カーリーテール(グラブ)の実力、わカーリーますか!?

カーリーテール(グラブ)の実力、わカーリーますか!?

カーリーテールワームやグラブといった系統のワーム、皆さんは使っていますか?昔は基本中の基本だったもので、特に初心者さんにはなくてはならないルアーでした。現在はそれほどではないかもしれませんが、それは釣れなくなったからではありません。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”PUT A “TWIST” IN YOUR FISHING ROUTINE”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com ”PUT A “TWIST” IN YOUR FISHING ROUTINE”FEBRUARY 14, 2021

皆さんは、カーリーテールワーム、またはグラブのようなテールがくるっと曲がったワームをお使いになってますでしょうか。

このカーリーテールワームまたはグラブというワームは、ワームの中でもかなり長い歴史を持つ部類のワームで、昔から特に初心者アングラーさんにとって最初のバスをもたらしてくれる、非常に重宝されるワームでした。

現在もこの手のワームの愛好家の方はいらっしゃいますが、残念ながらかつて主流だったカーリーテールやグラブは、他の新製品に浸食され、みなさんのタックルボックスから消えかかっているのが真実ではないかと思われます。

ところで、我々アングラーという人種には2通りいるということをご存知でしょうか。

ひとつは、流行に敏感で、いちはやく新しいルアーやテクニックで釣果を実感したい、いうなればマジョリティーアングラータイプ。

もうひとつは、人と違ったことをして釣果をあげることに喜びを見出す、いうなればカウンターアングラータイプ。

これはどちらが良いとか、どちらが優れているという話ではありませんし、これは誰しもが両方の性質を割合として持っているものではないかとも思うんです。

たとえば私の場合は、新しいもので釣りたい割合と他の人と違う釣りで釣りたい割合が2:8くらいくらいの、カウンターアングラータイプだと自覚していますが、割合は違えど、他の方もいくらかあると思うんですよね。

それでですね、それがどういうことかといいますと、マジョリティーアングラータイプには「新しいものはバスにとっても見慣れていないものだから釣れる」という考えがあり、カウンターアングラータイプには「あまり使う人がいないからバスが見慣れていないから釣れる」という考えのものとに戦略を立てると思うんです。

結局のところ、バスは見慣れていないものが大好きで、知らないものは口を使って確認したがる好奇心旺盛な生き物だというのを、私たちは共通の感覚として知っているんですよね。

さあ、そこで私が今回ご紹介したいのが、このカーリーテールワームとグラブというルアーなんです。

この記事は、アメリカの釣り専門ウェブ新聞「The Fishing Wire」のコラム記事で、カーリーテールを使ってみようという内容の記事になっています。

なぜそんな記事があるのかと言えば、それはやはり、釣れるからでしょう。

ぜひ読んでみてください。

 気になるところだけ読んでもOKです 

タックルボックスにカーリーテール&グラブを

引用文(タップすると開きます)
Made from soft-plastic, these swimming grub bodies can be found in pretty much any color imaginable, but most anglers stick to a handful of tried and true favorites. Tennessee shad (clear/green), lemon meringue (pearl white/chartreuse), and black/chartreuse typically hold the top spots in most angler’s boxes, but every lake has a particular “hot” color. For instance, anglers on Lake Conway would feel naked without a sampling of twister tails in electric chicken (pink/chartreuse), and Lake Nimrod crappie hounds often tout purple/chartreuse as the color combination to beat. Rigging a twister tail is as easy as fishing gets. Hold the grub next to a jighead that’s appropriate for the size of the lure to see where the bend of the hook begins. Insert the hook in the center of the grub’s front and thread it through until you reach where the hook should come out. Push the hook through the plastic, lining up it up with the seams left on the lure from its manufacturing process. This will ensure the lure runs true and doesn’t swim to one side or the other. To maximize the action of the tail and prevent line twist, hook the lure so that the bend of the hook and the bend of the curly tail go in opposite directions. The weight of the jighead you use depends upon the depth and conditions you’ll be facing. Most anglers use the least amount of weight they can while still being able to feel the lure as it glides along. The lighter the jighead, the slower the bait will need to be worked to maintain contact. For 2- to 3-inch twister tails, select weights ranging from 1/32-oz. for shallow water and calm days to ¼-oz. for water over 20 feet deep or windy fishing conditions. For most fishing situations for crappie and walleye, a 1/16- or ⅛-oz. jighead paired to a 2-inch twister tail is hard to beat. For bass and walleye, the same weight jighead impaled into a 3-inch twister tail will get the job done. There’s no wrong way to fish a twister tail, but a few methods prove more successful than others. A simple cast-and-retrieve approach is favored by most anglers, with the angler varying the speed to match the depth and weight of the lure. Crank the handle of your reel just fast enough to keep the lure suspended above the bottom as it swims back to you. Count down from when the lure hits the surface until you see slack form in the line, indicating the lure touched the bottom, then pop it up and begin your retrieve. On the next cast, count to just before the lure hits bottom again and begin cranking slowly and steadily. An occasional pop of the rod tip may trigger a strike from a following fish. The lift-and-drop technique can also entice a bite, especially from more lethargic fish. Cast the lure and wait until it touches the bottom. Then pull up with the rod, crank the handle a few times to pick up the slack then allow the lure to glide back to the bottom. Most strikes will come as the grub slowly falls back to the bottom. Give a sharp snap of the wrist to set the hook, and enjoy the fight.

この手のワームというのは、考えられるほぼすべてのカラーがラインナップされていることが多いのですが、だいたいのアングラーは自分がこれまで使ってきた中でお気に入りのカラーというものがあるようです。たとえばクリア/グリーン、パールホワイト/チャート、ブラック/チャートなどがそうですが、だいたいはそのフィールドごとに有効なカラーがあり、それに従っています。たとえば、コンウェイ湖のアングラーは、エレクトリックチキン(ピンク/チャート)のグラブを釣れた試しがなくとも持って行ったほうがいいと感じるでしょう。ニムロッド湖のクラッピーアングラーは、紫/チャートのカラーが釣れると言っているのをよく目にします。

カーリーテールやグラブのセッティングは簡単です。ルアーのサイズに合ったジグヘッドをワームの横にあてがい、フックのベント(曲がりが始まる)位置を確認します。グラブの鼻先のど真ん中からフックを挿しこみ、針先を出すべき場所(さっき確認した位置)まで通します。フックをワームに通す時は、ワームの継ぎ目を目印にします。これによりルアーが真っすぐになり、泳がせた時にワームがクルクル回らなくなります。ラインのヨレを防ぎつつテールのアクションを最大化させるには、ワームのテールが曲がっている方向と逆の方向へ針先を出すセッティングにすることです。

使うジグヘッドの重さは、釣りをするレンジなどの条件によって異なります。多くのアングラーは、ルアーを泳がせた時の抵抗を感じられつつ、できるだけ軽いジグヘッドを使います。ジグヘッドが軽いほど、ゆっくりとアクションさせることができます。2〜3インチのグラブの場合、風のないシャローであれば1/32オンスくらいを使い、 水深が6メートルもあったり風の強い日であれば、1/4オンスくらいまで使います。バスを釣る場合は3インチグラブに1/16~1/8オンスのジグヘッドの組み合わせが王道です。

カーリーテールやグラブを使うのに間違った方法はありませんが、有効な使い方というものはあります。シンプルに投げて巻くというアプローチが多くのアングラーに好まれており、釣るレンジやジグヘッドの重さに合わせてスピードを変えます。このときはルアーが狙ったレンジを通ってくるようにハンドルを巻くスピードを調節します。ルアーをキャストしたら、カウントしながらラインがたるむまでフリーフォールさせます。ラインがたるむということはルアーがボトムに着いたことを示しますので、ロッドを立ててリトリーブを開始します。次のキャストでは、先ほどボトムに着いたカウントの直前でハンドルをゆっくりと巻き始めるようにします。このとき、ロッドティップを時々ポップさせると、追ってきたバスがバイトするきっかけになることがあります。

また、リフトアンドフォールのテクニックも、特により無気力なバスからのバイトを誘う可能性があります。ルアーをキャストし、着底するまで待ちます。次に、ロッドを立てて、それで出たラインスラックをハンドルを回して回収し、ルアーをカーブフォールさせます。バイトの多くは、グラブがゆっくりとボトムに向かってフォールしている時に来ます。ロッドを鋭く立ててフッキングしたら、ファイトを楽しんでください。

カーリーテール(グラブ)の実力、わカーリーますか!?

この記事ではグラブやカーリーテールはスイミングで使うというのが最もポピュラーな使い方だと解説されていますが、実際はもっとバーサタイルだと考えてもいいでしょう。

たしかに、テールをカールさせて作られているということは、泳がせている時が一番その目的を果たしていると言えるのですが、止まっている時でもテールは水流で勝手にゆらゆらと動き、少しの動き出しでもテールが伸びようとしますので、あらゆるリグに対応できる非常にメリハリの効いたワームだと言えます。

私が特におすすめすしたいのは

  • ジグヘッドリグのストレートリトリーブ
  • グラビンバズ(グラブのノーシンカーで水面ピロピロ)
  • キャロライナリグ&スプリットショットリグ
  • テキサスリグ

あたりでしょうか。

泳ぎっぱなしのリグでも良し、止めて使うリグでも良しなんですよね。

細身のカーリーテールならダウンショットで使っても効果大です。

当店おすすめのグラブと言えばなんと言ってもゲーリーヤマモト4インチグラブです!

全ての基本、世界の王道と呼んでもいいほどの逸品です。

こちらは限定カラー

カーリーテール(グラブ)の実力、わカーリーますか!?

グラブにはサイズバリエーションがあるのも魅力ですよ。

狙うバスが大きい時、ラバージグのトレーラーなどには5インチスーパーグラブ

タフったときやベイトが小さい時は3インチ

ゲーリーヤマモト4インチカーリーテールワームはウィードエリアでの実績が高いですね。

釣れるカラーでトーナメント志向のサワムラカーリー4インチもお忘れなく

品薄でごめんなさい、実績十分のジークラックムーンカーリー3インチ

カーリーテール(グラブ)の実力、わカーリーますか!?

私の持っている写真はスモールマウスバスのばかりですが、もともとは日本ではラージマウスバスを釣るために売られていたものですから、当然ラージマウスバスにも効きます。

バスはこのカールしたテールが、今も変わらず大好きなんです。

今、あまり流行っていないからといって、タックルボックスに入っていないのはもったいなさすぎますし、使っている人が減ってしまった今こそ、初心者さんを含めどのアングラーさんにも有効なワームではないかと思います。

ぜひ、あらゆるフィールドでお試しくださいね!

それではまた。

毎度ありがとうございます!