夏のバス釣りは日中でもポッパーを使え!:ケーシー・アシュリー
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Casey Ashley Says Don’t Put the Popper Down this Summer”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bass365.com ”Casey Ashley Says Don’t Put the Popper Down this Summer”
今年は梅雨入りの時期が地方ごとに大きくズレているようですね。
例年通りのタイミングで梅雨入りした地域もあれば、例年より大きく遅れた地域もあったようです。
梅雨前線をはじめ、秋雨前線や春一番などは釣り場を次の季節へと進行させるための儀式のようなものですので悪くはないのですが、季節の変わり目が長引くのもよろしくありません。
何がよろしくないかといいますと、特に梅雨は雨で釣りに行けないストレスが溜まってしまうためです(笑)
いい時期なのに、釣りに行けるときに限って雨!なんてことが続くと、釣りに行く気すら削がれてしまいますよね。まあ、これをお読みの皆さんのことですから、行くんでしょうけども。
では、梅雨が明けたらどんな釣りがしたいかと言いますと、私なんかはやはり夜明け前や夕方のトップウォーターの釣りということになります。
朝はセミが鳴き始める前まで、夕方はセミが鳴き止んでからルアーが見えなくなる頃まで。これが私のゴールデンタイムで、人間としても割と涼しい時間帯ですので、苦手な早起きをすること以外は身体への負担も少なく快適で、車も少なく、セミも鳴いていない静かなフィールドでルアーの音とバスが水面を割る音だけが聞こえる時というのは、この時期ならではの最高の瞬間だと思っています。
夏の日中は…ずっと釣り続けてもいいのですが、ボトムのスローな釣りがメインになり、蒸し蒸しとした状況では集中力が続かなかったりします。
皆さんは夏の日中というと、どんな釣りをされますでしょうか。
ところで、こんな記事を見つけました。
この記事は、アメリカのバスフィッシング専門メディア「BASS365.com」の記事で、バスマスターエリートプロのケーシー・アシュリーへ夏のバス釣りについて取材されたものです。
ケーシーによると、夏の日中でもポッパーを使わなければいけない。ということのようですが、果たしてどういうことなのでしょうか。
ぜひ読んでみてください。
夏の日中もポッパーを使う理由
ケーシー・アシュリーは、アメリカのカントリーミュージックのスーパースター、ケニー・チェズニーのバスプロバージョンといった感じの人物です。 2015年のバスマスタークラシックのチャンピオンの彼はビーチが大好きで、ビーチサンダルが大好きです。彼はまた、非常に才能のあるカントリーミュージックのボーカリスト兼ギタリストでもあるのです。
そのケーシーやケニーが親友たちと冷たい飲み物で乾杯しているような時間帯、春の終わりから夏にかけて、トップウォーターのポッパーを結んでおくことだとアシュリーは言います。実際、レイクハートウェルの第一人者ははるか昔から、気温が高いほど、トップウォーターポッパーが適していると言います。
「水温が24℃を超えたら、ポッパーなしで出船することは絶対にしないでください。 そして、私が多くの釣り人と違うところは、夏の暑い日でも一日中投げることです。」
アシュリーはその主張を証明しています。日の出や日没のわずかな時間帯にトップウォーターを投げるのは、チェズニーのコンサートをビール片手に観るのと同じくらい普通のことですが、多くの釣り人は、太陽が高く昇ったらその効果を当てにしなくなります。
「ポッパーを投げるのに最適な時間は、実際には午前11時から午後3時の間です。 1つの単純な理由としては、 それはシェードが最もくっきり出るときだからです」とアシュリーは強調します。
「実は、私がこれまでに参加したトーナメントでポッパーで釣ったビッグフィッシュはすべて日中なのですが、すべてシェードが鍵だったのです。シェードを夏のビッグバスが隠れるためのカバーのひとつとして考える必要があると思います。」
アシュリーにそのことを証明できるかと尋ねたところ、彼がポッパーでトーナメントの上位に入った時の記憶は非常に正確なものでした。
「すぐに思い出すことができることと言えば、アーカンソーリバーのリトルロックで行われたかなり暑い日のトーナメントでデニー・ブラウアーが優勝したときに一日中ポッパーで釣れた時と、もう1つがトレドベンドで木の護岸際で4~5パウンダーがうまいこと一日中釣れたことです。」と彼は思い出します。
ポッパーに適したタックル
「一番のお気に入りはエクスキャリバーのポッパーだったのですが、もう廃盤になってしまいました。今はブーヤー・ボスポップを投げています。」とブーヤーからスポンサードを受けていないアシュリーが言います。
「これを12ポンドのナイロンラインに結んでいますが、ロッドとリールは日中の明るい時にルアーを正確に狭い日陰の場所へ入れなければならないため非常に重要になります。」
「私は非常に柔らかいティップを持つ6 '9’のミディアムアクションのロッドを使い、やや小さめのスプールでかなりコンパクトなリールを使いますが、これは軽めのルアーでも非常に投げやすいためです。」彼は説明します。
「釣れるかどうかで言えば、やはり朝の方がより多くのバイトを得ることができるだろうと思いますし、日中になればトップウォーターのアクションはスローになりますので、人々はトップタックルは置いておいて、残りの時間は他のことをすると思います。しかし、シェードがより目立つようになるとき、ポッパーへのビッグバイトが起こるのです。ですので、一日中それを投げ続けてみてください。まさに夏の最も暑い時にです。」と、長年のチェズニーのファンは結論付けました。
夏の日中こそポッパーという、ケーシーアシュリーのお言葉でしたが、そうなんですよね。真夏という過酷な時期というのは、バスが集まりやすい場所というのがかなり限定されてくる時期でもあるんですよね。
バスが集まるといいますか、ルアーを食ってくるバスが居る場所が限られるといった感じですかね。
真夏は太陽が当たるところでボケーっとしているバスは全くやる気がないように感じますが、勢いよく入ってくる流れ込みがあるようなところのバスは反応がいいという感じで、バスのやる気の差がすごく出やすい季節であり、さらに顕著に出やすいのが日中という時間帯なのだと思います。
そんな時、点で攻めるタイプのポッパーというルアーが有効になってくるということなんでしょうね。
ダウンショットリグなんかも点で攻めるルアーとして代表的なものになりますが、トップで釣るということはルアーが見えているため、集中力も持ちやすいという効果もあると思います。
逆に、曇りや雨になった時はシェードがぼやけてしまい、バスも散っているでしょうから、同じ夏の日中でもまた別の釣りをした方がいいということになりますね。
夏の日中はボート上はボートのパーツが熱くなって火傷しやすいですし、オカッパリでもかなり過酷な時間帯ですから、色々な面に気を付けながら、楽しく釣りをしたいものですね。
朝の静寂の中のトップも最高ですが、日中のジリジリした時にシェードにあるポッパーをじっと見つめていて出るバイトも最高そうですね。
ぜひやってみたいと思います。
ところで、ケーシーアシュリーがカントリーミュージシャンだとは知りませんでしたが、バス釣りをする方でバンドや音楽と関わっている方が多いように感じるのは私だけでしょうか…。
釣りと楽器、なにか共通点があるのでしょうかね。
気になると言えば気になりますし、どうでもいいと言えばどうでもいいことでしたかね、すみません(笑)
それではまた。
毎度ありがとうございます!