岩場のバスを釣るのに有効なルアー4選

こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Bass On The Rocks: 4 Proven Baits For Fishing Around Rock”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:shopkarls.com ”Bass On The Rocks: 4 Proven Baits For Fishing Around Rock”
バス釣りをしていると、色々なシチュエーションで釣りをすることが多いものです。
バスは基本的にはカバーに着く魚ですから、ベジテーションやオーバーハングブッシュや桟橋などのカバーの種類を見ても様々ありますし、カバーがないところでは地形変化に着くということですから、ブレイクラインや段差、ミオ筋などの見えない地形変化を意識して釣りをすることもありますよね。
いろんなシチュエーションがあるものですから、その人によって得意・不得意や、好き・嫌いなシチュエーションというものも出てきます。
ところで、岩場というシチュエーションはどうでしょうか。
ボトムが岩で構成されたポイントというのはどのフィールドでも人気ポイントになっているのではないかと思います。
岩場というのはだいたい水通しがいい場所であることが多いため酸素が豊富で、岩陰に身を隠すことができ、ベイトも多いということでバスが着きやすいのだと思います。
ベイトという面で見ると、回遊してくるベイトフィッシュのほかに、岩場を主な住みかとするザリガニがいるということもあり、バスにとってはどちらも狙える好条件となります。
ただし、岩場というのは根掛かりも非常に多くなるため、好きか嫌いかで言うと意見が分かれるところでもありますね。
この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、そんな岩場を攻略するためのルアーを4つ、紹介してくれています。
この記事では岩場のザリガニにフォーカスを当てており、その点でのルアーセレクトとなっています。
ぜひザリガニをイメージしながら読んでみてください。
ラバージグ
ジグトレーラーとしてチャンクやクロー系ワームを付けるというのは、年間を通して最も効果的なザリガニを模倣できるものの1つです。 重めのジグでボトムを這わせることで、岩に沿って歩くザリガニを模倣することもできますし、軽めのジグをリフト&フォールさせて外敵からから逃げるザリガニを模倣することもできます。

クランクベイト
ザリガニカラーのクランクベイトは主に春に有効なものですが、岩が多い湖では秋にもマッドバグ(アメリカのザリガニの一種)を模倣するものとしてよくバスが釣れます。 早春はこぼれ岩のあるバンク沿いをザリガニカラーのミディアムクランクをスローリトリーブします。 水温が上がるにつれて、こぼれ岩から砂利の混ざるバンクに注目するようになり、クランクベイトをやや速めのペースでリトリーブし、ボトムに多めにぶつけていくようにします。 秋には岩場のバンクに沿ってミディアムステディリトリーブを心がけています。

ツインテールグラブ
ツインテールグラブをボトムで立ち姿勢となるようなジグに取り付けるのは、プリスポーンやスポーニング中のバスが砂利のバンクに集まってきているときに最適です。 このザリガニを模したもので様々な使いかたをすることで、プリスポーンのシャローを回遊するバスからのバイトを得るきっかけとなります。跳ね上げたり、ボトムをズル引きやシェイク、ゆっくりとしたリフト&フォールなどができます。 バスがネストに着いている時は、グラブをネストの上まで持って行って置いておきます。 時々ロッドをトゥイッチすることで、グラブのテールが生き生きと動き、ベッドのバスを悩ませます。

クロー系ワーム
クロー系ワームのテキサスリグは、スポーニングのバスに対して理想的なルアーです。 ツインテールグラブの項目と同じプレゼンテーションをすることで、ベッドのバスが効果的に食ってきます。 バスはネストの中に立っているクロームワームを食わずにはいられません。
アフタースポーンでバスがよりディープに落ちて行ったとき、ダウンショットリグやシェイキーヘッドジグにクロー系ワームを付けることによってそれらの魚を釣ることができます。 シェイキーヘッドでのクローワームはボトムに着いたバスに最適で、ダウンショットでのクローワームは岩場のボトムの少し上にサスペンドしたバスに適しています。

岩場の話になるとどうしてもネスト絡みの釣り方が出てきてしまうもので、ネストを釣らない主義の方には少々耳が痛いといいますか、心苦しい記事となってしまいましたが、バスにとってザリガニというのはそれほどに有効なエサであり、驚異の侵略者でもあり、放っておけない存在なのでしょう。
こちらの動画はスモールマウスですが、岩場を這うザリガニに対する反応がよく現れている動画で、水中のイメージをしやすくなると思います。
スモールマウスだからかどうかはよくわからないのですが、おっかなびっくり食べているようですね。ラージマウスならもてあそぶようなことはせず、ひと口で食べてしまうのでしょうか。
猫を観察されたことがある方はお分かりかと思うのですが、猫は獲物を狩るとき、一発で仕留めるようなことはほとんどなく、散々遊んだ挙句、弱った獲物を口に咥えて自分の住みかまで運んでいくのですが、それと同じような感じなのでしょうか。猫とバスは似ていると言いますが、どうなんでしょう。
また、この動画を見ていると、ザリガニを模したルアーとは言ってもボトムだけではなく浮かしてフォールさせる動きも有効なんだなということが分かりますね。
岩の多いポイントでは根掛かりを回避しながら釣るということだけでも大変なのですが、この記事にある通りラバージグやダウンショットなど根掛かりの比較的少ないルアーを使いながら、バスの興味を引きたいものです。
当店のおすすめクロー系ワームはこちらです
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000002135
Z-MAN独自のフローティング素材でできたクロー系ワームですので、ジグヘッドやラバージグに装着すればそれだけでボトムで立ち姿勢になり、上の動画でザリガニが見せた威嚇姿勢を模倣します。
また、日本では珍しいマッドバグカラーもあり、アメリカから来たバスですから、そのDNAを刺激されバイトに至るでしょう。
http://www.nojiriko-fishing.com/smartphone/detail.html?id=000000000078
釣れるクロー系ワームとして人気のチャンクローの最小サイズとなる2.8インチバージョンは軽いリグにしたときのわずかな動きやスローな動きでも各パーツが良く動くように設計されています。
ザリガニ食いのバスがいる場面ではぜひ使ってみたいワームですね。
ザリガニが生息する水域では、岸際をよーく観察するとザリガニを見つけることができますので、そんな時はぜひ、この記事を思い出して試してみてくださいね。
それではまた。
毎度ありがとうございます!