オカッパリの場所選び

2017年3月27日

オカッパリの場所選び

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Selecting Good Shore Fishing Locations for Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassfishingtips-tactics.com”Selecting Good Shore Fishing Locations for Bass”(海外サイトです)

 

オカッパリで釣りをしていると、「あの届かない沖にはきっとパラダイスが広がっているんだろうな…」なんて思ってしまうものですよね。

ボートで釣っていると、「ああいうところをオカッパリでやれば釣れるんだよなあ…」なんて思っているものですが(笑)

まったく、釣り人ときたら、無い物ねだりなもんですね(笑)

 

だいたいオカッパリで釣りができる範囲というのは岸から数十メートルがせいぜいですから、釣り場全体から考えたらほんのわずかな範囲なわけです。立ち寄れない場所もあるわけですし…ね。

そんなオカッパリで釣るために大事なことというのはたくさんありますが、一番大事にしなければならないのは、「どんな場所で釣るか」というところではないでしょうか。

この記事は、オカッパリで釣りをするときの「場所の決め方」についてどんなことに気を付けたらいいのかということが挙げられています。

自分のよく行くフィールドがいくつかある場合は、そのフィールドのそれぞれどんな時に釣れたかをイメージしながら読んでみたらいいかもしれませんね。

それでは読んでみましょう。

 

1.その季節に合った場所で

The season of the year since it definitely plays a major role in the movement of both bass and baitfish. As an example, if you’re fishing in the spring, you need to focus on shallow, hard-bottomed spawning flats. On the other hand, if it were the heat of the summer, shore areas close to drop-offs and points would be a better bet since many bass have moved from the shallows.

バスとベイトの両方の動きに間違いなく大きな役割を与えているのが、季節です。たとえば、春に釣りをする場合、ハードボトムでスポーニングに適した場所に集中する必要があります。一方、夏の暑いときであれば、多くのバスがシャローエリアから移動するため、シャローエリアからのドロップオフや岬などはより良い挑戦になるでしょう。

 

2.どこへ行くか

The kind of water you are fishing is also key. Is the waterbody a river, stream, lake, pond or reservoir? Each type of waterway will have its own unique kinds of cover and shoreline obstacles (heavily vegetated or heavily developed for instance) and therefore must be accounted for from the outset.

釣りをしているフィールドの種類も重要となり得ます。そこは大きな川、河川、湖、池、それともリザーバーでしょうか。それぞれのフィールドには独自の種類のカバーと岸沿いの障害物(護岸されているかいないかも含め)がありますので、そもそものフィールド選びが重要であるのです。

 

3.カバー&ストラクチャー

Different waterbodies also have different types of structure and cover that will be in close proximity to shore. Therefore some areas maybe great in one season but not in another.

水域が変われば、カバーやストラクチャーも変わり、岸と綿密に関係しています。したがって、一部の地域はあるシーズンでは素晴らしかったかもしれませんが、別の地域ではそうでもないことがあります。

 

4.透明度を見る

Another important characteristic is the water clarity because it has a direct bearing on the depth both baitfish and bass use and whether they will be present or not.

もう一つ、ベイトフィッシュとバスの両方がそこにいるかどうか、またいるとすればどの深さにいるかということに直接関係してくるため、水の透明度は重要な特徴です。

 

5.何を食べているか

The type of baitfish and forage is also important since the forage prefers different environments and the proximity of those environments to a shore fishing location is keenly important when bass are actively feeding.

ベイトフィッシュやその他のベイトの種類によりそれぞれ好む環境が異なるため、その種類が重要で、バスが今、積極的にフィーディングしている環境に近い場所で釣りをすることが非常に重要になります。

 

いちばん大事なこと

Bass and other gamefish use their ability to detect vibrations for feeding and to avoid danger. When vibrations arise that are not normal for the area, near-shore bass often become spooky and become inactive so strive to be quite and maintain a low profile when fishing from shore …

バスや他のフィッシュイーターは、フィーディングをするためと、危険を回避するために水中の波動を検知する能力を使います。近くでおかしな波動が発生すると、岸近くのバスはしばしば不安になり動かなくなるので、岸から釣りをするときには静かに、そして低い姿勢を保つよう努力します。


 

この1~5のことっていうのは非常に大きな視点ですが、オカッパリで釣れるようになるには、最低でもこの1~5のことについて考えなくてはならないということですね。

それプラス、もっと小さな視点、たとえば水温だとか、流れだとか、影だとか。

オカッパリでよく釣っている人っていうのは、こういう大きな視点から場所を決めて、小さな視点でバスの居場所を絞っていく作業を完璧にこなしているんですよね。

文章にすれば簡単そうに見えますが、実際に釣れるようになるまでに自分で身に付けたデータ量っていうのは、無意識のうちにまあまあ膨大なものになっているのではないでしょうか。

ここに挙げられた1~5については、答えが書いてありませんでしたよね。

その答えをはじめから書いてしまうより、自分のフィールドのことをもっと調べて、釣りをしたときのデータをよく覚えておいて、そのデータを活かして、効率よく立ち回る。でも失敗もたくさんする。

その繰り返しで上手くなる。

それこそがオカッパリの楽しさ、バス釣りの楽しさということで、この記事は楽しさを残してくれているんだと思います。

有名ポイントだからそこへ行く、どこどこが釣れているらしいから行ってみる、というのでも充分楽しいんですが、自分の考えに基づいて釣った1本はまた別格の楽しさがありますのでね、答えより過程を楽しむつもりで長く釣りを楽しみましょうね。

でも、最後の「静かに、低く」これは絶対ですよ!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!