釣れるワームの色(カラー)はどれ?【バス釣りの疑問】

こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Best Colors for Plastic Worms”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:liveabout.com ”Best Colors for Plastic Worms”by Ronnie Garrison May 23, 2019
ワームの色。今、釣具市場にあるワームの中には何通りのカラーがあるのでしょうね。バスだけでも何百色でしょうか。海釣り用も入れればその何倍にもなるのでしょうか。
「選べる」という状態は私たちにとって嬉しいことではありますが、それが逆に迷いになることもあります。
なぜ迷ってしまうのかというと、私たちの目とバスの目が違うということと、空気中と水中では色の見え方が違うということが大きな理由でしょう。
具体的な例としては、ある釣り場で仲間と同じような形とサイズのワームを使っていて、自分は超リアルなベイトフィッシュの見た目のものを使っていて釣れないのに、変なありえない色のワームを使ってる友人ばかりが釣れるなんていうときです。
マッチザベイトってなに?ってなりますよね。
こういうこと(逆も含む)がしょっちゅうあるので、自分のカラー選びの基準がなかなかつかめないんですよね。
科学的な観点からすると、生物学的に見たバスの目(色)の見え方、水の透明度や照度(深さ)による色の変化など、説明できる部分は多いようです。
しかしその科学的な観点でさえすべて解明できているわけではなく、バスの色の見え方については多くの説がある状態みたいですね。
ですので、科学的な観点も重要なのですが、バスを釣るならバス釣りが上手な人の経験を知ることが重要かと思います。
今の釣具メーカーから発売されているワームのカラーの多くは、所属プロのアドバイスから調合されたものが多いので信頼できるカラーも多いのです。
ということは、あれ?だから迷うのであって…話が振り出しに戻ってしまいますね(笑)
この記事は、アメリカにある趣味やエンターテイメントの情報サイト「live about.com」の記事で、元プロアングラーでありアウトドアライターとして受賞歴も持つルーニー・ギャリソン氏が、自身の経験則をもとに、おすすめの釣れるワームのカラーをいくつか紹介してくれています。
何百とあるワームのカラーの中から数種類に絞ることで迷いは減り、釣りとお財布の効率が良くなるかもしれません。
ぜひ読んでみてください。
ワームにとってベストな色・カラー
経験によると、釣れるワームの色は次の通りです
ブラック
私はTom Mann(マンズルアーの創設者トム・マン)の言葉に賛成です。「 黒いワームを基本にすれば間違いない」です。黒はすべての水の色や透明度で効果的に働き、バスの好きなエサのひとつであるヒルの色とよく似ているのです。私は、迷ったら黒です。
グリーンパンプキン
グリーンパンプキンは、どんな水の色でも使えるもう一つの万能色です。それはリザード、フィネスストレートワーム、その他のワームすべての基本となる色です。バスはこの色が好きなようです。そしてこれは水中でナチュラルに見えます。
ジュンバグ
濃い紫色が少しでも目立つように、中に緑色のフレークラメが入っています。これはクリアウォーターで特に有効です。私は少しキラキラ感が欲しいときに、黒ではなくこちらを使います。
パンプキンシード
Zoom(ZBC)のリザードのパンプキンシードカラーは、1980年代後半に登場するや釣り業界を席巻し、しばらくの間、バスもそのカラーに夢中になりました。このカラーはいまだに釣れますし、他のカラーと同じく基本的なカラーのひとつとなっています。メーカー的には製造過程において偶然的に生まれたカラーだったようですが、釣り人が使い始めたら、驚くほど釣れることが分かったのだそうです。
ウォーターメロン
クリアウォーターの中でこの透明なグリーンはかなり有効です。水に溶け込んでしまうように感じてしまいますが、バスには簡単に見つけられるようです。少しの赤いラメが入っているものは時としてより有効になることがあります。ワームにラメが入ることで大きな違いを生む可能性があります。
ブラックグレープ
古くからあるこのカラーは長年の私のお気に入りです。濃い紫とブルーの色あい、これはどこで釣りをしようとバスのお気に入りのようで、1970年代にはこればかりで釣っていました。特にCreme Scoundrel Worm(クリーム社のストレートワーム)の昔からあるこのカラーが好きでした。
ブルー
ビルダンスが好きなカラーなんですから、それは良いと言うしかないですよね(笑)?基本的に青はほとんどの水質で有効なカラーになります。テールが赤いものを使うと、より良い場合があります。そういうカラーのワームを使ってもいいですし、自分で塗っても構いませんが、ワームのテールだけ色が違うというのは、時としてかなり有効になります。
その他のオプション
テールだけ明るい色にしたり、アクセントを作るためには、染料にワームを浸すことでカスタムすることができます。 これが有効になるというのは私の長い釣りの経験上、ある程度は真実であると思います。普通のカラーのワームに警戒して慎重になっているバスは、変なアクセントがついたワームを逆に安全だと考えるのだと思います。 多くの染料には、ワームに強い匂いが含まれており、それも役立つようです。 私は特にJJマジック・ディップンダイのいろんなカラーにニンニクフレーバーが入ったものがお気に入りです。

ラミネートワームも良いです。 ラミネートワームとは、一方の色と、もう一方が別の色のものです。 私のお気に入りはBama Bug(バマバグ)と呼ばれるカラーのNetBait T-Mac(ネットベイト・Tマック)ワームです。 バマバグのカラーは一方はグリーンパンプキンで、もう一方はJunebug(ジュンバグ)です。 これをジグヘッドでこれまでずっと使っています。

数あるワームのカラーの中から、この記事では7色に絞られました。
皆さんのお気に入りカラーは入っていましたでしょうか。「自分の好きなカラーが入っていない!なぜだ!」と思われる方も多かったことと思います。私もその一人です。
他に代表的なカラーというとなんでしょう、スカッパノン、ワカサギ、プロブルー、スモーク、パールホワイト・・・う~ん、やっぱりキリがありませんね。
釣れるワームのカラーはそれこそ場所により、水により、人にもよります。
幸い、ワームというのは10本で800円前後と、ハードルアーに比べると単価は安いですから、いろいろ試すことがしやすいですからありがたいですよね。
また、記事内にありました染料についてですが、当店にもワームに着色できるアイテムがございます。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002287&brandcode=000000002287&search=%A5%DA%A5%F3&sort=
マーカーペンタイプで釣り場でも使いやすいタイプです!こちらはザリガニフレーバーが混入されていて、強烈に匂います…。
他の人とはちょっと違うアプローチを試してみたいときに役立つアイテムですので、どうぞお試しください。
ワームはそもそも多くの種類がありますし、多くのリグセッティング方法があります。これだけでも数千通りになりますから、ここにカラーの問題が来ればさらに迷って当然ですよね。
しかし現代のバスフィッシングではワームは不可欠ですから、こういった記事を参考に、なるべく早い決断ができるようになりましょう。それが経験に繋がり、バスプロさんのようにより無意識のうちに適材適所な選択ができるようになるようになるのだと思います。
ただし、なんとなく使っていては身に付きません。なぜ今ここでこのカラーを使うのか、なんとなくでも根拠を持って使うようにしてみてください。
そういう積み重ねで、釣りって上手くなっていくんですよね。
私ももっと上手になりたいものです。
それではまた。
毎度ありがとうございます!