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【禁断のバス!?】タイガーバスとは

【禁断のバス!?】タイガーバスとは
Photo by mossyoak.com

皆さんは知っていましたでしょうか。新しいブラックバス「タイガーバス」というものについて。これは新種のブラックバスの名前なのですが、やはりといいますか、ついにここまで来たかという禁断のバスになりうるものなんですね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”TRACKING TIGER BASS AND THEIR GROWTH IN THE SOUTHEAST”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mossyoak.com ”TRACKING TIGER BASS AND THEIR GROWTH IN THE SOUTHEAST” Barry W. Smith |December 11, 2018

日本にいるブラックバスは、ノーザンラージマウスバスとフロリダラージマウスバスとノーザンスモールマウスバスの3種類です。

他にもいくつかの管理釣り場には、ストライプド(ストライパー)バスやピーコックバスなど、厳密に言うとブラックバスではありませんが、バスの仲間となる種も存在していますね。

アメリカでは、実に多くの種類のバスがいるようです。

しかし、今回、新たなバスの種が発見されました。

なんて、実は先にネタバレしますが、その新しい種はアメリカのバス管理釣り場で開発された「タイガーバス」という品種のブラックバスなんです。

このタイガーバスというのが、アメリカでもまあまあ話題になっているようなんです。

話題になるということは、どういうことでしょう。おそらく、なにか特別な特徴があるに違いありませんよね。

私といたしましても、初めて聞いたこのタイガーバスという品種について、やはり興味を持たすにはいられません。

この記事は、アメリカの総合アウトドアメデイア「MOSSY OAK」の記事で、そのタイガーバスの事について書かれています。

遠いアメリカの事で、日本には関係のないことかもしれませんが、気になる方はぜひ読んでみてください。

東南アメリカのタイガーバスを追え

引用文:タップすると開きます
Tiger Bass® is a buzzword among pond owners and bass anglers throughout the Southeast. Word of its success has traveled overseas to such unlikely places as Japan and Italy. What is this fish, where does it come from, and what is the real scoop on its growth.

The name “Tiger Bass” is actually a registered trademark of American Sport Fish Hatchery in Montgomery, Alabama. This name refers to the specific cross developed at American Sport Fish, utilizing its strain of aggressive, pure northern largemouth bass bred with a strain of proven trophy Florida largemouth bass. The purpose of this particular breeding was to create a true F-1 bass that would be easy to catch and have a rapid growth rate. Private lake consultants from Georgia to Texas have distributed Tiger Bass from American Sport Fish to their clients.

The term F-1 is used in the scientific community to denote the offspring resulting from the mating of two different species, subspecies or genetic strains of animals. In this case, F-1 refers to the breeding of the two recognized subspecies of largemouth bass: Florida bass, Micropterus salmoides Floridanus, and the northern bass, Micropterus salmoides salmoides.

All F-1s are not created equal.

The F-1 utilized by state game and fish agencies during the 1960s and 1970s was a cross between a pure northern (native) bass and a pure Florida bass. This is not the same as the Tiger Bass, which was created through a selective breeding program to bite artificial lures more readily (aggressive northern strain), and to grow at a more rapid rate (offspring from trophy Florida bass blood lines). There are many so-called “F-1” bass available today, but most are merely an intergrade bass containing an unknown mixture of Florida and northern genetics. Buyers beware!

タイガーバス®とは、アメリカ南東部の池の所有者とバスアングラーの間で流行語となっているものです。その言葉は、遠く日本やイタリアのような場所にまで知られるようになりました。この魚は何者なのか、どこから来たのか、そしてその成長のことなどについて集めてみました。

「タイガーバス」という名前は、実はアラバマ州モンゴメリーにあるアメリカンスポーツフィッシュハッチェリ―(アメリカの大規模なバス管理釣り場)の登録商標です。この名前は、アメリカンスポーツフィッシュで開発された大型のフロリダラージマウスバスと攻撃的なノーザンラージマウスバスの交配でできた特定の種のことを指しています。この特殊なブリーディングの目的は、釣りやすく、成長率の早いF-1バスを作成することでした。ジョージア州からテキサス州の民間のレイクコンサルタントの手によって、アメリカンスポーツフィッシュのタイガーバスは多くの私有地の池に移植されています。

科学界では、F-1という用語は、2つの異なる種、亜種、または動物の遺伝的系統の交配に起因する子孫を示すときに使用されます。この場合、F-1は、ラージマウスバスの2つの種の交配を指します:フロリダバス、Micropterus salmoides Floridanus、およびノー​​ザンバス、Micropterus salmoides salmoidesです。

すべてのF-1が同等に生まれるわけではありません。

1960年代から1970年代にかけて、国策としてのゲームフィッシュとして使用されたF-1は、ネイティブノーザンバスとネイティブフロリダバスの交配です。これはタイガーバスとは異なり、タイガーバスは、人工のルアーにより簡単にバイトするような育種プログラムによって作成され(攻撃的なノーザンバスの特徴)、より急速に成長します(フロリダバスの特徴)。今日では多くのいわゆる「F-1」バスが存在していますが、ほとんどは単にフロリダ種とノーザン種の遺伝学的に不明に混じりあった種のバスになります。

【禁断のバス!?】タイガーバスとは
タイガーバスのベイトフィッシュ/Photo by mossyoak.com

タイガーバスの成長スピード

引用文:タップすると開きます
Today’s pond owners are certainly more knowledgeable regarding bass management than those of the 1970s. There has been considerable progress, especially among private sector biologists, regarding bass management in ponds. Thinking “outside the box” and challenging many of the paradigms of the 1950s and 1960s has yielded greater predictability in creating outstanding bass fisheries. Changing traditional bluegill-bass stocking from the traditional 10:1 to a 30:1 or even higher has resulted in consistent growth rates in excess of 2 pounds per year. There are also more pond management tools available to biologists and pond owners today than there were in the 70s. We have aeration and destratification systems, automatic fish feeders, liming barges, supplemental forage, such as threadfin shad, golden shiners and tilapia─ as well as an understanding of selective bass harvest. All of these factors contribute to the size and growth rate of bass and the number of trophy bass available to the lake owner.

Growth rates of any strain of largemouth bass are first limited by food. Most bass management experts agree that availability of proper size forage is the key to rapid growth for all bass. In well-managed lakes and ponds in the Southeast, Tiger Bass have shown consistent growth rates, often exceeding 2 pounds per year. The majority of these lakes are well fertilized and have both bluegill and threadfin shad as a forage base. There is an established pattern of exceptional growth from Georgia to Texas, where Tiger Bass are documented gaining 2.5 to 3 pounds per year.

During the fall of 2012 we electrofished a 30-acre lake where the 18-month-old Tiger Bass weights ranged from 2.5 to more than 4.5 pounds. The lake had been stocked at a 30:1 ratio of bluegill to bass and was also stocked with golden shiners and threadfin shad. The larger bass were all females.

We received a report from Mark Hardy of Columbus, Mississippi, stating he had caught numerous bass in his 20-acre lake this fall that were also 2.5 to 4 pounds. These Tiger Bass had been stocked for 18 months and also at a 20:1 stocking ratio.

Ben Dowling, fisheries biologist and owner of Southern Lake Management says, “We have had excellent growth from the Tiger Bass and almost unbelievable growth in some instances. Lake owners that are really good managers and who have ponds in good soil types can’t believe how fast their bass are growing. I have a client, Mr. Bobby Franks of Hale County, Ala., who caught a Tiger Bass that weighed 9 pounds, 12 ounces and was only 32 months old! It does not take long for good news to spread. He has a lake full of 7- to 10-pound bass.”

Mr. Glenn Bugsby of Baldwin County, Ala. reported catching up to four pound Tiger Bass in less than 18 months. The reports continue, as these lakes age, the bass get larger and are still growing at an average of two pounds per year. Bear Lake Fishing Club in Washington County, Ala. have had several bass over 14 pounds caught before the lake was seven years old.

今日の池の所有者は、1970年代の頃よりもバスの管理に関する知識が豊富です。特に民間の生物学者の間では、池のバスの管理に関してかなりの進歩がありました。 既存の枠にとらわれない考えをもって、1950年代および1960年代の多くの矛盾に挑戦することで、バスの管理釣り場としての方向性がより正確に予測できるようになりました。ブルーギルとバスの生存比率を従来の10:1から30:1以上に変更することで、バスが1年でコンスタントに2ポンドを超える成長率が得られました。また、生物学者や池の所有者は、70年代よりも多くの池の管理ツールを利用できます。循環器および酸素供給システム、自動エサやり器、石灰処理バージ、スレッドフィンシャッド・ゴールデンシャイナー・ティラピアなどのベイトフィッシュ、およびバスを間引くなどへの理解があります。これらすべての要因が、湖の所有者が飼育するバスのサイズと成長率、ジャイアントバスの数に貢献しています。

ラージマウスバス系の成長率は、まず食物によって決まります。多くのバスの管理についての専門家は、適切なサイズのベイトの入手をすることがどれだけ早くバスが成長する鍵になるかに同意します。アメリカ南東部の適切に管理された湖や池では、タイガーバスは一貫した成長率を示しており、多くの場合1年で2ポンド(約1キロ)を超えています。これらの湖の大部分は栄養豊富であり、基本のベイトフィッシュとしてブルーギルとスレッドフィンシャッドという2種類のベイトがいます。特殊な例として、ジョージア州からテキサス州のタイガーバスは、1年で2.5〜3ポンドになるところまであります。

2012年の秋、30エーカーの湖で電気ショッカーによる採集を行いました。1年半のタイガーバスの重量は2.5ポンドから4.5ポンド以上にもなりました。湖ではブルーギルとバスの比率が30:1で調整されていたほか、ゴールデンシャイナーやスレッドフィンシャッドも放流されていました。ビッグバスはすべてメスの個体でした。

彼はミシシッピ州コロンバスのマーク・ハーディから、この秋に20エーカーの湖で2.5ポンドから4ポンドの多数のバスを捕まえたという報告を受けました。ここのタイガーバスは1年半の間、ギル:バス比が20:1でストックされていました。

サザンレイクの所有者であり漁業生物学者であるベンダウリングは、次のように述べています。「タイガーバスが素晴らしい成長を遂げました。湖の管理者であれば、このバスの成長スピードには目を見張るはすです。私の顧客に、アラバマ州ヘイル郡のボビー・フランクスという方がいます。彼は生後2年8か月で9ポンド12オンスという重さのタイガーバスを釣りました。良いニュースが広まるのに時間はかかりません。彼の湖には7〜10ポンドのバスがいっぱいいます。」

アラバマ州ボールドウィン郡のグレン・バグスビー氏は、18ヶ月以内で最大4ポンドのタイガーバスをキャッチしたと報告しました。これらの湖では時間が経つにつれて、バスはより大きくなり、年間平均2ポンドで成長し続けています。アラバマ州ワシントン郡のベアレイクフィッシングクラブでは、湖を管理して7年以内に14ポンド以上のバスを数匹キャッチしています。

【禁断のバス!?】タイガーバスとは
Photo by mossyoak.com

タイガーバスの未来

引用文:タップすると開きます
“We have been very pleased with the Tiger Bass,” says Don Keller of American Sport Fish Hatchery. “It has performed well in both growth and catchability. Our clients are pleased, and that makes our life easier. It was always difficult to explain to clients why they could grow a trophy Florida bass and then couldn’t catch it on an artificial lure. We commonly see 1.5 to 2 pounds of growth each year and have seen some really big fish. Neil Schrimshire of Adventure Lake, near Laurel, Miss., had a client who caught a 13- pound, 4-ounce Tiger Bass that was only 5.5 years old. We had a client catch one of our first experimental Tiger bass that was almost 15 pounds in 8 years.

“Producing the Tiger Bass requires a lot of extra hatchery work,” continues Keller. “We place a radio transmitter in each of our brood bass to identify our two strains of bass and to distinguish males from females. It is worth the trouble, this is a great bass for private ponds,” says Keller, “and we have a long list of clients who are pleased with the aggressiveness of the Tiger Bass and its growth potential.” We will keep tracking the Tiger; a new state record may be lurking in your neighborhood.

「タイガーバスには非常に満足しています」と、アメリカンスポーツフィッシュハッチェリ―のドン・ケラーは言います。 「成長と釣りやすさの両方でうまくいっています。お客様は喜んでおり、それが私たちの生活をも助けています。これまで、大型のフロリダバスを育てながらも、ルアーでは釣れにくいという事実をお客様に分かってもらうのは非常に困難でした。それがこれは通常、1年で1.5〜2ポンドの成長が見られ、かなりのビッグフィッシュも見られます。ミシガン州ローレルの近くにあるアドベンチャーレイクのニールシュリムシャーでは、わずか5.5年で13ポンド4オンスのタイガーバスを捕まえたお客様もいました。 8年目には15ポンドに迫る初期に試験導入したタイガーバスの1匹がお客様によって釣られました。

「タイガーバスを生産するには、多くの孵化のための手間が必要です」とケラーは言います。 「私たちはそれぞれのバスの稚魚に無線送信機を置き、2つのバスの種を識別し、オスとメスを分けています。この手間に見合うだけの価値があるのです。これは私有地の池に最適なバスでしょう。」とケラーは言います。「そして、タイガーバスのアグレッシブさとその成長に満足している多くのお客様がいます。」 これはワールドレコードが近所に潜んでいる可能性があるということでしょう。

【禁断のバス!?】タイガーバスとは
Photo by mossyoak.com

F-1という言葉は、トラウトの管理釣り場に通う方であれば聞いたことがある用語ではないでしょうか。

トラウトの管理釣り場には、人工的にF-1交配された多くの魅力的なゲームフィッシュがいます。

またトラウト類は食用としても色々な種同士で交配されており、地元の名産品となっている例もあります。

管理釣り場を運営するにあたって、差し迫る問題は個体数の多さです。管理釣り場の隣にある養殖プールの魚の成長スピードは決まっており、お客さんに釣られれば釣られるほど、その管理釣り場の評判は上がり人気は出ますが、個体数の補充が間に合いません。それが今度は評判の下落を招いてしまいます。ですので、人気のある管理釣り場ほど個体数の確保に奔走していることと思います。

その問題に対応するために、成長の早い種が開発できないかということで生まれたのがトラウト管理釣り場にいるジャガートラウトやロックトラウトといったF-1種なんですね。

そう考えると、アメリカでのバスは管理釣り場の魚という見方もできるなかで、このタイガーバスが出現してくるのは意外と遅かったのかもしれません。

しかし実際問題、ベイトの多さや比率を守らなければならないとはいえ、たった数年で10ポンドオーバーになるというのは驚きですよね。

なんというか、禁断の種と言えなくもないですね。

日本にはそれほど多くのバス管理釣り場はありませんから、もしかしたらあまり理解はされないかもしれませんが、バス管理釣り場でもやはりバスが釣れると嬉しいですし、でかいバスが釣れると嬉しいです。

今後タイガーバスが日本に入ってくるのかどうかは分かりませんが、できれば一度、この目で見るか、釣ってみたいものですね。

皆さんはタイガーバスのこの記事について、どんな意見をお持ちになりましたでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!