スパイベイトの使い方:アーロン・マーティンス

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スパイベイトの使い方:アーロン・マーティンス

数年前から釣れるルアーとして評価が高まってきたスパイベイトですが、もともとはオープンウォーターのスモールマウスバスをターゲットとされていたルアーでした。しかし時が経つにつれ、色々なシチュエーションで有効であることが分かってきているようですね。

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”I Spy(bait) With My Little Eye: Aaron Martens’ Spybait Secrets”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:majorleaguefishing.com ”I Spy(bait) With My Little Eye: Aaron Martens’ Spybait Secrets”By Tyler Brinks – January 23, 2020

バス釣り業界には何年かに一度、新しいタイプのルアーが生まれ、ブレイクすることがあります。

ちょっと前から振り返ってみますと、古い方から順番に、スモラバ、チャター、ビッグベイト、アラバマリグという感じでブレイクしていませんでしょうか。

そういったブレイクスルーを果たしたルアーで最も新しいのが「スパイベイト」というルアーではないかと思います。

スパイベイトは細長いミノーシェイプのボディの両端にプロップがついたシンキングルアーで、中層をタダ巻きで使うルアーです。

ただ実は、このタイプのルアーは最近になって新しく登場したものではなく、1900年のはじめにあのヘドンから発売されていました。トップウォータールアーのイメージが強いヘドンですが、ヘドンが最初に作っていたのはシンキングのダブルプロップなんですね。

それが現代版にブラッシュアップされ、再ブレイクしたという感じでしょうか。100年後の再ブレイクなので、当時とは何もかも違いますから、新しいルアーと言ってもいいような気もしますけどもね。

皆さんはこのスパイベイトというジャンルのルアー、お使いになりましたでしょうか。

残念ながらこのルアー、日本ではいまひとつ人気がありません。それは、もともとこのルアーのターゲットがスモールマウスバスであることが原因の一つかもしれません。日本ではそのあたりのことは声を大にできませんもんね。

たしかにこのルアーはオープンウォーターのスモールマウスバスをターゲットとしてブレイクしたと思います。しかしブレイクから数年、プロの間ではより多くの場面でこのルアーの出番が増えてきたようです。

この記事は、アメリカメジャーリーグフィッシングの公式サイトにある「メジャーリーグレッスン」の記事で、メジャーリーガーのアーロン・マーティンスに取材されたものです。

古くからそのポテンシャルに気づき、スパイベイトを使っていた彼の取材内容とは、どんなものなのでしょうか。

ちょっと読んでみたいと思います。

スパイベイトが有効になるシチュエーション

引用文(タップすると開きます)
The spybait is a unique reaction lure, as it produces minimal action as it slowly comes through the water column. In typical Martens fashion, he has a unique way of looking at these lures.

“It is like a baitfish swimming along with a blindfold on, totally oblivious to what’s going on as it swims by itself,” Martens says. “The bass watches it and starts to follow it, and then it just eats it.”

This non-action is part of the effectiveness of this style of fishing, and even though Martens says it works all year long, there are key times when it is the best option.

“It’s like a jerkbait in that you can catch fish all year with it, as long as the water has at least a few feet of visibility. Also, the clearer the water, the better,” Martens says. “I would say the prespawn to late Fall is the prime time, but it will get bites any time of the year.

“Spybaiting shines on the days when it’s too calm to throw a jerkbait, and works great when the fish are scattered because it’s a finesse reaction bait that you can use to cover water.”

スパイベイトは、中層をゆっくりと最小限のアクションで通してリアクションバイトを得るという特殊なルアーです。マーティンスがこのルアーを使うときは、彼独特の見解を持っているようです。

「これは目隠しをされて泳ぐベイトフィッシュのようなもので、後ろから追われていることにも気づかずひとりで泳いでいるような感じです。バスがそれを見つけると追跡を始め、ただ食べます。」

このノーアクションこそこの釣りの有効な部分であり、マーティンスはこれが一年中有効であるとしつつ、最も効果的になる時期はあると言います。

「ジャークベイトと同じように、数メートルの透明度があれば一年中バスが釣れると言えます。また、水質はクリアであるほど良いです。最も釣れるのはプリスポーンの頃から晩秋までだとは思いますが、一年中有効だと思います。」

「スパイベイトをするなら、ベタ凪でジャークベイトにはあまり向いていない日がいいでしょう。バスが散って広い範囲をカバーしたいとき、フィネスリアクションルアーとして機能します。」

スパイベイトの使い方:アーロン・マーティンス
Photo by major league fishing.com

アーロンマーティンスのスパイベイトの使い方

引用文(タップすると開きます)
One of the biggest keys to fishing a spybait effectively, according to Martens, is a slow and steady retrieve and a horizontal presentation.

“I cast it, let it sink, and then slowly start bringing it through the water column,” he advises. “Like all reaction baits, you have to figure out the right depth and cadence they want that day. They have a nice wobble, even at very slow speeds.”

Martens advises to experiment with the bait to determine the rate of fall for your gear and line setup, and then use a countdown method to fish the bait in different depths. The simplest way to do this, according to Martens, is to drop it down beneath the boat and count how long it takes to reach the bottom.

“You can get the feel of it pretty quickly and notice how fast it is falling,” Martens shares. “I’ll also sometimes just stop reeling and see how long it takes to hit bottom, to see where the bait is swimming.”

マーティンスによると、スパイベイトで効果的に釣るための最大の鍵の1つは、スローステディリトリーブと水平なプレゼンテーションです。

「キャストしたら沈ませ、ゆっくりと中層を通し始めます。 他のリアクション系ルアーと同様に、その日に反応のいいレンジやスピードをつかむ必要があります。 スパイベイトはかなり遅いスピードでリトリーブしても、しっかりロールします。」

マーティンスは、このルアーに使っているタックルやラインの組み合わせでフォールスピードがどうなるかを見て、フォール中はちゃんとカウントを数えてさまざまなレンジを通すことを勧めています。 これをするためにマーティンスがまずやることは、ボートの真下へフォールさせ、ボトムに着くまでにかかる時間をカウントすることです。

「これをすると、意外にも早くフォールしていることが分かると思います。リトリーブ中に時々リールを止めて、ボトムに着くまでの時間を計り、ルアーが泳いでいたレンジを確認するのもいいでしょう。」

スパイベイト用タックル

引用文(タップすると開きます)
This is primarily a finesse tactic with spinning gear, but Martens says some of the heavier baits can be fished on baitcast gear.

“A medium rod between 7-foot-2 and 7-5 is a good choice,” says Martens, who prefers the G. Loomis NRX 7-3 medium 872S JWR spinning rod paired with a 2500-size Shimano Stella.

He spools his reel up with 5- to 6-pound Sunline FC Sniper Fluorocarbon, and switches to 7-pound if the water is warmer.

“If it’s not gin clear, you can get away with braid to a fluorocarbon leader,” Martens says.

All of the baits he uses are made by Duo Realis, a Japanese company that helped to pioneer the technique in North America. The original Spinbait 80 is Martens’ first choice, but the heavier Spinbait 78 Alpha is another one of his favorites.

これは主にスピニングタックルでのフィネステクニックですが、マーティンスは重めのルアーを使う場合はベイトタックルも使うとのことです。

「7’2”から7’5”のミディアムロッドが良いでしょう。」マーティンスは、G・ルーミスNRX 7’3”の872S JWRミディアムアクションスピニングロッドと、シマノ・ステラ2500を組み合わせています。

ラインはサンライン・FCスナイパーフロロカーボンの5〜6ポンドを巻き、水温が高いときは7ポンドにしています。

「超クリアウォーターでなければ、PEラインにフロロカーボンのリーダーでもいいでしょう。」とマーティンスは言います。

彼が使用するルアーはすべて、北アメリカでこのテクニックの先駆者となった日本のメーカーであるDuoレアリスによって作られています。 マーティンスはまずオリジナルのSpinbait 80(スピンベイト80)を使いますが、より重いSpinbait 78 Alphaも彼のお気に入りの1つです。

スパイベイトの使い方:アーロン・マーティンス
Photo by major league fishing.com

レアリスから発売されているスピンベイト80がアメリカのスパイベイトブームの火付け役になっているのですが、では、このルアーはどこで生まれたかと言えば、日本の琵琶湖(北湖)ですから、発祥のことを考えると、クリアウォーターで有効とはしつつも、必ずしもスモールマウスバス用ということはありませんね。

しかし、これがアメリカへ持ち込まれた段階で、クリアォーターといえばスモールマウス。という図式にバッチリハマったこと、しかも当初はかなりのシークレットだったということを考えると、「スモールマウスにめちゃくちゃ効くルアーがあるらしい」という噂が先行し、一般的にはスモールマウス用のルアーという位置付けになったという感じなのでしょうか。

日本ではラージマウス用に開発され、アメリカではスモールマウス用としてブレイクしたということであれば、これはかなりの最強ルアーといってもいいはずです。

もっと日本で使われてもいいような気はするんですけどね…。

ちなみに私の使い方はキャストしたらボトムまでフォールさせ、ボトムに着いたと思ったら根掛かりしないようにすかさず巻き始め、とにかくブレないように安定してゆっくり巻くことを心がけている、それだけです。

これでバスがいればいきなりガツーンと来るか、リトリーブ中にコン、コン、と来て「おっ、来るぞ来るぞ」となって次にグイーンとなるという感じです。

楽しいですよ!

ただしノー感じの釣りになりますので、釣れないとすぐにあきらめてしまう系の釣りかもしれません。1本釣れればね、そのあとも信頼感をもって釣りができるんですけどね。

ノーマルのスピンベイト80はこちら

ノーマルよりもフロントヘビーにしたロングキャスト&ディープ仕様のG-Fixはこちら

使い方は非常に簡単、でもノー感じがちょっと難しいというやっぱり独特なルアーですが、思い出してください、ヘドンは100年前にこのルアーを作っていたんです。それからヘドンがトップウォータールアーのメーカーに変身するまでの50年もの間、これが売れ続けていたんです。

なぜかと言えば、この釣りがよく釣れたからなのだと思います。

まだお使いになったことがない方は、ぜひこのフィネスリアクションというジャンルを試してみてください。

そしてここでいきなりですが私の自慢です

スパイベイトの使い方:アーロン・マーティンス

これは2018年にアーロンマーティンスが来日した時に友人がもらってくれたものなのですが、なんと彼が生まれて初めて書いた日本語が「あざーす店長」ということらしいんです(笑)!やった!

これは嬉しかったです。家宝です。持つべきものは友達ですね! 右下の「たく」というのは…まあDUOレアリスですのでね、タクちゃんもいたんですね…これで価値が下がるわけではないのでいいんですけどね(笑)

そんな感じでささやかな自慢に皆さんを巻き込んでしまってすみませんでした!

それではまた。

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