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夏のバス釣りにスピナーベイトのスローロール

夏のバス釣りにスピナーベイトのスローロール
Photo by thefishingwire.com

夏のバスは沖のディープに多く移動します。魚探でそのバスを発見できたとしても、釣れるかどうかはまったく別の話。では、何を投げればいいのか…その答えのひとつがスピナーベイトということ、皆さんはどう考えますか?

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”SLOW-ROLLING HILDEBRANDT SPINNERBAITS FOR SUMMER LARGEMOUTHS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:thefishingwire.com”SLOW-ROLLING HILDEBRANDT SPINNERBAITS FOR SUMMER LARGEMOUTHS”JULY 1, 2021

夏のバス釣りで大切なこと、そのひとつは、バスがいるところで釣りをすることです。

当たり前のような話でありますが、夏のバスは他の季節と違い、付き場が両極端といいますか、いろんなところにいるわけではなくなると思います。

春はスポーニングの影響でシャローからディープまでバスがいますし、秋もベイトフィッシュの影響でシャローからディープまでバスがいます。

夏は涼しいカバーのシェードの奥深くか、ディープという水深の奥深くのどちらかに偏る傾向があると思います。強引なことを言えば、意味は反対ですが冬と似てますかね。

シャローのカバーのシェードとディープを比べてみた場合、ルアーが通せれば釣りやすいバスがいるのはシャローのシェードで、バスの絶対数が多いのはディープという感じだと思います。

私が自分の目で見たわけではありませんが、各フィールドで魚探掛けをしてみた経験では、やっぱりそんな感じかなと思わされるほど、沖のディープにはバスが多くなる季節だと私は感じています。

なんかカッコいことを言っていますが、そのディープのバスを魚探で見つけるのと、実際に釣れるかどうかは全く別の問題で、私にはそれが難しいんですよね(笑)

みなさんはこのあたり、どのように感じますでしょうか。

今回ご紹介する記事は、アメリカの釣り専門Web新聞「The Fishing Wire」の記事で、夏のディープのラージマウスバスを狙う方法として、スピナーベイトのスローロールを紹介してくれています。

なぜ、夏にスピナーベイトなのか。

気になる方も多いのではないかと思います。それでは読んでいきましょう。

なぜ夏にスピナーベイトなのか

引用文(タップすると開きます)
One that’s high on my list is a big spinnerbait — the kind specifically designed for fishing deep. I’m talking 3/4-ounce and heavier. The kind that get down quick and stay there throughout the retrieve. The kind that can also attract bass from a distance, or pull them out of heavy cover … even trick those that aren’t in the mood to feed. Why a blade bait, you ask? Spinnerbaits are relatively snag proof. They have the ability to pass through cover too gnarly for other moving lures — particularly crankbaits. And that makes them ideal for probing submerged brush, rockpiles and thick grass. Spinnerbaits are also great baitfish imitators. Whether it’s a cluster of small threadfin or large, single gizzard shad, the right blade size, color and profile can fool bass into believing the lure is real. We’re talking willow-leaf blades, of course — either tandem or paired with a leading Colorado blade. Willow-leaf blades are fish-shaped and they give off a tremendous amount of flash. Built with the right combination of components and head weight, they can maintain lateral movement while maximizing travel time through the strike zone. And that is precisely why slow-rolling a spinnerbait is so effective. The key is keeping the lure in frequent contact with the bottom or the cover related to it. For instance, if you’re fishing the edge of a deep, submerged grassbed, you’ll want to be sure the lure stays in contact with the grass as it tapers off into deeper water. When the lure grabs the grass, rip it free and let it fall on a semi-slack line. At least until you feel the grass again. Then repeat. Strikes will usually occur as the lure is falling or when it regains forward motion. The same applies to stumps, brush and rock. When the bait gets hung up, try ripping it free with a snatch of the rod tip. This sudden movement and flash mimics escaping prey and it can trigger a bass to strike.

ここでチョイスするスピナーベイトは、大きなスピナーベイトです。ディープで釣りをする用に専用設計されたものです。3/4ozより重いものになるでしょうか。素早くフォールし、リトリーブしても浮き上がりにくい。遠くからバスを寄せ、ヘビーカバーの奥からバスが見に来る…やる気がないバスでもフィーディングしてしまうような。

なぜスピナーベイトなのか?

スピナーベイトは比較的根掛かりが少ない。他の巻き物系ルアー、特にクランクベイトにはあまりにも厳しいカバーでも通せる能力を持っています。そしてそれは同時に水中のカバーがオダなのか、岩なのか、ウィードなのかを調べるのにも役立ちます。

スピナーベイトは、ベイトフィッシュを模倣するのも優れています。

小さなワカサギの群れであろうと、大きなオイカワの群れであろうと、適切なブレードのサイズ、カラー、形状によって、ルアーを本物であるとバスに信じ込ませてバイトさせることができます。もちろんそれは、ウィローリーフブレードのことを指しているのですが、ダブルウィローでも、コロラドブレードとのタンデムでもいいでしょう。

ウィローリーフブレードは魚の形に似ており、かなりの量の閃光を放ちます。ヘッドの重量とのバランスが適切な組み合わせで構築されることで、ストライクゾーンを良い姿勢をキープしつつ横方向に通過する時間を最大化できます。そしてそれこそが、スピナーベイトのスローロールが非常に効果的である理由です。重要なのは、ルアーをボトムまたはバスが付くカバーにしっかりコンタクトさせることです。

たとえば、ディープのウィードエッジで釣りをしている場合、深い方へ行くにつれ背が低くなるウィードに対して、ルアーがそのウィードに当たっているかを確認する必要があります。ルアーがウィードに絡まったら引き裂いて外し、ラインを張らず緩めずでフォールさせます。リトリーブを再開し、再びウィードの絡みを感じます。これを繰り返します。バイトは通常ルアーのフォール中、またはリトリーブを再開したときに発生します。

同じことがスタンプ、オダ、岩にも当てはまります。なにかにルアーが当たったら、ロッドティップをジャークしてみてください。この突然の動きとフラッシュは、逃げる獲物を演出し、バスを狂わせます。

夏のバス釣りにスピナーベイトのスローロール
Photo by thefishingwire.com

タックルセッティング

引用文(タップすると開きます)
To better facilitate these moves, it’s important to have the right balance of tackle. Big spinnerbaits require heavier line with stout rods and reels. My personal preference includes a Shimano 7’2” Expride casting rod in a medium-heavy action with moderate-fast tip. That length and action is ideal for casting big blade baits, as well as taking up slack on long distance hooksets. And I can feel every pulse of the lure as the blades turn. I pair it with their slower, 6.2:1 ratio Metanium MGL III reel, which allows me to retrieve the spinnerbait at the right rate of speed — assuring that it stays deep throughout the retrieve. The Metanium’s magnesium frame telegraphs even the most subtle vibrations, so I know what the lure is doing at all times. And it has the guts to handle big baits and big bass in thick cover. The line I spool it with depends on certain variables. If the water I’m fishing is super clear or the fish are line sensitive, I’ll go with 15- to 20-pound fluoro. If I want to “feather” the lure through the tops of submerged grass or brush, I may choose mono in the same pound rating for its buoyancy. In extra thick cover or if I know I’m on big bass, I’ll opt for Power Pro Super Slick braid — usually in the 30-pound class.

先ほど書いたことを実際にするためには適切なタックルバランスが必要になります。

大きなスピナーベイトは、ヘビー目なロッドとヘビーラインを巻いたリールを必要とします。

私の個人的な好みは、ミディアムファーストテーパーでミディアムヘビーアクションの7’2” のロッドです。その長さとアクションは、大きなブレードのスピナーベイトをキャストしたり、ロングキャストした先でフッキングするためのラインさばきのために理想的です。さらに、ブレードが回転した時のルアーの振動もしっかり感じとることができます。リールはギア比 6.2:1のシマノ・メタニウムのノーマルスピードのものと組み合わせます。これにより、スピナーベイトを適切なスピードでリトリーブしやすく、リトリーブしてもしっかりディープレンジを保ちやすくします。メタニウムのマグネシウムフレームは、かなり繊細な振動でも感じ取れるため、ルアーがどんな状態化が分かりやすいです。さらに、ヘビーカバーでビッグスピナーベイトとビッグバスを処理するためのパワーも持ち合わせています。

ラインについてはその状況によります。水が非常にクリアまたはバスがラインを嫌っていると感じた場合は、15〜20ポンドのフロロを使用します。水中のウィードやオダの上を舐めるように通したい場合は、同じポンド数でも浮力のあるナイロンラインを使います。ヘビーカバー、または私がビッグバスがそこにいるとわかっている場合は、30ポンドのPEラインを使います。

ルアー選び

引用文(タップすると開きます)
Assuming you have the right balance of tackle, let’s discuss lure choice. Most spinnerbaits used for this technique come with tandem blades, consisting of double willow or Colorado-willow combinations. That’s not to say that single spins won’t work, they will at times. But if you surveyed the top touring bass professionals, most would tell you they prefer a tandem model with a leading Colorado and trailing willow-leaf. The Colorado will provide much of the vibration, while the willow-leaf will better match the profile of live baitfish. Willows also provide maximum flash without forcing the lure to rise too much. Spinnerbaits designed for slow rolling are usually bigger in all aspects — the blades, frame, head and hooks are all upsized. But it’s important that all of these components are balanced and working together … even the skirt and/or trailer can influence the lures overall performance. Some anglers prefer super-sized trailing blades — No. 7 or 8 willow leafs. That’s fine if you’re after giant bass. But keep in mind, the larger the blade, the more resistance it will create, and the more likely the lure will “climb” during the retrieve. So, unless you have the patience of Job, I would suggest No. 5 or 6 willow-shaped blades. They turn easier, which can create more flash and vibration. I generally prefer a No.4 front blade (either Colorado or willow) paired to a No.6 trailing willow leaf.

タックルバランスが適切だと仮定して、次はルアー選びについて話していきます。

このテクニックに使用されるほとんどのスピナーベイトには、ダブルウィローまたはコロラド+ウィローという組み合わせのタンデムブレードとなっています。これは、シングルブレードがだめだという意味ではありません。それでも釣ることはできます。しかし、多くのトッププロに聞いてみれば、ほとんどの人はコロラドブレードはウィローリーフに交換し、ダブルウィローにすると言うでしょう。コロラドブレードは強い波動を出しますが、ウィーローリーフは生きているベイトフィッシュにより近くなります。ウィローリーフはまた、ルアーが浮きあがりにくく、かつ強いフラッシングがあります。

スローロール用に設計されたスピナーベイトは通常、すべてのパーツが大きくなります。ブレード、フレーム、ヘッド、フックなどすべて大型化されています。ただし、これらすべてのパーツのバランスが取れていて、連携していることが重要です。スカートやトレーラーも、ルアーの全体的なパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

アングラーによっては#7や#8といった超大型のウィローリーフブレードを好みます。あなたが巨大なバスを求めているなら問題ありません。ただし、ブレードが大きいほど抵抗が大きくなり、リトリーブ中にルアーが浮いてしまう可能性が高くなることに注意してください。ですから、忍耐強くリトリーブすることに慣れていない場合は、#5か#6のウィローブレードをお勧めします。これならより回転しやすく、より多くのフラッシングと波動を出せる可能性があります。

私の場合ですが、だいたいはリアが#6、フロントが#4のコロラドかウィローブレードを好みます。

私の開発したスピナーベイト

引用文(タップすると開きます)
Years ago, I designed a spinnerbait for Hildebrandt, specifically for slow rolling. We named it the Tin Roller. And, as you can probably guess, it’s molded with pure tin. We chose this material for several reasons. At the time of its design, a national ban on lead was being considered. Concerned, I worked with Hildebrandt to find an alternative material — one with similar properties but nontoxic to birds, mammals or fish. And after numerous trials, we found tin to be the best alternative. It wasn’t as good as lead. It was better! Here’s how. Because tin is much harder than lead, it transmits sound and vibration better. That means, when the lure is traveling and the blades are turning, the head, hook and shirt will shake more with each pulse. And that extra movement can attract fish. Also, because tin is approximately two-thirds the weight of lead by volume, a large profile spinnerbait can be finessed through structure with less chance of snagging … appearing more realistic as it pulses. When it comes to blade finishes, nickel-silver or gold are the two most common choices. Skirt patterns are normally white, chartreuse, or a blend of the two. If a soft-plastic trailer is added, its coloration usually matches one of these patterns. Obviously there are exceptions. But day in and day out, these are the most reliable combinations. These are the tools I use when fishing a spinnerbait through deep structure. Hopefully what I’ve shared will help you next time you’re out on the water.
夏のバス釣りにスピナーベイトのスローロール
Photo by thefishingwire.com

数年前、私はヒルデブラントというメーカーで、スローロール用のスピナーベイトを設計しました。私たちはそれをティンローラーと名付けました。その名のとおり、Tin(スズ)で出来ています。

この素材を選んだ理由はいくつかあります。これを作る時期、アメリカでは釣りに鉛の使用の禁止が検討されていました。この問題を避けるため、私はヒルデブラントと協力して、同じ特徴を持ちつつ、鳥や哺乳類や魚に無毒な代替材料を探しました。そして、何度もテストを重ねた結果、スズが最良の代替品であることがわかりました。鉛と比べても悪くない。いやむしろ良い!

理由は次のとおりです。

スズは鉛よりもはるかに硬いため、音と振動をよりよく伝達します。つまり、ルアーが移動し、ブレードが回転しているとき、ヘッド、フック、シャフトはより振動します。そして、そのアクションがバスを引き付けることができます。また、スズは同じ体積なら重さは鉛の約3分の2であるため、よりリアルなヘッドのスピナーベイトが根掛かりの可能性が少なく作れて、ストラクチャー全体をより精密に探ることができます。

ブレードに関しては、ニッケルシルバーとゴールドの2つが最も一般的な選択肢です。スカートのカラーは通常、白かチャート、またはその2つのミックスです。トレーラーを付けたい場合、トレーラーのカラーは通常、スカートのカラーと一致させます。これには例外もありますが、一致させるのが信頼できる組み合わせです。

今回の記事はあくまでも、ディープのストラクチャーでスピナーベイトを使うためのものです。うまくいけば、この記事が、あなたが次に釣りに出かけたときの助けになるでしょう。

夏のバス釣りにスピナーベイトのスローロール
Photo by thefishingwire.com

スピナーベイトもディープ専用になると今のところ多くの選択肢はありませんよね。

通常はシャローレンジを主戦場にする手返し重視のルアーであることがその理由だと思います。

しかし、近年のバス釣りの多様化は、メーカーにあらゆるニッチなニーズにもこたえることを求めています。

いえ、逆にメーカーがニッチな市場・ジャンルを掘り起こし、需要を喚起していると言ってもいいかもしれません。

つまり私たちはまんまとメーカーの売り文句にだまさr…納得させられ、素晴らしい商品として受け入れているのかもしれないということです。

そうだとしても、ディープ専用のスピナーベイトというのは個人的にも有効だと思うんですよね。

なぜなら元々ディープという世界はすべての釣りが遅く、非効率になるものだからです。

だったらば、ディープで他の人が使っていないルアーにいち早く取り組み、マスターすることは重要だと思うからです。

どのくらいのレンジからディープというかはまた別の話ですが、ディープ専用に設計されたスピナーベイトで徹底的にディープで使ってみるというのは、今後ますます有効になりそうな気はします。

まあ、私の意見などどうでもいいとは思うのですが(笑)、この記事にはそれくらい刺激がありました。

皆さんもぜひ、ディープのスピナーベイトのスローロール、マスターしてみてはいかがでしょうか。

それではまた。

毎度ありがとうございます!