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夏バスを死なせないように私たちがすべきこと

2021年8月16日

夏バスを死なせないように私たちがすべきこと
Photo by B.A.S.S.Youtube/Fizzing smallmouth bass the proper way

キャッチ&リリースの釣りを楽しむのであれば、しっかり生きてリリースするまでがゲームです。夏は特にバスにとってダメージが大きくなる季節でもありますので、このあたりについて学んでおきましょう。

※ただし、ブラックバス等の再放流にあたっては都道府県により禁止されている場合があります。詳しくは各都道府県のホームページをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How to Catch and Release Bass in the Heat of Summer—Without Killing Them”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:outdoorlife.com”How to Catch and Release Bass in the Heat of Summer—Without Killing Them”BY KRISTINE FISCHER | PUBLISHED AUG 6, 2021

私たち人間は、基本的には暑さを避けるために自由に行動することができます。

例えば、エアコンのスイッチを入れたり、アイスを買って食べたりといったことです。

バスも基本的には自由です。

暑ければシェードに入るか、流れのある所へ行くか、ディープへ行ったりします。

しかし人間もバスも、自由がきかないこともあります。

バスアングラーであればたとえばレンタルボートで釣りをする場合は、出船時間が決まっているので早朝や日没後の涼しい時の釣りができず、ほぼ灼熱の太陽のもとで釣りをしますよね。

バスの場合はなんといってもアングラーに釣られた時です。バスにとってこの時ほど不自由な時はありません。

真夏になると、この不自由な時間こそ、人間にとってもバスにとっても命の危険にさらされる時だと言えると思います。

しかし、人間の場合はまだ釣りをする前提でボートに乗っているので、不自由と言えども服装や飲み物などで対処していますが、釣られたバスの生死は100%釣り上げたアングラーの手にかかっています。

では、キャッチ&リリースの釣りを完全にするために、真夏にアングラーが気を付けなければならないこととは、どんなことなのでしょうか。

この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングを中心としたアウトドア専門メディア「OUTDOOR LIFE」のコラム記事で、釣ったバスをいかに安全な状態でリリースするかということについて解説されています。

キャッチ&リリースの釣りは、生きてリリースするまでがゲームの釣りです。

賛否両論ある部分ではありますが、バスアングラーの皆さんはぜひ読んでみてください。

釣ったバスのサイズを測るなら適切な処理を

引用文(タップすると開きます)
If you catch a big bass, it’s likely you will want to measure it—I have to do this a lot while fishing kayak tournaments. Many of the certified measuring devices are made of different metals. Metal, when it sits in the sun, can become as hot as a cast-iron skillet cooking over a roaring campfire. You wouldn’t purposely touch it because it would burn your hand. So instead of frying your fish on a measuring board, take the board and dunk it under water first. You can also try storing it in a place where it isn’t exposed to direct sunlight. For tournament anglers using livewells, ensure you have adequate oxygen levels in them by running the aerator frequently, which will help your fish survive. There are also livewell additives that help boost O2 levels and fish weights that help stabilize fish. When handling fish, try to limit their air exposure by keeping them in a landing net in the water until you’re ready to take a quick photo. Keeping them in the water will help them stay less stressed and increase the chances of survival after release. Try and release your fish as quickly as possible.

ビッグバスを釣ったらやはり、サイズを測りたいと思うもの。特にカヤックトーナメントで釣るならばなおさらです(カヤックトーナメントは重さでなく長さの写真判定)。規定の測定用具の多くは、金属で作られています。金属は、太陽の下に置かれることでバーベキューの鉄板と同じくらい熱くなる可能性があります。手をやけどするのでわざわざ触りたくないほどです。したがって、バスを測定ボードに乗せる前に、まずボードを水に浸します。直射日光の当たらない場所に保管することも大事です。

ライブウェルを使用するトーナメントアングラーの場合は、エアレーターをしっかり使い、バスが生き残るのに必要な酸素レベルがあることを確認してください。バスの状態を安定させる酸素レベルを保ったり、バスのコンディションを保つライブウェル添加剤もあります。

釣ったバスを扱うときは、写真を撮る準備ができるまで、ランディングネットごと水中に入れて、空気中へ出さないようにしてください。バスを水中に保つことでストレスを少なくし、リリース後の生存の可能性を高めます。バスはできるだけ早くリリースしてください。

エア抜きの必要性

引用文(タップすると開きます)
When lakes and rivers reach bathwater temperatures, fish begin to transition to their summer haunts in search of cooler, more comfortable water. This means fish are going into deeper holes, main river ledges, basins, and so on. When bass—as well as crappie, musky, pike, perch, and other species with a pneumatic duct that connects to their swim bladder—reach depths exceeding 28 feet, they are susceptible to barotrauma. Barotrauma is a condition that occurs when fish are hooked in deep water and brought to the surface, causing the swim bladder to expand. Humans can also be affected by this condition when scuba diving and rising to the surface too rapidly (it’s known as the bends). It’s a controversial practice, but I personally believe the best way to ensure fish survival is by fizzing them. Most state agencies will not advocate for fizzing, because you have to really know what you are doing in order for the fish to survive. But every pro tournament angler I know believes in fizzing the fish they catch in deep water. Fizzing a fish consists of using a sterilized 1½-inch needle and inserting it into the side of the fish, a half-inch behind the pectoral fin. The reason it’s controversial is you must be really precise when inserting the needle. If you miss the bladder, it can injure vital organs and kill the fish. Also, dirty needles can potentially cause infections, so you must keep them clean.

湖や川がお湯のように温まると、バスはより涼しく、より快適な水を求めて夏のたまり場に移動します。これは、バスががよりディープレンジ、メインリバーのチャンネル、窪みなどに落ちていくことを意味します。バス、クラッピー、マスキー、パイク、パーチなど、浮き袋に空気を送り込む装置のある魚が水深8.5メートルを超える深さに達すると、気圧傷害の影響を受けやすくなります。

気圧傷害は、ディープにいたバスを釣って水面に運ばれたときに発生する、浮き袋が膨張する状態です。人間も、スキューバダイビングなどで水面への上昇が速すぎる場合(ベンドと呼ばれます)にこの状態の影響を受ける可能性があります。

物議を醸す行為ではあるのですが、私は個人的に、バスの生存を確保するための最良の方法は、バスのエア抜きをすることだと信じています。本当にバスが生き残っているのかどうかが不明なため、多くの州の政府機関はエア抜きは推奨しません。しかし、私が知っているすべてのプロトーナメントアングラーは、ディープで釣ったバスのエアー抜きはしたほうが良いと信じています。

バスのエア抜きは、滅菌済みの1.5インチの針を使用して、胸びれの1センチくらい後ろに挿入することでできます。物議を醸す理由は、針を挿入するときに本当に正確でなければならないということです。浮き袋を外すと、他の臓器を傷つけ、殺してしまう可能性があります。また、針が汚れていると感染を引き起こす可能性があるため、針は清潔に保つ必要があります。

その他の対策

引用文(タップすると開きます)
If you’re not comfortable fizzing a fish or simply don’t know how, keep the fish in the net, take the hook out in the water, and release the fish, because it will most likely swim back to the bottom and live. Also, you can simply fish shallow water and avoid this situation in the first place. When it’s hot, fish will seek shaded waters near a bank, under lily pads, or moving water in small creeks and rivers are locations. Catch a fish in one of these spots, and you don’t have to worry about water depth and barotrauma affecting its survival. There are no sure-fire methods that guarantee fish survival, but these tips will help decrease mortality. There’s plenty of fun to be had and fish to be caught this summer. Hit the water, but also consider the health of the fish you’re catching, and educate others when you have the opportunity.

魚に針を刺すのが苦手な場合や、方法がわからない場合は、魚をネットに入れたままフックを外し、バスをリリースします。バスはボトムの方まで戻って生きる可能性が高いからです。 また、そもそもディープの釣りをしないだけで、この状況を回避できます。 暑いときの釣りは、岸近くのリリーパッドなどのシェードや、川や川の流れ込みなど水が動いているところを探します。 このような場所でバスを釣れば、水深による気圧傷害でのバスの生存率の心配をする必要はありません。

バスの生存を保証する確実な方法はありませんが、これらの事柄は死亡率を減らすのに役立ちます。 今年の夏も、多くのバスを楽しみながら釣りましょう。 ただ釣りをするだけでなく、釣った魚の健康状態も考慮することを、機会があれば他の人にも教えてあげてください。

夏バスを死なせないように私たちがすべきこと
Photo by B.A.S.S.Youtube/Fizzing smallmouth bass the proper way

せっかく暑さで辛い思いをして釣ったバスですから、写真を撮りたいという気持ちは誰にでもあると思いますが、この暑さはバスにとってさらに地獄のような暑さであることも忘れてはいけませんよね。

私たちはリリースする前提で釣りますが、バスにはそれが伝わっていないため、釣り上げられてからのストレスは相当なもののはずですからね。

私も、これまで釣ったバスのうち、リリースしても死なせてしまったことはかなりの数があります。

理由の多くは、原因はなんであれ、バスを空気中にあまりにも長く居させてしまったことだと思います。

そんな私ですので偉そうなことは言えないのですが、写真を撮るにしても、針を外すにしても、素早く適切にやることは、忘れてはならないバス釣りの技術のひとつです。

バスを死なせないための技術もバス釣りの一部なのですから、良いバスアングラーになるためにはそのような技術も向上させなければならないでしょう。

プロのレーサーが車の整備が上手だったり、プロの格闘家が自分の身体の治し方に詳しいといった、タイムや勝敗と直接関係のない部分にも詳しい側面があるのと同じようなものだと思います。

実際、自分が釣ったバスがリリースしても死んでいく場面を見るのが好きなアングラーさんはいないと思いますが、私も反省し、もっと早く、もっとダメージを少なくリリースできるよう心掛けるようになりました。

皆様も、暑い夏に釣り上げたバスに対してどのようなサイズの測り方をしているか、何秒くらい空気にさらしているか、自分自身を確認してみてください。

それではまた。

毎度ありがとうございます!