準備が大事!早春のスモールマウスバス釣り
1年中バス釣りをする方にとってみれば冬も春もないかもしれませんが、それでも、春というのは「シーズンの始まり」になるのではないかと思います。冬の釣りから春の釣りへの移行期間しっかり切り替えができるように早春のスモールマウスバスの釣りについておさらい・予習をしておきましょう。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Spring Smallmouth Fishing Tips: Brush Off The Cold And Brush Up Your Skills”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:everything-smallmouth.com ”Spring Smallmouth Fishing Tips: Brush Off The Cold And Brush Up Your Skills”By Christopher Smith Feb 17, 2013
今年は異常なほどの暖冬で雪も少ない年ではありますが、寒くないかと言えばそんなわけがありません。冬は冬です。そしてまだまだ寒い冬が続いていますね。
バス釣りがお好きな方、そして冬でも釣りに行ける地域の方は、寒い冬でもバス釣りをされていることと思います。
私も冬でも釣りをする方だと思うのですが、さすがにハイシーズンに比べるとグッと釣行回数が減ってしまいます。どうしても寒さに我慢するのが辛くなってしまうため、仕方のないところですよね。
寒さを我慢しながら釣りをしている時に考えることといえばやはり「早く春にならないかな」ということです。
誰が決めたかは知りませんが「春夏秋冬」という言葉があるように、なんとなく春は新たなシーズンの始まりという感じがします。冬でも釣行回数が減らない方にとってはそんな気はしないかもしれませんが、ほとんどの方は春がスタートという気持ちがあるのではないでしょうか。
春が来れば、寒いけど思い切って釣りに行こう!などと考えなくても自然とフィールドに足が向かうと思います。
しかし、冬の釣りを引きずってしまい、肝心の春の釣りを忘れたまま出掛けてしまってはいけません。
この記事は、アメリカの獣医であり熱狂的なスモールマウスバスアングラーのクリストファー・スミス氏が運営するスモールマウスバス専門ブログ「EVERYTHING SMALLMOUTH」の記事で、早春のスモールマウスバスの釣りについて解説しています。
来たるべき春に備え、今のうちにおさらいと予習を兼ねて読んでおきたいと思います。
春のスモールマウスバスが釣れる場所
釣行を成功させる確率を高めるための最初のステップは、スモールマウスバスを探す場所を考えることです。 彼らは越冬していた場所から移動し、最終的には産卵場所またはベイトが多い場所に辿り着くために広がっていきます。
湖では、スモールマウスバスの多くはメインレイクの岬のディープに移動します。 基本的には砂利やゴロタ石のようなハードボトムを好みますが、多くの場合ベイトフィッシュの群れの近くになります。
河川では、越冬場所に隣接するシャローエリアに移動し始めます。 湧き水や支流が川に流れ込んでいるエリアが重要となる可能性があります。 泥のボトムやゴミが堆積しているような場所は避けてください。リップラップやゴロタ護岸のようなバンクも探してみてください。
早春のスモールマウスバス用ルアー
氷が融けてきた頃に有効なルアーというのはたくさんありますが、一番釣れるルアーというのは日替わりです。幸運にも以下の3つのルアーを持っていればそこから始めてみればいいかと思います。
この時期はジャークベイトを使うのが大好きです。 すばらしいものがたくさんありますので、どれを選べばいいのか迷うほどです。 私のトップ3は、ラパラ・Xラップ、ラッキークラフト・ポインター(ビーフリーズ)、ラッキーストライク・リッククランSTXジャークベイトです。 ここで重要なのは、水温が低いうちはゆっくり釣りをすることです。 ルアーを数回ジャークしたら、スモールマウスがバイトしてくるポーズ時間をいろいろ試してみることです。 これは、2秒から長ければ2分まで試してみることを意味します。 ボートに回収するまでずっと変えてみてください。
次のルアー候補は、チューブジグまたはラバージグ&クリーチャー系ワームです。 ここでの最大の鍵は、特に強い流れのある川や湖のディープレンジで釣っているときこそ、ジグがボトムにしっかりコンタクトするだけのウェイトのあるものを使うということです。 これは成功するためにはとても重要です。チューブワームにはたくさんの種類があります。 湖なら4インチのチューブ、川なら3.5インチ以下のチューブを使うのが好きです。 ジグヘッドの重さは、ほとんどの場合1/8から1/4の間です。 カラーはそこにいるベイトとマッチさせる必要があります。 バスがベイトフィッシュを食べている場合、パープルは非常に効果的です。
以上を一軍として、さらに加えるとすると、ボールヘッドジグヘッドにカーリーテールグラブをセットしたものをボトム沿いに跳ねさせたり中層をトゥイッチさせてくると、優れたサーチベイトとなります。 またサイレントクランクをゆっくりとリトリーブするのも非常に効果的ですし、スピナーベイトのスローロールにスモールが食いついてくることもあります。 ぜひ早春の一日を楽しんでください!
ここでいう早春というのは、どうやら水温4℃から10℃のことを指しているようです。
早春の定義は地域によって様々でしょうから、この水温を参考になさってください。
ちなみに野尻湖では、スモールマウスが解禁となる4月最終週の水温はだいたい7℃~10℃だと思います。一応この記事の内容には当てはまっていますが、今シーズン(2020年)は冒頭に書いた通り暖冬で雪も降っていませんから、どうなるのでしょうかね。
スモールマウスは冷水性の魚と言われていますが、この水温で大はしゃぎしているほど冷たい水が大好きでもないようです。
野尻湖の春が短いことを察してか、スポーニングのためにまだ寒いけど仕方なくワカサギを食べとくか、みたいな感じだと思います。
ですので、野尻湖の解禁直後の釣れる場所というのは、北風が防げて暖かい場所か温まりやすい場所、またはベイトフィッシュがいる場所という感じになっていますから、ラージマウスバスを探す時と同じ感覚で探せばいいのではないでしょうか。
ルアーについてはこの記事にも出てきたとおり、シャッドやサスペンドミノーが手返しもよくおすすめです。
記事の中にはポーズ時間を2秒から2分と書かれていましたが、さすがに2分は待たなくてもいいと思います(笑)、でも、5秒待つとなると、意外と待ちきれていないことが多いと思いますので、しっかり5秒カウントしてみてください。
私の個人的な意見では、このしっかり5秒ポーズというのが、春のスモールマウスのマジックタイムだと感じています。私の超個人的な意見ですが、よろしければ試してみてくださいね。
そうは言っても野尻湖の解禁までまだまだあります…この記事を読むにはちょっと気が早かったかもしれませんね…。
厳しい季節は続きますが、なんとかふんばっていきましょう。
それではまた。
毎度ありがとうございます!