バスアングラーとして考えるべきこと

バスアングラーとして考えるべきこと
Photo by bayoulifemag.com

私たちの大好きなバス釣り。釣りは楽しく、釣りをしている間は幸せです。しかし、誰もが何も考えず、自由に、自分勝手に行動していては、楽しいものも楽しくなくなってしまうことがあります。時には自分たちのあり方について考えてみてもいいかもしれません。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”THINGS WE SHOULD DO AND SOME THINGS WE SHOULDN’T”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bayoulifemag.com ”THINGS WE SHOULD DO AND SOME THINGS WE SHOULDN’T”by Kenny Covington

釣りというのは本当に楽しいですよね。

1日の過ごし方としてこれより楽しいことがあるのかというくらい、私にとっては楽しいことです。

地球の表面の70%は水なわけですから、地球人が釣りを楽しむということはとても理にかなっており、間違いではないはずです。

もっと多くの人が、釣りの楽しさに気付いてくれたらいいのになと常々思います。

バス釣りが好きな人は、バスを釣りたいと願います。

バスを釣るには色々なテクニックを駆使し、道具を駆使し、ルアーを本物の生き物のように演出しなければなりませんので、それらについて学び、習得していきます。

トラウトならトラウトのこと、シーバスならシーバスのことをそれぞれ習得していきますよね。

釣り人はその点において間違ったことはしません。常に情熱があり、釣りと真摯に向き合っていると思います。

しかし、その立ち位置から一歩下がってみたときに見えることもあるんですよね。

いくら楽しいことだからと言って、無責任に、自分勝手に過ごしていてはいけない場面に直面することがあります。

この記事は、アメリカ南西部を中心とした総合ライフスタイルを提案するウェブマガジン「Byou Life」の記事で、この釣りというものをさらに楽しむための提案がされています。

時には一歩下がって、自分たちのあり方について考えてみてもいいかもしれませんね。

楽しんで

引用文(タップすると開きます)
That is why we go fishing in the first place. Just to be in the outdoors, or enjoy the time spent with a family member or maybe it’s time spent to introduce someone to this great sport. No matter what your reason is for being on the water, make sure you enjoy it.

これはそもそも釣りに行く理由です。 アウトドアで家族と過ごす時間を楽しんだり、誰かにその素晴らしさを教えるということもあるでしょう。 あなたが釣りに行く理由が何であれ、それを楽しんでいることを確認してください。

装備やタックルに気を付けて

引用文(タップすると開きます)
Our excursions can become nightmares when our equipment isn’t in working order. Take time off the water to maintain or properly upkeep your equipment. Are the batteries being charged properly? There is nothing like getting to the lake and your motor won’t crank or your trolling motor doesn’t work. Do you need to replace line on a few reels? Fresh line makes any reel work better, and there is nothing more frustrating than dealing with line issues that could have been easily avoided. Is your boat gassed up? I’ve seen this more times than I care to remember. The only way to know exactly how much gas is in your boat is to stop and put some in it.

Things such as these may seem to be common sense issues, but I have seen these on several occasions. As the old saying goes, “An ounce of prevention is always better than a pound of cure.” I am willing to bet that was first said by a fisherman, who owned his own boat.

釣り人の遠足は、装備品が正常に動かないときには悪夢に変わります。 装備を正しく維持するには、水辺を離れている時にこそ気を付けてください。 バッテリーは正しく充電されていますか? 湖に出てからエレキが回らなかったり、エンジンがかからないほど辛いものはありません。 リールのラインは交換しましたか? 新しいラインを巻いておけば、起きなくていいライントラブルの対処にイライラすることもありません。 ボートのガソリンは満タンですか? 覚えておこうと思わなくても何度もガス欠の人を見てきたのを覚えています。 ボートでガス欠にならないための唯一の方法は、ボートにガソリンを入れておくということです。

このようなことは全く当然のことのように思われるかもしれませんが、私はこれらを何度か見てきました。 昔から「転ばぬ先の杖(予防は治療に勝る)」ということわざもあるように、私は自分のボートを持っているアングラーさんにはまずこれを伝えたいです。

「釣る」よりも「探す」こと

引用文(タップすると開きます)
No matter what species of fish you are trying to catch, no matter how many fish you are told supposedly live in a lake, it’s not very often that you are going to catch fish as soon as your bait hits the water. Catching fish is the easy part. It’s the locating and figuring out how to catch them that is the hard part.

どんな魚を釣るにしても、湖にいるであろう魚の数がどれだけだとしても、ルアーが水中に入ったからと言ってすぐに魚が釣れるということはあまりありません。 魚を釣るのは簡単なのです。 魚を探して釣る方法を理解することが難しいのです。

忍耐とは美しいことであり必要なこと

引用文(タップすると開きます)
This is probably the biggest requirement when fishing with children or really just fishing in general. It’s easy to become frustrated when the fish aren’t biting and even more so when fishing with children. Make sure your trip is about the kids more than it is about catching fish. If they get tired of fishing and want to eat, let them eat. Or maybe they will want to play in the minnow bucket. Or take a short boat ride. Let them determine the atmosphere of the trip, and you will more than likely gain a fishing partner for life. When it comes to fishing and kids, please make sure you refer back to “Have fun.”

Fishing is probably more popular than it ever has been. Today, when you add the other water sports that people enjoy, our water ways are more crowded than ever. This often times leads to a new set of problems.

この項目はおそらく、普通に釣りをするときもそうですが、子供と一緒に釣りをするときの最大の必要条件でしょう。 子供と釣りをしていてなかなか釣れない時は、どうしてもイライラしてしまうことがあります。 しかしこの釣行は、釣ることよりも子供のためであることを思い出してください。 釣りに飽きてお腹が空いたというなら、食べさせてください。 また、バケツで魚を掬いたいと言い出すかもしれませんし、手漕ぎボートに乗りたいというかもしれません。 この釣行の雰囲気は子供たちに決めさせてあげてください。そうすれば子供は、あなたの一生の釣りのパートナーとなることでしょう。 釣りと子供のことで迷った場合は、最初の「楽しんで」の項目を読み返してください。

釣りはますます人気が高まっています。 今日では、多くの人々が他のウォータースポーツを楽しんでいることを考えると、湖上はこれまで以上に混雑することになります。 これにより新しい問題も発生します。

フィールドは誰のもの?

引用文(タップすると開きます)
The correct answer depends on who you ask. Bass fishermen have long been accused of thinking narrow mindedly about the rights and wrongs when it comes to particular bodies of water. White perch fishermen are beginning to stake claim to their water and their arguments can go on and on. Landowners have suddenly decided that it’s their right to create their own private lakes using water that is never theirs to begin with. I haven’t even mentioned water skiers, jet skiers and the other pleasure boaters.

In a perfect world, we would be able to find a common ground and learn to share our waters without conflict and controversy. I’m not sure such a place will ever exist. That being said, I do believe that common sense and common courtesy would go a long way in making things better for all parties involved.

この質問に返ってくる答えは、誰に聞くかによって変わってくるかもしれません。バスアングラーの存在は、特定のフィールドによっては狭い考えのなかで長い間その是非を議論されてきました。ホワイトパーチのアングラーもマイウォーターを主張し始めており、こういった議論は延々と続く可能性があります。そのフィールドの所有者(地主)は、自分のもののように振る舞う釣り人、水上スキー、ジェットスキー、その他のプレジャーボートを楽しむ人々に突然立ち入り禁止を突き付けてくるかもしれません。

理想的な世界として、共通の利益を見つけ、紛争や論争なしにフィールドを共有することを学ぶことができるはずです。そのような場所がいつまでも存在するかどうかはわかりません。わかりませんが、私は常識や礼儀が多くの関係者にとって物事を良くするのに大いに役立つと信じています。

バスアングラーとして考えるべきこと
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最近ではSNSを見ていると、個人レベルでも危機感をもって行動し、みんなで釣りを長く楽しもうと啓発している方々を多く見受けられます。

この記事に書かれていることは大事なことですが、そうしなければならないという決まりはどこにもありません。誰も強制することではありません。

単になんでもいいから魚を釣るというなら、なにかしらやり方があると思うのですが、好きな釣りを好きなように続けたいとなると、一歩下がってみると見える、やらなければならないことをしなければならない時代ですよね。

先ほどのSNSで見かける方々の話ように、そういうことが個人レベルでできる方は素晴らしいと思います。

この記事には子供のことが出てきましたが、未来を託されるのは子供や若い世代です。

しかし、その彼らを正しく導くのは大人。

釣りを教えるときは、魚を釣ることのほかに、そのような背景までしっかり教える責任があると思います。

中国の老子の言葉には「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」というものがあります。素晴らしい言葉ですが、現代ではこれに加えて「釣りのあり方も教えよ」という感じでしょうか。

私も冒頭ではもっと多くの人が釣りの楽しさに気づけばいいと書いていますが、その中にもこういったことを忘れないようにしていきたいと思います。

やっぱり釣りはずっと楽しみたいですからね。

それではまた。

毎度ありがとうございます!