バスを「もっと」釣るために大切な3つのこと

ただバスを釣るのと、もっとバスを釣るのとでは、似ているようで全然違うものだと思います。もっと釣るにはどうすればいいのか?技術なのか、思考なのか、それともメンタルなのか。これはプロの方に聞いてみたいことですよね。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”How to catch more bass”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bassmaster.com”How to catch more bass”by Bill Lowen|June 16, 2021
釣り人というのは釣りをする人のことですから、魚が釣れなければやはり少なからず残念な気持ちになるものです。
バス釣りは、釣りそのものがかなり面白い釣りですので、必ずしも釣れなくても満足度は高い釣りなのだとは思います。
しかしそれでも、バスを釣ることが目的なわけですから、釣れなかった時よりも釣れたときの方が満足度は高くなるものではないでしょうか。
では逆に、どれほど釣れれば満足か、ということになると、これまた難しいといいますか、人によってかなりばらつきがあるようなことだと思います。
1本でも満足かもしれませんし、10本釣っても満足できないかもしれません。釣ったバスのサイズも関係するかもしれません。
ただ私は、どれだけ釣れれば満足かということを議論したいわけではなくて、どれだけ釣れば満足かを知る、そのためには「もっとバスを釣るために必要なこと」をしなければならないんだなということを言いたいんです。
ただバスを釣るだけではなくて、もっとバスを釣る。
これは簡単なようで難しい話だと思います。
今やってる釣りや、1本のバスを釣った時の延長線上にそれがあるかどうかは分からないからです。
しかし、バスプロの方々や、バス釣りの上手な方というのはまあよく釣るもので、これは、今やってる釣りや1本の釣れたバスから「もっと釣るにはどうしたらいいか」という答えに辿り着くのが上手なのだと思うんです。
そういう話があるなら、聞いてみたいものですよね。
この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのコラム記事で、エリートプロのビル・ローウェン氏が、もっとバスを釣るために必要な物事について解説してくれています。
私にとって重要な話のはずです。耳の穴をかっぽじって聞くことにしましょう。
もっとバスを釣る方法
もっとバスを釣るためにあなたが最初にすべきことは、バスを探し出すことにもっと集中することです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、重要なのです。バスは容赦なく、有史以前からいる生き物であることを理解することから始めます。彼らの考えは私たちには理解できませんし、決して理解することもできないでしょう。
あなたが釣りをしていて、メインレイクの岬にバスがいると思うなら、得意なルアーをいくつか試してみてください。ただし、1日中やって1匹も釣れなかったどころかバイトも無かったとしても文句は言わないでください。バスがそこにいなければ、それはあたり前です。他のアングラーがどう言っていようと、バスプロが何と言っていようと関係ありません。カバー、ストラクチャー、エリアについて、なにか別のことをしてください。
前に釣れたやり方と同じ釣りをしてしまうことは、やってしまいがちなことです(サンデーアングラーもエリートプロも同じです)。私たちは昨日ある場所で釣ったりすると、今日もそこにいるに違いない、または、そこにいるべきだと考えてしまうのです。それは正しいアプローチではありません。
正しいアプローチとは、その場所を試してみることです。バスがそこにいたらそれでOKです。そうでない場合は、別のことをしてください。
次は自信です。これについてもよく聞くことだと思いますが、よく耳にするのは、本当に重要なことだからです。バスは釣れると信じていなければ、あまり多くのバスを釣ることはできません。バイトしないだろうと思われるルアーを投げたり、釣り場へ持って行かないでください。これについて例外はありません。誰かがあるルアーで釣れば釣れると言ったとしても、これで釣ればめっちゃ釣れると言われてもかまいません。
なぜ自信がそれほど重要なのか。これは私も本当は理解できておらず、説明できないテーマです。
私があるルアーであるポイントで釣ったとき、同じ方法で同じルアーで同じスポットを釣れば、同じ結果になるように思います。これを、ある人はそれを信じ、ある人は信じなかった場合、信じた人にはバスが釣れて、信じなかった人は釣れないのです。
私の中でそれを説明できるものはありません。その自信がバスのバイトに直接作用するというものではないからです。それにもかかわらず、私はそれが真実であると考えています。私はそれを何年にもわたって何百回と見てきました。そのため、自信のないものや、バイトして来ないだろうと思われるもので釣りをすることはありません。
自信についての合理的な説明があれば、ぜひ教えてください。
最後に私が話したいことは、少し物議を醸すかもしれません。運についてです。
私はこれまでの歴史の中に最高のアングラーが数多くいると考えますが、人によっては否定するかもしれませんね。いえいえそんなことはありません。魚の本能的な行動を理解してないアングラーには、たまたま釣れたように見えてしまうのでしょう。あるいは、とんでもないルアーを使ってとんでもないリトリーブで巨大なバスを釣ったのを見たのかもしれません。
私たちは皆、ちゃんとフッキングしたはずなのに、バスが口を開けたときにルアーを吐き出された経験があります。それは、ルアーが口の中でうまいことつっかえてただけかもしれません。または、フックがたまたま硬い骨のところで刺さらなかった可能性があります。しかし理由が何であれ、それは私たちのスキルに関係なく、ランダムに起こるものです。
すべてのものとすべてのことについては、科学的に証明できるのかもしれません。しかし、証明できるからといって、それについて分かる、またはコントロールできるという意味ではありません。私たちは自分たちができることをしますが、時にはそれで上手くいき、時には上手くいきません。私はそれを運と呼びます。
次に釣りに行くときは、これらのことを考えてみてください。より多くのバスを釣ることができるかもしれませんし、そうでなかったとしても、それほど気分が悪くなることでもありませんから。

さすが、素晴らしい意見だったと思います。
釣れるならそれでいい。しかし、釣れないときは、違うことを試してみなさい。違うエリア、違うカバーです。そこにバスがいないのだから。ということです。
そうです…これが私には難しいんです。
私の一番悪いところを見透かされたように、真っ先にそのことを言われてしまいました。
本当にこれは、肝に銘じておかなければなりませんね…。
もうひとつ、自信についてですが、自分が信じたルアーを使うことが重要だと言っていました。他人の言うことに耳を貸すなということです。
これは確かにそうかもしれないのですが、もし他の方が釣ったところを実際に(直接でも動画でも)見ていた場合は、その限りではないと思うんです。
その人には釣ることができたのに、自分には釣れなかったのなら、その違いを見つけることは有意義なことだと思うからです。
ただし、エリアや日付が変わってしまえばあまり意味がなくなってしまうので、細かい事は考えず、かなり大きな意味での解釈をしなければならないことに注意しなければいけませんけどね。
そういうことでも、自信につながると思いますのでね。
運については確かに賛否両論あることでしょう。運の解釈も定義も難しいので、結論は出ないと思います。
ビルローウェンはこれについて、自分ができることをやったうえで、うまくいく時はいくし、いかない時はいかない、これが運だと言います。
これもその通りだと思います。
しかし、どうでしょう、たとえば皆さんの中に、自分は晴れ男・晴れ女だ、または雨男・雨女だという方はいませんでしょうか。
自分は晴れ男だから今日も晴れたね。みたいな現象は運というのかどうかもよく分かりませんし、科学的に証明できるのかどうかも分かりませんが、確かにあると私は思います。
自分では完全に自由にコントロールできるわけではないけど、なんとなく傾向があるのであれば、そういう運のようなものも味方につけて釣りができればいいですよね。
まあ、私の場合、一番目のやつが一番重要でしたので、それ以外の項目はひとまず置いといてもいいかもしれません(笑)
皆さんももし、この記事の3つのことに心当たりがあれば、改善してみてください。
もっとバスが釣れるようになるはずですよね!ビル・ローウェンを信じましょう。
それではまた。
毎度ありがとうございます!