。

特に釣りを始めたばかりの方や子供さんにとっては、この情報の多さがバス釣りの高いハードルになってやしませんでしょうか。

本当にこれで、釣りの上達のスピードは速くなるのでしょうか。

この記事は、アメリカ南部のバイユー地方を中心とした生活総合ウェブマガジン「Bayou Life」の釣りコラムの記事で、プロアングラーでライターのケニー・コヴィントン氏が、特に初心者のアングラーさんに向けて、バス釣りをしていて出会う情報との向き合い方について解説してくれています。

初心者さん向きとは言いますが、情報に踊らされてしまうのは、釣り人であれば誰でもやってしまうことだと思います。

ぜひどなた様も、読んでみてください。

釣りはお気楽に、シンプルにやるべき

引用文(タップすると開きます)
With high school and college angling become more and more popular and the overall number of people who have taken up the sport in the past few years, the number of anglers you see on the water each weekend is staggering. Often times when I go practice for a tournament in the middle of the week, at one time I had the lake almost to myself, now I am greeted by a parking lot full of cars and trucks. The fishermen are many and the fish are not just more pressured, but they are getting educated as well. Now that I have come full circle, what is my point? Well, over the years I have kept records of the tournaments I fish and how I did in them. I note things such as weather, water level, and various other things I believe to be important. I ALWAYS list the fish I weighed in and how they were caught! These records go back almost 35 years and are more and more valuable to me as the years pass by. By keeping these notes, I can refer back to them as reminders on the particulars of a lake or what caused me to make the decisions I made during the day. Maybe when I zigged, I should have zagged. This is valuable information you can’t get from a computer. At the end of a tournament day, if someone asks me, “How did you do?” all I have to do is look at the rods and techniques I used over the last four hours of the day. If I noticed that I used more than two or three different rods, I know I didn’t figure anything out and I probably didn’t do very well. The easier you can make things on the water, the more successful you will be. I have said many times in my articles and in conversations with other anglers, “there are no magic lures and there are no secret spots.” Throughout the rest of this article, I will make a few suggestions I believe can help you become a better angler. In each instance I am trying to help you as an angler by giving you a “been there, done that” perspective. Once you understand what you are trying to accomplish in the sport, no matter if you are a weekend angler or someone trying to compete in tournaments, things will become easier for you.

高校や大学での釣りの人気がますます高まり(アメリカには高校や大学に釣り部がある)、ここ数年で釣りをする人が増えているため、毎週末、フィールドにいるアングラーの数は異常なほどになっています。平日にトーナメントのプラクティスに行くと、以前は湖を独り占めしていると感じるほどでしたが、今では駐車場は車やトレーラーでいっぱいです。アングラーが多いことで、バスはよりプレッシャーを受けるだけでなく、ルアーに対する学習も進んでいます。

ここで私が言いたいことは何かといいますと、私は何年にもわたって、自分が出場したトーナメントとでは、その成績を記録してきました。天気や水位など、私が重要だと思うさまざまなことをメモしています。そう、ウェイインしたバスをどうやって釣ったかについてすべてがリスト化されているのです! この記録はだいたい35年にわたって続けているのですが、年が経つにつれて、私にとってはますます貴重なものになっています。これらのメモを残しておくことで、湖の詳細や、その日に私が下した決定の根拠になるものとしてそれを見ることができます。私がこうしようと考えたとき、いやこうするべきだ、と分かるのです。これはインターネットでは得られない貴重な情報です。

トーナメントが終わったとき、誰かが私に「どうでした?」と聞いてきたら、私が振り返るのは、その日の最後の4時間で自分が何をしていたかを確認することです。 ロッドを2本も3本も使っていたとなれば、きっと私は何も理解しておらず、おそらくたいして良い釣りができていないはずです。フィールドではシンプルでいられるほど、成功率も高まります。取材や他のアングラーとの話のなかで「魔法のルアーや秘密のポイントなんてものもない」と何度も言ってきました。

さてここからは、あなたがより良いアングラーになるための助言となるであろうことをお伝えしていこうと思います。それぞれの場合において、私はアングラーとして「Been there,Done that(あーあるある!わかるわあ)」という考え方を伝えることで、あなたの助けになればと思います。バス釣りで何をしたいのかを理解すれば、サンデーアングラーであろうとトーナメントアングラーであろうと、やることはシンプルです。

自分のスタイルを身に着けよう

引用文(タップすると開きます)
Develop your own style. When I was a kid, it seemed like all of the adults that I followed in the sport or idolized did their own thing. My father was a great worm fisherman as well as a grub and jig man. Rick Clunn was a crankbait guru with a unique way of finding fish quickly. Larry Nixon was all about soft plastics. Jimmy Houston was all about a spinnerbait. Me, well I simply learned a lot from all of my heroes and developed my own way of doing things. I can fish deep and have been successful doing so, however, I prefer to fish shallow water and spend about 90% of my time doing just that. I have lures that I have confidence in and I know what it will take to be successful on most bodies of water that I fish. Best of all, I am still learning and shaping my fishing style.

私が子供の頃に好きだったスポーツ選手やアイドルといった人たちは皆、自分のできることをやっていたように思います。 私の父はワームアングラーであり、ジグマンでした。 リック・クランは、バスを独自の方法ですばやく見つけるクランクベイトの第一人者でした。 ラリー・ニクソンは、ワームにこだわっていました。 ジミー・ヒューストンはスピナーベイトでした。 私は、すべてのヒーローから多くのことを学び、自分のやり方を開発していきました。

私はディープの釣りが好きでよく釣りをしますが、実際はシャローの釣りの方が好きで、90%の時間はシャローで過ごしています。 私には自信のあるルアーがあり、私がよく釣りをするフィールドで結果を出すには何が必要かを知っています。 何よりも、私は今でも自分の釣りのスタイルを学び、完成させようとしています。

間違いから学ぶこと

引用文(タップすると開きます)
Learn from your mistakes. When I say “mistakes” I am not being critical. As long as you are on the water, that is nothing but positive re-enforcement. But what you want to do is learn from the things you did that didn’t give you the results that you anticipated. Did you break a fish off? Or maybe lost several fish due to bad hook ups? What about losing a big fish because you didn’t have a net? All these things and more will happen to you if you spend enough time on the water. Did you have fresh line on your reels or maybe you tied a bad knot? Did you inspect your hooks on your topwater lure? If they were bad, did you replace them or use a file to sharpen the ones that were on there. These little things that many anglers overlook is what separates average anglers from good anglers and good anglers from great ones. To get better as an angler you have to learn from these mistakes so that you don’t make them twice.

間違いと言っても批判的な意味ではありません。 釣りをしている以上、間違いとはポジティブなものでしかありません。 しかし、あなたがやるべきことは、あなたがやったことで思ったような結果が得られなかったことから学ぶことです。 ラインブレイクしましたか? フッキングが決まらずに何匹かバラしましたか? ランディングネットを忘れたことでビッグバスをバラしましたか? 釣りをしていれば、こんなことは必ず起こります。

リールに新しいラインを巻いてなかったのか、それともノットが弱っていたのか? ルアーのフックはチェックしておいたか? もしチェックして怪しいと思ったら、交換したか、あるいはきちんと研いだのか。 多くのアングラーが見落としがちなこういう些細なことが、普通のアングラーと優れたアングラー、または優れたアングラーと最高のアングラーとを分けるのです。 アングラーとして上達するためには、これらのミスから学び、二度と同じミスを犯さないようにする必要があります。

ドックトークに注意

引用文(タップすると開きます)
Be careful with “Dock Talk.” Tackle stores are there to sell fishing tackle. Fishermen are known to hide secrets. The combination of both is called “dock talk.” Learn who you can trust to give you good information but be careful about getting specific information. General information is usually best because it gives you something to go on. Instead of asking “where did you catch your fish?” maybe ask “what depth did you find to be the most productive?” Instead of asking about a specific color of crankbait just ask if it was a shallow running or a deep one. Ask general questions and you will get more useful information.

ボート屋さんや釣具店はあなたに釣りをさせたい派です。他の釣れるアングラーはあなたに釣ってほしくない派です。 この両方を合わせたものを「ドックトーク(釣りの後の桟橋での雑談会)」といいます。あなたに良い情報を提供してくれる信頼できる人だと思っても、かなり具体的なことについて聞く場合は慎重になってください。 ざっくりとした質問の方が、どこで釣りをすればいいかが分かりやすいのでおすすめです。 たとえば「どこで釣れたのですか?」と聞くのではなく、 「いちばん釣れると感じた水深はどのくらいですか?」と聞いた方がいいかもしれません。 クランクで釣れたというならカラーのことを聞くのではなく、シャロークランクかディープクランクかを聞いてください。 ざっくりとした質問をした方が、より役立つ情報が得られます。

頑固者は損をするということを学びましょう

引用文(タップすると開きます)
Learn the difference between stubborn and stupid. I lost an Angler of the Year title once because I refused to throw a shaky head when fishing the last tournament of the circuit on Caney Lake. All I needed was to catch a small limit of fish and the title was mine. Nope, not me. I was going to make them bite the way I wanted to catch them and I was going to win my way. I was wrong! The stubborn side of me didn’t want to throw a shaky head on spinning tackle, the stupid side of me was I didn’t do it. Both stupid and stubborn will come back to bite you, trust me.

トーナメントの最終戦、私はライトリグを使わなかったことで、年間総合優勝(AOY)のタイトルを逃したことがあります。 私はリミットメイクさえできれば優勝というポジションにいました。そう、それなのに…。 私は自分の釣りたい釣りを押し通し、自分の釣りで勝ちたいと思いました。 これが間違いでした! 私の頑固なアタマは、スピニングタックルを握ることを許さなかった。私の愚かな心は、自分を変えなかったということです。 頑固頭も愚かな心も、バイトには至りません。これは本当です。

コントロールできることをコントロールし、コントロールできないことに備える

引用文(タップすると開きます)
Control the variables you can control, prepare for the ones you can’t. Retie your lures often. Change your line after a hard day on the water. Replace hooks. Take more water than you think you will need. Prepare for your trolling motor to break by having the needed tools to fix it handy. Have extra clothes in your boat in case you fall in the water, especially in the winter time. If it is possible keep your rain gear in your boat. I can go on and on but I think you get the general idea. Control what you can, prepare for the rest.

ルアーの結び目はちょくちょく結び直してください。 フィールドでハードな 1 日を過ごしたのであれば、ラインは交換してください。 フックもチェックし、交換します。 必要以上の水を飲むようにしてください。 修理に使う工具も積んで、エレキが壊れた場合に備えてください。 特に冬は、落水した場合に備えて、ボートに着替えを用意してください。 可能であれば、レインウェアもボートに入れておいてください。 もっともっと言いたいことはありますが、私が言いたいことはみなさんもうお分かりのことと思います。 できることをやり、できないことに備えます。

バス釣りのネット情報は必要か?
Photo by bayoulifemag.com

バス釣りは、ネット上にもフィールド上にも、いい情報とそうでもない情報に溢れかえっています。

そのなかのどれを選んで自分の釣りに活用するかというのは、それはそれでひとつの釣りの技術に含まれている、必要なスキルなのかもしれません。

私が考える情報の区別といいますか情報処理の仕方のひとつとして皆さんにおすすめしたいのは、あまり情報源を多く持ちすぎないことです。

いくら釣りが上手な方でも、2人いれば2人とも違うタイプのアングラーだったりしますから、両方に意見を聞いたときに2人の意見が食い違っていたら、その後、片方の人の顔を潰しかねません。

2人3人ならほとんど問題はないのでしょうけども、あまりに多すぎる情報源をもつことは、一見すると有意義な日々を過ごしているようで、実はかえって迷うことが多くなると思います。

「迷ったら○○さんの言ったことを信じる」といった決め事でもあればいいのかもしれませんけどね。

「自分のスタイル」という言葉についてですが、これには誤解があるように思います。

自分のスタイルを持つアングラーさんは非常に多いのですが、本当に自分のスタイルが確立しているアングラーさんほど、実は人並み以上に自分のスタイル以外の釣りをしています

最新の釣りや話題の釣りやローカルテクニックなど広くやってみて、他の人よりもバスを釣ったうえで、それを続けるかどうかを決めているか、または、トーナメントや取材など、重要な局面では結局自分のスタイルで釣ることが多いだけという感じかもしれません。

決して好き嫌いなどの問題でやるやらないを決めるのではないのですが、極めれば極めるほど、結局は好きか嫌いかになってくるという、そんな世界なんですよね(笑)

ですので、私のようなレベルでは、なるべく好き嫌いを言わずにやってみるほうが良いかと思います。それを続けていると、自然と自分の得意なことがかたまって行くのではないでしょうか。

また、記事の中にも書かれていましたが、釣具店の言うことは、いかにも釣れそうなことを言ってタックルを買わせるための情報であることが多いものです。

とくに私ども野尻湖釣具店という弱小零細店舗の言うことなど、すぐに信じてしまってはどんなものを買わされるかわかったもんじゃありません。

野尻湖や木崎湖、またはスモールマウスバスを釣るうえで本当に有効なルアーなのかどうか、当店がブログや動画でおすすめしている理由があなたの目的と合っているかどうか、よく確認してからお買い求めになるようにしてくださいね。

ちなみにこのブログの情報源はかなり手広く持っておりますので、言っていることが矛盾しているかもしれないのですが、どの情報を皆様にお伝えするかについては、私というフィルターがかかっておりますので、私好みの情報のみ厳選してお伝えしております。

そして、私が実際におすすめする商品には(大手店舗さんと競合できないので)意外なものがあったりするかもしれませんが、自分のような釣り人でもちゃんと釣れるものばかりです。

みなさんから「ブログ勉強になったよ!」「Youtube見て釣りに行ったら釣れたよ!」「他の店でルアー買ったらそっちの方が安かったよ!」などという叱咤激励の声をいただくことが私の励みになっております。

今後もできる限りみなさんの自分のバス釣りのスタイル作り、釣りの楽しみ、スモールマウスバス攻略のお手伝いをさせていただきたいと思います!

それではまた。

毎度ありがとうございます!