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夏の沖のバスを釣るルアーローテーション【ブランドン・パラニュークのライブスコープでのバス釣り】

夏のバス釣り
Photo by Wired 2 Fish

ライブスコープという前方ソナーを使うことがプロの世界で当たり前になった現在、シャローカバーの釣りというよりは、沖での釣りに大きな変化が起きています。その変化には、ルアーローテーションが含まれます。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”An Inside Look at Palaniuk’s Offshore Bass Fishing Bait Rotation”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:wired2fish.com”An Inside Look at Palaniuk’s Offshore Bass Fishing Bait Rotation”By Shaye Baker · Jun 03, 2022

ライブスコープのような未来を映す魚探、前方ソナーによるライブシューティングというテクニック(釣り方?)は、トーナメントの世界ではもはや当たり前になりました。

今後はトーナメントの世界だけでなく、時間とともに一般にも広まっていくことでしょう。

ライブシューティングを医療に例えると、例えば指にトゲが刺さったみたいなケガの手当ては目で見ながらトゲを抜く通常の方法で治療しますが、胃の中にあるポリープを胃カメラを見ながらハサミで遠隔切除するような感じがライブスコープなのではないでしょうか。

余計わかりにくいかもしれませんが(笑)、これまで目で見えなかった部分でも、目で見ながら同じような作業をすることができるんですね。

これを釣りに置き換えれば、ライブシューティングはこれまで見ることができなかった水中でのサイトフィッシングが可能になるということですから、魚探という言葉の通りの魚を探すための道具として使うというよりは、そこにいるバスに対してどのようなアプローチが有効か、そのアプローチでバスがどのような反応を示すのかを見るための道具ということになります。

ということは、現時点でのライブスコープの画面の性能という意味も含みますが、シャローのカバーの中にいるバスの行動を見るよりは、沖のオープンウォーターのバスの行動を見るために使う、ディープでのサイトフィッシングをすることに真価を発揮すると言えます。

さて、プロの世界では、このライブシューティングができるようになったことで、沖のオープンウォーターでの釣りはどのような変化が起きているのでしょうか。

この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「Wired 2 Fish」の記事で、記者のシェイ・ベイカー氏が、バスマスターエリートプロ、ブランドン・パラニュークに沖のバスを釣るためのルアーローテーションについてインタビューしたものです。

パラニュークは2022年5月のバスマスターエリートシリーズ第5戦レイクフォークで、沖のバスだけに狙いを絞った戦略で2位フィニッシュした選手です。

その時の具体的な戦略を振り返りながら説明されていますので、ぜひ読んでみてください。

ディープクランク

夏のバス釣り
Photo by Wired 2 Fish
引用文を読むにはこちらをタップ(英文)
Typically for Palaniuk however, there’s a clear starting point with each school. Usually, he likes to start with a deep-diving crankbait. He chooses a crankbait first because it’s the bait he can cover the most water with the fastest and it’s a bait he can usually fire up the school with. But there are all sorts of crankbaits that dive to a variety of depths; choosing which crankbait for that particular school of fish is very important. “Most places that we fish offshore, a Rapala DT-16 gets the nod. That’s probably the one that gets thrown the most.” As the name might imply, the Rapala DT-16 crankbait dives to approximately 16 feet. On many lakes and fisheries around the country where Palaniuk is targeting fish offshore, the fish will set up on holes that are 12 to 16 feet deep. So a 16-foot diver like the DT-16 gives Palaniuk the ability to get down to that depth and maintain contact with the bottom, which is a crucial part of cranking. “You just have to adjust your crankbait selection to whatever you need to make sure you keep that contact with the bottom.”

パラニュークの場合、バスのスクールを見つけた時にはほぼこのルアーから始めます。通常、彼はディープダイビングクランクベイトから始めるのが好きです。

彼が最初にクランクベイトを選ぶのは、最も速く、最も広い範囲をカバーできるルアーであり、バスの群れの活性を上げることができるルアーだからです。しかし、クランクベイトにはさまざまなレンジまで潜る多くの種類があります。そのバスの群れに合ったクランクベイトを選択することが非常に重要です。

「私たちが沖合で釣りをする多くの場所で、ラパラのDT-16が適しています。おそらく最も投げられているルアーです。」

その名前が示すように、ラパラDT-16クランクベイトは約16フィート(約4.8m)まで潜ります。パラニュークがアメリカのフィールドで沖のバスを狙っている場合、バスのレンジは12〜16フィートになることが多いようです。したがって、DT-16のような16フィート潜るルアーは、クランキングで重要となるボトムコンタクトをさせることができるということです。

「必要に応じてクランクベイトを選ぶことで、ボトムコンタクトを維持できます。」

スイムベイト

夏のバス釣り
Photo by Wired 2 Fish
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Once the crankbait bite dies down, Palaniuk will make the change to a swimbait. “A lot of times I’ll switch to an X Zone Lures Mega Swammer and throw it on a 3/4-ounce VMC Boxer Jig Head,” Palaniuk said. “It’s a little bit slower but you still have a bait that’s constantly moving and you can cover water with.” In case you haven’t picked up on it yet, the goal for Palaniuk in his bait rotation is to cover water as fast as possible while still being as efficient as possible. The crankbait can be reeled quickly, but once the fish start to shy away from it, the next-best thing is another moving bait that can be fished steadily. “Sometimes, after you burn that crankbait through and catch a few, the ones that don’t want to bite kind of move out of the way and they break up a little bit,” Palaniuk said. “That swimbait allows them to settle back in but still gives them a moving target to chase.”

クランクベイトにバイトがなくなると、パラニュークはスイムベイトに変更します。

「多くの場合、私はXゾーンのメガスワマーに切り替えて、VMC・ボクサージグヘッドの3/4ozとの組み合わせで使います。 釣りは少し遅くなりますが、それでも絶えず動いているルアーですから、広い範囲を探ることができます。」

まだバイトがない場合にパラニュークがルアーローテーションで心掛けていることは、可能な限り効率的でありながら、可能な限り速い釣りをすることです。 クランクベイトは素早く巻き取ることができますが、バスがそれにスレ始めると、次の策はまだ釣ることができる他の巻き物系ルアーとなります。

「クランクベイトの早巻きで何本か釣ると、その群れはもうバイトしたくなくなるようで、群れがバラバラな動きをするようになります。スイムベイトはそんなバスでも追いかけたくなる巻き物系ルアーと言えます。」

ビッグスプーン

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After he has done whatever damage he can with the crankbait and swimbait, he then moves to a big flutter spoon. Using his Humminbird electronics, Palaniuk is able to pitch the spoon around his boat. “I use that spoon close to the boat, pitching it out to bass I see on MEGA Live or 360. I’ll hold my rod at about 10 to 11 o’clock and just burn it with my reel then let it fall back down. It’s just a pure reaction bite.” Palaniuk admits that he could likely trigger a strike with the spoon right away if he were to cast it into a school when he first pulls up to a spot. But the main reason he doesn’t like to start with the spoon is the landing ratio. With a big flutter spoon, the bass can gain a lot of leverage and either throw the spoon on the jump or tear off underwater. So it’s not a bait he likes to start with, but it’s definitely a bait he can trigger additional strikes with once they slow down on the crankbait and swimbait. “I think when you change from that horizontal action (of a crankbait and swimbait) to that vertical action (of a spoon), it makes those fish react,” Palaniuk said. “There are two things that trigger a fish to react, either a fleeing bait fish or a dying baitfish. You get both of those things with the retrieve on a spoon.” Once Palaniuk has gotten all of the aggressive bass out of the way with the crankbait and swimbait and triggered whatever strikes he can with spoon, then it’s time to slow way down.

クランクベイトとスイムベイトでできる限りのバスを釣ったら、彼はビッグスプーンに変更します。パラニュークはHumminbirdの魚探を使用し、ボートの周りにスプーンを投げます。

「私はMEGAライブや360でボートの近くにいるバスにピッチングでビッグスプーンを使います。ロッドを10〜11時の角度で持ち、リールで早巻きして止める、いわゆるリアクションバイト狙いです。」

パラニュークは、バスの群れを見つけたら第一投目からビッグスプーンをキャストしてもバイトがあることは分かっています。しかし、彼がビッグスプーンからキャストしない主な理由は、ランディング率にあります。ビッグスプーンを使用するということは、バスに多くの力がかかるおとになり、ジャンプでルアーが外れたり、水中で身切れを起こすことに繋がります。ですから彼は、初めは好きなルアーではないクランクベイトやスイムベイトで釣り、スローダウンするときのオプションとして、リアクションバイトを狙えるルアーとして選んでいます。

「クランクベイトやスイムベイトといった水平方向のアクションから、ビッグスプーンのような垂直方向のアクションに変更することで反応するバスがいると思います。 逃げるベイトフィッシュと死にかけているベイトフィッシュという2つのアクションのどちらかに、バスが反応するきっかけがあります。ビッグスプーンを使うということは、その両方が演出できるのです。」

パラニュークがクランクベイトとスイムベイトで高活性なバスを釣り切ったあと、ビッグスプーンで可能な限りのリアクションバイトを取ったら、次はいよいよスローダウンします。

スローダウン

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Photo by Wired 2 Fish
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“I’ll go to an X Zone Lures Blitz Worm next and kind of drag it on the bottom,” Palaniuk said. “That worm floats, so you get a ton of action out of that thing. Even when you stop it, its thin tail just floats up and moves around, especially if you have any wind or current.” Using a big worm like the 11-inch long Blitz Worm, Palaniuk is able to soak a bait and just really take his time to see if he can entice one or two more fish to bite. Once he’s done all he can do with the big worm, he’ll toss a Neko rig or a drop shot around as a last resort. This handful of baits proved powerful in the hands of Palaniuk recently as he entered the Century Club for the first time with B.A.S.S. and caught his first ever “Dirty Thirty” on the Elite Series—a 5 fish limit of over 30 pounds. These are two goals Palaniuk has spent over a decade on the Elites trying to accomplish.

「次は、Xゾーンのブリッツワームに変更し、ボトムをズル引きします。 そのワームはフローティングなので、大きなアクションが出やすいです。 止めたときでも、風や流れがあれば細いテール部分が浮き上がって動き続けます。」

パラニュークは11インチという長さのブリッツワームのようなロングワームを使用して、時間をかけてさらに1〜2匹のバスのバイトがないかを確認します。 ビッグワームでできることをすべて終えたら、最後の手段としてネコリグまたはダウンショットを投げます。

パラニュークが初めてバスマスターセンチュリークラブ(1試合で100ポンドオーバーを記録したプロが入れるクラブ)に入ったとき、このルアーをパラニュークが使い、強力であることが証明されました。 そしてエリートシリーズで彼は最初の「ダーティサーティ(5本リミットで30ポンドオーバー)」を達成したのです。 センチュリークラブとダーティサーティは、パラニュークがエリートで10年以上を費やしてでも達成したかった2つの目標です。

夏のバス釣り
Photo by Wired 2 Fish

この記事から引用していない部分になりますが、パラニュークはライブ魚探(彼の場合はハミンのメガライブ)で見たとき、「ひとつのバスの群れの中にいる魚でも別の性格を持ったバスで構成されている。」と言っていました。

たとえば、ひとつのバスの群れが10匹だったとしたら、6匹はクランクに反応が良く、4匹はワームに反応がいい場合が普通にある、というような話から、このようなルアーローテーションに行き着いたということなんですね。

まさにライブ魚探があればこそ解明できた事実のひとつであり、より効率的なルアーローテーションであることが証明されたと言えるのではないでしょうか。

これは、ライブ魚探がなければ通用しない話ということではなく、この事実を知っていれば確信を持ったルアーローテーションができるということですよね。

特にビッグスプーンの項目に書かれていた「横方向で釣ったら次は縦方向」というローテーションは、ベイトフィッシュに着くバスを狙う時の最初の1匹に辿り着くときにも役立ついいアドバイスだと思います。

皆さんにとってはお役に立つ内容でしたでしょうか。

ちなみにですが、2022年の5月に行われたバスマスター第5選レイクフォーク戦では、優勝が地元出身のリー・リーブシーの2位パラニュークでしたが、どちらも4日間の試合でトータル100ポンドオーバーで、ということは、1本あたり5パウンダー(約2.5㎏のバス)で毎日リミットメイクしてきたことになります。

いえ、優勝のリー・リーブシーと2位のパラニュークどころか、4位までの選手が100ポンドオーバー、さらに決勝戦の10名のうち残りの選手が全員トータル90ポンドオーバーで終えているのです。

全員が毎日2キロオーバーを5本ずつウェイインしたんですね…恐るべしですね!

さて、バスは基本的には岸近くにいる魚で、ビッグフィッシュも岸際にいますが、沖にもビッグフィッシュはいます。

私としましてはそんな沖のビッグフィッシュの群れを釣るためのローテーション、そしてその考え方を参考にしたいと思います!

それではまた。

毎度ありがとうございます!

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