【バス釣りの小ネタ】ローカルルアーが釣れる2つの理由

ローカルルアーバス釣り

ローカルルアーとは、インディーズブランドが製造するルアーや、カスタム屋さんが別注する地域限定のルアーのことを指しています。このようなルアーが大手ルアーメーカーのものよりよく釣れるという評判は聞いたことがあるかと思いますが、その理由について考えてみました。

こんにちは!店長の小山です!

本日は小ネタになりますが、ローカルルアーがなぜ釣れるのかという理由についてあくまでも自分の考えですが、書いていこうと思います。

ローカルルアーとは何か?

まずはローカルルアーとは何かということについてですが、ローカルルアーというものがはっきりと定義されているわけではないかと思いますが、なんとなくのイメージでいいますと

  • 地元のインディーズブランドが製造しているルアー
  • 地元のショップさんなどが大手メーカーに別注しているカスタムカラー

こんな感じではないかと思います。

大手メーカーさんよりも資金力がなかったり、逆にそもそも多くの生産量を必要としていなかったりと、何らかの理由で全国的には流通していない地域限定のようなルアーがローカルルアーと呼ばれるものではないかと思います。

このように書いてしまうと、ローカルルアーには全国に通用する力がないようなイメージを与えてしまうかもしれませんが、私的にはむしろ逆に感じます。

ローカルルアーが大手ルアーメーカーの製品を上回る釣果を叩き出してしまう例はいくつもあり、常に売り切れ状態だったり、特定のカラーだけが手に入らないという現象が起きたりするんですよね。

なぜそんなことが起きるのか。私の考えでは、2つの理由があります。

使っている素材が違う

ちょっと嫌な書き方をしてしまいますが、大手メーカーとローカルブランドでは、製造の規模、つまり相手にするお客さんの数が圧倒的に違います。

大手メーカーが目指す製品というのは、多くのファンが受け入れやすいもの、親しみやすいもの、現在ブレイクしている流行のもの、クレームの少ないもの、といった要素をクリアした、多くの人が納得するものでないといけないのではないかと思います。

大手メーカーが目指すのは大勢のアングラーが欲しいと願うもの、いうなれば最大公約数を求めるものづくりだと思います。

対してローカルブランドは、ホームフィールドにおいて圧倒的な釣果を出そうと考え抜かれた製品づくりを目指すことが多いような感じがします。言うなれば少ないアングラーたちだけが釣れればいいという最小公倍数的な製品になるのではないでしょうか。

ここで大きな差が出るとしたら、私は素材なのではないかと思うんです。

特にワームの素材についてはよりデリケートで、フックセット次第では1回のキャストで身切れしてしまうこともありますが、大手メーカーがこれをやってしまうと、クレーム対応に追われて大変です。

ローカルブランドの製品もこの点は同じなのですが、やはり規模の違いから、受けるクレーム処理のコストを想定するよりも、より釣果を求めた素材での開発に軸足を置いているのではないかと感じています。

あなたのお住まいの地域にもローカルルアーブランドがあるかもしれません。もしありましたら、この素材について注目してみてください。

ラインナップされているカラーが違う

釣れるルアーについて語るには要素が多すぎるのですが、ひとつ言えるのがカラーです。

同じルアーで同じ使いかたをした場合、釣果が分かれるとしたらカラーの違いになるからです。

そのため、ルアーメーカーによっても異なりますが、ほとんどの大手メーカーのルアーでは10色から多くて20色以上もラインナップされています。

対してローカルブランドのルアーは5色前後、多くて10色程度なのではないでしょうか。

これが資金力の差と言えばそうかもしれませんが、ローカルルアーの目的のひとつには、地元のフィールドで圧倒的な釣果を出すということがあったりするので、高い実績のあるカラーだけがあればいいのです。

それはそのフィールドにいる個性的なベイトに合わせたカラーなのかもしれませんし、理由は分からなくても、これまでの経験上またはデータ上そのフィールドでなぜかよく釣れるカラーなのかもしれません。

たったそれだけですが、他のルアーよりもよく釣れる理由になりますね。

独自性はルアーの強み

素材であれ、カラーであれ、大量生産される大手メーカーのルアーと違うのは、その独自性です。

人がいない地域の秘境フィールドのバスや、長い冬を越してリフレッシュした春のバスは、ルアーへの反応が良かったりしますよね。

これが、秘境フィールドでも多くの人に知れ渡ってしまったり、春に釣れていたフィールドでも夏ごろにはスレて釣りにくくなったりしますよね。

こんな時こそ、ローカルルアーの強みが出るときです。

バスの目から見えるカラーの違い、素材の違い、またはその両方の理由で、大量生産されているルアーよりもバスの反応が良いことは充分考えられるのではないでしょうか。

それは結局のところ、ローカルルアーという地域限定のような枠を飛び出して、全国的に釣れるルアーの誕生につながっていると感じます。

当店でも、いくつかローカルルアーを取り扱ったことがありますが、いずれも釣れると評判のものばかりです。

Professor ミラージュスティック、ソアリンシャッド

神奈川県のハイプレッシャーフィールドを拠点とするローカルルアーブランドです。

現在当店でのルアーの取り扱いはありませんが、ローカルルアーの存在や有効性に気付かされたルアーブランドであり製品です。

最近は取扱店舗さんも増えてきているようですので、店頭などで見かけましたら使ってみてください。

LOADED for BASS アイクローザースピナーベイト

ヘッド部にあえて柔らかい塗料を使うことで、どんなにハードに使っても塗装ハゲをしないという塗装の強さが特徴のスピナーベイトです。

カラーが落ちないというのはルアーにとって何気に重要なことですし、カバーを攻めに攻めるルアーのスピナーベイトならなおさら。

アメリカ直輸入品ですので、日本では少ないコロラドブレードを持っているところも独自性があっていいですね。

ONE OFF ゴリバグシュリンプ

長年、木崎湖と野尻湖のスモールマウスバスを釣り続けたトーナメントアングラーさんが開発したワーム。

触手などの各パーツを取り外せばルアーの形状が変わることで、ひとつのワームで多くのオプションがあることと、厳選されたカラーラインナップが特徴。

あなたのホームフィールドのバスはこれを見たことがないはずです。

ぜひ試してみてください。

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それではまた。

毎度ありがとうございます!