もっとバスを釣るために気付くべき10のこと

釣りは上達するために色々なことをやりますが、釣りをしていない時にやることと、釣りをしている最中にやることがあります。意外と見落としがちなことが、釣りをしている最中にはたくさんあるようです。釣りの最中にこれに注意すると、釣果は上がるようですよ。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”10 WAYS TO CATCH MORE FISH”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:lurenet.com ”10 WAYS TO CATCH MORE FISH” August 26, 2016 By Jeff Samsel
私たちは釣り人ですから、釣りができるだけでも楽しいものですが、結果としては、できればいっぱいバスが釣れたらもっといいなと思いますよね。
マラソンランナーなら走れるだけでも楽しいかもしれませんし、サッカー選手はボールを蹴れるだけでも楽しいでしょう。でも、もっと速く走れたら、相手チームに勝つことができたら、やっぱりもっと嬉しいでしょうからね。釣りも同じですよね。
そのためには、ただ釣りをしているだけではなかなか結果に結びつけることはできません。
キャストなどの技術的なトレーニングをしたり、バスのことを調べてみたり、道具にこだわってみたり、やることはたくさんあります。
それらすべての努力がバスをもっと釣るための直接的または間接的な積み重ねとなり、遅かれ早かれ、自分の望む結果が叶う、または望む結果に近づいていくことが、釣りのいいところです。
ところで、その努力の積み重ねというものは、主にどこで行われているでしょうか。
こんなに自称釣りが大好きな私でも、釣りをしている時間と釣りをしていない時間とを比べれば、圧倒的に釣りをしていない時間の方が長いんです。
私の努力の時間のほとんどは、正直言いますと、家の中でのことが多いのです。
ネットや雑誌などで情報を集め、他人の釣果情報を参考にし、次の釣行までに欲しいルアーやタックルを揃え、それを釣行の中で試してみる。それがせいぜい、私の努力です。
しかし、プロは違います。
何が言いたいのかといいますと、トーナメンターやプロガイドの方々は、もしかしたら釣りをしている時間の方が長いくらいですから、「釣りの最中」に、もっと釣るための努力をするんですよね。
私は釣りの前に、予備知識という部分に多くの時間を使って、実際の釣りの最中はそれをイメージ通りこなすことに集中しています。
対して、プロは予備知識には決して先入観や偏見を持たずに、実際の釣りの最中に試行錯誤をする。それくらい違うんですよね。
では、そんなプロたちは釣りをしながら、どんなことに集中しているのでしょうか。
この記事は、アメリカのルアー通販ショップ「Lure NET」のブログ記事で、バス釣りをしながら注意することでもっと釣果を伸ばせる要素を10個、紹介してくれています。
これまで無意識に気にしていたことも、まったく気にしていなかったこともあるかもしれません。
早速その10個について読んでいきましょう。
ルアーの後ろの水中を見ること
バスがルアーの後ろを付いて来てバイトしないということが時々ありますが、これはかなり正解に近づいているということです。リトリーブを少し変えたり、同じルアーの別のサイズやカラーを試してください。
バスの後ろの水中を見ること
バスが釣れた時にそのバスの後ろに他のバスが追って来ている場合、これは良いポイントにいて、バスは餌をめぐって競争しているということです。 同じ場所にキャストを増やし、積極的なプレゼンテーションをしましょう。
水の色を見ること
水の色はバスを釣るための教科書とも言えるものです。これは、バスのフィーディングの仕方や、カバーへの付き方などに影響し、多くの要素を決定する根拠となるものにあたるためです。 ただし、釣りをしているときは、特に水の色の変化や水質の境い目に注意してください。たとえば、波が当たるバンク際の水が濁って濁りの帯を作り、その濁りをバスがカバーとして使用する可能性があるためです。
水温を見ること
水の色と同じく、これは大きなテーマです。 ボート釣りをしていて、魚探に水温の表示がある場合は特に、1日を通して変化する水温やエリアごとの水温差に注意してください。 これは、特に夏の暑いときや冬の最も寒い時期に、バスの行動に大きな影響を与える可能性があります。
天気に注意すること
繰り返しになりますが、天気の変化とそれがバスの活動にどのように影響するかを注意深く考え、どうアジャストすることが必要かを考えてください。 また、風の方向と、それがバスの居場所にどのように影響するかにも注意してください。
ベイトを観察すること
当たり前のように思われるかもしれませんが、これは見過ごされがちです。 ベイトフィッシュ、昆虫、カエル、その他のベイトとなっている可能性のあるものを発見した場合は、そのサイズ、形や色、アクションに注意してください。
鳥を見ること
ベイトを探している時に、鵜、サギ、カワセミ、またはベイトフィッシュを食べる他の鳥を見つけた場合、特に鵜がウロウロして潜っている場合や、それらの鳥が完全にハンティングモードになっている場合は注意してください。
釣れたバスの針の掛かり方を見ること
釣ったバスがルアーを深く咥えている場合、バスはあなたがしていることが好きなようです。このときは何も変更しないでください。 ミスバイトが多い場合や、釣れても針掛かりが浅いような場合は、プレゼンテーションを遅くしたり、他にも微妙な部分を変えてみてください。
バイトした状況をよく覚えておくこと
バスのバイトがあった時は、常にできるだけ多くのことに注意してください。 ルアーはどう動いていたか? バンクやボトムに何か特徴的なものがあったのか? ドラッギングしていた場合ならボートがどこを通ったのか? そこは他のスポットとどこがどう違うのか? 挙げればきりがないはずです。
プライドに邪魔されないこと
最後に、プライドに邪魔されないでください。 一緒に釣りをしている人が釣っているのに自分が釣れていないのなら、ルアーや色、あるいはシンカーの重さなどは積極的に変えてください。 タックルがまったく同じ場合は、ほかにどんな違いがある可能性かあるのかを細かく分析します。 どうしてもうまく行かない場合は、相手に聞くべきです。

これがですね、意外と難しいんですよね。
釣れていない時は、「なんで釣れないのかなあ~?もしかしてこれかな?」などと言っていろいろ考えて試したりはできるのですが、釣れていない時にやることなので、結局はあてにならないことも多いんです。
でも、チェイスがあった時や、バイトがあった時、そしてバスが釣れた時、こんな時こそ大きなヒントがあるはずなのに、興奮しているために、今どうやったか、覚えてないんですよね(笑)
ここが難しいところ。
ミスバイトがあった時にフックの大きさを変えてみるですとか、ラインブレイクしたらドラグを緩くしてみたりですとか、失敗から学べることはまあまあできると思うんです。
でも、小さな成功からは、大きな学びがあるはずなのに、なぜかできない。
この記事に出てきたことの多くは、そんな部分をアジャストすることでしたね。
きっと、アメリカ人も日本人も、同じようなものなのでしょうね(笑)
当たり前のことを言うようですが、私たちには天気を変えることも、水温を変えることも、流れを発生させることもできません。
より良い結果を求めるならば、私たちが今起きていることに合わせるしかないんですよね。
私個人的に一番難しいのが、最後のプライドのところです。
これで間違っていないはずだ。自分は正しいはずだ。みたいなプライドや思い込みみたいなものが私にはあるので、まずはそこを鍛錬しないといけませんね。
でも、それでもっと釣れるなら、できるような気もしてきました。
皆さんにとっては、どの部分が一番重要だったでしょうか。
もしそういう部分があったとしたら、次の釣行が楽しみですね!
それではまた。
毎度ありがとうございます!