バス釣り初心者から上達するステップアップ!プロガイドの教え
現代のバス釣りを学ぶなら、インターネットによるウェブサイトや配信アプリなどがメインになると思います。しかし、ネットがなかった時代からある方法のなかにも、成長曲線を大幅に上げることができる方法があるんですよね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Becoming A Better Bass Angler: A Guide’s Tips”という記事を引用してご紹介いたします。
あなたは今、どんな手段でバス釣りを学んでいますでしょうか?
当店のブログからバス釣りを学んでいるという方、本当にありがとうございます!
このブログはアメリカの記事がメインですので、日本のバス釣り事情とはズレがあったりしてそのまま受け入れることが難しいかもしれません。
そのうえ、私の翻訳も不完全なばかりか長文で、分かりにくいことばかりですからね、読んで下さる方の心の広さだけが頼りでございますね(笑)
他のバス釣りブログで学んでいる方もいらっしゃるでしょうし、Youtubeなどの動画をメインに学んでいる方もいらっしゃるでしょう。
今やインターネット、ウェブサイト、配信アプリからは必要な情報がすぐさま手に入る時代です。活用しない手はありませんよね。
私がバス釣りを始めたころはインターネットどころかバス釣り専門誌もほとんどなく、ほとんどの人がにわかの知識と独学だけで釣りを学び、上達しなければなりませんでした。
本当に少ない情報だけで釣りをしますから、上達は遅いものでしたね。
ただし、昔はバス釣りの学習曲線が非常にゆるいカーブを描いている代わりに、スレていないバスが多い状態ででした。
今は釣り人の成長がめちゃくちゃ早い代わりに、釣り場が少なくなってしまってバスもスレている状態と言えると思います。
これは愚痴ではありませんし、自慢でもありません。その時代にあるバス釣りのことを話しているだけです。
私が思うのは、バス釣りを取り巻く環境は昔と今ではずいぶんと変わりましたが、昔から変わらず有効な学び方もまだまだあるということを学ばないといけないということです。
私の経験では、初心者から中級者へステップアップした瞬間、なにかのブレイクスルーを感じました。見えない壁を突き破ったような感覚です。
おそらくこの先、中級者から上級者へステップアップできた時も、同じうような感覚になると思うんです。
いま、自分が初心者アングラーとして自覚してらっしゃる方にはぜひ、インターネット以外で、昔ながらの方法でもバス釣りも学んでほしいと思います。
この記事は、アメリカのバス釣り専門情報サイト「bassresource.com」のコラム記事で、ライターのジョン・ネポラドリーJr氏が、プロガイドのフランコに初心者が上達するための方法を取材したものです。
初心者アングラーさんがより上達するためのヒントを見ていきましょう。
キャストは反復練習しかない
キャスティングを学びます。 「キャスティングはすべてです」とフランコは言います。 「バスをバイトさせるにはピンポイントの正確さが必要です。正確にキャストすることができること、それがワンランク上のことです。私のガイドのお客さんのなかには、ロッドの持ち方さえ知らない人もいます。スピニングリールを上にしてロッドを握るので、そこから教えなければなりません。」
師匠から学ぶ
フランコは、何年にもわたって多くの師匠と呼べる人たちから学び、いまでは釣りの経験が豊富であるにもかかわらず、今でも彼には師匠と呼べる釣り仲間がいると言います。 「あなたもまだまだ学ばなければなりません」と彼は言います。 「フィールドに出たとき、自分はすべてを知りつくしていて心を開く必要がないと思うなら、あなたは優れたアングラーとはいえません。」フランコは、誰かとフィールドに出るたびに何か新しいことを学び、他の人から新しいノットの結びかたといった簡単な作業すら学ぶことを提案しています。
できるだけ良いタックルを買う
身の丈以上のタックルを買うこと。 「予算の許す限りで、良いものを買ってください。きっと釣りはずっと続くことになるからです。」とフランコは、初心者にはこれからどれくらい釣りをしたいのかを考える必要があることをすすめています。また、高額なタックルを買う前に、あなたがあと2年の命なら、2年ほど耐えられる品質のものを買えばいい。ということです。
ベイトもスピニングも使うべし
フランコは、初心者はスピニングとベイトの両方のタックルの使い方を学び、今日の幅広いバス釣りにおいて、どのタックルを使用するべきかを学ぶことを勧めています。 フィネステクニックにはスピニングタックル、パワーフィッシングにはベイトタックルを使うというのがシンプルな公式です。 「ベイトタックルでノーシンカーリグを投げようとしても、ほぼ不可能です」とフランコは言います。 「スピニングタックルでできるような正確なキャストは決してできません。」
ルアーをシンプルにしましょう
「初心者アングラーは、まずはワームで釣るためのワームとシンカーを購入する必要があります」とフランコは言います. 「ワームで釣りをすることができるのなら、なんの釣りでもできます」フランコは、クランクベイトやトップウォータールアーも購入することを提案しています。 また、膨大な数のルアーのカラーにこだわらないように注意しています。 グリーンパンプキンのワーム、ブラック/ブルーのラバージグ、ホワイトベリーのトップウォータールアーを購入するなど、ルアーの色の選びかたはシンプルに保つことをすすめています。
ローカルトーナメントに参加してみよう
「複数の人と釣りをすることができること、また、あらゆるテクニック、あらゆるフィールドで釣りができるところが、トーナメントの素晴らしいところです。」とフランコは言います。 また、あなたがまだ不完全なアングラーだと自覚しているなら、あなたはすぐに自分にできることとできないことを学ぶことができます。 フランコは、数年間のローカルトーナメントを「とても楽しかった」と言っています。
コアングラーとしてトーナメントに出る
コアングラーとしてトーナメントツアーに参加してみましょう。 ローカルトーナメントで経験を積んだら、向上心のあるアングラーの次なるステップは、ノーボーターまたはコアングラーとして全国レベルのトーナメントに参加することです。 「より経験のある人と一緒にいることで、より多くの経験が得られます。また、彼らから学ぶこともできます。そして、ボーターのレベルがどのようなものかを理解する時が来るでしょう、そのレベルに達したのなら、あなたはもうプロになるレベルになるかもしれません。」
プロガイドを利用する
このアドバイスは、初心者アングラーが新しいフィールドを訪れるときに役立ちます。 フランコは、ガイドのお客さんにいま最も効果的なシーズナルパターン(季節ごとのパターン)を示すことで、湖についてより早く学ぶのに役立つと言います。 フランコは、オザーク湖の地形変化に沿ってバスがたまったいる場所と、よく釣れる桟橋を見つける方法をお客さんに教えています。
インターネットを使わずに知識と経験を得るということはつまり、「誰かと釣りをする」ということに他ならないと思います。
その日、誰かと釣りをしたときの情報は、ネット上のどの情報よりも最新で、正確で、自分に必要な情報ですよね。
それが師匠と呼べるような人物なのか、似たような腕前の友達や後輩なのかに関わらず、その人から得られた情報から何を学び、受け入れるのかで、その後のアングラーとしての成長スピードは大きく変わると思います。
バスやフィールドに対してオープンマインドでアジャストすることが重要だというのは一般的に知られていますが、連れや釣り仲間の情報に対してもオープンマインドでいることが重要なんだなと、この記事を読んで分かりましたね。
心を開くというのは簡単そうでなかなか難しいことなのですが、意識して取り組みたいことですね。
もうひとつ大事なことが、タックルとキャストについて。
キャストはやはり、反復練習をするしかありません。これはインターネットに何時間費やしても絶対に身に着かないものですから、しっかりフィールドで上達することを意識して取り組みたいものですね。
タックルはスピニング・ベイトの両方を使うというのも賛成です。
なんとなく、バス釣りではベイトタックルが上級者向け、スピニングタックルが初心者向けみたいな風潮がありますが、まったくそんなことを気にする必要はありません。
たとえば食事の時、日本人は大人はほとんど箸を使います。子供はスプーンを使います。箸は使いこなすのが難しい道具で、箸を使えればほとんどのものを食べることができます。
しかし、スープを飲むときは子供に戻ってスプーンを使った方が圧倒的に食べやすいですよね。
ベイトタックルもスピニングタックルも、使う場面が違うだけでどちらも必要で、釣りの腕を上げたいならどちらも使いこなせるようになっておくべきでしょう。
最後に、プロガイドを利用するという点。
この記事では初心者が新しいフィールドで釣りをするときにガイドが役立つと書かれていました。
確かにその通りですが、逆に通い慣れたフィールドでこそガイドを利用することで釣りの腕が飛躍的に上がることも期待できます。
ただし、プロガイドはただそのフィールドでバスを釣らせてくれるという存在ではありません。
利用するお客さんのその時のテーマ、課題に沿ってプランを立て、実行してくれるのがプロのガイドさんです。
ですので、ガイドを利用する時はおまかせで利用するのではなく、事前に取り組みたいテーマや自分の課題を整理しておいて、予約の時に相談し、当日を迎えるべきだと思います。
同じ日に同じフィールドで誰かと釣りをするのに、これほど頼もしい存在はありませんから、当日はたくさん質問したり、目いっぱい勉強して、良い情報を得るようにしましょう。
この記事に書かれていたことを素直に続けることで、いつか、壁を壊すブレイクスルーを実感するはずです。
バス釣りに終わりはありません。自分自身に期待し、常に学び、成長を目指しましょう。
それではまた。
毎度ありがとうございます!