確認!!オカッパリで釣れる場所【バス釣り初心者向け・基礎基本】

ボートの釣りに比べると、移動することに不自由するのがオカッパリの釣りです。ですのでオカッパリでは特に、釣る場所を間違えてしまうと大変なんですよね。では、どんなところに注意しておけばいいのでしょうか。
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Selecting Good Shore Fishing Locations for Bass”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:practicalfishin.com ”Selecting Good Shore Fishing Locations for Bass”Posted onApril 6, 2021 ByPracticalAngler
多くの方が楽しんでいる、おかっぱりでのバス釣り。
ボートの釣りとの1番の違いは、当たり前ですが、岸から釣るか、沖から釣るか、というところですよね。
この違いは、釣りそのものが違うというのはもちろんですが、ほかにも別の違いがあるんですよね。
それは、釣りの作戦の立て方なんです。
ボートの釣りも岸からの釣りも両方される方ならお分かりかと思うのですが、ボートで釣る場合、ボートを出船させて水温を見て、水質を見て、風の強さや向きを見てから釣るエリアを決めることが多くなると思うのですが、オカッパリの場合は、まず目星をつけたエリアに行ってから考えるという感じになりませんでしょうか。
そうです。オカッパリの釣りは、特に自動車で移動する場合は駐車スペースのことなんかを考えると、ボートの釣りよりもはるかに移動に関する自由度が低くなるので、まずは場所から決めるんですよね。
歩いて簡単に1周できるフィールドであれば、駐車スペースなんかはそれほど気にならないかもしれませんが、いずれにしても、まずはどこから釣り始めるかというエリア選びに関しては、オカッパリでは非常に重要です。
これまた当たり前のことを言うようですが、釣れるバスというのは、釣れる場所にいるわけですから、移動が大変なオカッパリの釣りでは、その釣れる場所というのを見極めることがその日の釣果につながる重要なことですよね。
では、実際のところ、オカッパリで有効になる岸の条件とは、どのようなものがあるでしょうか。
この記事は、アメリカのバス釣り専門ブログサイト「Practical Fishin」の記事で、運営のベテランアングラー、ジム・ヒッキー氏が、岸から釣る時の重要な要因を共有してくれています。
バス釣り初心者さんにとってはとても重要なことですし、ベテランアングラーさんにとっても間違いなく重要なことです。
ぜひ読んでみてください。
オカッパリのバス釣りで重要になる場所
- まず間違いなく重要なのが、時期によってバスやベイトフィッシュの両方がどこで活動しているのかということです。たとえば、春に釣りをする場合は、シャローのハードボトムというスポーニングに適した場所に焦点を当てる必要があります。一方、暑い夏であれば、多くのバスがシャローからは抜け出しており、ブレイクラインがバンクや岬に接近しているエリアの方が良くなるでしょう。
- 釣りをするフィールドの種類も重要です。フィールドのタイプは川、水路、湖、池、リザーバーのどれでしょうか?それぞれのタイプのフィールドには、バンク沿いに独自の種類のカバーや障害物(たとえばウィードやマンメイドストラクチャーなど)があるため、手始めにどこから攻めていくか決めなければなりません。
- さまざまなフィールドの岸際にはさまざまな種類のストラクチャーやカバーがあると言いました。しかしこれは、そのフィールドである季節には良くても、別の季節にはそうではないことがあることを忘れないでください。
- もう1つの重要な要因は、ベイトフィッシュとバスの両方のレンジと、そもそもそこにいるかどうかにも直接関係する、水の透明度です。
- ベイトフィッシュやその他のベイトはそれぞれさまざまな環境を好むので、岸から近いところでバスが活発にフィーディングしている時は、何のベイトを食べているのかに注意することも重要です。
オカッパリの釣りをするときに覚えておくべきもう一つの重要な注意事項
バスや他のゲームフィッシュは、フィーディングをするときのほかに、危険を回避する時にも振動を感知する能力を使用しています。そのエリアで普通ではありえないような振動が発生すると、岸際のバスは警戒し、活性が低くなることがよくあります。ですので、岸から釣りをするときは、絶対に目立たないようにしてください。

さて、この記事を読んで、どんな感想をお持ちになりましたか。
「結局どこが良いんだよ!」という感じになりましたでしょうか。それとも、「ふむふむ、そうだよね!」となりましたでしょうか。
この記事では、「こんな場所で釣りをしてください」という感じではなかったですよね。
分かりやすく言うと、次のような感じ
- 季節によって違うよ
- フィールドの種類によっても違うよ
- いつも同じカバーにいるとは限らないよ
- 水の透明度によっても違うよ
- ベイトのことも勉強した方がいいよ
- バスがいる場所が分かっても騒がしくしたら意味ないよ
こんなことを言っているんですよね。
「結局どこが良いんだよ!」と思った方、その通りです。バスはその時その時の環境などで気分を変え、自分の行動を決めるため、正解がないようです。
どんなベテランアングラーさんも「結局どこだよ」と常に自問自答しながら釣りをしているのだと思います。
ぜひ、これらの要素からバスの居場所を突き止めることを楽しんでください。
そして「ふむふむ、そうだよね」と思った方、その通りです。
分かっているのに、なかなかバスにたどり着けない…そういうところに面白さを感じている方なのでしょう。
毎年毎年、気候も気候が変化するタイミングさえも違うので、水質やベイトの動きが違ってしまったりするんですよね。
そういうところを読んで、予想通りにビシッと釣りが成立した時なんかがたまらないと思いますので、そのまま変わらず楽しみましょうね!
そして最後の「絶対に目立ってはいけない」というのは、オカッパリでは本当に気を付けたほうが良いと思います。
足音や話し声ひとつでバスはロックジョ―(口を開けない)状態になると思います。
釣りをするポイントは絶対正しい自信があったのに釣れなかったという時は、次は自分の行動に気を付けてみたらいいかもしれませんね!
バス釣りはぜひ、自分で正解に辿り着く楽しさを追及しましょう!
それではまた。
毎度ありがとうございます!