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急深リザーバーのプリスポーン

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Photo by Midwest outdoor.com

バスのスポーニングのタイミングは、条件により様々です。色々な要因が絡み合うため、ひとつの情報だけでは様々なフィールドにマッチさせることができません。ここでは、ひとつの急深リザーバーでのスポーニングの例を見てみましょう。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Pre-Spawn into Spawn at Table Rock Lake”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:midwestoutdoors.com ”Pre-Spawn into Spawn at Table Rock Lake”by CHRIS GIBBONS|MAR 1, 2019

みなさんお住まいの地域では、そろそろプリスポーンの話題が出てくるでしょうか。

この記事を書いています2020年の冬は現時点ではかなりの暖冬傾向で、ここ長野でもほとんど雪が降っておらず、気温もあまり氷点下のまま長く続いていません。最高気温も連日5℃以上となっており、かなり異常な状態と言えると思います。

この暖かさでは、普段ではこのタイミングでは絶対にイメージできないスポーニングの事が思い浮かんでしまいます。

と思ったのですが、自分の事だけでなく、みなさんのお住まいの地域によってはこのタイミングからスポーニングのことを考えることも普通にあるのだろうなと思いますと、改めてこの日本という国の南北の長さや気候の違いに驚いています。

さて、プリスポーンといいますと、スポーニングの前段階ということになります。来たるべき産卵に備え、バスたちが準備を始めるタイミングです。

ところが、スポーニング自体が、先ほどのようにタイミングが地域によって全然違うわけですから、このプリスポーンのタイミングというのも当然、地域によってずれがあるはずです。

地域の他には、水温、水質、水深、日照時間など、色々な要素が絡み合ってスポーニングのタイミングが変わるようですが、これはそのまま、スポーニングのタイミングはそのフィールドによっても違うと言い換えることができます。

ですので、よくあるプリスポーンのバスの釣り方という情報ひとつで、どのフィールドにも対応できるわけではないんですね。

ということで今回は、急深リザーバーのプリスポーンについての記事をご紹介させていただきます。

今回出てきますフィールドはテーブルロックレイクと言いまして、アメリカ中部のミズーリ州にあるリザーバーです。イメージしやすいようにもう少し情報を足しますと、標高が海抜約280メートル、面積が52,000エーカーですから霞ヶ浦と北浦を足したくらい(ただしリザーバーなのでものすごく長くなります)、水深が最大で60メートルという感じです。

私の場合、アメリカのリザーバーといいますと八郎潟や霞ヶ浦のような潟とか浦系の水深が浅めの貯水池というイメージになるのですが、ここはいわゆる日本の山間リザーバーのイメージに近い急深なクリアリザーバーなんですね。

水質はクリアですが、豪雨になると激濁りが入りやすいという点も、日本のリザーバーのイメージに近いです。

この記事は、アメリカ中西部を中心としたハンティングとフィッシングを中心としたアウトドアマガジン「MIDWEST OUTDOOR」のコラム記事で、そんなテーブルロックレイクのプリスポーン時期のバス釣りについて書かれています。

プリスポーンのバスを釣る時のひとつの参考になるかと思います。ぜひ読んでおきましょう。

テーブルロックレイクに生息するバス

引用文:タップすると開きます
Table Rock Lake is viewed by anglers as the big trifecta of bass. The lake holds three types of black bass: largemouth bass, spotted bass (known locally as Kentucky bass), and smallmouth bass.

テーブルロックレイクは、アングラーにとってのブラックバスベスト3が揃っています。ここには、ラージマウスバス、スポッテッドバス(現地ではケンタッキーバスと呼ばれています)、スモールマウスバスの3種類がいます。

引用文:タップすると開きます
Largemouth bass
The largemouth bass is the most-hunted bass in the United States. You can find largemouth bass in an abundance of lakes and ponds. However, smallmouth bass and spotted bass are generally found in larger lakes and reservoirs such as Table Rock Lake. The largemouth population at Table Rock is whopping.

Spotted bass
Electrofishing surveys conducted in the spring of 2018 revealed an abundance of spotted bass in the 12 to 14-inch range, with four percent of the spotted bass captured in the spring surveys exceeding the minimum length limit of 15 inches. Many of these fish should reach legal size by 2019. The spotted bass are often found in the river arms by anglers.

Smallmouth bass
According to the Missouri Department of Conservation, largemouth and spotted bass comprise most of the black bass population in the river arms while smallmouth bass comprise a substantial segment of the black bass population in the main lake from the Highway 86 bridge to Campbell Point.

However, don’t be fooled, the river arms hold a great deal of smallmouths and have quality sizes.

ラージマウスバス

ラージマウスバスは、アメリカで最も釣りを楽しまれているバスです。多くの湖や池でラージマウスバスを見ることができます。ただし、一般的にテーブルロックレイクのような大きな湖やリザーバーではスモールマウスバスとスポッテッドバスが多く見られ、テーブルロックのラージマウスバスの個体数はやや劣勢になっています。

スポッテッドバス

2018年春に実施された電気ショッカー船での調査によると、30〜36センチのスポッテッドバスの個体が大量にいることが分かり、そのときの調査で捕獲されたスポッテッドバスのうちの4%が、38センチを超えていました。これらのバスの多くは、2019年にはもっと大きくなっているはずです。釣り人によると、スポッテッドバスはリバーアーム内でよく見られるようです。

スモールマウスバス

ミズーリ州環境保護局によると、ラージマウスバスとスポッテッドバスは、その多くがリバーアームのなかに大部分を占めていますが、スモールマウスバスは、ハイウェイ86橋からキャンベル岬までのメインレイクにその個体数の大部分を占めています。

しかし、だまされてはいけません。リバーアームにもたくさんのスモールマウスバスがいて、サイズも大きめです。

釣り方

引用文:タップすると開きます
Methodology
Baits can be fished, primarily, three separate ways—parallel to the bank; the traditional way set away from the bank and cast in; or using a drop-shot rig. My favorite way is parallel to the bank.

Parallel the bank
I set my boat as close to the bank as I can get it, sometimes I can reach out and touch the bank with my hand. I make forward casts parallel and as close to the bank as I can get. Next, I cast away from the bank about 1 foot. I will follow that up with another cast 5 feet from the bank. This technique will target those feeding fish while allowing you to keep the bait in a hot strike zone longer.

Parallel fishing will keep you from tangling up in buck brush, rocks and trees as bad.

Set away, cast in
This method has proven to work for millions of anglers for years. It’s a very effective way to catch fish. I set my boat in about 25 feet of water and cast inward. At times, I will allow my bait to drop in order to reach some deeper fish since you’re siting in deeper water.

Bass prefer to hide from other predators in deeper water and structure. Bass will hide in deeper water and move vertical in the water column to feed. The traditional set away from the bank and cast is key when bass rise in deeper water. Bass can feed in the middle of the lake all the way into the bank.

Drop shot
The drop-shot rig in Table Rock is fished year-round. The local guides on the lake are the best drop-shot anglers around. They target fish in a variety of ways and have great success of each.

The drop shot can be fished shallow, deep or in in between vertically in the water column.

Quality electronics enhance your ability to fish the drop shot. However, all electronics allow you to fish it successfully. The angler watches the bait in a vertical fashion under the boat and taunts the bass to bite the bait.

ルアーや釣り方については、主に3つの方法で釣ることができます。バンクと平行にキャスト、バンクから離れてキャスト、そしてダウンショットリグを使う方法です。私のお気に入りの方法はバンクと平行に釣るやり方です。

バンクと平行

私はボートをできる限りバンクの近くにポジションを取ります。バンクと平行キャストをしたいため、時には手を伸ばせばバンクに届くほど近くになります。まず、私はバンクから約30センチ離れたところにキャストします。次のキャストはバンクから1.5メートル離れた場所にキャストします。このやり方なら、フィーディングフィッシュを探しつつ、ストライクゾーンにより長くルアーをキープすることができます。

また平行に釣ることで、岩やオダや立木などへのひどい根掛かりを防ぐことができます。

遠目からアプローチする

この方法は、長年にわたって多くのアングラーから有効な釣り方であることが証明されています。バスを釣るにはとても効果的な方法です。私は水深7.5メートルのところにボートポジションを取り、キャストします。自分が居るところが水深があるため、ルアーを落としてくることによりディープの魚にまでアプローチすることになります。

バスは、ディープの地形変化で他の天敵となる生き物から身を隠すことを好みます。またバスはそのディープから、水中をタテに動いてフィーディングに行きます。ディープからバスが上がってくるということですから、バンクから距離を置いてキャストしていることが重要になってくるのです。バスはディープからバンクの間のどこかでフィーディングするはずだからです。

ダウンショットリグ

テーブルロックレイクでは、ダウンショットリグは一年中釣れています。湖のフィッシングガイドは、最高のダウンショットの使い手です。彼らはダウンショットでさまざまな方法でバスを狙い、それぞれ成功を収めています。

ダウンショットは、シャロー、ディープ、またその中間で、水中を垂直に釣ることができます。

高性能魚探との組み合わせで、ダウンショットはより釣る能力を高めます。ただし、どんな魚探であっても、ちゃんと釣りになります。アングラーはボートの下に垂直にルアーを落とし、バスがバイトするのを良く見て釣ります。

プリスポーン

引用文(タップすると開きます)
Here at the end of January, the water temperature is 45 degrees and below. As that water gets warmer and days get longer, the pre-spawn bite is on everyone’s mind. Bass tend to hold on main-lake structure rather to the tributary arms. They relate to the vertical and fast-sloping banks and structure. The also hold on Rock bluffs, channel swings, standing timber and 45-degree banks. Well, that’s about to change.

When that water temperature gets to that 45-degree mark, bass begin moving from deep water into the spawning banks. They still are holding deep compared to the spawn, but are frequently easy to find. Now it’s key to fish northern banks. Once you see temperatures reach 48 to 54 degrees, you’re in Pre-Spawn mode.

The crawfish are the main meal for bass this time of year. They have a great deal of protein in them. The fish movement are in ditches, tapered banks near shallow water, timber, deep contours and near pea gravel.

A craw-type bait will net you quality fish at this time. The craw pattern crankbait, jigs, and Neg rig are hot baits. The spinnerbait, chatterbait, and rattle traps can also do well in the shallow area near deep water.

このリザーバーの1月末の水温は7℃度以下です。その水が暖かくなり、日が長くなるにつれて、アングラーはプリスポーンバスが釣りたくなってきます。このときバスは、クリークアームではなく、メインレイクの地形変化につく傾向があります。彼らは垂直または急な傾斜のバンクや地形に関連しています。また、岩盤、チャンネルスイング、立木、傾斜45度のバンクにも着きます。要は色々あるということです。

その水温が7℃に達すると、バスはディープからスポーニング場所へ移動し始めます。まだスポーニングエリアと比べるとディープ寄りになりますが、探すのは簡単です。この時点では北岸のバンクを釣ることが重要です。水温が9℃~12℃に達すると、プリスポーンモードになります。

ザリガニは、この時期のバスの主な食事です。ザリガニには大量のタンパク質があります。そのためバスは、溝、シャローに向かって傾斜するバンク、立木、ディープの隣接する砂利などを移動しています。

ザリガニ系ルアーは、この時期にハイクオリティなバスをキャッチします。クローカラーのクランクベイト、ラバージグ、ネッドリグはアツいルアーです。スピナーベイト、チャターベイト、バイブレーションなどは、ディープが隣接するシャローエリアで有効となります。

スポーニング

引用文(タップすると開きます)
The spawn begins to happen when the days are longer and the water temperature reaches 55 to 65 degrees. Bass will be found in the pre-spawn mode still, but on flats and structure that is protected from winds and in 12 feet or less of water. Water clarity determines where fish will stage. In some of the crystal-clear water we have on Table Rock, bass could hold at 15 feet. In the more stained water, like in the river arms, bass can be holding at 1 foot.

Typically, the bigger bass spawn at the beginning of that 55-degree temperature range. Fishing shallow now with a jerkbait, spinnerbait, chatterbait, Ned rig, jig or worm could get you that wall hanger.

Bass are abundant here on Table Rock. During all seasons, bass will live in a variety of depths in the water column. I typically fish the winter pattern the same as the summer pattern and the same for spring to fall. This lake can beat you up from time to time. You can spend hours trying to get a bite and never catch anything. You will have those days where you can catch upwards of 50 fish. Focus on all the types of structures that are present here to your overall success.

日が長くなり、水温が13℃〜18℃に達すると、産卵を始めます。プリスポーンモードのバスもまだ探せばいますが、風がブロックされる水深3.6メートルより浅いフラットや地形変化を探します。水の透明度によってスポーニングするレンジは分かれます。テーブルロックレイクのクリスタルクリアウォーターでは、バスは水深4.5メートルで産卵することもあります。クリークアームなど濁りが入ってくるようになると、バスは水深30センチで産卵します。

通常、水温13℃に差し掛かると、より大きなバスが産卵します。ジャークベイト、スピナーベイト、チャターベイト、ネッドリグ、ラバージグ、ワームを使ってシャローを釣ることで、スーパービッグを釣ることができます。

ここテーブルロックレイクにはバスが豊富です。春夏秋冬それぞれの季節で、バスはさまざまな深さに生息しています。私は通常、冬と夏のパターンが同じ釣り方で、春と秋が同じパターンの釣りになります。この湖にコテンパンにされることもあるかもしれません。何時間も掛けてやっとワンバイト、ノーフィッシュということもあるかもしれません。 何日か滞在して50匹以上のバスが釣れるかもしれません。ここで成功するためには、あらゆるタイプ、すべての地形変化に集中してみてください。

急深リザーバーのプリスポーン
Photo by Midwest outdoor.com

バス釣りの魅力というのは色々なフィールドで色々な釣り方を追求できるところにもあると思います。

自分のよく行くフィールドではこのルアーを使えばだいたい釣れるはずなのに、遠征に行ったらそのルアーで全然釣れなかった…これはよくあることでもあり、とてもショックなことなのですが、このときに学ぶんです。

ルアーは釣れるはずだから、場所か使い方が悪かったのかな、と。

まさにその通りだと思うんです。

同じルアーでも使い方や使う場所や季節で釣果が変わるのと同じように、そのフィールドにもより釣れる釣り方やタイミングがあるんですね。

いくら良く釣れるルアーを使っても、フィールドのことを理解しなければ威力は半減してしまいますね。

自分が行くフィールドはどんなタイプのフィールドなのか、他にはどんなタイプのフィールドがあるのか、そこに住むバスの習性はどんなか、そういう違いを楽しみましょう。

私たち人間も、お腹が空いたら、高速道路ならサービスエリアでフィーディングし、夜の駅前では居酒屋さんの多い路地でフィーディングし、イオンの中ではフードコート内でフィーディングしますし、さらに分けると季節によってそれぞれの場所で食べるものも変わりますし、男女によっても食べるものが微妙に変わるなどの習性があります。

そういった習性の違いの調査をしながら釣り、釣りをしながら調査をすることで、バス釣りはより楽しくなると思います。

皆さんのよく行くフィールドのスポーニングはどんな感じでしょうか。また、この記事のようなフィールドに良く行かれる方は参考になりましたでしょうか。

私もこれを書いていたらリザーバーに出掛けたくなりました(笑)

それではまた。

毎度ありがとうございます!