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バス目線で考えるバス釣り

バス目線で考えるバス釣り

私たちバスアングラーは人間ですから、人間の目線でバス釣りを考えがちですが、ひとつの人間の行動について、人間とバスとでは受け取り方が違うということは結構あるかもしれません。バス釣りをするとき、バスの視点に立つことは非常に重要です。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Think like a fish”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Think like a fish”by Stephen Headrick|June 7, 2013

有名な孫子の言葉「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」ありますよね。

敵の実力をしっかりと知り、自分の実力を謙虚に受け入れることで戦いは有利になるということです。

この言葉には続きがありまして、「敵を知らずして己を知れば、1たび勝ちて、1たびは負ける。敵を知らず、己も知らざれば戦うごとに必ず敗れる」とのことです。

バス釣りも同じようなもので、バスのことと自分の実力を知ることで、キャストのたびにバスが釣れるとまではいかずとも、日々の成長を続けることができるものだと思います。

ただ、いくらあの孫子であっても、バスの視点に立てるかどうかといえば、分かりません。バスは人間ではありませんものね。

バス釣りの難しさ、そして面白さは、そこにあるのではないかと思います。

私たち人間はバス釣りを人間の目線で考えがちですが、人間の行動ひとつ取ってみたとき、人間とバスとでは受け取り方が違うということは結構あるのかもしれません。

では、私たちバスアングラーとバスの物事の感じ方にはどのような違いがあるか、考えてみたことって、ありますでしょうか。

この記事は、アメリカバスマスター公式サイトのコラム記事で、アウトドアライター兼スモールマウスバスのスペシャリストアングラーでもあるステファン・ヘドリック氏が、バスの視点に立つことの重要性を解説してくれています。

具体的なエピソードとともに解説してくれていますので非常にわかりやすいと思います。

ぜひ読んでみてください。

 気になるところだけ読んでもOKです 

バスの視点で考える

引用文(タップすると開きます)
About a year before he died, Billy Westmorland gave me some advice that’s really helped my smallmouth fishing. I can’t say what he told me is any big secret, but it is something we should all keep in mind when we go fishing. It was cold the day that we launched from Horse Creek — Horse Creek Dock and Marina here on Dale Hollow Lake — and the wind was blowing like the devil. Naturally, we were fishing with Billy’s favorite cold water bait, his Hoss Fly. He fished yellow. I fished white. When it was time to come in he’d caught nine smallies. I’d caught two. I finally swallowed my pride and asked him what was going on. He said it was the color of my jig. I figured that was the problem, everything else we were doing was pretty much the same, but I didn’t understand why color made so much of a difference. We were fishing deep, so I figured my white turned into a gray shade which would make it look like everything else down there. I was wrong. Billy said I should learn to think like a fish. He went on to explain that the deep forage didn’t look gray to a fish. My jig looked unnatural. He theorized that the yellow turned into a more natural looking hue when it went below where most of the light penetrated. He never explained exactly how he knew that. I can’t offer you much information beyond what I’ve already said. I can tell you, however, that yellow is a very productive color in the fall and winter when the smallies are at or below 20 feet. I haven’t forgotten that. The bigger point he was making wasn’t lost on me, either. Whatever the deal is with yellow it looks good to the fish. That’s the test. We need to think the way they think. (I know that technically fish don’t think. Nevertheless, you get the idea.) We can use Billy’s advice anywhere and anytime we go fishing. We know smallmouth bass do not like sunlight. Therefore, when we fish structure or cover we should think like the fish. Where would we be if we were living down there and wanted to get away from sunlight but still take advantage of the safety and feeding opportunities the spot offers? We need to do more than mindlessly throw into the shade. Have you ever noticed that smallies will bite around a marina or launch ramp, even when there’s a lot of boat traffic, but they’ll swim away instantly if you bang a locker lid on your boat deck while fishing an isolated bank. Think like a fish. The boat traffic is normal. They have no reason to fear it. They know from experience that it’s not going to hurt them. The same can’t be said about the lid banging on the deck out away from boat traffic. We all need to look at the world through the eyes of our prey. Billy did, and look what it did for him.

ビリー・ウェストモーランドが亡くなる約1年前、彼はスモールマウスバス釣りに本当に役立つアドバイスをくれました。それはとんでもないシークレットということでもないのですが、私たちが釣りに行くときは必ず心に留めておくべきことでした。

ホースクリーク(デールホローレイク)から出船したその日は寒く、風もかなり吹いていました。当然、私たちはビリーのすすめる寒冷期用のルアーであるホスフライ(ヘアージグ)で釣りをしていました。彼は黄色を使い、私は白を使いました。ある時点で、彼は9匹のスモールマウスを釣り、私は2匹でした。

私はついに自分のプライドを捨て、この違いは何なのか彼に尋ねました。彼は私のジグの色だと言います。私はそんなはずはないと思いました。たしかに他のことはほとんど同じでしたが、色がそれほど大きな違いを生むのか理解できませんでした。

私たちはディープの釣りをしていたので、私の白いルアーはグレーっぽく変わることで、かなりナチュラルな色になっていると考えていました。それが間違いだと言います。ビリーは私にバスの目線で考えてみることを学ぶべきだと言うのです。

彼は続けて、ディープにあるルアーはバスにはグレーに見えないのではないかと説明しました。私のヘアージグは不自然に見えると。彼は、太陽光があまり届かない場所にルアーが行くと、黄色がよりナチュラルに見えるカラーに変わると理論付けました。

彼はそれをどのようにして知ったのかを説明してくれたことはありません。ですので私がいま言ったことより多くのことをお伝えすることはできません。しかし、私があなたに言うことができるのは、黄色はスモールマウスバスがいるレンジが水深6メートル以深になる秋と冬に非常に有効な色だということです。私はそれを忘れていません。

彼の言う通りにすると、私にも効果がありました。黄色のルアーを使う意味が何であれ、それはバスには魅力的に見えます。まさに試練です。私たちはバスの考え方を考える必要があるのです。(科学的にはバスは考えているわけではないことは知っています。しかしそれでも、あなたは何かをつかむことができます。)

ビリーのアドバイスは釣りに行くのであればいつでもどこでも使えます。スモールマウスバスは日光が嫌いです。ここでも、ストラクチャーやカバーを釣るときに、バスのように考える必要があります。私たちがそこに住んでいるとして、日光からは逃げたいし、その場所が持つ安全性とフィーディングのしやすさも利用したいと考えたとき、私たちはどこにいるでしょうか? そう、私たちはただシェードだからといって適当にキャストしている場合ではありません。

ボートの往来が多いはずなのに、マリーナやスロープ周辺でスモールマウスがバイトして来ることはよくあること、しかし、バンク際でポツンと釣りをしていてボートデッキにロッドを置いただけでバスがすかさず逃げてしまうことがあるんです。

はい、バスの目線で考えてください。ボートが通ることはバスにとって普通のことです。バスはそれそのものを恐れる理由はありません。バスたちは経験から、ボートが通るだけでは害がないことを知っています。しかし、ボートがあまりいないところでデッキに置かれたロッドの音は安全とは言えません。

私たちは皆、バスの目線に立って世界を見る必要があります。ビリーはそうしました、そして彼はどのような活躍をしたかはご存知の通りです。

ビリー・ウェストモーランド(1937 – 2002)
彼はアメリカのスモールマウスバスアングラーの第一人者で、彼ほどスモールマウスバスのことを知っている人はいないと言われていたようです。
また10ポンドオーバーのラージと10ポンドオーバーのスモールの両方を釣ったのは世界で彼だけだと言われています。
バスマスタートーナメントには7年間出場して3回の優勝、そしてなんとクラシックには6度の出場(ほぼ毎年)を果たしています。

バス目線で考えるバス釣り

最初に私が言った孫子の言葉とこの話の内容は少しズレてしまっていますが、敵(バス)のこと(気持ち)を知ろうとするのは、やはり有効だと考えます。

おそらく、厳密な意味での正解というのはバス釣りには無いのではないかと私は考えるため、100%釣る方法というのは無いかもしれませんが、バスの気持ちに少しでも近付けば、その分だけ釣りやすくなるのではないかと思うんです。

もうひとつ、非常に重要なのが己を知ることだと思います。

記事の中でもヘドリック氏がビリーに聞いたとき、プライドを捨てて聞いたと書かれていましたが、これが後のヘドリック氏にとってどれほど重要だったかは計り知れません。(ビリー亡き今、スモールマウスバスの第一人者はこの記事を書いたヘドリック氏かもしれません)

自分の今の実力を知るのは恐ろしいことです。自分が好きなことに対することならなおさらです。

自分の実力を知るとき、過大評価をしても、過小評価をするのも良くありません。

あくまでも真の自分を知ることが重要ではないでしょうか。

私もプライドの持ちすぎに気を付けて、自分のできることとできないことを知り、バスの気持ちになって釣りをしてみようと思います。

まあ、やってるつもりではあるんですけどね…なかなか釣れないのでもう一度反省ですね(笑)

皆さんはどうでしょうか。

なんとなくいつもやってることが、バスを警戒させているかもしれないなんてことは心当たりがありませんでしょうか?

それではまた。

毎度ありがとうございます!