トップでバスを釣るための7つの約束

2019年6月21日

トップでバス釣り
Photo by luckytacklebox.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”7 TOPWATER BASS FISHING TIPS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:luckytacklebox.com ”7 TOPWATER BASS FISHING TIPS”Written by Andrew Schadegg

夏のバス釣りの代名詞と言ってもいいほど、誰もが夏になったら釣りたいと願う釣り、それがトップウォーターのバス釣りではないでしょうか。

トップウォーターでバスを釣ったことのある方であればかなり多くの方が最もエキサイティングだとおっしゃるのではないかと思います。

トップに出るバスというのはそれほど爆発的で、突然で、心臓がバクバクします。

ちなみにタダ巻きでポコポコ音が出るようなノイジー系トップルアーが一番びっくりする出方をするので、トップ系の愛好家の方々からはそういうルアーのことを別名「ハートブレイカー」と呼ばれて恐れられています(笑)

釣りたいけど、怖いんですよね。

それくらい、大の大人がキャッキャ言いながら楽しめるトップウォーターのバス釣り。これがしかし、なかなか思うように出てはくれないものですよね。

夏になったらこれを投げようと思って買ったトップォータールアーがあったとしても、釣り方の基礎を忘れてしまってはいけません。一番簡単で一番難しいと言われている不思議なジャンル、トップウォーターには覚えておいたほうがいいことが結構あるようです。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Lucky Tackle Shop」のブログ記事で、トップウォーターの釣りをより楽しくするためのヒントを7つ、共有してくれています。

トップが好きな方も、これから好きになる予定の方も、ぜひ読んでみてください。

動かさないこと

引用文(タップすると開きます)

Poppers, walking baits, frogs or any topwater you can work fast or slow deserves a couple of extra seconds sitting on the water after you cast it out. The old adage of “let the rings dissipate” after casting is true. Many times you’ll get hit before you move it.

ポッパー、ペンシルベイト、フロッグ、他にも早く動かしたり遅く動かしたりするトップルアーはありますが、キャストしたらまずは水面で充分に止めておくことです。よく言われている「波紋が消えるまで待て」という古い言い伝えは本当なのです。 そろそろ動かそうかなと思った瞬間に食ってくることが多いはずです。

速く動かす

引用文(タップすると開きます)

Just like with many subsurface bait, cadence is key to topwater fishing. It’s easy to get stuck in a rut and work the bait the same way every time. Try smoking that sucker across the water, way faster than you normally would. You’d be surprised how often you get slammed.

水中で使う多くのルアーと同じように、トップウォーターの釣りはリズムがカギです。 毎回同じようにルアーを動かしてしまいワンパターンになりがちです。 水面で小魚を追いかけているバスのごとく、思ったよりもずっと早く動かしてみてください。 速く動かしたときのバイトの多さに驚くかもしれません。

穴を探すこと

引用文(タップすると開きます)

A lot of us love to blast a topwater as far as we can chuck it to cover the maximum amount of water. This isn’t always the best way to fish them. Try short, targeted casts. Under docks, beneath tree limbs or any place you might think to “flip” a bait normally.

私たちの多くは、広い範囲を効率よくカバーするためにロングキャストして水面が割れるのが好きなものです。 ただしそれはバスを釣るための最良の方法ではありません。 ターゲットを絞り、ショートキャストを試してください。 桟橋の下、木の枝の下など、普通ならフリッピングをしようかと思うところです。

フッキングは…待つ

引用文(タップすると開きます)

This is the hardest thing to do when that 7 pound slaunch-donkey comes barreling out of the weeds to destroy your Spook. You gotta wait before ripping on him. Give him a chance to come down with the bait and dive under the water, then set the hook.

これは、太っといビッグバスがウィードから飛び出してルアーを襲ってきたときにやるべき最も難しいことです。 このときはフッキングを急いではいけません。 フッキングをするのは、バスがルアーと一緒に水中に潜っていくチャンスを与えてからにしてください。

フックを交換しておく

引用文(タップすると開きます)

This is true of all your reaction baits, but after you’ve lost a double-digit at the boat because he bent out all your stock treble hooks (which happened to me), you’ll switch them out quick. Get some sturdy ones, like Mustad Triple Grips, and start swapping. It’ll be worth it. Trust me.

これはすべての巻きモノ系ルアーに当てはまるのですが、10パウンダーをボート際でバラしてしまった原因がフックを全部伸ばされてしまったから、なんてことは起きるもので(私がそうでした)、こうならないために速やかに交換しておきましょう。Mustad Triple Gripsのような頑丈なものを手入して、交換してください。 それには価値があるはずです。 私が身を持って知っています(笑)

ルアーローテーションしよう

引用文(タップすると開きます)

Just because they stopped blowing up your buzzbait, doesn’t mean the topwater bite is over. A lot of times I’ll work a Plopper or buzzbait in the morning and then switch to a popper, walking bait or frog during the day. They may still be looking up, but just want something slower.

バスがたとえばバズベイトに出なくなってしまったからと言って、トップウォーターに出なくなったとは限りません。 朝のうちはプロップベイトやバズベイトに何度も出たかもしれませんが、日中はポッパー、ペンシルベイト、フロッグに切り替えます。 バスはまだ上を見ているのかもしれませんが、もっとスローに動くものが欲しいのです。

諦めないこと

引用文(タップすると開きます)

A lot of new anglers are intimidated by topwater fishing. Don’t be discouraged because you miss a few fish… (and you will). It might be a timing issue or maybe you don’t have the right rod, but don’t stop working on it and learning the technique. It will pay off, big time!

バス釣りを始めたばかりの人は、トップウォーターの釣りが難しいと考えがちです。 もし何匹かバスをバラしたからと言って落ちこまないでください…(そりゃあ落ち込みますけどね)。 それはタイミングの問題かもしれませんし、もしかしたらロッドが合ってなかっただけかもしれません。ですので、トップに取り組むこと、テクニックを学ぶことをやめないでください。 いつかかならず大きな成果が出るはずですよ!

トップでバスを釣るための7つの約束
Photo by luckytacklebox.com

トップウォーターの釣りは確かに、上級者向けの釣りだというイメージがあります。

しかしやってみると意外とあっさり釣れるのもトップの釣りで、はじめに申しました一番簡単で、一番難しい釣りというのは本当に的を得た言葉だと思います。

私がまだまだ野尻湖初心者だったころ、初めてスモールの40アップを釣ったのはトップウォータールアーでした。

スミスのキャスパーというペンシルをロングキャストでオーバーハングの中に(たまたま)投げ入れ、少し待ってちょんと動かしたらズバーッと出ました。

その頃の私はタックルボックスにマジックで1センチずつ目盛りを書き込んだものを使っていて、タックルボックスにバスを乗せてサイズを計っていたのですが、そのサイズを超えて計測不可能なバスにビビリまくり、手がブルブル震えていたのを今でも覚えています。

しかも、その後の1投でまた40アップが…トップウォーターで2投連続で40アップは私の釣り経験の中でもそれっきり起きていない出来事ですが、私の釣りの歴史の中でも前半の出来事ですので、決して上級者専用の釣りではないと言ってもいいでしょう。

逆に、あのころに比べればいくらかは上手になったのに、同じようなことは起きないんですよねえ。不思議ですねえ。

私もしっかりここに出てきた7つのヒントをもう一度おさらいし、肝に銘じてトップの釣りに出掛けたいと思います。

そうそう、一番難しいのはアワセを急がないことですよね…。わかってます。わかってはいるんですが…みなさんはちゃんと待っていられますか?

それではまた。

毎度ありがとうございます!